「三木俊雄オルガントリオ」@ジャズフラッシュ(11/2)
「三木俊雄オルガントリオ」@ジャズフラッシュ(11/2)
三木俊雄 (ts)、西川直人 (org)、海野俊輔 (ds)
去年も4月に同じメンバーでいらしてくださったテナーサックスの三木俊雄を中心とするトリオ。
私的には久しぶりのライブ参加!参加前から燃えてました。
去年の「サロンド笑天街」でのライブは冒頭からノックアウト!今年も楽しみにしてましたぁ。
サックスカデンツァから始まったVictor Lewisの「Hey, It's Me You're Talking To」からもう大興奮。
互いに煽りあって一気に駆け上がる素晴らしい演奏。
次曲は人気ビッグバンドNo Name Horsesのための楽曲三木俊雄作「Moon Flower」15人編成の曲をたった3人で挑むわけだが、それぞれのダイナミクスのコントロールが巧みで静と動がはっきりとして秀逸。西川直人作「Woodpecker」、明るく始まった後、オルガンソロに口あんぐり、そこにコルトレーンライクなサックスがスピードを加速させてかぶさる!
続いては思索的なムードなマクラフリンがマハヴィシュヌ・オーケストラで演奏した「A Lotus On Irish Streams」。サックスの表現力の深さに感動。それを彩るオルガンとドラム。すんばらしい!そして、1セット目の最後はみんなが知ってるジャズメッセーンジャーズの「Moanin'」。これが、洗練されていて、しかもめちゃファンキー!自ら煽りをいれてオルガンのかっこいい演奏がつづきます。いぁ、オルガンかっこええ。そして、エキサイティングで多彩なドラムソロ!
2セット目もジョーヘンの「The Kicker」で熱く始まった。そして、西川オリジナル「Alive」。と、スタンダードで「Like Someone in Love」、三木オリジナル「Saudade」。
三木オリジナルは2曲ともブラジルの光と影を感じるちょっと切な系の曲。ショーターとか吹いていそうです。。
ラストは熱く燃えがる「All the Things You Are」。イェーイ。って、ことで、ブロウ&ブロウでございますよ♪当然、アンコールの拍手。しっとりとスタンダードで終演。って、タイトル失念。
ジャズ界きっての論客家三木さま、オルガンとドラムのプッシュに、重厚さと繊細さ、豪放さとエレガントをを兼ね合わせたナイトクルージング!まじ、心奪われます。
ベースラインをひきながらのオルガンの流麗なフレージングとドラムの要所要所にアクセントの効いたスティックワークにも惚れ惚れ。。
3人で登り詰めるときの一体感、高揚感も半端ありません!
各自の音のコントロールが絶妙なので 絶頂感も半端ないのです。
3人とは思えない音のハーモニー! 小さな編成でオルガンって、最強な武器ですね。
去年CDにサインいただいたので、今年は三木さまの「深夜奏書」にサインをいただきました♪
西川さまはギター入りの新譜を出されたとのことでこれにもサインをいただきました。
どうか、皆さま、、また 来てくださいね。m(_ _)m
んじゃ、退散♪
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