Reverie at Schloss Elmau / Gwilym Simcock & Yuri Goloubev
夜光雲「あなたとお茶を・・・」(ジャズ批評179号)の三枚の1枚です。
ロシア出身で伊太利在住のベーシストYuri Goloubevは、クラシックからジャズに転向したベーシストでその技量に定評があり名盤請負人と囁かれる。イギリス出身のGwilym Simcock は、ACTレーベルが認めた新世代ジャズピアニストの1人でめきめきと頭角を現しているピアニストの1人。シムコックがソロアルバムを録音した古城でのデュオ。幕開けから2人のオリジナルが厳格で優雅な古城の雰囲気にマッチ。静寂な空間に美しい音色のピアノと正確なピッチのベースの会話が続く。穏やかな曲調でも躍動感豊かな演奏に。2人で物語を語るような演奏にひたすら聴き入ってしまう。その心の高まりがわかっているようにゴロウベフの弓弾きが効果的に響きます。古城の大きな空間を生かした自然な響きとそこに相応しい格調ある演奏。呼応し合い超絶スリリングな演奏展開となっても余裕を感じる気品。芸術作品を観るような音楽たち。
1. Pastoral
2. Lost Romance
3. Shades Of Pleasure
4. Antics
5. A Joy Forever
6. Non-Schumann Lied
7. Flow
8. Vain Song
9. Reverie
Gwilym Simcock (p)
Yuri Goloubev (b)
ジャズ批評の五月分の掲載をあげてるので、この後も少し前のアルバムがつづきまーす。
と、、きな臭くなってきた日本!日本がんばれっ!!!!
んじゃ、退散♪
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