大人Barは「Just The Two Of Us / Cæcilie Norby & Lars Danielsson」で決まり♪
私たちの世代は「Just The Two Of Us 」といえば、グローバー・ワシントンJr.のメロウな曲が蘇りますよね!でも、これはあくまでタイトル。仲のよい二人が二人で創り上げた作品だからのタイトルです。
★Just The Two Of Us / Cæcilie Norby & Lars Danielsson★
ラーシュ・ダニエルソンとセシリー・ノービーは実生活でもパートナーです。
ノービーの作品のほとんどにダニエルソンは参加しています。
ノービーは低く太い声でしっかり感情表現するので ちょっと怖いときもあります。笑
今回はデュオということで、全般ダニエルソンのベースとチェロが堪能できます!!
オープナーのジョニ・ミッチェルも「Both Sides Now」は2人で好きなようで 過去に何回か別のヴァージョンがありますが、ダニエルソンをバックに歌うノービーの情感こもった歌に胸がしめつけられるようです。そして、独奏状態のダニエルソンの甘いフレーズに心奪われてしまう。。
ノービーはいろいろな唱法でベースやチェロと絡み、ユニゾンし、心から信頼していることが伝わって来る威風堂々とした歌を披露してくれます。
曲によってサンプリングがかぶさったりするものもあるのですが、アルバム全体に
ちょっと「Don't Know Why」似のポップな曲「Cherry Tree」ではギターを弾くダニエルソンも聴けます。音空間は「間」によって決まるから、ギターもダニエルソンの世界です。
「And It's Supposed To Be Love」では、ダニエルソンがマリンバを叩いてる!基本は2人なので各曲で2人でいろいろと工夫していて、本当に楽しい。
曲も深遠なものからポップな曲、アフリカ音楽?を意識したような曲まで多彩。
でも、タイトルのように「Just The Two Of Us」そして、静かな空間。。
終演はお得意の「Hallelujah 」を、まさに荘厳に。
1日の終わりの穏やかな時間を供にするのにぴったりな大人の音楽。
1. Both Sides Now
2. Double Dance
3. Liberetto Cantabile
4. Sad Sunday
5. Cherry Tree
6. And It's Supposed To Be Love
7. Wild Juju Child
8. Toccata
9. Wondrous Story
10. Wholly Earth
11. Sarabande
12. Ghost Lullabye
13. Hallelujah
Lars Danielsson (b,cello,g)
Cæcilie Norby (vo,perc)
ダニエルソンさま、、来日しないかな。
でも、来週はラーシュ・ヤンソンさまが来日しますよね。
密かに、、今年は!って、おもってるのです。。
んじゃ、退散♪
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