Accelerando / Vijay Iyer Trio
夕飯の献立を考えながら、、
「何か食べたいものある?」
って、つい、ダーリンに聞くと…
「食べたことないもの」
って、いうのが定番の答え。
はいはい。それは何処ゾのシェフにお願いしてね!
自分の知らないもの、、不思議なものは、それだけで気持ちに高揚感を生み出してくれるものです。ジャズに限らず、音楽の魅力の一つでもありますよね。で、私のこういう部分を刺激してくれるピアニストの1人がVijay Iyer。初体験はSolo / Vijay Iyerだったけど、頭が悪いんで彼らの音楽を的確にお伝えできなくて。。
でも、そのえたいのしれない不思議感にとりつかれて、その後にもあれやこれやを買い込んでしまったのです。はい。何故だろねぇ。。よくわからんのだよねぇ。
まぁ、、勉強しない子ほど、参考書をたくさん買うようなものかしらん。(爆)
オープナーから2曲はアイヤー曲。まずは、Bode、音数を抑えたメロディ、不安を煽る左手。短いけど、心にひっかかる。そこから続くようにはじまるOptimism。反復していく中いろいろなことが少しずつ変化していく、物忘れを思い出せないようなじれったい感じは何にかしら。それぞれソロがあったりするんですけど、3人は密接に絡み合った塊みたいな感じ。5曲他人の曲が続きます。
まずはヒートウェイヴのキャッチーでメロウな The Star of A Story。たたみ込むような流れ込むような隙間のないサウンド。マイケルがスリラーの中で歌ったヒット曲Human
Nature。ソロでも演奏してたのでお気に入りなのですね。心の中が液状化現象になる揺さぶり方で、メロディを重視しつつリズム的にはかなりトリッキーな感じ。わたしのような脳みそでは解説は不能です。最後の最後まで予測不可能で体の奥の方からジーンと痺れてくる。ハービーニコルズのWildflower。アイヤーが好きなピアノとしてあげてるピアニストですが、音の不思議な階段と組み合わせ、一つ一つの音が力強く、ノリ、って部分と対極の演奏で突き進んでいく感じ、親子みたいです。モンクより血縁関係強い気がする。ナリーさまにいわせるとこの曲は至って素直らしくほっとするとのことですが、それってリズム的なことだけではないでしょうか。。(笑)フライング・ロータスのコズミックなエレクトロ
ニカサウンドをボーイングなんかも効果的にアコースティックで仕上げてしかも壮大感満載のMmmhmm。フリージャズのヘンリー・スレッギル!のLittle Pocket Size Demons。元盤を聴いたことがなくて、YouTubeで聴いてぶっ飛んだ。強烈な個性。その個性的な演奏に負けない強さと爆発的なモーション。7分があっという間だよ。
と、アイヤーの曲が3つ並びます。まずは、不安感煽った音からはじまるLude。メロディをシングルノートでポツポツ弾きながら、次第に高まっていく緊張感。一体感。ベースとドラムが定型のリズムを押し出すあたりフラメンコでも踊れそうですわ。タイトル曲Accelerandoは冒頭から全力投球。あふれ出した音がとまらない!アップテンポで疾走するActions Speak。混沌としてるけど、1人1人の力強さがしっかり伝わってくる。
最後は、彼が尊敬してる、エリントンのThe Village of The Virgins。
まるで教会音楽のようにベースとデュオが続く、そして、3人になってからの躍動感、ドラマチックな盛り上がり。達成感みたいなものが伝わってくるのは考えすぎ?終演。
3人の自信に満ちた1枚でした。。
3つの意図が絡むと言うより、6つの意図が同時進行するといった感じのアイヤーの新譜!すげぇ。
特別こわい魔物が存在しているわけではありません。
でも、決して日常生活にとけ込むような音楽ではないです。
でも、日常生活と背中合わせ存在する世界ですわ。
トリックアートみたいな世界でもあるんですねぇ。
ご近所のあなたの知らない世界、そんな位な感じ。
ただし、それは聴くだけの人の話ね。演奏する人にとってはアンビリーバブルな世界なんだと思います。。
興味持った人、、どうぞ。
1. Bode
2. Optimism
3. The Star of A Story
4. Human Nature (Trio Extension)
5. Wildflower
6. Mmmhmm
7. Little Pocket Size Demons
8. Lude
9. Accelerando
10. Actions Speak
11. The Village of The Virgins
Vijay Iyer (p)
Stephan Crump (b)
Marcus Gilmore (ds)
今日のおまけは、本人のHPにあった動画、、PVって感じかな。
そう、3分過ぎくらいのところからHuman Natureがありますわ。しゃべりがかぶるけどね。
この曲はマイケルジャクソンが歌った曲なのですが、我々的にはこっち。。
