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音楽で拡がる輪

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2013年12月12日 (木)

Jim Hall翁。。

ぐっと、、寒くなりました。
早朝の冷たい冷たい空気の中に、目に見えないけど、、雪が大きな存在感を持って潜んでいます。。。。
もうすぐ、雪の季節だね。

Jim_hall


ジャズギターのレジェンド、わたしのギターの神様の1人Jim Hall翁が享年83歳で12月10日に亡くなりました。
人は誰もが死に向かってテクテクと歩いている訳で、、どんな人にも訪れる死に貧富の差もなければ、、その意味に高低差もありません。
しかし、各自…人それぞれの故人への思いが喪失感に繋がるような気がいたします。

沢山の音源、すばらしいライブの数々、、その功績は大きいです。
数えきれないほどの名盤というものがあります。
当然ですが、私は個人的な付き合いはまったくなく、彼の残した沢山のすばらしいアルバムを持っているだけ。それも、聴き込んでいるわけでもなく、コンプリートしてるわけでもないし、日常的に聴いているわけでもありません。
今後も今まで同じように「必要な時」に、アルバム聴くだけだと思います。

新録はもうでないわけです。それで、満足できるでしょうか。。

まあ、、でも、彼自身は天国に行ってしまったけど、、現世で切磋琢磨している私の大好きなギターリストたちの中には必ずと言っていいほど、Jim Hall翁が潜んでます。
その彼らは、日夜進歩してまっせ。だから、満足するんじゃないかな。

私が思うに、、翁さまのすばらしい点は山ほどあるとおもうのですが、、、

「弾かなくていいところでは決して弾かない」

個人的にはこれかな。。。
私は、楽器は何もできないけど、、たぶん、演奏中、、音を出さないことが必要な時って、沢山あるんでしょうが、、音を出さずにいる、って、きっと勇気がいることですよね。
めちゃくちゃ、勇気あるギターリストだ。。
演奏相手をとても尊重してるので、不必要な曖昧なごまかしのフレーズがないギターリストのお一人だと思ってます。。。

って、まあ。。私の喪失感は非常に大きいのですが、、かなり落ち込んだのですが、、
これからも、世界中に拡散している彼が潜んでるギターをたっくさん聴けば、、まあ、元気。
なんたって、年末だし、クリスマスシーズンだし。。まごまごしちゃいられない。(笑)
この大寒波を乗り切って、いくぞ。

そうだ、Facebookで教えてもらった情報です。

J-WAVEで放送しているラジオ番組「BODY AND SOUL 鳥山雄司」

毎週日曜日23:00-23:54 on J-WAVE 81.3FM

ここで、番組秘蔵の「Jim Hall & 鳥山雄司」の音源を12月29日(日)の『DOCOMO BODY & SOUL』で再オンエア予定!

だって。ヽ(´▽`)/
当日、私は聴けませんけど、翁ファンには朗報ですよね。
で、お写真がまたすてきなのです。(Facebookより、拝借)

Triyama_hall


そう、クリスマスシーズンなので追加情報ね。
鳥山雄司さまは新譜ではないけど、、素敵なクリスマスアルバムをリリースしておられます。

Christmas Greetings / Yuji Triyama

Christmas_greetings

鳥山雄司 (g)

ポップスからトラッディッショナル等、幅広いクリスマスの定番曲を 彼のアコースティック・ギターと豪華ゲスト(葉加瀬太郎、小松亮太、 ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ…他)とで作り上げた作品。
緻密に構築された音楽だけど、聴いてる私たちは心安らぐクリスマスアルバムでーす。

1. Have yourself a merry little Christmas
2. Happy Christmas (War Is Over)
3. Santa Claus is coming to town
4. Ave Maria
5. The Christmas song
6. This Christmas
7. I'll be with you
8. What child is this (Green sleeves)
9. Grown up Christmas list
10. Last Christmas
11. Christmas oratorio
12. White Xmas~It came upon a midnight clear
13. Everything what we can

え?落としどころは、、そこか??って。
はい、そこです。
んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん,こんにちは。TBありがとうございました。

今回の訃報は,来日公演がアナウンスされた直後だけに,本当に残念な思いです。しかし,眠ったまま亡くなられたようですので,穏やかに人生を閉じたということだろうと想像されます。これも彼の人柄みたいな部分もありますね。ご冥福をお祈りしたいと思います。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

閣下、、

去年のライブ、、すごく評判よかったのですけどね。
でも、仰るように、眠ったままなくなられたようで、、
「生涯現役」、、そのものですね。

わたくしも、心からご冥福をお祈りしてますよ。
どんどん、好きな演奏者が、、あっち側に行ってしまいますね。

彼らしい最期ですね。なんとなく、ほっとしています。
穏やかな室内楽のような音楽。
デュオとかトリオがいいですね。
聴かねば、って強迫的なものはなく、気がついたら聴いている感じがよかった。
感謝感謝であります。

kenさま。。

穏やかというか、、渋やかとうか、、、
知的なサウンドであることは間違いないとおもうのですが、、
なにせ、、聴いてるわたしに知性がたりないもので。。
沢山アルバム持ってるのが申し訳ない気分になっています。

って、わたし、、kenさまにぴったしなバーをめっけました。
なんつうか、オリジナル盤しかかけないそうです。
東京なんですが、、いつか、行ってみて。
で、よかったら、いつかつれてって。(瀑)

「ジャズバー玉彦」

だそうです。はい。

はいはい
「ジャズバー玉彦」ですか。ムカシの結婚式場みたい(ゴメン、あれは玉姫か)。
東京はぼちぼち行くので(明日もだけど)、機会があればね。

kenさま、、

まあまあ。。( ̄ー ̄)ニヤリ

http://tamahiko.jimdo.com/vintage-record/

どっかのだれかさんが、、いつも、並べてるアルバムもあるじゃないですかあ。

と、お気をつけて。

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