カルフール・サクソフォン・カルテット@ジャズ喫茶スワン(2/7)
カルフール・サクソフォン・カルテット@ジャズ喫茶スワン(2/7)
宮田麻美(ss) 久保田麻里(as) 藤井政美(ts) 前田悠貴(bs)
新譜『Have You Heard?』の待ちに待ったリリースライブ!
去年、この新譜を聴いた時から、目の前での演奏を楽しみにしてました!
30分前に行って、後から行ったのに相席で目の前の席をぶんどる。。。m(_ _)m
まずは、リーダー宮田さまがライブ始まる前のお言葉斉唱。(和むわぁ。。)
1曲めはMaike More「For You」、わぁ!!やっぱり、すごいすごい!目の前に座ったせいもあって 大迫力です♪ 四重奏って楽しい!
藤井さまのMCがあって「The Way Up」。モチーフを転調しながら繰り返して行くところがツボるのですが、いいとこ取り短縮ヴァージョンもパット・メセニーのエッセンスがぎゅぎゅっとつまって、四重奏の迫力も満載♪このヴァージョンはテナーとソプラノの役割を交換しているのですが、それも納得のソプラノソロ。
藤井さま曰く、名盤にひっそり佇んでる名曲メドレー。「The Bat 」「For a Thousand Years」。しっとりと、そしてホーンでメロディを奏でる美しさを。ハーモニーも素敵で目がハートのドキドキものです♪
1st最後の曲は「Have You Heard ?」。PMGの曲はキメキメなんだけど軽やかでポップ。高速で4本が走り抜けるのは至難の技なんだろうけど、それはそれは躍動感があって楽しい!息継ぎにもめげずに?快走、快走、盛り上がりました!!
休憩中に大変申し訳ないとおもいつつ、『Have You Heard ?』の限定版についていたサックの写真に各自サインをいただきました!
サインの一つ一つに大変個性がでていて楽しかった♪
2ndは、カルフールのアルバム『July』に入っている「July」の作曲者Michael Torkeの「May」。我が未知の領域クラシックの作品なのですが、次々と現れる場面展開に手に汗を握って聴き惚れました。おっしゃる通り、綺麗なグラデーションのタペストリーを織り上げるような繊細なさ。当たり前だけど、誰か一人が一個の音符を取り間違っても美しい世界が崩れるんですよね。すっごい、集中力ですよね。
やはりクラシックからのバロック作品でHenry Purcellのオペラ「妖精の女王」から3曲。3曲とも短い可愛いらしい曲でした。「ホーン・パイプ」って曲のタイトルしか覚えておらんのですがぁ。。(^_^;)
久保田さま、検索したけど、、ようわからんかったです。。m(_ _)m
ええと、、Michael Torkeの曲はミニマルミュージックの手法で描かれており、私が普段聞いているジャズの世界にも通じるものがあったのですが、やはり、こちらはなんというか気品高い感じ。そうくるか!って、感じです。はい。
最後の曲は、中央アジアの民族音楽だそうで、印象に残ったのはエキゾチックな旋律よりもエモーショナルな各自のソロ!いやぁ、ソロのなかった前田さまも含めて本当にかっこよかった。
万華鏡の中に入り込んだみたいっ!
で、アンコールはお友達の5年越しのリクエストのようで、スタンダード「Someone To Watch Over Me」。極上のハーモニーと情感豊かな演奏で終演。
旅のお疲れを感じさせない精密で繊細さ集中力。4本のサックスの為に工夫されたアレンジ、思いっきりのよいソロ、何をとっても素晴らしかった。
当然、どの曲にもリズム楽器がまったくないのに全然ブレずに躍動感ある演奏。
個人的には、大好きなパット・メセニーの曲の持ってるカラフルで壮大な音風景が目の前に広がる楽しいライブでした。
この後、三条、新潟、伊那、名古屋とライブが続きます♪
是非是非、ぜ〜〜ひ、お近くの方、、お足をお運びください!
んじゃ、退散♪
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