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音楽で拡がる輪

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2012年5月10日 (木)

恩田陸さまとChris Potterの深〜い関係


恩田陸さまは、早稲田出身、しかも「ハイソ」の出身の人気の作家さまです。はい。
このブログでは、小説ははあまり取りあげませんが、彼女の「ブラザー・サン シスター・ムーン / 恩田 陸」はこのブログでは最重要アイテムです。

理由は、「恩田陸さまのブラザー・サン シスター・ムーン 。。」を読んでいただければわかりますが、わたしが勝手に璃事長に就任している八木ブラザーズのでかいこやぎこと八木敬之が登場人物の早瀬のモデルとなっているからです。
それは、2009年のできごとでした。(遠い目)
でで、この年には、「早瀬な夏。。」なエピソードまで加わって、なんと、みんなでサインなんかをもらってしまったのだ。(写真追加)

とか、あっという間にももくり三年ブログは8年?
今年、2012年には、「ブラザー・サン シスター・ムーン / 恩田 陸」が文庫化されるにあたって、これまた大変羨ましいことに、恩田さまとの対談(別名、呑み会)をひらき、それが文庫の後書きに加えられることになったらしいのだ。クリックして解説をみてみて。

特別対談収録って、あるでしょ?
お相手は時の総理!とかではないんですよ。そうそう、あのでかいこやぎ、早瀬です。(笑)

テなわけで、ハードカバーを持っていますが、文庫も買いました。(笑)


★文庫的追加のお楽しみ部分♪★

糾える縄のごとく

「過去で繋がり、現在でも繋がってはいるけれど、今を共有している訳ではない3人。」

三部作の小説ブラザー・サン シスター・ムーンがバラバラになりそうで、一本の糸みたいなもので上手く絡めてるのは、三人の共通の過去でのとても不思議な体験から細くのびた見えない糸です。今回、その不思議な体験が描かれてる「糾える縄のごとく」が収録されてます。

蛇って泳ぐの。でも、空からは降ってこない。空から降っては来ない、降って来ない。

可能なら、子どもの頃に戻って、この「糾える縄のごとく」を先に読んでおきたかったな。(笑)
そして、2009年にブラザー・サン シスター・ムーンを読んだ瞬間に、「蛇は泳ぐの、でも、空からは降っては来ない」って、台詞が呪文のように口からがでたら最高だったんだけどなぁ。。

特別対談(恩田さまvs早瀬こと八木敬之)

学バン界の「マルサリス3兄弟」は、絶対完全に褒めすぎ言い過ぎです。あんなに、まともにきっちり吹けない。(きっぱり)
でも、今のあの兄弟が考えてやってることよりは、軽〜くジャズって部分でこえてるかもしれない。
中身は、学生時代の想い出呑み会に見せかけて(笑)、きちんと、あらすじをたどったり、早瀬の謎解きなどもしています。
いろいろ、楽しい会話はありますが、それは読んでのお楽しみ!買うんだ!!

で、現役でジャズを聴いてられる恩田さまの趣味と結構合うではないか、と、思わず微笑んだ最後が嬉しいです。
そして、良心的なジャズブロガー「たち」は、今日もいく♪


★今日のお勧めの音楽(笑)★

Get Together -LIVE IN TOKYO- / 矢野顕子×上原ひろみ

Get Together -LIVE IN TOKYO- / 矢野顕子×上原ひろみ

ラーメン食べたい!できれば、チャルメラ!!(笑)
2012年の巻頭を飾った1枚でございます。

Live In Marciac / Brad Mehldau

Live In Marciac / Brad Mehldau

メルドーのソロアルバムとわたしはなぜか相性がいいのだ。本当にいけてる。
このアルバムも2011年のベストに入っていて、大賞にも推薦したんだけどねぇ。。。

Ultrahang/Chris Potter Underground

Ultrahang/Chris Potter Underground

クリポタはアンダーグランド名義のアルバムはこの後でてないです。。
最新作ってことになる。でも、ECMやビッグバンドとのコラボ等、毎年毎年私たちを楽しませてくれます。フィジカル、ロジカル、向かうところ敵なし。
そして、今年はあのパットメセニーと「Unity Band / Pat Metheny」がでちゃうわけだ。。
キーボードがいなくてベースが入りましたんだな。ロジャーズのシリアスな表情とかたまらんで。。
来日、すぐですわ。

