Wayne Krantz Trio @ Cotton Club 丸の内 2nd (3/13)
Wayne Krantz Trio @ Cotton Club 丸の内 2nd (3/13)
Wayne Krantz (g) Anthony Jackson (b) Cliff Almond (ds)
調べたら私の前回の超興奮した来日ライブ参戦は「Wayne Krantz / Keith Carlock / Tim Lefebvre」もコットンクラブでしかも五年も前だった!
その間に2枚のCDを手に入れたんだけど、一番近いリリースの『Good Piranha - Bad Piranha』は、みんなが望んでいる尖った硬派なファンク路線だったので評価が高い。
今回もAnthony JacksonとCliff Almondという重量級のリズム隊でのトリオなので愉しみにしてました。
個人的な都合でMehlianaとの掛け持ち。。
しかも、Mehlianaでのジュリアーナの素晴らしいスティックさばきで興奮しまくったし、前回はキースカーロックという化け物もいたので、若干の不安を抱えながらコットンクラブへ。並ぶことは不可能だったので指定席にしたんだけど、クランツ側で一安心。
で、始まったとたんにいろんな心配は払拭されちゃいました!
相変わらず独特の世界観で超エッジの効いた重量級サウンドを展開。
短いリフでハードボイルドに攻めあげていきます。ガンガンぶっ飛ばしながらリズムやテンポもかえて、メロディを弾くわけでもないので曲も終わったのか、続いているのかよくわからなくなったりする。まぁ、前回とその辺はかわるわけでなもなく。。
その混沌とした中で道しるべのようにアクセントを置いてくれるのがクリフアーモンド。
そして、変態ファンクを体全部でぶつかるように押し上げてるのがアンソニージャクソン。
お腹の底から痺れました。
今回はヴォイス入り。といっても、彼のギタープレイと同じで短いワードを発して演奏のグルーブに拍車をかける感じ。緊張感満載の空間なんだけど、本人は終始、笑顔でノリノリ。
超変態オタクバンド(ギター)健在!って、感じでした。万歳三唱したいくらいだったよ。(笑)
と、お知り合いの某ブロガーさまにご挨拶して(笑)、クランツさまにサインいただき帰還。
めちゃ、充実した夜だったのですが、強烈に疲れてしまった。。
次の次の日まで疲れを持ち越し。。歳にはかなわん。。
あぁ。地方在住ってつらいよおっかさん。。
んじゃ、退場♪
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コメント
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Suzuckさん,こんばんは。TBありがとうございました。
Wayne Krantzってまぁいつもあんな感じですよねぇと思いつつ,聞いていて燃えてしまう自分がいるわけですが...。今回,聞いていて思ったんですが,メロディアスな線より,絶対イケイケ変態ファンクの方がKrantzには合っていると思いました。私の中では,加速度のある音楽が非常に魅力的に響きましたから。もちろん,満足はしてますけど。やっぱりKrantzにはぐわ~っとやってもらうのが快感ですね。
しかし,今回はフルハウスでよかったですよね。いつもKrantzは入りがあまりよくないのですが,あれならKrantzの機嫌もよくなりますわ。
投稿: 中年音楽狂 | 2015年3月16日 (月) 22時39分
閣下、わたしも二重人格のアルバムを聴いてみたいです。
クランツさまには、我が道をいってもらうことは同意です。
あと、私は意外とアーモンドもあってるなぁ、って、思いました。
カーロックほど混沌として、超絶技巧ってわけではないのですが(充分巧いので誤解なく)
クランツ的にはこれはこれでいいのかな、とか、おもったわけです。
ドラムもベースも、盛り上げるの巧いよねぇ。
クランツが来たらまた行きたい、って、ことで、、
ありがとうございました。
投稿: Suzuck | 2015年3月17日 (火) 17時41分
ブラメ、マークとの掛け持ちとは、お疲れさまでございました。
あたくしは、今回は、クランツ一点買いで、大阪のクワトロも観てきました。
クワトロは、単一セットで、120分。コットンではやらなかった曲が幾つか有りました。
今回は、当社比でメロディアスなファンク風味少な目系でしたが、基本は全くブレないクランツ。メンツ、楽器、曲、などが多少替わっても、本人は全くクランツそのものでありました。
余談ですが、5月末のパティトゥッチバンドはなかなかの面子ですね。
投稿: catszoo | 2015年3月17日 (火) 19時17分
catszooさま、、お久しぶりです!
きっと、この会場のどこかにいらっしゃるだろうなっ、と、おもっておりました。
大阪おっかけもなさったのですね!そちらこそ、お疲れ様です!!
Twitterなどで眺めておりましたのですが、大阪も沢山入っていたのでしょうか?
「メンツ、楽器、曲、などが多少替わっても、本人は全くクランツそのもの」
これは、わたしにもよくわかります。
ようは、クランツトリオなんですよね。笑
相変わらず強靱なカッティングでございました。
で、エレクトリックギター二台にブライアンブレイドって見逃すわけがありません。
ギターもロジャーズ&カーディナンスですもの。。
でも、その週は去年から地元のライブに行くことを決めちゃってるので難しいのであります。
catszooさまのご感想を聴いてみたいな。。
投稿: Suzuck | 2015年3月18日 (水) 17時00分