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音楽で拡がる輪

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2013年2月

2013年2月28日 (木)

「神舞」が来る。。。

2月は逃げる、、と、いいますが、、
今日で、如月はお終い。明日から、弥生、、3月ですね。
お雛祭りのその前に、神様の舞いはいかがでしょうか?

安ヵ川大樹トリオ@ジャズフラッシュ

3月1日(金) 20:00~ \3,900(前売りワンドリンク)

安ヵ川大樹(b) 佐藤浩一(p) 橋本学(ds)

ジャズフラッシュ Tel. 025-224-4518
新潟市中央区東堀通 5 番町 440
昭和新道 小林ビル 1F


山口県の祝島に伝わる神舞の神事から生まれたタイトル曲を持ったアルバムを去年12月にリリースした安ヵ川大樹トリオがジャズフラッシュに来ますぜ。
今年の1月27日(日)に長岡のクックテールくぼたでのラージアンサンブルのライブが大絶賛だった「あの」安ヵ川さまのピアノトリオですわ。

Kanmai / Daiki Yasukagawa Trio

Kamimai

安ヵ川大樹(b) 佐藤浩一(p) 橋本学(ds)

タイトル曲Kanmai の静謐な空気は、目には見えない神の舞いを心で感じる演奏。
若い2人と緊密でかなり対等な感じの関係で、時に深淵に、時に躍動感あふれる多彩な演奏。
ベースはもちろんですが、、それぞれの楽器もしっかり楽しめるアルバムで〜す♪

Kanmai の試聴


きっと、会場でも売ってるはずです。みんなでサインもらいましょうね!

自分の状況にだいぶ慣れてきて?目一杯な感じなりに、、時間ができた時には、、いろいろなイヴェントにも参加できるようにがんばりました。
また、ライブに上京したいなっ。

んじゃ、退散♪


2013年2月24日 (日)

春よ来い。。♪

Moomin_friend_ship_2

耳をじっとすますと、、楽しい会話がきこえてきそうなイラストの絵皿ですよね。
楽しいムーミン一家の中のイラストを絵皿にしたものです。
我が家では、、ブルーギターと組み合わせて、夏の玄関の飾り物なのですが、
わたしの中では春を待つ気持ち満載の絵皿です。春よ来い♪

ええと、、今日は、新潟市内では気になる催しが2つもあります。


★2月24日(日)の気になるぅ♪★

シネ・ウインドチャリティライブ in よっ家

15:00開場 15:30開演 1500円(1drink)

出演:きゃら/永井美津子/サムライローズ/Pearl

新潟の映画館シネウィンドのデジタルシネマ設備のためのチャリティライブだそうです。

支援企画 シネ・ウインド チャリティライブ in よっ家

にいがた国際映画祭実行委員会 080-3312-8699


新潟ジャズコンテンスト受賞者コンサート@会場 東北電力グリーンプラザ

14:00開演(30分前開場) 無料

安澤・阿部デュオ 
 安澤みほ(ピアノ)・阿部国男(ベース)

山本圭美(まみ) (ヴォーカル)
 伴奏 細木久美(ピアノ) 岡田保紀(ベース) 内山二夫(ドラム)

新潟ジャズコンテンスト受賞者コンサートHP

音市場で聴いた安澤・阿部デュオはホールの響きもいかした集中力ある演奏でした。
約40分くらいのライブだそうなので、興味津々です。はい。


我が家の春。。
ええとね、、先日当て逃げされたヘイですが、、とりあえず、、補修が終わりました♪(^_^)

んじゃ、退散♪

2013年2月23日 (土)

Cam Jazzは、春を待つ音。。

もうすぐ春〜♪
と、、浮かれていたら、、いっぱい雪が降ったのでした。
でも、すぐに、晴れ間も出て、、やっぱり、すぐそこに春の予感。。(前向きに、前向きに♪)

