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音楽で拡がる輪

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2014年6月10日 (火)

TWO for DUKE (Max Ionata Dado Moroni) @ イタリア文化会館

TWO for DUKE @ イタリア文化会館
Max Ionata (sax) & Dado Moroni (p,b,vo,etc...)

Max_dado1

仏滅だったから、朝から慎重に。。
先日、アルボーレジャズさまから新譜をだしたたばかり、サックスに磨きのかかった円熟度マックスのマックスさま、、わたし的名盤デュオの立役者ダドさまとデュオとのことで行ってしまいました!

赤い建物のイタリア文化会館の中にあるアニェッリホール。370席ほどだそうですが満席!
客層が落ち着いた感じで、知人が「武蔵野文化会館」のお客様に似てると仰ってました。
東京ってお金のかかるところだけど、アンテナを高くしてるとこういう質の高いものに無料で触れられちゃうんだな、と思ったけど。。新潟でも、「万代ジャズフェスティバル」や「日本海夕日コンサート」はじめ、、無料ライブもいろいろあるのだな。わたしがいけないだけっ。笑

さて、危うく最前列の関係者席に座りそうになりましたが、、とりあえず、三列目の真ん中へんに席を確保。ちょっと、お知り合いにご挨拶して拍手で開始!

TWO for DUKEのタイトル通り、デューク・エリントンをテーマにしたライブ。
良い曲がならびますよ。
オープナーは、アルバムでも深淵な雰囲気を醸し出してるCome Sunday・・。
次々と奏でられるエリントンゆかりの曲。すばらしいテーマに続くふたりの演奏はどれも圧巻。
ダドさまのクリアでよどみない流麗なフレージングは、お見事!としか、、言いようがない・・。ずっと、昔に新潟で聴いたときも指がよく動いてミスタッチの無い人だな、、って、思ったのですが、力強さと美しさを兼ね備え敏速に相手の言葉や「雰囲気」で既に反応する、その阿吽は神業です。

そして、天性ともいえる「美声」の持ち主マックスもとどまるところを知らぬ怒濤の吹きまくり。互いの反応を楽しみます。彼はメロディーを大切に聴かせるゆったりした演奏も素敵だけど、嗚咽や怒号を含む高速フィンがリングも目を見張る。時々、サックスの独奏状態になったりするけど、そこでも観客をひきつける魅力ある演奏。響く感じのホールだったので スポットライトがあたってるようにみえた。。これが、オーラというものか。。
このもの凄〜く巧い人たちは、この凄い状況を決して重苦しいものとせず、ユーモアを交えなながらどんどんすすんで行くのです。もう、会場盛り上がる、盛り上がる、拍手、拍手。
そうかと言って、観客に迎合してるわけでもなく、自然とふたりのやり取りに巻き込まれてしまっているのね。

改めて、Lotus Blossomや、Day Dream、、Heaven、、All Day Longなど、、すばらしい曲なんだな、、と、思った次第。夏の新潟ジャズストリートは、「デューク・エリントン・メモリアル」と名付けられていて、必ずエリントン曲を演奏しなくてはならないのです。今年はなかなか楽しみだな。
もう充分すばらしいライブだとおもうんですが、ダドはベースも、弾き語りも披露してくれた。これが、どちらもうまい!MCも芸達者なダドさまの役目?みんなでFacebook用の記念撮影もしちゃったよ。笑 演奏でも、MCでもわかしてくれます。って、英語なんだけど。笑

ここまでの本編だけでも、、本当に本当に大満足でしたが、ここからがまた凄い。
アンコール…しっとりとベースとのデュオではじまったIn A Sentimental Moodから、わずかな時間でピアノに移動…ピアノ単音で繋がったが、のりのりスィンギーなTake the 'A' Train、、そこから低音が加わったと思いきやヴォースパーカッションの入りのCaravanと次々と変幻自在のメドレー。。もう、会場やんやの拍手!

