考える人 「厚木からの長い道のり」
近くの神社の角に立つ銀杏はこの大風でいっきに葉が落ちました。
黄色い吹きだまりが、ご近所のあちこちに。。
また、少し、冬に近づきましたね。
「考える人」の今季の特集は
*人を動かすスピーチ*
あれ、すずっくさんたら、クリスマスのイベントに向けて「泥縄」ですな。。?
って、違うんです。(笑)
って、人前でしゃべるって、えらく、、難しいですよね??
村上春樹の特別寄稿「厚木からの長い道のり」
これが、お目当てです。
だって、村上春樹、小澤征爾×大西順子の共演を書き尽くす! 「考える人」秋号これを観たんだもん。。
去年、ジャズピアニスト大西順子さんが、厚木のライブハウスで引退ライブを行いました。その真相はわたしにはよくわかりませんでしたが、あの強面のピアノが好みか?と、言ったらちょっと返答にこまるのですが、でも、女性ピアニストとしては常に背筋ののびた孤高さが好きなのです。
人は、自分にないものに憧れるって、、いうでしょ。。
9月に演奏するのも知っていたのですが、、自ら引退を口にしたのに、「なぜ、演奏する!」って、思っていたので、その真相が少しでもわかるなら、、と、おもい、、おまけに村上春樹の書き下ろしエッセイでもあるわけだし、、とっても読んでみたくなったのです。
写真含めて16ペイジに渡る文章は、大西順子への賞賛、引退ライブ会場での「想定外」引退へ「横槍」、そして、一夜限りのギグとなった小澤征爾指揮の大西順子トリオとサイトウ・キネン・オーケストラの共演『ラプソディー・イン・ブルー』までのスリリングで臨場感あふれるもの。
特異稀な才能をもった人たちの凡人には考えもつかぬ、思考と行動が息もつかせぬ勢いで書き綴られています。強烈な個性のぶつかり合いながら、時間をかけて少しだけ軌道修正し、遠くから観ていると全体的には一つの方向に収縮していくさまが、心情も含めてでも、とてもわかりやすく語られているとおもいました。
最終的には「小沢征爾讃歌」になっているわけですが、終演後の2人の写真を観ると大西順子のすばらしい笑顔が光り輝いている。
きっと、いつか演奏家として復帰するんだろうな。。
その時は、「応援しちゃおかな」と、思った冬の初めでした。
てな、、わけで、、クリスマスのイベントにきてくださいね。(笑)
んじゃ、退散♪
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