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音楽で拡がる輪

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2013年9月

2013年9月16日 (月)

Chick Corea + The Vigil @ 新潟!

つうことで、かっこいいぞお、、と、騒いでいた

Chick Corea / The Vigil

は新潟(テルサ)にもやって来まぁす♪

「Chick Corea + The Vigil @ 9月17日(火)」

Chick_niigata

めちゃ、かっこいいベースHadrien Feraudが、「Carlitos Del Puerto」に変わっていますが、、
パーカッションも「Luisito Quintero」に変わっていますが、、
それでがっかりするような演奏にはならないと思います。(笑)

そりゃ、Hadrien Feraudのエレベが聴けないのは、見られないのは、、残念だけどね。

少なくても、動く生チックコリアだけでも、感動ものだと思うのですが、、
どう?どう?どなたかいらっしゃいますか?

Tim Garland、Charles Altura、Marcus Gilmore、、Carlitos Del Puerto、Luisito Quintero、、

誰を聴いても、観てもすごいと思うと思います。
しかも、どうも、時と場合によっては、チックのクラシックスタンダードを演奏したりもするよう?で、、、それも、ちょっと楽しみかも。飽きないと思うんだけどなぁ。。

リーダーさまはもちろん、メンバー全てが気鋭・精鋭の方々ですよね。
テルサって、我が家からは、、チト不便ですが、車がある人は逆に便利かもね。
平日の新潟でどれだけの人が来るのでしょうね。
それも。ちょっと、、、興味ありますよね。いけると、いいな。。

皆さまは、敬老の日の連休はいかがお過ごしでしたか?
なんと、なんと、、来週はお彼岸ですね。。(はやっ)
んじゃ、退散♪

2013年9月13日 (金)

The Vigil / Chick Corea

Vigil

この8月中旬にペルセウス座流星群の活動状況が活発で、流星が沢山流れる日が何日かありましたよね。私も、庭にでて天を仰いだのですよ。。だって、お願い事をしたかったのね。薄い雲がかかり、街灯りにもあって、首の痛みにも邪魔されて(笑)、、肉眼で流星を確認することはできなかったのだけど。。

 心の眼で、光の軌跡を追って、、素早く願い事をしました。素早く。素早くっ!(笑)

真夜中だったのに、となりのお風呂場の窓からシャンプーの香り。
家の人たちは寝静まっているけど、何気ない日常を感じました。
日常って、大きな変化なんかあまりないたんたんとした毎日の繰り返しがいいのですよね。

ええと、、スペースオペラのワンシーンを思わせるようなジャケット。
すっかり、秋になった今、、ぴったりなジャケットです。って、実際、今までblogアップを待ってたのです。後ろ画面(裏)と繋がっており、広げると宇宙に繋がっているようで心躍る。
無骨な騎士の視線の先には、決意の大きさ深さを思わせるような空間が広がっている。。

全7曲オリジナル、6曲目だけ豪華ゲスト付のライブ演奏です。

オープナーに相応しい高揚感のあるGalaxy 32 Star 4。エレクトリックな響きがとても効果的。終始ギルモアの繊細で、とまることを知らないドラミングが美しく鳴り響き、うねるソプラノ。特にギターのアルトゥラの滑らかで攻撃的なギターとギルモアの流れのある美しい絡みは聴いていて嬉しくなってしまう。
Planeto Chiaは、アコースティックサウンドを中心にスパニッシュメロディ。哀愁を背負ったスパニッシュギターがチックコリアの流麗なピアノ相まって胸がときめく。ソプラノの踊り方はここでもバッチリで、全員での疾走感がたまらない。
ちょっと軽めのエレピの音からはじまるPortals To Forever。バンドの厚みあるサウンド、一体感、各自の反応・裁量、、どれをとってもかっこいい。長編作で、後半に向かってもこれでもかと見せ場をつくってくる。ふと、ピアノに変わって、ビートも代わり、チックコリア個人も堪能でき、気がつくと16分超え。
メロディアスで美しさが際立ってるRoyalty。ピアノ、サックス、ギターと綺麗系にまとまる。
浮遊感あるサウンドを決して壊すことないギルモアの繊細なドラム、そして、テクニックと歌心をしっかりみせつけたベース。
Outside Of Spaceは、奥さまGayle Moran Coreaがコズミックなムードたっぷりに、アルバム的にもスパイスとなる感じ。しかし、ギルモアの軽やかな手業は表彰状ものです!