今日のおまけは、これしかありませんね。
先日、皆さまに教えていただいた「Pat Metheny Unity Band - New Year」ですわ。

相変わらず、男らしい潔いふきっぷり、そして、密度の濃い音。
そして、パットメセニーのメロディアスで彼にしかできない柔と軟の混在する空間。
とか、、サックスをサブトーンでしか語らない人には関係ない話ですけどねっ。


ところで、今日のタイトル。
恩田さまが、クリポタファン、って、話ではありません。
つうか、クリポタファンかどうかは知らないんだけど。(突っ込めよ!)

この「ブラザー・サン シスター・ムーン」が発売された2009年って、丁度クリポタのUltrahang/Chris Potter Undergroundがでた年なのです。
わたしは、クリポタ景気に燃えてました。(笑)精力的にいろいろなCDにも参加してます。

そして、「ブラザー・サン シスター・ムーン」が文庫化された今年は、「Chris Potter Underground の来日」「Unity Band / Pat Metheny」と、やはり、わたしはクリポタ景気に燃えてます。

ねっ?深い関係でしょう?(爆)

てなわけで、、恩田さまのおかげで、クリポタは、、来日するは、パットの新譜に抜擢されるわ。。
本当に嬉しい。きっと、彼名義の新譜もでちゃうだろうなぁ。(期待)
恩田さまとクリポタに深い深い関係なのでした。(爆)

んじゃ、退散♪

追伸
急にあげることにしたんで、いつも以上に誤字脱字が多く、しかも写真が間に合わなかったので編集しなおしました。
で、ずっと、文庫のカバーをみていて、このお花畑の写真を何処かでみたことがあるなぁ,って思ってたのですが、、ハードカバーの見返し部分の写真を人影にはめたのですね。。
さっき気がついた。。

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超〜私的戯言、じゃれ事(それでも、JAZZ)」カテゴリの記事

コメント

文庫本、知っている方の対談なんで、楽しんで読みました。私も同じ大学で、でかいほうさんや閣下とは、同じキャンパスを歩いていた時もあったです(恩田さんは、もしかすると入れちがいだったかもですが)。実際、学校はあんな雰囲気だったですし。

「早瀬な夏。。」を読んで、なるほど、こういうことだったかあ、と文庫の対談の、さらに奥が書いてあって、興味深かったです。この時はまだ、リアルなお知り合いではなかったかな(’09年11月21日に田園調布のライヴ行ってます)。

なかなか面白く読めた本ではありました。

TBさせていただきます。

910さま、、

皐月も十日も過ぎたのに、、肌寒い日が多いですね。

>文庫本、知っている方の対談なんで、楽しんで読みました。私も同じ大学で、でかいほうさんや閣下とは、同じキャンパスを歩いていた時もあったです(恩田さんは、もしかすると入れちがいだったかもですが)。実際、学校はあんな雰囲気だったですし。

そうなんですか。
学生時代は成人してるのに、どことなく責任とか言うものを放棄していいような(な、わけないんだけど)不思議な時間でしたよね。

>「早瀬な夏。。」を読んで、なるほど、こういうことだったかあ、と文庫の対談の、さらに奥が書いてあって、興味深かったです。

そうなんですよ。
恩田さまは、やっぱ、ジャズがお好きなだけあって、アドリブが効くというか、変化球がお好きというか、、とてもノリがいいですわ。

>この時はまだ、リアルなお知り合いではなかったかな(’09年11月21日に田園調布のライヴ行ってます)。

そうなんですねぇ。もうちょっと、はやいと一緒にサインの列に並んだと思いまっす。
そうだ、あれどうしましょうかねぇ。
早瀬さまは、最近、海外が多いのですが。。

>なかなか面白く読めた本ではありました。
>TBさせていただきます。

文庫って、文字数が変わらないのに、、
なんだか、あっという間に読めちゃうのは、、何ででしょうね。(笑)
写真も追加しました。。

こんばんは。
コンデジは コンパクトデジタルカメラのことです(^-^)一眼でないの。(高いから買えなかった…)