まだまだ冷たい空気にはECMのクールな響きもあうのですが、、
同じように透明感あっても甘さと艶っぽさも兼ね備えたCam Jazzの音は雪景色をみながら春を待つ音にぴったり。。

★春を待つピアノトリオ♪★

Facing North / Claudio Filippini Trio

Facing_north

Claudio Filippini (p) Palle Danielsson (b) Olavi Louhivuori (ds)

The Enchanted Gardenで、日本でもファンが増えたイタリアのピアニストクラウディオ。
新譜は、先輩たちの胸を借りた?1枚です。より、ヨーロッパ的な感性を感じる秀作。
時にスペイシーに甘く問いかけ、時に躍動感ある演奏で惹きつけ、メロディアスで親しみやすい現実世界と幻想的な夢世界を展開しています。
去年トランペットのFulvio Sigurtaとだしたデュオ作品Through the Journeyは、秋宵のお伴でした。
深い宵闇にお似合いだったのですが、今回は暖かなリビングで春の陽ざしがお似合いかな。

Giulia's Thursday / John Taylor

Giulias_thursdays

John Taylor (p) Palle Danielsson (b) Martin France (ds)

去年の早春にやってきて、2回目の早春を一緒に過ごすつわもの。(笑)
イタリアを代表する映画音楽作曲家カルロ・ルスティケッリの曲を取り上げた構成なので、メロディアスで、、どきどきするような(胸が締め付けられるような)美しい世界が広がってます。。うっとりとゆっくりと、、聴きほれてください♪

今日のおまけはClaudio Filippini Trio。。


ではでは、楽しい週末をお迎えくださいね。
んじゃ、退散♪

2013年2月20日 (水)

Triz / Andre Mehmari Chico Pinheiro Sergio Santos

Triz_20200728122501

雨水がすぎましたね。。
とはいえ、新潟なので春を意識するにはちょっと速すぎるのですけど、、、
今年は新潟市内は、この日一気に雪がなくなった。単純なので、思わず、春に向かって心が軽くなる。
テナー祭りをちょいとやめて珈琲ブレイクしてたのは陽ざしを感じる音楽。。

 

去年の9月のリリースです。その頃は丁度お先真っ暗な感じだったので、我が家に届いたのはクリスマスシーズンに突入してから。
個人的には、一聴、、早春以降の音だ、と、感じまして、今に至る。(笑)
3月にって、思ってましたが、、今年の新潟市は雪も少なく、すでに早春の光と影。
封印を解いて、聴き始めたら、、とまりません。おまけに、わたしの気分が春めいたので、テナー祭りを置いておいて、、みんなも聴こうよ。。と。(爆)

 

なんたって、メンバー凄すぎます。ブラジルとかアルゼンチンとか、詳しくないのですが、わたしも含めてジャズファンでもこの3人の名前はわかる人も多いはず。話題のピアニスト、メマーリ買いはもちろんですが、わたし的には、Chico Pinheiro買い。この方もブラジルの人ですので当然のごとく歌うんですが、やっぱ、凄いのはギターだと思われますです。
わたしが手に入れたのはウニオン盤。ライナーつうか解説もバッチリで知りたいことがきちんと書かれてまして文句のつけようのない感じ。めちゃ売れただろうなぁ。。って、全体の雰囲気はブラジルなのですが演奏部分はかなりジャズしてると思います。その辺は、もしかするとコアなブラジル好きな人には、もう一つなのかしら?どうなん??