よくね、デュオは会話とわれます、まさにそのものズバリの風景!
まあ、本当に楽しい会話の連続でした。
めちゃ巧い、めちゃ楽しい!その両方が ちゃんと両立するのです!
ジャズ、音楽って、いいなーって、心から楽しいとおもえたライブでした♪

Max_dado2

4月からショーターさまをはじめ、三木さま、ジョシュアさま、ユングクヴィストさま、、藤井さまと個性的な凄いテナーリレーが続いてまして、、そこに続いたマックス・イオナータも本当にすごかった。大きな身体がそままテナーに思えるほど素敵な音と歌心でした。
もう、最高だぜ!

と、緊急のご報告でした。笑

ちなみに、ダドさまとはツーショットもとちゃった。デレデレのわたしの笑顔。。(恥ずかしい)
それとね、彼はサインの時に必ずコメントをくださるようです。マメ?いずれにしろ、女性ファンが増えたことは間違いないっ。(かなり、きっぱり)←久々使ってみました!
ま、ボラー二さまも芸達者だし、伊達男は追究心が半端ない、って、ことかしら??


んじゃ、退散♪

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JAZZ(Grazie Italia )」カテゴリの記事

コメント

Suzuckさん,こんばんは。昨日はどうも(謎)(笑)。

彼らのライブって予想以上に楽しいというか,イタリア~って感じの大らかさと歌心を感じさせて非常によかったですね。これが無料っていいですわぁ~って感じでした。客層については「武蔵野文化会館に似てる」ってのが笑えましたが,確かにそういうところありました。換言すれば,日頃,こういう音楽を聞いてそうにないご高齢者ってところですね(爆)。

その一方で,オタクも集って,面白かったですねぇ。記事をアップ次第TBさせて頂きます。ではまた~。

こんにちは〜
わぁ♪ 楽しそう!

エリントンのアルバムを マイルスみたいに、順番に聴いていきたいなぁと思っている今日このごろ。
こういった形のライブも楽しそうです〜

閣下、、

夜の部活動 ご苦労様です。笑
今日は、そちらにちょっと貢献しましたぜ。

開場時には、満席になるのだろうか?っておもいましたが。。
なりましたね。
マックスさまもダドさまも すばらしかったです。
ところで、閣下のダドのサインはサイコロ?ピアノ?
どちらですか??

もういっこのとらばもまってまーす♪

Marlinさま、、

これは本当に楽しいライブでした。
わたしも、お友だちも、、あの強面の閣下も 笑顔に溢れたライブでした。

やっぱり、国民性でしょうか?
欧州のミュージシャンは いろいろ楽しく工夫してくださる方多いとおもいますが、、
でも、はじけ方が違う気がしました。
ファビオさまとかも、静かだけど、、会話でポイントを絶対外さないのですよね。
うむ。。。

suzuckさん
先日はお会いできてうれしかったです。
(オタクの集いのセンテンスって、これ私も入ってますか??)
あとご貢献いただいた件、閣下と行ってきます。感謝感謝。

rhodiaさま、、

楽しいライブで、素敵な方々にお会いできて 本当に嬉しい夜になりました。

女神さま、、立派なオタクでございますよね。
オタクのイメージ一新するとおもうけどっ。

あの情報は、あれだけ大ピラなのに、、なぜか、小声で伝達される 不思議な物件ですよね。
わたしは、あちこちに小声でささやいてしまいました。。♪
また、お会いできますように。今度はコリラックマも連れて行きたい。。

こんばんは。

前回,書き忘れてしまいましたが,アンコールで「チュニジア」はやってないと思うんですが...。"Caravan"だったんじゃないですかねぇ?私の記憶違いですかねぇ。私も歳なんで,正直自信ないですが(苦笑)。

閣下。。

「"Caravan"」です。
わたしの頭のなかでは、しっかりCaravanがうねってます。
なんで、チュニジアって書いたんだろう。しかも、きっぱり。笑
でも、一番最後の曲が思い出せない。。。

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