恩田さまの文庫 おもしろそうですね。
きのう 910さんのところで こやぎさまたちと910さん 同級生だったんだぁ と読んでいました。
閣下さまもですか。

その こやぎさま 3兄弟がモデルになったスト-リ-なのですね。

おもしろそうです。

マーリンさま、、

>こんばんは。
>コンデジは コンパクトデジタルカメラのことです(^-^)一眼でないの。(高いから買えなかった…)

おはようございます。
そうなんだぁ、クリポタとかミュージシャンは勝手に略すくせに、世間の短縮形に大変弱いです。(爆)
教えてくれて、ありがと。

>恩田さまの文庫 おもしろそうですね。

恩田さまはストーリーテラーであられますから。

>きのう 910さんのところで こやぎさまたちと910さん 同級生だったんだぁ と読んでいました。
>閣下さまもですか。

同級かなぁ?
同窓って感じでしょうか。

>その こやぎさま 3兄弟がモデルになったスト-リ-なのですね。

早瀬は、八木敬之がモデルです。
でかいだけでなくて、サックスうまいんで(笑)、確か、ダンモの番長だったような気がする。

>おもしろそうです。

本は面白いと思いますが、どうも、わたしの説明が悪いようで。。
マーリンさまが思っているような「3匹のこやぎ」の話にはなってません。
その辺、お間違えなく。

りじちょう、横浜はよい天気ザマスよ!

自分もなんかつい文庫本買ってしまいました。。。基本ヒマなんで(笑)。
もいっぺん読んでますがやっぱり作家ってすごいねえ。偉大だ。

話し変わりますが、7月のNJSの時間割がすでに発表になっていることに、
昨日まで気づきませんでした。今回わたくしは、
中部地方リーサラジャズ界の大重鎮、Nマルさんのピアノトリオで臨みます。

Nマルトリオといえば、20数年前、早瀬君の結婚式会場の
隅のほうでドルフィンダンスで場違いポリリズミックに盛り上がり、
若かりしY木三兄弟をのけぞらせ、それ以外の人々をドン引きさせ
たという実績をもちます(笑)。ついでにそのとき、いまではすっかり
各方面で活躍の平井景(drs)が、私のドラムのローディでした(笑)。
わたくしにとりましても印象深い結婚式ギグであったというわけです。

ワタシ、NJSではいつもバンドが多すぎて酒を飲むヒマを
生むのがやっとなんですけど、今回はそのトリオだけですので、
ゆっくり酒飲んで、人の演奏を聴きたいんもんだと思っております。
で、りじちょうってNJS来れるんでしたっけ?

すいませんまた関係ない話で(笑)。

にしをさま、、

>りじちょう、横浜はよい天気ザマスよ!

ご用事あって、近くまで日帰りで行ってきたよ。


>自分もなんかつい文庫本買ってしまいました。。。基本ヒマなんで(笑)。
>もいっぺん読んでますがやっぱり作家ってすごいねえ。偉大だ。

作家の方でもいろいろおりますが、恩田さまはさりげなく、巧みですよ。

>話し変わりますが、7月のNJSの時間割がすでに発表になっていることに、
昨日まで気づきませんでした。

マジですか。
だめじゃん、ちゃんと、チェックしないと。

>今回わたくしは、
中部地方リーサラジャズ界の大重鎮、Nマルさんのピアノトリオで臨みます。

ピアノトリオですね。
きっと、一筋縄ではいかないんだろうなぁ。(笑)

>Nマルトリオといえば、20数年前、早瀬君の結婚式会場の
隅のほうでドルフィンダンスで場違いポリリズミックに盛り上がり、
若かりしY木三兄弟をのけぞらせ、それ以外の人々をドン引きさせ
たという実績をもちます(笑)。

ほぉ。。
「Y木三兄弟をのけぞらせ、それ以外の人々をドン引き」
ここが、、良くわからんですが。。
まぁ、すごいって?ことなんでしょう?