 

オープナーSimは邦題は受容だそうです。そうなると10.Não。。拒絶はと対になってるのだと。
冒頭メマーリのフルートでそよ風みたいに気分が舞い上がる。サントスの歌は自然な暖かさ。ガットギター柔らかさ、流麗なメマリのピアノと3人でお花畑の陽だまりをお散歩してるみたい。。それでいて、どことなく哀愁が漂う。。Arabescaはピニェイロの曲、アコースティックとエレキと両方で疾走感と浮遊感のある素晴らしいギター演奏。エレキの高速フレージングが聞きもの。パーカッションやミラバッシのクラリネットも入ったスリリングな胸躍る演奏。
とっても大好きな曲で頭から離れないのがRiacho Grande。活き活きとした魅力に満ちた曲と演奏。大きな川という意味らしいのですが、植物がどんどん生長していくような活気に満ちたサウンドで一緒に歌いたくなりますよ。
メマリーの美しいピアノのフレーズに誘われるTresbordanteは幻想的な美しさを持った優美な曲。ミラバッシのクラリネットも含めてぴったりと息の合った空間。
タイトル曲Trizも鳥の目視線の音楽で、静と動の使い分けがまるで大空を滑空する鳥の動きのようで気持ち良い。ギターかっこいい。。ギターとピアノの掛け合い部分がスリリングです。一瞬、ニューヨークの喧噪が見えるわけ。
再び、独特なハーモニーで大自然の空気を呼び込むMirabolante。メマリーのアコーディオンが印象的。ちょっと、雲が垂れ込めた感じだったのが、一気に明るい陽ざしを感じるサンバで次々とメンバーが踊り出すCesta De 3。
タイトル曲でも歌っていたピニェイロの歌声がはっきりきけるSumidouroは、インナーヴォイスみたいなミステリアスな感じでつかみ所がない不思議な感じ。
クールなギターとキメキメのアレンジ、ドラムも入って高揚感を煽るPrana Prana。
1.Simを受けて立つNão。サントスがじっくり歌いあげるNãoは、メンバーがゆったりと盛り上げる都会的な洗練された雰囲気。今回の一番大きい編成でのZonzoはパッチワークのように次々と音が展開していく。3人に戻って夕凪を感じるような憂いを持ったDezembro。アコースティックな内省的なサウンド。甘いエレキギターの音に酔いしれメマーリのピアノとシンセで高揚感を増す美しく妖しく揺れるEnluavalsa。
終演はSimのインストヴァージョン。でも、ミラバッシのクラリネットが見事に歌います。
寄ったり離れたり、それはそれは蝶々のように優雅ね。
この曲を含め、一度聴いたら忘れられないメロディが満載。

 

あきらかにブラジルの風、色、、そこにクラシック、ジャズのテイスト満載で郷愁を誘います。。自然さと外連の融合。。

 

1. Sim  受容 (シン)
2. Arabesca  アラベスカ
3. Riacho Grande  大きな小川 (ヒアッショ・グランヂ)
4. Tresbordante  トレスボルダンチ
5. Triz  ほんの僅かなこと (トリス)
6. Mirabolante  ミラボランチ
7. Cesta De 3  3人の食事 (セスタ・ヂ・トレス)
8. Sumidouro  はけ口 (スミドウロ)
9. Prana Prana  プラーナ・プラーナ
10. Não  拒絶 (ナォン)
11. Zonzo  めまい (ゾンゾ)
12. Dezembro  12月 (デゼンブロ)
13. Enluavalsa  月光ワルツ (エンルアヴァルサ)
14. Sim (Instrumental)  受容 (シン) ~ インストゥルメンタル

 

André Mehmari : Piano, Synth, Flute, Acordion, Vocal, Nylon Guitar
Chico Pinheiro : Nylon Guitar, Electric Guitar, Vocal
Sérgio Santos : Vocal, Nylon Guitar

 

Gabliele Mirabassi : Clarinet
Edu Ribeiro : Drums
Neymar Dias : Acoustic Bass
Guello : Percussions

 

Chico Pinheiroのサイトにのってる、アルバムのプロモ?

