ケイ赤城トリオ @ ジャズフラッシュ(新潟市)
ケイ赤城トリオ @ ジャズフラッシュ(新潟市)
ケイ 赤城 (p) 本田 珠也 (ds) 若井 俊也 (b)
このところの爆弾低気圧?は新潟市内には雪はあまり落とさなかった。
しかし、それって広い新潟県内では特殊な地域であって、、
関越自動車道は湯沢あたりから大変なことになってたわけです。
わたしも今年横浜にティエリー・ラングを聴きに行きたくてホワイトアウトを体験しちゃったわけですが、ケイ赤城トリオの皆さんは「東京を昼の12時前に出発しお店に着いたのが開演30分前の19時半でした。7時間半くらいかけて到着。」とのことです。
雪って恐いですよねえ。でも、美しくもあるんですが。。で、ご無事でなにより。そして、ありがたや〜♪
さて、いつもの席に座ってライブ開始!今日は、リンゴ酢サワーだぜ!
選曲は新譜の「Circlepoint / Kei Akagi Trio」を中心に。MCがまた洗練された感じ。
一緒、といっても、即興中心にフリースタイルのジャズなのでCDとは別物と言ってもいいくらいの演奏。まさに一期一会の演奏で緊張感が続きます。
流麗で躍動的でスケールの大きいケイ氏のピアノ。若井ベース、本田ドラムが彼を盛り立て、ばっちりとつぼを心得たサポートぶり。
向かって左にピアノ、真ん中ベース、右にドラム。いったん佳境に入ると三人から目が離せない!
つうか、視線が右に、左にと定まらない。。
ケイ氏の両手10本の指とは思えない高速のフレージングも凄まじいし、速度を抑えた時のピアノ音がまた素晴らしい。
そして、本田ドラムの粒の揃った音圧をもったドラミングは男気に溢れている。フリーのドラムの人は本当にいろんな音をだせるのですが、お疲れの中あの緊張感の中で音響系やら鉄工所系やらドラミングの他に楽しみどころいっぱい。そして、若い若井ベースがなんなくこの2人の間に入って低音部をつくります。途中、気を失いそうになるくらいの緊張の連続でした。
終了後の合い言葉は、「凄かったねえ」です。はい。
そんなわけで新譜に三人のサインをいただき、本田氏の「道場」って、エレクトリック琴の八木氏とのアルバムを買ってかえりました。
だって、「道場」には、PAAL NILSSEN-LOVEがゲスト参加してたんですもの!
朝一、聴きましたが、彼が参加してるトラックはドラムの死闘の様相ですね。
すげーーすげーーーと、叫んだ朝だった。。
あ、もちろん、1曲もクリスマスソングはありませんでした。。
んじゃ、退散♪
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