>ついでにそのとき、いまではすっかり
各方面で活躍の平井景(drs)が、私のドラムのローディでした(笑)。

うーん、、運びやさん?

>わたくしにとりましても印象深い結婚式ギグであったというわけです。

考えたら、妙な結婚式ですよね。
学園祭みたいだよね。

>ワタシ、NJSではいつもバンドが多すぎて酒を飲むヒマを
生むのがやっとなんですけど、今回はそのトリオだけですので、
ゆっくり酒飲んで、人の演奏を聴きたいんもんだと思っております。

マジですか。
にしをさま、、じっくり飲まない方がいいと思うよ。(爆)

>で、りじちょうってNJS来れるんでしたっけ?

まだ、わからないです。
いつものことですが。。がんばります。

>すいませんまた関係ない話で(笑)。

いいのよ。
にしをさまは、何やっても。ドラムうまいから。(爆)
って、恩田さまの話題にふれたですよ。

早瀬です(笑)。

いつものように的確な宣伝ありがとうございます。

>学バン界の「マルサリス3兄弟」は、絶対完全に褒めすぎ言い過ぎです。

御意(笑)。

ゲラもらったときに訂正しようとも思ったんだけど、まあいいかと。本当は学バン会のブレッカー兄弟といわれることが多かったのだが、今回はどちらかと言えば弟ネタを重視したので史実を変更して(笑)これでいいことにしました。

>そうだ、あれどうしましょうかねぇ。
ん?

にしをさん

>Nマルトリオといえば、20数年前、早瀬君の結婚式会場の
隅のほうでドルフィンダンスで場違いポリリズミックに盛り上がり、

その節はお世話になりました。あれは面白かったですよ。ちなみに新郎新婦入場は「処女航海」でしたよね。さすがにソーサラーとかピノキオとかはやらなかったかな。ちなみに、司会はマスダ米笑(笑)。あそこら辺の日々も小説になるぐらい面白かったかもしれません。

というわけで、恩田さんとクリポタの関係については、さらに深めるべく努力いたします(謎)。

早瀬さま、、

>早瀬です(笑)。

まぁ、良かったね。

>いつものように的確な宣伝ありがとうございます。

うーーん。.これって、嫌みか?(笑)
いいよ、無理しなくて。

>>学バン界の「マルサリス3兄弟」は、絶対完全に褒めすぎ言い過ぎです。

>御意(笑)。

まぁ、わかってるんだけど、ここはきっぱり笑いをとろうかと思いました。(滑った?)


>ゲラもらったときに訂正しようとも思ったんだけど、まあいいかと。本当は学バン会のブレッカー兄弟といわれることが多かったのだが、今回はどちらかと言えば弟ネタを重視したので史実を変更して(笑)これでいいことにしました。

うーーん。
これも、ぶったたいてやろうかな。(爆)
ブラッカーブラザーズのサムス カンクファンクをはじめて聴いたときの驚きを今でも覚えてますわ。

でも、恩田さまから弟こやぎさまの話がふられてたものね。
ただのトロンボーンじゃなくて、バルブトロンボーンです。
珍しい、人種です。って。(これは嘘)
まぁ、、、許すわ。


>>そうだ、あれどうしましょうかねぇ。
>ん?

これは、910さまと協議中断なので、教えらレないです。

>ちなみに、司会はマスダ米笑(笑)。あそこら辺の日々も小説になるぐらい面白かったかもしれません。

あれ?これって、焼いてもらったCDかな。


>というわけで、恩田さんとクリポタの関係については、さらに深めるべく努力いたします(謎)。

どうぞ、どうぞ。
粗相のないように。(笑)

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