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2014年6月29日 (日)

休日かふぇは「Katrine」で決まりっ!(ヤーミン、クリストファーセンのファン必聴)

Katrine / Katrine Madsen

Katrine

ワールドカップでイングランドが敗退したときに我が家的にはテンションが↓
そんなわけで、とりあえず休日のブラジルかふぇはなくなりました。(トニーニョのデュオとビアンカ トリオが予定だったのですが。。予定は未定じゃ)
そして、日本も敗退。。セクハラヤジやら、集団的自衛権やら、、沈滞ムード。
そんな、我々を静かに見守り優しく包んでくれるアルバムはこれですわっ。

デンマークの歌姫カトリーヌさま、既にベテランってことになるらしい。
ブログには、Close To Youしかあげてないみたいけど(たぶん。。)、彼女の魅力もさることながら、豪華共演者につられたアルバムを結構持ってます。汗
のびやかで艶っぽい、とは違って、ハスキーというか、スモーキーというか、、擦れた感じで切々と語りかける。空気中に拡散するような浮遊感がちょっと独特な感じで、円熟味が増して浮世離れした感じが現実逃避にいいっす。

そして、購入の決めては、シーネさまでも活躍していたJacob Christoffersenと「Ad Lucemのライブ」で そのベースの素晴らしさを体験できたAnders Jorminの2人の名手!

全編、カトリーヌさまのオリジナル。
オープナーRing Of Gold の気高い雰囲気、美しいピアノのフレーズ、ベースの躍動感、もう、万歳って、感じ。
翳りのあるピアノソロからはじまるVanishing Point、語りかけるようなカトリーヌ。三人の付かず離れず三位一体のやり取りは本当に素晴らしい。叙情豊かに熱い、深い。
ピアノとベースのデュオとか、もう、なにげにやられっ放し。
ベースの響き豊かにはじまるSeaborne、途中までは超絶ベースの歌心に抱かれながら気品あるデュオ。ピアノが加わってぐっとカラフルに。
優しいピアノではじまるAfter Dark Days は、しみじみと。。ヤーミンのベースは想像力溢れる発想。彼女が歌っている間も世界を広げる。
In The House On The Hill も緊張感とリラクゼーションの同居、そして、インストデュオにも聞き惚れること何度も。わーいわい。
Cat、後半にかぶさる高音は何でしょう。。オーバーダブしてなければ、ベースでハーモニクス?幻想的な響きです。これも、ほれぼれするようなベースからはじまるChestnuts 、ウッドベースの音の深さ、主張あるしっかりしたピチカートソロが気品を高める。超絶技巧を行使してるのだとおもいますが、とにかく、歌心に溢れてます。元気に進むTwo Miles 、説得力あるお歌。
終演はドラマティックで叙情的な Lost And Found。。なかなか力強い白熱の演奏。いつまでもいつまでも彼女たちの演奏に浸っていたい気持ちが残ります。

バラードやゆったりした曲が中心で言葉を大切に、ベースとピアノとの一体感も素敵。
自然体から醸し出される優しさだけでなく凛とした清涼感も好感度大!
カトリーヌさま、、より女に磨きがかかりましたね♪
私たちの勝手な思いを 大きく包み込んで浄化してくださいませ。

1. Ring Of Gold
2. Vanishing Point
3. Seaborne
4. After Dark Days
5. In The House On The Hill
6. Cat
7. Chestnuts
8. Two Miles
9. Lost And Found

Katrine Madsen (vo)
Jacob Christoffersen (p)
Anders Jormin (b)

暑くなってしまいましたね。
我が家は、ダーリンと親戚の結婚式にお呼ばれです。。
この歳になると、、正式な衣装は着物が間違いないのでしょうが、、洋服にしちゃった。。
フォーマル買っても今後着ないだろうから、、随分昔のスーツを引っ張りだしました。。
春物なんだね。。。大汗

んじゃ、退散♪

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コメント

・・・久しぶりにお邪魔します。

ややっ! これは聴くしかない。
スモーキーでハスキー、浮世離れ!
楽しみです♪

つっち~なさま、、

反応、ありがとうございます。
これ、いいですよ。
カトリーヌさまだけでなく、他メンバーもとてもいいです。
歌伴的にいいと言う感じでなくて、、三人で三位一体の演奏でーーす。

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