2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

音楽で拡がる輪

« 夏の新潟ジャズストリート 前半戦♪ | トップページ | 夏の新潟ジャズストリート 後半戦♪ »

2015年7月23日 (木)

夏の新潟ジャズストリート 中盤戦♪

この渡りが一番きつかった。。
一つ前の「竹腰肇トリオ」と「Bossa Demais」は終わりと始まりの時間が一緒。
でも、比較的会場は近いので、「竹腰肇トリオ」が終わるとご挨拶もほとんどなしで外に飛び出ると雨ですねぇ。会場のふくわうちは部屋が二つに仕切られてるんだけど、どうにか演奏に近い部屋の壁際に。

Bossa Demais (ボサ・ジマイス)/山形@ふくわうち滋烈亭

Mello(g,vo) Kitti 横倉(g)

このユニットも初めてジャズストリートに参加したときからのファンで見逃せません。小さな声でそっと囁くように歌えばボサだと思っている人も多いのだけど、ここは本格派。2人ともギターが上手く、特に横槍さまのギターは絶品。Melloさまのアンニュイなお歌とぴったりはまって極上の癒しの空間です。
MC聞いてるとストリートと同じこといってるよなぁ。。って、おもったけど、まぁ、仕方ないべ。以前よりずっとMCもうまくなったべ。
2人ともタイム感がしかっりしていてどの曲も最後まで崩れない。ボサはリズムでしょう。。って、月のカケラのU-koさまが、子供用の楽器でリズムを入れてくれて少し空間が彩られる。
ブラジルやらフランスやらオタクなメロウ曲もエリントン曲「Satin Doll」も彼らのメロウサウンドになっておりまする。ライブが終わったら「夏」が終わってしまった気分になった。。

で、終わったあとはここでゆっくり「つじつじ」の開始時間を待つはずだったのだけど。。
竹腰トリオの島田さまが今日帰ることが発覚。あわてて、場所を移動してご挨拶だけでも!って、暴風雨の中を外に。。
東堀通りの「そうず」というオシャレなお店で打ち上げ中にお邪魔したんだけど、、結局、そのあとみんなでふくわうちに移動することになった。。何やってるんだか私。。


つじつじ/千葉・三重@ふくわうち滋烈亭

辻恭子(vo) 辻啓介(b)

夫婦でないけど、苗字の一緒なので「つじつじ」。明るくおおらかな辻恭子ことつじきょんとオタクで大酒呑みだけどベースのうまい辻啓介。
ヴォーカルとベースのデュオは難しいです。ギターやピアノと違ってメロディをずっとサポートできないものね。あと、ヴォーカルが音程とるのもとっても大変だと思う。
なのに、ベースさまからのリクエスト曲「Everybody`S Song But My Own」とか難しいもの多し。ノーマさまが歌うケニー・ホイーラー曲なんだけど、奇しくも次の日?ジョン・テイラーが亡くなっやので追悼曲になりましたね。慈悲深い温かな声でスキャットを操って、一見地味そうな、、でも、強力な後押ししてるベースと心通い合う素敵なユニットです。ベースの歌の伴奏はピッチがしっかりしていることが前提ですものね。ライブは、ボサだの変わった理由で選択のスタンダードだのとても良い時間だった。そう、あっこさまの「ひとつだけ」での愛の言葉の交歓もよかったなぁ。新曲を沢山増やそうとするより、じっくり2人の世界を築き上げる方がこのユニットにはあってるよねっ!

このあと、ふくわうちにいらしてた方々とご挨拶したり、話したりしてたら。。

Eclat(Sumiyo Trio)/愛知@ジャズフラッシュ
Sumiyo(p) 林香奈(b) 上野智子(ds)

このユニットの会場フラッシュに入れなくなった。
ここのアグレッシブでお美しいベーシスト林香奈さまのファンなのになぁ。。
「ちょっと前に、団体さんがはいちゃったのよ」って、あっこ女将の言葉で、、
近くの「じょうご」でうだうだする。今日はじめての日本酒でっす。
で、次は早めにと移動し、いつものカウンター前席を確保。

伊地知晋平カルテット/東京@ジャズフラッシュ

伊地知晋平(ts) 楠直孝(p) 土田耕一(b) 西尾研一(ds)

