2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

音楽で拡がる輪

« マイ・ベスト・ジャズ・アルバム2013 と 夜光雲(ソロピアノ三枚) | トップページ | TRIO'の2014春のツアーライブがやって来まあす! »

2014年3月 1日 (土)

Travels / 西山瞳 東かおる

Travels

ちょっと前に近所を散歩していたら、なんだか春っぽかった。
陽射しのせいかな?って、おもったのだけど、、なーんだか、景色がゆるいのですね。ゆるい。。
で、、ふと、気がつきました。そう、この前の土日で多くの家が庭木の雪囲いをとったのですね。。
我が家も雪囲いとってあげなくちゃ。。
本来あるがままの姿に戻って羽を伸ばした樹、小さな葉っぱの芽も既についてます。
この後、季節は三寒四温を繰り返して春の風景につながっていきますよね。

「Crossing / Hitomi Nishiyama」がとても気に入ってしまったので、思わずクリックしてしまったアルバムです。はじめてヴォーカルものを買うときはインストアルバム以上に優柔不断になるんだけど、プロモを聴いて即決。笑 不思議な魅力に溢れてました。

Moon Riverをのぞいて西山氏の曲に東氏が歌詞をつけたり、ヴォイスで絡んだり、それはジャケットのイメージそのまま緑の風が吹き抜ける感じ。
エレガントで華麗なピアノとナチェラルで爽やかな声が生み出すリラクゼイション。
適音適所の共演者の響き。2人の世界を大きく広げるように響きます。
声とピアノと重なり合って、ファンタスティックな世界を創造しています。
ヴォーカリストが歌詞を綴るだけでなく、楽器的なポジションで、しかも羽根のような軽やかさをもって演奏に参加するスタイルは、世界的にも増えているとおもうのですが、心の底に共感できる情感を脈々と感じるので本当に心地よいのですね。
音楽に身を任せるもよし、生活の空間にお気に入りの雑貨のようにあるのもよし。。

オープナーのOn Travelの浮遊感でいっきにやられます。
ちょっと切ないGardens Under The Rain、思わずピアノに聴きほれたChanging。
冒頭から心を鷲掴みされたJust By Thinking Of You、遠くに心がとんでしまうLost In Time。

子どもの頃を思い出すBlue and Blue。なんとなく人生の不安が忍び寄るCircular Blue。
再びわたし的感涙ものRemains To Be Seen。懐かしさと新しさが交差するBaroque。
息づかいがそのまま歌になっているようなMoon Riverで静かに幕をとじます。
でも、すぐリピートしちゃうんだな。笑

そして、サックスもベースもすばらしかったけど、わたしのツボにはまったのはギター。
Visible/Invisible / Ryosuke Hashizume Groupの時にも、素敵なギターがいるもんだな。。って、思ったのですが、ここでも抜群の詩的センスを示しています。って、ことで、彼の新譜も買ってしましました。
白状すると、ベースの美しさにも感動して 林正樹氏とのデュオ予約しちゃった。瀑
この連鎖でかなりの出費がつづいております。 笑


あ、曲の解説をご本人たちがしています。

『Travels』全曲解説 Part1
『Travels』全曲解説 Part2
『Travels』全曲解説 Part3

これを読んだだけでも欲しくなりませんか?
自由なのびやかな時間を過ごしたいあなたに♪
永遠の「女の子」たちに…。

1. On Travel
2. Gardens Under The Rain
3. Changing
4. Just By Thinking Of You
5. Lost In Time
6. Blue and Blue
7. Circular Blue
8. Remains To Be Seen
9. Baroque
10. Moon River

東 かおる (vo)
西山 瞳 (p, compose, arrange)
市野 元彦 (g) #1,2,5,8,9
橋爪 亮督 (ts,ss) #2,6,7,8
西嶋 徹 (b) #1,2,3,5,7,8,9

はい、試聴版です!

ちょっとづつ春めいて来ましたね。
春色のコートだしましたが、形がちと古いのよね。
アルバムを聴いていたら、春のお洋服が欲しくなりました。
でも、散在したので、とりあえず、、我慢しますです。笑

んじゃ退散♪

« マイ・ベスト・ジャズ・アルバム2013 と 夜光雲(ソロピアノ三枚) | トップページ | TRIO'の2014春のツアーライブがやって来まあす! »

JAZZ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは〜
解説、読んでみました♪ 素敵〜
Suzuckさんのレビューを読んだだけでも魅力的ですが ジャケットのグリーンといい 歌詞といい 素敵ですね。
これからPV聴いてみます♪

Marlinさま、、

やっぱり、人間は季節にも影響されますよね。
一年間を通して聴けるアルバムですけど、、、
これからの季節は相乗効果があるとおもいまーす。

と、グリーンのコートでしばらくガマンいたします。笑
いつか、ライブを聴いてみたいものですね。

この関連芋づるにニヤニヤしてます笑
出産後のかおるさんの声をまだライブで聴いていないので5月の来名がたのしみです。

カノンさま、、

めちゃ、罪なおかたですねえ。。
西山さまは、馬場さまとのデュオを知ってる方から強く進められました。
馬場さまのギターはもちろんなのですが、西山さまのきっぷの良さもふぁんだと仰っておりました。それは、、最近、よくわかってきた。笑
でも、知ってる範囲での女傑ナンバーワンはあなたですわ。
あなたの行動を追いかけてると自分が情けなくなってくるのですが、そういうネガティヴな発想はなるべくやめて、、その貴重な情報のおっそわけしていただきますです。笑

五月にこのメンバーで名古屋にいらっしゃるの?
そうなんだ。。五月もいろいろあるよね。
れんちゃんのShai Maestroちょー羨ましいっ!!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Travels / 西山瞳 東かおる:

« マイ・ベスト・ジャズ・アルバム2013 と 夜光雲(ソロピアノ三枚) | トップページ | TRIO'の2014春のツアーライブがやって来まあす! »

無料ブログはココログ