 

 

ギターのこのお方は、随分前に日本でも話題になった自分の名前Chico Pinheiroをタイトルにしたアルバムを某方に教えてもらって、ギターのうまさにびっくりたまげて、その後3枚ほどお買い上げになりまスた。最近では、ミンツァーのビッグバンドでフィーチャーされておりました。さすが、ミンツァー目の付け所が違います。お姿もお美しいです。はい。

 

なんて、思っておりましたら、今日は新潟市内もしっかり雪が降りました。
あっとうまに、真冬に戻った。あっちゃーって、思うけど、この時期は春が近いので耐えられる。
雪国のこの時期はね、こうやって、、、「騙し 騙され?」、春が来る。。

 

んじゃ、退散♪

 

Triz

 

 

 

2013年2月17日 (日)

悩みつきぬ日々。。

いくつになっても、悩みはつきないものです。(ため息)
未解決のことが山積み。。あぁ。。って、全てを投げ出した気分。
でも、前に向かって進まないといけないよね。(きっぱり)
いろいろ思い込んじゃって、勘違いしたわたしがいけないのですです。はい。m(_ _)m

そうそう、、今日は、★冬の音市場@柏崎市 アルフォーレ★でっす。
大人の文化祭ですです。
今までの音市場をギュッと一つの会場に詰め込んだそうですよ。
以下、HPよりコピペ♪

○聴くオトイチ
日時:2013.2.17(日)11:00~18:30(予定)
会場:柏崎アルフォーレ 大ホール
出演予定アーティスト
経麻朗&細木久美、MINT、アンジー、安澤みほ&阿部国男
MINGEL、津軽三味線小林組。、八久保保&柴木、ラテンマニア
蜩、小田剛志、仲野享子、馬場明成、山岸協慈、品田真彦、
マリンバプリマヴェーラ、SUNSETRIDERS、CUVE ….

○知るオトイチ~マルチホールにて楽器講座を開催
日時:2013.2.17(日)10:00~17:00(予定)
会場:柏崎アルフォーレ マルチホール
楽器講座(各40分程度の講座となります)
1)コードひとつでジャズピアノ(水口かずみ)
2)邦楽の世界に親しもう(八久保保)
3)三味線の魅力(津軽三味線小林組。)
4)和太鼓入門(日本海太鼓)
5)ギターをもっと楽しく(経麻朗)
6)サックス奏法(小田島享)
7)Shall We Dance(リズ大森&田中健)

○おはなしライブ
日時:2013.2.17(日)10:30~17:30(予定)
会場:柏崎アルフォーレ 市民ラウンジミニステージ

○Rock’n Multi
日時:2013.2.23(土)13:30~19:00(予定)
会場:柏崎アルフォーレ マルチホール
―――――――――――――-
料金:1000円(当日1500円)全席自由
※小中学生無料
17日、23日は共通チケットです!!!!
プレイガイド/アルフォーレ、わたじん、洋琴舍、石川薬局各店
問:090-4063-1428(イノマタ)

楽しそうだ。。なっ。(^_^)v

休日カフェは Dom La Nenaで決まり。。

Ela / Dom La Nena

Ela


ブラジル生まれ、フランス育ち、アルゼンチンでお勉強したDom La Nena。
3つのお国のいいとこ取りミクスチャーなお嬢さん。
全編柔らかな陽ざしと爽やかな風、そして都会のキュートな乙女心も感じるはぁーとウォームで「お茶目」なアルバムでっす。疲れた頭にぴったり。疲れた心にドンぴしゃ。
あまり、深く考えないで(笑)、、耳元で囁かれて、休日をまったりお過ごしくださいませ。
と、ギター、ピアノ、ヴォーカルのもっとブラジル漂うジャジィーなアルバムをかける予定もあったのですが、、つい、、こっちになってしまった。。

1. Anjo Gabriel
2. No Meu Pais
3. Vento
4. Batuque
5. Dessa Vez
6. Conto de Fadas
7. Ela
8. Buenos Aires
9. Menina Dos Olhos Azuis
10. Sambinha
11. Cancao Boba
12. Voce
13. Saudade