今日のフラッシュのトリですね。
なんと、ライブはガラスの割れる音で出発!笑 
伊地知さまのオリジナルを中心に力と力がぶつかり合うような真っ向勝負の構図です。
一発目から飛ばします。いきなりハイテンションなテナーの雄叫びに全員が呼応する。高速で飛ばしまくるピアノ、煽るドラム、強靭なバネで後押しするベース。フラッシュの気温があがりまくる。おざなりのソロは取らない。
テナーサックスの破壊力あるブローも魅力だけど、リズム陣が実に強力。恐ろしい。。。
途中、ピアノとドラムの対決の図になって、常軌を逸したピアノソロ、それに応えるドラムソロ、圧巻でしたね。私もどこか線がきれまして、笑い声がでてしまいました。
伊地知さまのストレートな?性格を表すようなオリジナル曲もスタンダードもとても良かった。
まぁ、何を演奏しても結局強力なソロの応酬になって観衆もやんや!エリントン曲は「In A Sentimental Mood」!サックスのテーマの後ろでピアノ連打が後ろで後押し、ソロも美しく素敵な演奏です。最後は「Impressions」!!このメンバーで燃え上がらないわけわない。。。(炎上ともいうでしょう。。。)
まじ、すごかったです!

って、ことで、、1日目はフラッシュのセッションを少しだけ聴いておしまい。
お店によっては、ライブ後に真夜中のセッションが繰り広げられます。
毎回、語り草な出来事があるんだけど、私は集中力も限界でした。
二日目につづく。。

んじゃ、退散♪

« 夏の新潟ジャズストリート 前半戦♪ | トップページ | 夏の新潟ジャズストリート 後半戦♪ »

JAZZ」カテゴリの記事

コメント

お褒めの言葉、大変有り難き幸せにございます(笑)。聴いて頂いてる方には、こんな編成では飽きてしまうのでは、と思って足がすくみそうになりながらも、つじきょんさんのMCで持ち直しつつ図々しくやらせて頂いてる感じです。益々悩みは深まりますが(笑)、また頑張りマス。

温かいメッセージ、いつもありがとうございます。前日まで、声を出さず、音源もほとんど聴かず、イメージトレーニングのみで、すごく不安でした。でも、当日はじーつーさんのベースに支えてもらって、安心しながら歌えました。
曲をただこなすだけじゃなくて、つじつじならではの音を作っていけたらいいなぁー。やればやるほど難しい。
そんなわけで、来年目指してまた精進します。^_^暑い日々、ご自愛ください。

じーつーさま、世界的名盤的にはこの編成のユニット多いですよね。
でも、周りには「つじつじ」くらいしか、、今は思いつか無いので、、ぜひ、悩みを深めて続けてください。
デュオは基本的に好きです。で、難易度高いほど好奇心と興味でいっぱいになりますです〜。
口はとんがってもええので、頑張れ〜♪

つじきょんさま、この度も楽しい時間をありがとうございました。
「つじつじ」は、ちょっとトラブル?もあったけど めげずに挑戦する姿がかわいかったです。

じーつーさまのMCは、まだまだなんだけど、、
でも、やっぱり、ずっとしゃべりっぱなしは大変なので、、
じーつーさまにMCを練習してもらうのが来年むけての課題であろう。。。なんちゃって。笑
「つじつじワールド」 、、また、楽しみにしております。

詳細かつ的確なレポートをありがとうございました!
オリジナル曲中心のライブは最近やっていなかったので、新潟の熱心なお客様の前で演奏できて幸せでした。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします!

IJICHIさま、豪快なブロウで暑さ100倍ありがとうございました。笑
そして、IJICHIさまも初コメありがとうございました。

ええと、私の知り合いの海賊盤屋さまによれば
「アンコールのimpressionsはSteve GrossmanのLive At Someday Vol.1収録の同曲とタメを張れるくらい素晴らしかったです。」
との ありがたいお言葉。
コルトレーンの命日になぜか。グロスマンの演奏のImpressionsを聴いた私的にもとっても感慨深い演奏でした。

新潟のお客さん、熱心ですよねぇ。。普段のライブにもあのくらい人が集まるといいのにな。
って、また、いらしてくださいね!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 夏の新潟ジャズストリート 中盤戦♪:

« 夏の新潟ジャズストリート 前半戦♪ | トップページ | 夏の新潟ジャズストリート 後半戦♪ »

無料ブログはココログ