★ すずっく2013 ★
すこし、はやい気もしますが、、なんだか、、落ち着きませんので。
恒例なので、わたくしは仕事納め前あんおですが、、やってしまいたいとおもいます。
去年の今頃から、、この先どうなるんだろう。。って、大きな不安を抱えてたのですが、、まあ、、過ぎ去ってみれば想い出と言うことで。。
そんな中でも、二つのライブが印象的でした。
Wayne Shorter Quartetの奇跡
ショーターは来年は、ブライアンブレイドつれて来るらしい。
わたしの中では、未だ、、未消化部分が沢山あるわけで、是非、今年もライブに行きたい。
理性と情念の狭間を行き交うFred Hersch...
当時、自分のおかれた状況で、、フレッドハーシュのソロライブを聴きにいけたことは奇跡に近かったのですが、その内容もまるで奇跡のようなものでした。「一生もの」でした。。
Unity Bandは、大変面白かったけど、上記の二つのライブに比べると、まだまだ、、進化が楽しみだとおもうのでした。と、進化したバンドサウンドが聴けるらしいPat Methenyの新譜、、楽しみですよね♪
ブログにアップしてないものもありますが、えいっと、あげちゃいます。
1.Sirens / Chris Potter
彼の楽器のテクニック、感情表現、改めて感じました。
そして、精鋭揃いのメンバーと築く精密に計算された空間に溢れる情熱。静寂を最も知り尽くした男ゆえの熱さ。
ジャズはライブと言いますよね。わたしもその通りだとおもいます。
しかし、想像の世界をいかに自分が思い描いた通りに表現できるか、そういう才能もすごく大事だとおもいます。来年は、知性を捨てて凶悪に暴れまくる彼が観たい。(笑)
2.Prism / Dave Holland
ホランド閣下のアルバムが好きなのは、閣下の元に集まる精鋭部隊のため。
このたびは、ホーンやペット等の管楽器がいないのですが、ユーバンクス兄弟のお兄ちゃんの返り咲きで、ホランド閣下の力強さと、ティーボーンの不気味さブラックさ、そして、ハーランドのスペシャルなサウンド感覚を最認識。そして、ヘビーな石つぶてをガンガン繰り出すユーバンクスは鬼だと思ったわ。
3.Free Flying / Fred Hersch and Julian Lage
Free Flying / Fred Hersch and Julian Lage
上記にあげたFred Herschのライブはソロだったので、大変内省的で静謐な中に濃い音が敷き詰められていました。今度は、デュオのライブ盤。互いに相手のすばらしい反応に舞い上がるほどの勢いで音楽を楽しんでいます。ここまで、快活だとこっちも元気になりますよね。Julian Lage株は急上昇ですよね。
4.Almah / Avishai Cohen
今年もイスラエル勢力の台頭はすごかったですよね。
沢山のすばらしいアルバムがあります。
でも、年末に聴いたこのアルバムは、それらを総括するように、
「アラブのメロディ」、「クラシックの要素」を取り入れて、しかも、ニューヨークという聖地をかなり冷静に見据えてるきがいたします。3位でもよかったな。
5.Polska / Mozdzer Danielsson Fresco
これも、民族の誇りを全面的に押し出して、クラシック、現代音楽、様々の要素の中で美しい世界を展開。過去に三人でだしたアルバムの上を行く美しさ。その名も、Polska (ポーランド)。
6.Arborescence / Aaron Parks
Arborescence
全編静謐な空間。仄暗く淡々とした夢のような世界。
好きなんだもん。今年は、ソロのアルバムで良いものが多かったです。
ソロアルバムだけで「★ すずっく2013 ★」をつくれるくらいの勢い。。
来年トリオで来日いたしますが、どうも、ソロ公演もあるらしいのです。(ため息)
7.Trios / Carla Bley Andy Sheppard Steve Swallow
Trios
即興をバランス良く加えた詩情豊かな演奏でアレンジや構成も良い。
なにより、年輪を重ねた彼女の演奏はシリアスな部分とのバランスがすばらしい。
8.Without a Net / The Wayne Shorter Quartet
Without a Net
現在、ショーターは即興こそがジャズの華という信念の塊です。
同じことは二度としない、その気魄がバンドのメンバー全員に伝わっている緊張感溢れる空間です。来年は、ブライアンブレイドもつれてJazz Week Tokyo 2014来ますよ。
9.Hagar's Song / Charles Lloyd Jason Moran
Hagar's Song
硬派な仙人Charles Lloyd。チャールスロイドは深淵な世界での永遠を求めてやまない素敵な仙人。孫ほどの歳のJason Moranに信頼をよせたシリアスな感情表現と会話です。
10.Travel Guide / Ralph Towner Wolfgang Muthspiel Slava Grigoryan
Travel Guide
三つのギターが重なって、軽やかに心に広がる音のパノラマ…。心の浄化作用、鎮静作用、そして、幸福感をひしひしと感じる残響音まで美しい世界です。
ECMのギター三銃士ですね。
ええとね、、ECMのアーカイブシリーズは、、すばらしいことは認めるんだけど、、
今年もここに入れるのは、、パスしてしまいました。。
たった一枚にすべてをかけるしかない人たちを応援したいよねえ。
ヴォーカルもあげておきますね。
1.Mario Christmas / Mario Biondi
Mario Christmas
べったべたの感情表現なのに、すべてがかっこいいのですわ。
2.Lento / Youn Sun Nah
Lento
伸びやかな声、しっかりした歌唱力、何より自分の世界を追求する姿。彼女の自由でのびのびした世界は本当に楽しい。
3.A Moment Of Now Viktoria Tolstoy & Jacob Karlzon
15年来の音楽パートナーJakob Karlzonとのデュオ。インティメイトに寄り添う2人の会話は時にしんみり、時に快活。シンプルなやり取りの中に感情表現の巧みさをみます。
4.Live in NYC / Gretchen Parlato
5.Black Radio 2 / Robert Glasper Experiment
6.Changing Light / Stacey Kent
7.After Blue / Tierney Sutton
8.Simply Love / Halie Loren
9.Colors of A Dream / Tom Harrell
10.Lua Ya / Yeahwon Shin / Aaron Parks / Rob Curto
突っ込み?が入りそうだけど、まあ、いいじゃん。(笑)
ええとね、、今年は、書き損じたアルバムがいつも以上に多かったです。
一番の原因は、「好奇心」ってヤツです。。興味あるものが広がりすぎた。聴いてみたいアルバムがおおすぎちゃったのね。。。
今年もご愛顧ありがとうございました。
来年も、よろしくおねがいいたします!
んじゃ、退散♪
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