アルバム中異色のスタンスPledge For Peace。ラヴィコルトレーンとスタンリークラークが参加し、コルトレーンを意識したとあり、フリーな感じから入って、その後、少しだけアバンギャルドな感じで「熱いジャズ」に。クラーク、ラヴィと長尺なソロがまわるのだけど、圧倒的な存在感を示すのがラヴィコルトレーン。このチックとギルモア両者の煽りはすごい。
ホンと、すごいです。真摯に吹きまくる姿に重厚さが少ーし薄いものの、、あの父がかぶります。

終演は、オリジナル?メンバーに戻ってエレクトリックなサウンド。自由度が高く、インプロビゼイションのような感じ。各自の切れ味が素晴らしく、瞬時の反応なんだか、キメものなんだか。。私は、この演奏がこのバンドには1番似合ってると思いました。好きな演奏は如何にもコリアのPlaneto Chiaだったり、乙女チックなRoyaltyだったりするのですが、、これはかなり緊張感溢れており、最後まで手に汗握る感じ。そして、ギルモアとフェローの一挙一動に震えるっ。

うーん、、やっぱり、メンバーがメンバーなだけに、かなりのハイクオリティ。
見せ場満載。編成から想像するようなエレクトリックバンドだったりもするのですが、アコースティックサウンドの演奏もあり、その辺は巧くまとめあげてるのではないのでしょうか?
やっぱ、わたし的スーパースターは、全編で、、静かに軽やかに、高揚感つけて美しく煽るMarcus Gilmore◎◎ 。大変、素晴らしいです。はい。

1. Galaxy 32 Star 4
2. Planeto Chia
3. Portals To Forever
4. Royalty
5. Outside Of Space
6. Pledge For Peace
7. Legacy

Chick Corea (p, key, synth)
Tim Garland( ts, ss, b-cl, fl)
Charles Altura (el-g,ac-g)
Hadrien Feraud (b)
Marcus Gilmore (ds)

Pernell Saturnino (perc) #1,2,3

Gayle Moran Corea (vo) #5
Stanley Clarke (b) #6
Ravi Coltrane (ts) #6


「金沢ジャズストリート」、、「音市場」「柳都ジャズ イン にいがた総おどり祭」、、なんだか、ジャズのイベントだらけの連休です。

あ、去年も新潟にいらしていた「木村秀子(p)&土村和史(b)とFabio Bottazzo(b)」の共演も見逃せませんね。
他にも沢山ライブがあります。
音楽の秋を楽しみましょう。。って、私はどうかなぁ。(笑)

んじゃ、退散♪

2013年9月 8日 (日)

Lucky People / Moutin Factory Quintet

Lucky_people

お風呂あがり、窓から入る風に洗い髪が冷たく感じる秋の夜。
でも、、もの想うには、、秋の夜はいいよね。
遠くに行きたくなるし、遠くの会えない人とも、、なんだか繋がってる気がするもの。。

秋のジャズ祭りとしては、クリポタファンとしては、トルコのピアニストにクリポタが全面参加してる「Circle of Life」の予定でございました。。これは、思ったより、良かった。
でも、ホランド閣下のまとめびき買いに失敗して落ち込んでたわたしに届いたのがこれなのね。いつもの調子で、ちょいと聴いたら、、とまりません、やめられません、、。

兄弟関係の多い音楽界ですが、フランスのムタン兄弟は、双子です。
兄がベースで弟がドラム。って、反対だっけ?
ようは、肝心要のリズムセクションが兄弟以上に阿吽の呼吸の双子なんです。
ブログにもいくつかあげてるのですが、検索するのが面倒になってしまった。。ので、時間があるときにのせておきます。
今回は、Factoryと銘打って、これまたフランスのアグレッシヴと耽美の両刀遣い美形ピアニストThomas Enhco、エフェクト使ってちょっと変態系のManu Codjia、エモーショナル克つアヴァンギャルドもオッケーなChristophe Monniotと言う、全面フランス仕様♪

