Travel Guide / Ralph Towner Wolfgang Muthspiel Slava Grigoryan
心折れそうなことって、沢山あるもんですよねぇ。。
一つが解決?すれば、、また、一つ。。みたいな。。
秋だろうが、冬だろうが…季節にお構いなしですわ。
タウナーもムースピールも超好みなギターリストではあるのですが、
不勉強で、三人目のギターリストの名前はおはつだったのですが、
この秋の強力なECMのラインナップの中でも、、別格的にECMしてござった。
全10曲、タウナーとムースピールが5曲ずつです。
6曲目まで、二人の曲を交互に演奏、最後は2曲ずつ続けてエンディングヘ。
オープナーのムースピールのThe Henrysonsが静かに幕が開くように始まると…1分もしないうちにでノックアウトですよ。三本のギターがたんたんと紡ぐ絹のベールのように軽い音のタペストリー。その美しさは夢の世界。
タウナー曲のFather Timeも夢心地のまま進みます。時々、ユニゾンしたりヴォイシング付けたりするのですが、全てが繊細でサラサラした感じ。
Windsongは前2曲より動きを感じる、でも、柔らかなタッチで音の数が多くなってもサラリと流れる。
Duendeの郷愁はどこから来るのだろう。わたしの迷子の気持ちのように見失いそうな。。みえない大事なものを探している感じ。
厚いと言うよりふくよかな音の重なり。幻想的にヴォイスが重なりこの世のものとは思えません。クラシカルな中に華やぎも。
タイトル曲Travel Guideの三位一体感は心躍る。テクニック的にもとても素晴らしいのだと思いますが、そういうことを感じさせずひたすら音の世界を漂う。
ムースピールの曲が2曲続きます。
ちょっと、曲調が変わって抑えた色彩でダークなDie Blaue Stunde。
テンポの速いNico und Mithraは、疾走する中でも、音の一つ一つがとても綺麗なことを改めて感じる。
タウナー曲Tarryはご本人のソロ。まさに、ギターによる囁き。
終演はMuseum of Light心の奥深くに響く木霊のよう…
三つのギターが重なって、軽やかに心に広がる音のパノラマ…。
心の浄化作用はもちろん、鎮静作用、そして、幸福感をひしひしと感じること請け合います。
弦楽器、ギターの素晴らしき世界を堪能してくださいね。
1. The Henrysons
2. Father Time
3. Windsong
4. Duende
5. Amarone Trio
6. Travel Guide
7. Die Blaue Stunde
8. Nico und Mithra
9. Tarry
10. Museum of Light
Ralph Towner classical and 12-strings guitars
Wolfgang Muthspiel electric guitar
Slava Grigoryan classical and baritone guitars
こういうアルバムは何時聴いても良いと思うのですけど、、
でも、なんとなくいろいろな意味で弱ってる時には本当に良いです。
そして、一層と人恋しくなったりしちゃうワケですね。
んじゃ、退散♪
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スズックさん、こんにちはmonakaです。
今年の秋はECMに染められたような気がしますね。
でもアバンクロンビーは買っていません。
TBさせていただきます。
投稿: monaka | 2013年10月11日 (金) 11時45分
ブラザー最中さま、、
>スズックさん、こんにちはmonakaです。
はいはい。
>今年の秋はECMに染められたような気がしますね。
いやぁ。。ホンと、ブラザーと同じような感覚だったんだなぁ。。って、思っちゃいました。
綺麗な音楽でしたね。。
>でもアバンクロンビーは買っていません。
うむ。。この方、、好きなんです。(笑)
この秋は、ECMもいいし、ヴォーカルもいいし、、首がまわりません。。
でも、次はECMをちょっと離れるつもりです。
>TBさせていただきます。
ありがとうございました。
投稿: Suzuck | 2013年10月11日 (金) 17時39分
いかにもECMの秋らしいアルバムでした。昔も(’80年代あたりかな)あちこちでアコースティック・ギター2-3本のアルバムが作られた時代がありましたけど、それとは全然サウンドが違っていて、一体感のあるギターの音のかたまりが、適度な残響音で心地良くせまってくる感じではありました。
TBさせていただきます。
投稿: 910 | 2013年10月13日 (日) 17時02分
910さま
>いかにもECMの秋らしいアルバムでした。
ギターが沢山のアルバムを持ってないわけではないのですが、、
これは、自分の心境もあって、胸にしみましたねぇ。。
>昔も(’80年代あたりかな)あちこちでアコースティック・ギター2-3本のアルバムが作られた時代がありましたけど、それとは全然サウンドが違っていて、一体感のあるギターの音のかたまりが、適度な残響音で心地 良くせまってくる感じではありました。
音のない空間も音楽ならば、残響までも美しい音楽、って、素敵ですよねぇ。
>TBさせ ていただきます。
ありがとうございました。
投稿: Suzuck | 2013年10月16日 (水) 18時07分
Suzuckさん,続けてこんにちは。
私のところにはなかなかデリバリーされなかったのですが,やっとの思いで聞いた時の嬉しさはなかったですねぇ。このアルバム,記事にも書いたんですが,非常に落ち着いたトーンが魅力的に響きます。これなら何回でも聞けます。このトリオの前作は,Muthspielのレーベルからでしたが,今回は,さすがECM,さすがEicherって感じのサウンドでした。
やっぱりTownerは最高ですわ。ということで,TBさせて頂きます。
投稿: 中年音楽狂 | 2013年11月16日 (土) 15時39分
閣下、
わたしも、続けてこんにちは♪
これは、最中さんの所に書きましたが、、
昔だったら、これ一枚で、、しばらく新譜はいりません、って、くらい、、気にいってます。
ギター三本が薄いタペストリーのようで、言葉にならない美しさと静かさです。
落ち着いた、大人の時間を過ごせますよね。
鎮静作用だけでなく、そこはかとなく、、幸せな気持ちになりますよね。
ECMは、だから、やめられない。。
と、結局、あのヴォーカルのCDは探し出せてません。。
投稿: Suzuck | 2013年11月19日 (火) 18時31分