Dom La Nena

ご本人のサイトでお歌とお姿をご確認くださいませませ。

さてさて、、クリポタ、ショーターとわたし的には大絶賛が続きましたが、この2枚も面白い。

Hagar's Song / Charles Lloyd Jason Moran

Charles Lloyd (ts, as, b-fl, a-fl) Jason Moran (p, tamb)

齢80のショーターさまの強権発動的な強面なアルバムに対するのは、齢75の若干若いが仙人の領域にすでに突入のCharles Lloydさまの大地を吹き抜ける風のごとく無の境地。わたし的にはやっぱりロイドさま、、って、感じで、気に入っております。
そう、、ある意味、対極なんですが。。

Wislawa / Tomasz Stanko

Tomasz Stanko (tp), David Virelles (p), Thomas Morgan (b), Gerald Cleaver (ds)

緩急つけわけて、心を揺さぶるスタンコさま。話題の若手ベーシストのモーガンやクリポタではキーボード担当だったDavid Virellesが参加。彼は硬質で透徹な響きを持ったピアノを弾かせやっぱいいぞ。全体にアブストラクトな場面もたっぷりなダークな雰囲気の意欲作。心の穴をのぞき込んだような感じ。しかし、2枚組。。2枚組をブログにのせるの苦手なんだ。。どうなるかなぁ。。

って、お家での楽しみはどんどん続く。。
そろそろ、上京したいぞ。。やっぱり、煩悩はつきないわ。。。(^_^);;

んじゃ、退散♪

2013年2月14日 (木)

My Funny Valentine Chris Botti with Sting

今日は、ヴァレンタインデーでっす。
チョコあげた?チョコもらった??

ここで、チェットのマイファニ、いやいや、マイルス、、って、かけなくても、、
皆さん、ご存じだろうから、、違うの探してきました。(笑)

しかしね、考えたら、トランペッターにはイケメンが多い気がする。。
チェット、フレス、ブルナー、ボッティ、、あ、ボッソもいたねぇ。。
と、いかん、、ぼんやりしちゃ。。時間ないので、すぐ、いきます。はい。

My Funny Valentine Chris Botti with Sting

途中で、、掛け合い漫才?も見れるChris BottiとStingの愛のサービス♪
最後は、かっこいいぃぃ。。って、終わります。(笑)

と、YouTubeのお勧めでくっついてきたマイファニでパンチのみこちゃんこと弘田三枝子みっけ!

すげぇ。。せくしームード満点でしたね♪
わたしに「たりないもの」をここで、、補った気がします。。はい。。。

Happy Valentine's Day !

んじゃ、退散♪

2013年2月10日 (日)

来週の日曜日は柏崎に集合らてば。。♪

Otoithiba_2013



★冬の音市場@柏崎市 アルフォーレ★

2月17日(日

2月23日(土)にも、Rock’n Multiが開催されます。

料金:1000円(当日1500円)全席自由

※小中学生無料  17日、23日は共通チケットです

2007年の中越沖地震の際に柏崎市を盛り上げよう!って、感じで始まった音市場。
イヴェントタイトルそのまま、いろいろなスタイルの音楽をはしごできる柏崎市の独自の音楽のイヴェントです。
最近は、毎年9月に行われているのですが、、
今年は、なんとなんと、真冬にも楽しんでしまおう!って、ことだそうです。
といっても、豪雪地帯の柏崎ですから、天候に左右されにくいように?1箇所に絞って、、

柏崎市文化会館アルフォーレ

特に、17日は、聴く、知る、、、いろいろな方面からの大人の文化祭です。
みてみて♪HPを覗くと、1000円で、いろいろなお楽しみがありますよ。

柏崎 音市場

テな、、わけで、、来週の日曜日は柏崎に集合らてば。。♪



休日カフェは Patricia Barberで決まり。。

Smash / Patricia Barber

Smash

日曜日の朝、、どんな音楽を聴いてますか?
ええとね、これは、音楽にとても詳しいHiroko Shogaさまに教えていただきました。
最近のヴォーカル話題作?巷では、大絶賛のNo Beginning No End / José Jameは、、まぁ、アレなんですけど。。

