Sings Standard / Sinne Eeg
日本盤で『シングス スタンダード』とありますが、、ジャケットには『Eeg Fonnesbæk』とあるだけです。
やっほぉ〜♪嬉しすぎるアルバムのリリースです!
んもぉ、この一週間の寒さとお疲れを癒やすアルバムはこれしかないでしょ。。。
ファーストアルバムの『Sinne Eeg』から去年でた『Face The Music』 に至るまで、彼女のアルバムを沢山ぽちってきました。そのたびに、「はやく、デュオでないかなぁ〜」だったのですが、、新譜はデュオ!!
でもまぁ、わたしの頭の中には、Lars JanssonとかJacob Christoffersenとのピアノとのデュオだったのですが、なななぁ〜んと、彼女が選んだのは、その一歩行くベースとのデュオでした。コード楽器より華やかさはないけど、より大きな空間ができるので歌姫の実力がバレバレですね。そして、一語一語の絡みで人間っぽいことが可能で名盤が多い組み合わせですよね。お相手はThomas Fonnesbæk!ラーシュ・ヤンソンとのトリオでメキメキ売り出して、リーダー作もだしちゃったベース大国デンマークの若手筆頭と言ってもいいですよね。
今回は、日本が先行発売だったようです。ボーナストラックも2曲ついてます。
オープナーはベースの力強い一音一音が心を直撃する「Willow Weep For Me 」。
スキャットと躍動感あるベースが絡み合って進む「Taking It Slow」。もう、メロメロですわ。
めちゃ、ジャジーで大人を感じる「Evil Man Blues」、ウォーキングベースにのってご機嫌!
エレベの音が哀愁を誘う「You Don't Know What Love Is」、胸が締め付けられるような切なさ。
ダークだけどとてもスタイリッシュな「Summertime」。2人の息はぴったりです。
「Body And Soul 」もエレベ、電気的な響きに哀愁を漂わせてアルバム的にはスパイス的な感じなのかなぁ。2曲とも良い感じです。いずれにしても ストレートに問いかけてくるシーネ・エイの歌心。
ペデルセンの再来と言われてるフォネスベックの素晴らしいベースソロある「 Beautiful Love」。
堂々とした貫禄さえ感じる「Come Rain or Come Shine」。
アルバム中唯一スタンダードでないエンリコ・ピエラヌンツィの「Fellini's Waltz」はメランコリックに。アイディアがいっぱいな「The Shadow of Your Smile」。
終演は冒頭のアカペラに聴き惚れる「The Autumn Leaves」。ベースがインしてからも美しく魅了、最後は2人の阿吽の掛け合い。
ベルベッドヴォイスと呼ばれているそうなのですが、その声の中にメランコリックな感情を潜ませ、私たちを魅了。
少しハスキィーだけど、重さのないナチュラルであたたかな歌声がベースの響きによくあうわ。。
美声、美形、そして歌の巧さと、もう、いっぱい花丸二重丸あげちゃいます。
一週間のお疲れが吹っ飛んで、お家でお酒が美味しくなる魔法をどうぞ。
1. Willow Weep For Me
2. Taking It Slow
3. Evil Man Blues
4. You Don't Know What Love Is
5. Summertime
6. Body And Soul
7. Beautiful Love
8. Come Rain or Come Shine
9. Fellini's Waltz (Enrico Pieranunzi)
日本盤ボーナス・トラック
10. The Shadow of Your Smile
11. The Autumn Leaves
Sinne Eeg (vo)
Thomas Fonnesbæk (b,el-b)
ちょっとだけ、、おまけ。
毎年のように来日してるのに、、未だ、生シーネ・エイさまを聴いておりません。
でも、サインもってるんですよ。どこかの通販サイトでサイン付きの写真があたったの。。。。
現在も来日中ですよねぇ。
んじゃ、退散♪
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