オーネットメドレーの他はムタン兄弟のオリジナルです。

オープナーでタイトル曲のLucky People、、お洒落な感じでなんだか欧州的優雅なサウンドと思っていると、、突如、サックスが吠えてギターが歪む、でも、それは一瞬で、メロディアスなベースソロ、浮遊系のギターソロ、そこになじむサックス、、多色使いのシルクスクリーン画のように、背景というか場面というか、、薄く幾重にも重なってル感じ。
ファンキーなベースソロからはじまるDragon Fly。ソプラノとギターの阿吽、隙間にすっとはいる流麗なピアノ。
厳粛な雰囲気を醸し出すベースソロ、優しいメロディを奏でるサックス、、と、透明なピアノがクラシカルに躍るSoul。早弾きになってもしっとりした情感。中盤からのベースソロは心にぐっときます。エモーショナルに絞りだすように歌うサックスとドラムのデュオ部分もすごい。
オーネットメドレーは、兄弟デュオ。ハイライトといっても過言ではないくらいの素晴らしいパフォーマンスです。映像希望の変幻自在のドラムに高速メロディアスなベース。

と、サックスのソロから一気に全員で全力疾走に持ち込むRelativity。お腹の底から煽られるような低音、そして、予定調和を拒むギターの歪み。密な空間をサックスが疾走。各自がはっきりと個性をだしつつ、完璧な一体化。
手に汗握る演奏一転、静謐で美しいピアノの演奏から始まるForgiveness。少し、もの悲しいメロディ、そして、優雅な空間。嘘のように美しいギターと夕暮れの気分。
再び、攻めの態勢A Busy Day。キメの部分はもちろん、ソロが本当にどれも素晴らしい。
互いに絶妙な絡みで進むMoving On。(って、どの曲もそうなんだけどサ。。)
演奏者各自にスポットがあたってるのですが、今回はめちゃエフェクター効かせて宇宙に飛んでいるManu CodjiaのギターからはじまるYou'll Be Fine。この曲も素敵なメロディで、おかげでやってることが難解至極なんだろうけど、そんなことはちっとも思わせないポップな感じ。
最後は、ドスを効かせつつ、各自のインプロを全面的に押し出した感じのConflict。
ピアノがブルージーに饒舌にうたう。ちょっと、フリーキーにサックスがうたう、ドラムが蛸になる、って、気がついたらおしまい。

こうやって、字にしちゃうと、恐ろしげなサウンドを想像してしまいそうなのですが、
各自個性的であって、大変に巧いので、、妙に澄んだ綺麗なサウンドにきこえてきます。
でも、誰に勧めるかと考えると、興味持った方に、としか、、言いようがない。。
自分が興奮した音楽が、誰にも勧められるとは限りませんものね。

1.Lucky People
2.Dragon Fly
3.Soul
4.Otnette's Medley
5.Relativity
6.Forgiveness
7.A Busy Day
8.Moving On
9.You'll Be Fine
10.Conflict

Francois Moutin (b)
Louis Moutin (ds)
Manu Codjia (el-g)
Thomas Enhco (p)
Christophe Monniot (as,ss)

日曜日なのですが、晴れたら、、町内どぶ掃除。。
雨ならば、一週間が過ぎるのが待ち遠しいといっていたダーリンとゆっくり療養かな。。
皆さんの「東京ジャズ」観戦記を楽しみに。。

んじゃ、退散♪


2013年9月 5日 (木)