ピアノ弾き語り?シンガーソングライター?ジャズやロック、ポップスなど垣根にとらわれない感じ。力強いピアノはジャズだし、仲間とのインタープレイ、インプロヴィゼイションなどやってることを言葉にするとジャズなんですが、音楽そのものはもっと開放感と強い彼女の意志が反映されたもの。強面だよねぇ。孤高の感じもあって、そういうところをジョニミッチェルと比べる人もいると思うんだけど、やっぱ、違う。歌うまいし、声も好きだわ。いわゆる、ジャズヴォーカルではないのだけど、訴えかけてくるものが半端ないのでお気に入りです。はい。
眼光鋭い感じで吠える曲のもええですが、ラスト曲のようにしっとり歌いあげるのを聴いてると、歌唱力のすごさをひしひし感じます。わたしにはまさに、、Smash Hitなんじゃ。どうも、ありがとうございました。
ここで、音源が聴けるはずです。↓
Smash / Patricia Barber(彼女のサイト)
個人的予測では、とっつあんさまがはまると思うんだけど。。(笑)どう??

1. Code Cool
2. The Wind Song
3. Romanesque
4. Smash
5. Redshift
6. Spring Song
7. Devil’s Food
8. Scream
9. The Swim
10. Bashful
11. The Storyteller
12. Missing

Patricia Barber (vo,p)
John Kregor (g)
Larry Kohut (b)
Jon Deitemyer (ds)


そうだぁ。。皆さんが、大絶賛のJose Jamesの新譜は、かっこいいなぁ、と、思いつつ、、、。。どうも、あの路線はあんまり好きじゃないんだもん。やっぱ、古い人間なのね、、(笑)
でね、ホセさまなら、、最初聴いたときはだめだったんだけど、ピアノ目当て買った

For All We Know / Jose James & Jef Neve

わたしは、、こっちが好き。
ジャズ批評の夜光雲では、その時すでに新譜ではなかったので、、
千夜一夜物語で、触れたんだけど。。
米国のJose James(vo)の表現力とベルギーのJef Neve(p)の時の重ね合い。静寂な空間に時を忘れ人生を想う。って、もんですからね。ちょうわたし向きでした。しかも、インパルスだし!(爆) ご参考までに。。

んじゃ、退散♪


2013年2月 8日 (金)

Without a Net / The Wayne Shorter Quartet


三寒四温とでもいいましょうか。
見えないとこでの季節同士の鬩ぎ合い。。。
わたしの音楽たちもアルゼンチンとアメリカを交互、、で、鬩ぎ合い、、でした。

いやいやまいった、今年80歳のショーターの作品は挑戦的。
シリアス、タイト、ダーク、ミステリアスであります。
ブルーノートの43年ぶりで復帰などと言うキャッチが陳腐に感じるのはわたしだけじゃなかろうて。。
9曲のうち6曲が新曲という今年80歳のショーターのライブアルバム。

まずは、オープナーOrbits。ペレツの超低音パンチではじまり、ブレイドが凄みをきかせ、ショーターのソプラノが切り込む。。
わたし的世界一陰りのあるラテン系ピアニストペレツの硬質で美しいピアノが際立つStarry Night。瞬間、火がついて4人で燃え上がる狂気。
ガレスピーのマンテカがそっと奏でられるS. S. Golden Mean。ショーターのスリリングなフレージングで挑発しながら、バンド全体で小さな爆発を繰り返しながら緊張感を高める。馬鹿かっこいい。
ウェザーリポートでやっていたPlaza Realは、あの色彩感覚は一切消されて過去への挑戦的感じ。ブレイドの野性的な叩き方がバンドに興奮を呼ぶ。(やっぱ、ブレイドで聴きたい。。)Myrrhがまた凄みがある。ショーターが金切り声を上げ叫ぶ中、ブレイドが恐ろしい迫力でプッシュ。うむ。。(やっぱり、ブレイドが居た方がいいんじゃないの。。)

