Stories / Enrico Pieranunzi
梅雨空のせい?めちゃ寒いんですけど。。。
前作のPermutation の時もざわつく胸騒ぎとともにブログアップでした。
旅行のタイミングと重なってアップし損なってましたが。。「今でしょっ!」笑
いきなり3人息のあった強面の展開のNo Improper Use。フリーへの展開もで度肝をぬく。情感と哀愁が交差する美しくも濃厚時間 Detrás Más Alla。サスペンスタッチの映画のシーンに使われそうなBlue Waltz。
しっとりと静かに時が流れるThe Slow Geneは、コリーの曲。もちろん、ソロも素敵。
パラパラと高速パッセージが印象的なWhich Way Is Upはハイレベルな即興の応酬。
飴と鞭?ですか?静かにゆったりと音数少なめ、丁寧にメロディを奏でるWhere Stories Are。3人での静方向の演奏は深みと期待感は大きいと感じたFlowering Stones。
終演はThe Real You はふたりの影が寄り添うベースとピアノのデュオ。これとても素晴らしい。。。素朴な持ち味のが深く、胸に沁みます。。
強さと美しさ、静と動、、異なるものを持ち合わせた1枚です。
前作の時も「かなりドラマチックな展開」と書いてましたが、、
まさに馬鹿の一つ覚え。。彼らしい美メロを聴かせながら、スリリングでドラマチックな展開。
3人ともすごいっ!(これにつきますかしら。。汗)
1. No Improper Use
2. Detrás Más Alla
3. Blue Waltz
4. The Slow Gene
5. Which Way Is Up
6. Where Stories Are
7. Flowering Stones
8. The Real You
Enrico Pieranunzi (p)
Scott Colley (b)
Antonio Sanchez (ds)
CAM Jazzは例によって太っ腹なので、全部試聴できます。
CAM Jazz Stories
でもね、録音が2011年って、、どうよ。。リアル進行形をのぞんじゃだめなのだろうか。。
ええと、、暑いのも嫌なんですけど、、半袖になってからのこの涼しさは、、
お出かけにも ちょっと こまります。。
と、、明日は、いよいよ日本戦ですね!
我が家では、、イングランド戦も胆なので、、1日無事に過ごせるように、、祈るばかりです。。
んじゃ、退散♪
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Suzuckさん,こんにちは。東京は暑いです。一昨日のゴルフの時は天気は悪かったのに,昨日,今日は好天です。私(もしくは家人)の日頃の行いがこういうところに出ますねぇ(苦笑)。
ついにアップされましたねぇ。このトリオ,メンツからすれば出来のよさは推して知るべしですが,ちゃんと期待を裏切らない作品を届けるところが素晴らしいです。Pieranunziってハードな演奏もOKというところはライブでもわかっていましたが,このトリオで来日してくれないですかねぇ。まぁ,SanchezもColleyも多忙だから無理か...。
ということで,TBさせて頂きます。私も6/15はイングランド代表と日本代表を二本立てで応援致しますです。
投稿: 中年音楽狂 | 2014年6月14日 (土) 18時12分
閣下、、、
天気回復傾向、新潟も暑くなってきましたね。
でも、イングランドも日本も初戦に負けちゃって、どんよりなすずっく家。。
あんまり出遅れたんで、とばしちゃおうかな、って、おもったのですが、ちょっと寒くなったところで引っ張りだしてきました。
さて、CDですが、あまりの強面さに最初どうなることかとおもいましたが、なるようになりましたね。笑
このトリオでピットインとかで演奏するといいな。。。
投稿: Suzuck | 2014年6月15日 (日) 12時33分
先週金曜日から、朝4時前に起きるクセがついてしまい、時差ぼけみたいになってしまいました。月曜からは生中継で(日本戦を除く)TV観戦しないと誓ったのに、体が起きてしまいます(笑)。夜の飲み会の予定も入っているのに、飲み会中、あるいは帰りに寝てしまわないか、今から心配しています。
エンリコ・ピエラヌンツィは最近の5作ほどしか聴いてないですけど、けっこう好みです。特にこのメンバーが、アグレッシヴなところもあるし、それでいてメロディは美メロ系もあったりで印象に残るし、いい感じです。前のメンバーもいいので、そのうちさかのぼって聴いていってみたいと思います。
投稿: 910 | 2014年6月17日 (火) 16時32分
910さま、、
すみません、とらばしたまんまで、遊び呆けてて。。
ダーリンは サッカーも命ってひとなので、最近、、眠そうです。笑
わたしは、マイペースですわ。
ピエラヌンツィの場の支配する力はすごいですよね。
3人ともめちゃ凄い。
でも、しっとりとメロディも奏でるところが人気の秘訣でしょうか。。
ありがとうございました。コメントにいきますね!
投稿: Suzuck | 2014年6月18日 (水) 17時52分
Suzuckさん、こんにちはmonakaです。
マックス行ったのですね。こちらはざんねんながらまだ落ち着かない時期でした。
そろそろ落ち着いてきて、久しくあってないピアニストに急遽会いに行くことにしたら、席は最後もいいとこ、バーカウンターの内側ということでした。
TBさせていただきます。
投稿: monaka | 2014年6月19日 (木) 14時22分
Suzuckさん、こんにちは。
イングランドも日本もすっきりしないですね。
気候とか体調とかあるんでしょうけど、せめて、らしさを見せてもらえればと思いながら試合観戦こなしています。
エンリコさんの作品も、強面ぶりがあんまりだと、聞く側のコンディション次第で負けてしまうこともあり、1曲目は身構えてしまいました。このメンツなので当たり前なんですけど。
そのあとは意外にバラードものやコリーとの牧歌的なデュオだったりで、ほっとできるところもあり、良かったです。
勝手ながらリンクはらせていただきますね。
http://musicpromenade.blogspot.com/2014/05/enrico-pieranunzi-with-scott-colley.html
投稿: とっつぁん | 2014年6月20日 (金) 07時41分
ブラザー、、
久しくあってないって、ハクエイさまですか?
わたしは、前回聴けなかったので、初マックス。
やっぱ、懐の深い素晴らしいサックスでした。
とらば返し、ありがとうございます。
投稿: Suzuck | 2014年6月21日 (土) 12時24分
とっつぁんさま、、
いよいよ、、もって、、我が家ではサッカーの話は御法度的になってまいりました。。
エンリコさまは、音楽を支配する力がお強いかたですので、全部それで行かれると軟弱なわたしは少しビビリがでますが、これはいい塩梅でした。
やっぱ、哀愁ある歌心ってのは 心にのこりますよね。
リンクありがとうございます。こちらからも、コメントにいきますね。
投稿: Suzuck | 2014年6月21日 (土) 12時33分
またまたこんばんは!
せっかく来たのでこちらにもおじゃましま~す。
>強さと美しさ、静と動、、異なるものを持ち合わせた1枚です。
ですよね。その異なるものが上手い塩梅で同居していると思います。
溌剌と演奏するピエラヌンツィにニンマリしながら聴いています。
もちろん十八番の美メロ&哀愁にもジンワリと浸ってます。
良いアルバムですよね。
確かに新しい録音を聴きたいです。
トラバさせていただきます。
投稿: いっき | 2014年6月27日 (金) 22時55分
いっきさま。。
こういうアルバムは、ちょっと出遅れると ものすごい浦島太郎なかんじです。笑
演奏聴く前から 外すことはないだろうと思っていましたが、、
いい塩梅にまとまっていて わたし的には素敵なアルバムとなりました。
ありがとうございました。
投稿: Suzuck | 2014年6月30日 (月) 18時03分