From Reality & Back / Alex Sipiagin

From_reality_back_2

雨の昼下がりにも虫の声がきこえる今日この頃です。
小さな小さな居場所について、、ぼんやりと、、もの想う初秋の一日。。

さて、9月になったら、ガンガン攻め倒してやる!って、思ってましたが、、
世の中、、そうは問屋が卸しません。。予定は未定とは本当にそうね。
やっぱ、暫くは、、ボチボチいきますわ。はい。
テナわけで、秋風に乗ってかけ回したのがシピアギンさまのアルバムです。
またまた、シピアギン?って、方も多いと思いますが、わたしもその通りだと思います。(笑)
でも、メンバーみてたら、やっぱり、音を聴いてみたくなりまして、、
そんもって、試聴してたら、、やっぱり、CD欲しくなりました。(笑)

ホランド閣下にゴンザロ・ルボルカバ。。この時点で、Live At The 2007 Monterey Jazz Festivalこの時点でこのアルバムが浮かぶ人はすごいな。って、わたしの脳みそが小さすぎます。。
テナーはシェイマスで、ドラムはサンチェス、そんでもって、、パットメセニーに1曲提供してもらった、、って、マンディ満ちるの旦那さまはかなりのやり手ですわ。。。
スタンダードもカバー曲もなく、彼のオリジナル7曲とパットメセニーの1曲で全8曲。
イケっ!!

エレピの響きが浮遊感と揺らぎを感じささせるAround the Bend。
ホランド閣下のたんたんとした、、でも、力強いベース、そして、サンチェスの隙のないドラミング&プッシュ。フロント二人の蒼白い火花が突き刺さる。
静寂な雰囲気で始まるも、一気にテンションをあげるWith the Tide。モーダルなダークな曲調とピアノの高速な機械的なフレージングがピッタリ。シピアギンのソロはストーリーある世界を拒絶するような孤高の叫び。シェイマスのソロも好き。最後のキメの部分はキレキレ、混沌。
From Reality and Backのミステリアスな雰囲気は大御所の構え。グレーの濃淡の世界。
美しい音色と自在に音の階段を上り下りするシピアギン。
これは、目の前で聴いてみたい!って、思う、トリッキーな雰囲気満載のEnd Of...。
フロントのユニゾンも掛け合いもスリリング。当たり前だけど、言葉にすると「真剣勝負」そのもの。めちゃ、カッコイイ。

二人のヒリヒリとした感覚の掛け合いで始まるHere and Now。素ごっく、真面目な感じのシピアギンのソロ、その真摯な感じに惹きつけられます。それはね、シェイマスもです。
高揚感ある2管ユニゾンが聴くものにも臨戦態勢を。どれが、、ではなくて、どれも素晴らしいフロント二人のソロ。
メロディアスで、、美しいハーモニーを堪能できるSon Uvedeny Posle (Dream Seen Later)。今までの緊張感が一気にほどけ、感情タップリに歌うシピアギン。。そして、シェイマス。
二人の息の合った聴き所が満載のThe Maze。終演めがけてゴンザロも熱演、何気にトリッキーな仕掛けもあって、ベースやドラムも最後まで聴き逃せません。

シピギンのリーダー作、って、ことでか、思ったより、ホランド閣下やゴンザロが控えめ?だった気もしますが、全体にはタイトでダークでモーダルで。少し寂しい空気にぴったりです。
シピアギンとシェイマス、、両雄の活躍は素晴らしすぎますです。はい。
って、わたしはホランド閣下のアルバムが発売延期になってました。。(くっそ〜)

1. Around the Bend
2. With the Tide
3. From Reality and Back
4. End Of...
5. Here and Now
6. Chain Reaction
7. Son Uvedeny Posle (Dream Seen Later)
8. The Maze

Alex Sipiagin (tp,flh)
Dave Holland (b)
Seamus Blake (ts)
Antonio Sanchez (ds, per)
Gonzalo Rubalcaba (p,el-p)

夏の疲れは夜に出ますよね。毎日、眠い。。。
マンディ満ちるが11月にも来日するんですね。
ここに、シピアギンは一緒に来るんでしょうか。。。誰か、ご存じありませんか?
マンディ満ちるの脇で、、シピアギンさまは吹くんでしょうか。。
何処かで、ひっそりライブしたりしないのでしょうか。。

んじゃ、退散♪

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