と、突然、、管楽器のアンサンブルが加わってカオスな世界で飛翔。音の密度が高くなってもショーターは飛び飛び感は失われることがない。。ペレツとブレイドががやっぱりかっこいい。(笑)創造の世界を自由に飛ぶペガサスはショーターあなたです。はい。23分の熱演。
口笛が異空間に誘うFlying Down to Rio。ブレイドとペレツがつくる空間は大きな穴がボコボコに空いた恐ろしさもあるけど、つい入れちゃいたくなるオカズッポイフレーズがなくて潔いたらありません。ショーターは威風堂々。(やっぱ、ブレイドも来なくちゃだめでしょうが。。)
って、ベースのパティトゥッチの存在をはじめて意識したZero Gravity to the 10th Power。でも、後半のペレツとブレイドはやっぱり凄い。この強さをものともせず、テナーが踊る。って、やっぱり、凄みがありますよねぇ。痺れるぞ。。。
終演はアブストラクトな感じをガンガン押し出した(The Notes) Unidentified Flying Objects 。混沌とした中に求める自由。自由ってなんだ。

今、ショーターは即興こそがジャズの華という信念の塊です。
いや、昔からそうだよ、って、仰るあなた、、、ちょっと違うから覗いてみてくださいな。
レーベルインフォに彼のインタビューのまとめ?みたいのが書いてありましたが、、
脳みその小さいわたし的解釈では、いろいろな意味で「同じことはやらないよ」、って、感じですが、んじゃ、ドシャメシャなフリージャズかというとそんなことはなくて、かなり計算された感じだと思いますます。
でも、彼の演奏は凡人には予測不可能で、それはスカイダイビングや宇宙遊泳のような大きな空間と一体感のある音の配置です。まさに、Without a Net って、もんですか。

非常に抽象的、ビターなサウンド。それでいて、美しさやストーリーを感じるのは、きっと、わたしだけではないと思います。それは、マイダーリンのピアノのペレツさまの活躍のおかげかもしれないけど。。ショーターさまと蜜月って感じのフィット感。そして、切れ者ブライアンブレイド。。なぜか残念ながら、ベースが音が小さい気がしますです。はい。
2011年の欧州ツアーのライヴを中心に収録してるって、ことなので、、
この3月には、ブライアンブレイド以外は同じメンツなので、同じような演奏を聴けるって、ことですよねぇ。。って、渋谷のシアターで。。。。だけで、彼が居なくちゃつまんない♪

1. Orbits
2. Starry Night
3. S. S. Golden Mean
4. Plaza Real
5. Myrrh
6. Pegasus
7. Flying Down to Rio
8. Zero Gravity to the 10th Power
9. (The Notes) Unidentified Flying Objects


Wayne Shorter (ts,ss)
Danilo Perez (p)
John Pattitucci (b)
Brian Blade (ds)

The Imani Winds (#6)

因みに、わたしはこのアルバムを¥ 1,082で手に入れました。
「過去の名盤のお買い得シリーズ」に負けず劣らずのお値段。。。
配信を利用しない(できない)わたしにとっては、めちゃお安い値段です。

皆さまは、、3連休ですね。
お出かですか?
我が家は、家の塀を当て逃げされて、めちゃ怒っていますです。はい。

んじゃ、退散♪

Without_a_net


2013年2月 2日 (土)

The Sirens / Chris Potter


5月にはPat MethenyのUnity Bandの一員として来日する米国のマルチ奏者Chris Potter。飛ぶ鳥ををも落とす勢いの彼のECMでの初リーダーアルバム。
叙事詩「オデュッセイア」にインスパイアされて制作されたとあるだけにドラマチックな曲がならび、朗々と吹き上げる彼のサックスも情感たっぷり、まさに静と動を行き交う。

