Urban Hymn / Christian Vuust
星や月、そして自然が美しい秋。
市内の銀杏並木の色づきももうおしまいかな。。
デンマークのサックス奏者クリスチャン・ヴースト。
ベテランと実力に知名度と人気が比例しない、と、何処かにありましたが。。新婦のメンバーを観たらすぐにポチりたくなる1枚です。
なんと、アーロン・パークス、ベン・ストリート、ジェフ・バラード。。
本国でだした同タイトルのアルバムに1曲追加、曲順が変わっています。
すべて、リーダーのオリジナル。
オープナーはピアノとデュオのSummer Bygone。素朴なメロディ、リリカルなピアノ、朴訥で優しいサックスの音色。。大自然を感じる優しい響き。。カルテットの躍動感に欧州の匂いを感じるHelgenes。
哀愁ある美しいメロディタイトル曲Urban Hymn。美しく色彩感あるピアノとサックスのやり取り。。
牧歌的で静かな感情表現の多い中、比較的熱いブローのFjer。
悠然とした大きな広がりを感じるTompkins Square Park。
のびのびとした自信に満ちたサックスでメンバーを喚起させるBiking The Big Apple。タイトル通りの曲で、倦怠感が不思議と心落ち着くRubato NYC。サックスとトリオの絡みが楽しいLarke。
ほの暗い世界に浮かび上がる癒しの風景、ダークな雰囲気のProcession。
終演は、平和な雰囲気の中 静かな喜びに満ちたWedding Song。
優秀なアメリカントリオを配して、そこにみえる風景は北欧の大自然。
アーロン・パークスの透明な美しさ、クリスチャン・ヴーストのおおらかで朴訥な音色が 深い秋の景色にお似合いです。ため息がでちゃう美しさです。。
1. Summer Bygone
2. Helgenes
3. Urban Hymn
4. Fjer
5. Tompkins Square Park
6. Biking The Big Apple
7. Rubato NYC
8. Larke
9. Procession (日本版)
10. Wedding Song
Christian Vuust (ts)
Aaron Parks (p)
Ben Street (b)
Jeff Ballard (ds)
どうしちゃったんでしょうか。。
大好きなピアニストの方々が、サイドで活躍するアルバムが続きました。。わたくし的現象。。って、ことにして楽しんでしまいました♪
Christian Vuustはこのメンバーではありませんが、来日します。
ライナーを書いている気鋭のドラマー池長一美氏参加です。
クリスチャン・ヴースト、ニコライ・ヘス、アンダース・クリステンセン来日公演のお知らせ
11/14(金)横浜ドルフィー
11/15(土)新宿ピットイン
11/17(月)京都ル・クラブ・ジャズ
11/18(火)神戸市立灘区民ホール
11/19(水)吉祥寺サムタイム
んじゃ、退散♪
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