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音楽で拡がる輪

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2013年11月18日 (月)

The Road to Ithaca / Shai Maestro Trio

The_road_to_ithaca


朝起きると寒いっ。しかも、暗いっ。
しばらくたって、やっと明るくなり始める。
暦を読めば、、まだ冬至まで一ヶ月くらいあるわけで、、日に日に日は短くなるわけで。
わたしの憂鬱も、、日に日につのるのでありました。
11月なのに、新潟市内でも霰や霙が降って、あの半袖の10月はなんなんだった。。
って、ぼやいた今日この頃です。。

でも、そういう暗い時季こそ音楽です。(違う気もするが。。。)
ジャケットはちと恐ろしげですが、、今年は、ギリシャ神話にはじまって、ギリシャ神話に終わるのか。。なんて、言いたくなるような衝撃の美しさだったんだもん。。

ベースの方のアヴィシャイ・コーエンの絶対的な信頼をもってニューヨークの最前線に躍り出たピアニストShai Maestro。数多ひしめくイスラエルのミュージシャンの中でも出世頭でございます。
2のメンバー曲とラストのトラディショナルをのぞいて、彼のオリジナル。
アルバムタイトルは、故郷を離れるときに父が渡してくれた詩からだそうで、詳しいことはブラザー最中さまのブログでどうぞ。(^-^;

オープナーGal。透徹な音、エキゾチックなメロディは異国の匂い。ベースとドラムとの関係も美しく、蜜月。
ドラマーZiv Ravitzの曲、Cinema G。哀愁の権化のようなベースソロ。どんどん、心が遠くに飛んでいく。緩くうねりながら。。ガラスがくだけるような細やかな衝撃敵な音。メロディー、リズム、、彼の心に広がる想い。力強くParadox へ。繊細にUntoldへ。
三人でダンサンブルに繰り出すInvisible Thread、パーカッシィヴで微細な振動Zvuv。
重たく暗くThe Other Road の切なさ。躍動感あふれ重なる楽しさVertigo。

終演は、ブルガリア民謡。。唄が入ります。
ブルガリア民謡 「マルカ・モマ」 (ブルガリアン・クリスマス・ムード) だそうで、じっと、心静かに平和と愛を祈ります。教会の高い空間に響くように聴こえます。(思い込み過ぎか。。)

力強くも、どこか儚げな色合いと哀愁。
その心は、遠く故郷と家族への愛。

1. Gal
2. Cinema G
3. Let Sound Be Sound
4. Paradox
5. Untold
6. Invisible Thread
7. Zvuv (The Fly)
8. The Other Road (for Naomi Gangi)
9. Vertigo
10. Malka Moma

Shai Maestro (p)
Jorge Roeder (b)
Ziv Ravitz (ds)
Neli Andreeva (voice #10)


現在、、なぜか、、「居場所探しの最中」のわたしです。

んじゃ、退散♪

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コメント

こんばんは〜
「ブリ起こし」の雷が こちらは凄いです〜 バリバリッと鳴ったかと思ったら バラバラバラッと霰が降ってきます ;

このアルバム、ジャケットがおもしろいデザインですね♪
最中さまのところや、あちこちのブログで見かけました(^-^)

あっ、遅ればせながら(だいぶ遅れたなぁ)記事、読みました〜 メリージャズマス☆コーナーもありましたね♪
可愛いアルバムがいっぱい並んでいて 見ていて笑顔になりました。
特集はナベサダさんでしたね。

Suzuckさん、こんにちはmonakaです。
ジャケはずいぶん変わりましたね。こちらの方が強烈ですが、横顔の方がJAZZらしかった。ファーストだからね。
こう個性つよくすると次がむずかしいかも。
TBは必要ないようでありがとうございました。

ご無沙汰しています。この前、ユニオンの在庫検索をしていたら、サイドマンとして参加しているLars Janssonのアルバムを見つけたので買ってきました。『ventoazul.shop』の紹介文によれば、「イタリアのドラマーCarlo Bernardinelloが、現代ジャズピアノの雄ラーシュ・ヤンソンを招いて、セクステット編成で録音した作品。」だそうで、自主制作盤のようです。2009年作品の『Artist's Dreams』と『Romantic』という2作品になります。
話は変わりますが、キース ジャレットの新作にラーシュの新作も来月に出るようで、どれを買おうか悩んでおります。今年は、HANS ULRIKとのラーシュの共演アルバムの『EQUILIBRIUM +』も聴けたので良かったですが、初共演の『STRANGE WORLD』の原盤も聴いてみたいです。

Marlinさま、、

今日も、寒いですね。
わたしは、少し、前にタイヤを冬仕様にしました。群馬との県境は雪の多い地方なので、これで、安心して実家にいけます!

そう、ちょっと、怖い感じのジャケットなんだけど、中身は素敵なんですよ。
最中さまと、ナリーさまがブログアップしてたかしら。。

>〜 メリージャズマス☆コーナーもありましたね♪

ありがと。
今年は、あまり縛りをいれないように、ピアノ10枚にしてみました。
そして、最後に、T5Jazz Records Presents: Jazzy Christmas / Peacefulにもふれました!

>特集はナベサダさんでしたね。

そうなんですよね。
思入れのある力作の文章がならびましたね。
わたしは、なべさださまのミニ?クリスマスアルバムもってます。m(_ _)m

ブラザー最中さま、、

彼らの中で音楽はやはり故郷と切り離すことはできないのでしょうね。
リズムやメロディが新鮮な感じですよね。
しかし、、気がつくと沢山のイスラエルのミュージシャンが不思議な旋律を奏でてますよね。

そう、次作がどういう方向になるのかも含めて楽しみなピアノトリオですよね。
わたしからは、あとで、とらばいたしますね。
ありがとうございました。

ホームズさま、、

お久しぶりです!
そして、このコメントのヤンソン度の高さ!
すごいですね!
わたし、『Artist's Dreams』は、持っているのですが、『Romantic』は抜けてます。
ちょっと、物入りな季節なので、お気に入りに放り込んでおこうとおもってます。
ありがとうございました!
ラーシュヤンソンの新譜には、オーヴェが参加ですよね。
HANS ULRIKとの新譜は、ちょっと、保留中なのです。『STRANGE WORLD』は、ダニエルソン、シュルベリの旧ヤンソントリオ参加、って、感じですので、持っています。
ダニエルソンが、ベースだけで参加してることに、、時の流れを感じます。。(遠い目)

コメント、ありがとうございました。

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