暗闇を静かに切り裂くように始まるWine Dark Sea。ティーボーンの硬質で美しいピアノサポートにのって次第に高速のフレーズがまじり、アグレッシブに躍動、そして嗚咽。一言、素晴らしい。Wayfinderクリポタらしい不思議なフレーズを積み重ねていく…精鋭揃いのメンバー全員のサポート力表現力は何気に凄い。
Dawn (With Her Rosy Fingers)、陰りのある曲調にのって情感こめてサックスを吹くクリポタ、ダークな雰囲気のティーボーンの透徹なピアノが心に残る。
タイトル曲 The Sirensはバスクラで始まる。心の闇、深く、みえないところから聞こえてくるよう。。まるで業の深さを嘆く心の叫びのように静かにたんたんと続き、グレナディアのアルコソロも切なく悲しみを誘い、その後テナーに持ち替えてやがてそれは情念渦巻く世界に。。もう、白眉というか、恐れ入りましたというか。。素晴らし表現力で、何度かけてもドキドキですゎ。
ソプラノでゆったりはじまり、次第に饒舌&先鋭となる Penelopeの開放感も好き。
賢妻の誉れ高きPenelopeのあとは、7年間一緒に暮らした海の女神Kalypso。
姫の名前に因んで?カリプソらしい陽気さと躍動感で対抗してみましたぁ。。みたいな感じでしょうか。(笑)王女Nausikaa。成就できない恋心…静寂な空間を華麗なサックスが響きが美しい。
少し奥まったところからきこえてくるベースのパターンから静かに始まるStranger at The Gate。クリポタはじめメンバーの音がどんどん重ねられ、次々と変化していく演奏は熱く、物語の激動、終演を感じる。
最後のThe Shadesは、ティーボーンの雨音のようなピアノとDavid Virellesのチェレステかなぁ?のデュオ。雨音と言うより、雪融けの雫か地中の奥深く人知れずしたたり落ちる地下水のような冷たさと透明感で、鎮静作用も、長い歳月をも感じ、オデュッセウスの大冒険を夢と悟らせるような終演。。。

アンダーグラウンドのような強力な破壊力とは違う筋書きが先にある濃密な空間。
クリポタ10やビッグバンドとのアルバムにも発揮してるがっちりとした構図に違和感なくうねりこむ流麗なサックスは、、やはり、知力体力無敵ですゎ。
最後の曲を除き、全てクリポタオリジナルなのですが、彼のバラードは荘厳というか厳かと言うか、、静かな中に緊張感と真摯な雰囲気があって、大好きなコルトレーンのオリジナルに通じる重さ暗さが好きです。

クレジットがChris Potter○○○でなくて、Chris Potterと言うのはその通りだと思いました。メンバー各自この人でなくては、と、言う人たちのですが、やっぱ、クリポタありきですわ。
ECM特有の芸術的低体温の中、精鋭揃いのメンバーと築く精密に計算された空間に溢れる情熱。静寂を最も知り尽くした男ゆえの熱さに萌え萌え。。♪
ユニティバンドでも思ったのですが、彼を語るときにテクニック云々はすでに野暮って感じでしょうか。。感情を表現するということにかけての素晴らしさは唯一無二だと思います。。って、うまいのよぉ!!

1. Wine Dark Sea
2. Wayfinder
3. Dawn (With Her Rosy Fingers)
4. The Sirens
5. Penelope
6. Kalypso
7. Nausikaa
8. Stranger at The Gate
9. The Shades

Chris Potter (ss,ts,b-cl)
Craig Taborn (p)
David Virelles (prepared piano, celeste, harmonium)
Larry Grenadier (b)
Eric Harland (ds)


あっという間に2月になりましたね。
暦の上では、立春とかありますが、、
本当の春になるまで。。もう、、ちょっと。
待ってますからね。。。

んじゃ、退散♪

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