帝王、やっぱり、かっこええよねぇ。
しかし、世の中便利過ぎる。。
んじゃ、退散♪
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» Vijay Iyer Trio / Accelerando [Jazz&Drummer]
Vijay Iyer(P)
Stephan Crump(B)
Marcus Gilmore(Ds)
Rec. August 8-9, 2011, NY
(ACT 9524)
ヴィジェイ・アイヤーを聴くのは、「Vijay Iyer Trio/Historicity(09年)」「Vijay Iyer with Prasann... [続きを読む]
» Vijay Iyer Accelerando [JAZZとAUDIOが出会うと。。。]
Vijay Iyerは新譜試聴会で教えてもらった Historicity (http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/58747928.html)
という盤が唯一聴いているアルバムとなります。
この後 solo Tirtha とアルバムが出ていましたが全然聴いてません(汗)
本作は聴いている Historicity 以来のノーマルトリオ編成でメンツもそのときと同じ面々となっています。
Vijay Iyer(P)、Stephan Crump(B)、Marcus..... [続きを読む]
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またしても忘れた頃の新譜紹介です。 ヴィジェイ・アイヤの『accelerando [続きを読む]
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Accelerando Vijay Iyer (ACT) 先ごろ発表されたDownBeat誌の国際批評家投票で,ジャズ・アーチスト,ジャズ・アルバム,ジャズ・グループ,ピアノ,作曲(これのみRisin [続きを読む]
りじちょう。
この作品、1日1回聴いてます。
よく聴くと、やっぱりデビュー以来この路線でまったくブレがない。
しかしながら、毎回熟成度が高まり、
ついにはインドに立脚しつつインドを突き抜けつつあるというところですかね。
すごいの一言に尽きますよこの人は。
もっと仲良くしておけばよかったなあ。。。
投稿: にしを | 2012年4月 5日 (木) 00時04分
こんにちは。
ほんと 世の中便利になりまして モバイルでも動画が見られるので 興味をもったら 買う前に試聴できていいですね。
この ACTというレ-ベルは ジャケットもいつも 芸術的で素敵ですね。
ヒュ-マンネイチャ- 聴いてみたい♪
そして すずっくさんのダ-リン かわいらしいところがあるのね(*^^*)
うちは 何がいい?って聞くと なんでもいい と言います(-_-)
投稿: マ-リン | 2012年4月 5日 (木) 16時36分
にしをさま、、
>りじちょう。
あい。
>この作品、1日1回聴いてます。
今回は、、何度何度もきけるアルバムだよねぇ。
>よく聴くと、やっぱりデビュー以来この路線でまったくブレがない。
うん。
>しかしながら、毎回熟成度が高まり、
>ついにはインドに立脚しつつインドを突き抜けつつあるというところですかね。
それが、やっぱり凄いと思うんですよ。
インド臭が悪いわけではないけど、繰り返してきいてるとみんな同じにきこえるんだもん。(汗)
あの独自の世界は維持しつつ、誰もまねできない世界だけ残して、、みたいな。
>すごいの一言に尽きますよこの人は。
凄いよねぇ。
全然、、話題になってないけど。
今回は、結構聴きやすいと思うんだけどなぁ。。って、洗脳されてる口で言ってもね。
ちょっと休んで、一ヵ月くらい、おいて、、また、どっぷりつかると、冷静につかめていいんだけどねぇ。
>もっと仲良くしておけばよかったなあ。。。
あぁ。。そうだねぇ。
仲良くする相手を間違ってるよねぇ。。(笑)
投稿: Suzuck | 2012年4月 5日 (木) 22時20分
マーリンさま、、
>こんにちは。
はい。
>ほんと 世の中便利になりまして モバイルでも動画が見られるので 興味をもったら 買う前に試聴できていいですね。
そうなんですよ。
お金かけなくても、世界中の音楽が堪能できますし。。
わからないことも、音で聴くと分かりやすいし。。
世の中かわりました。
>この ACTというレ-ベルは ジャケットもいつも 芸術的で素敵ですね。
これもちゃんとタイトルあったんだけどな。
>ヒュ-マンネイチャ- 聴いてみたい♪
懐かしいよねぇ。(^_^;)
マイケルジャクソンも天国に行っちゃたね。
>そして すずっくさんのダ-リン かわいらしいところがあるのね(*^^*)
そっかな。
あのね、シェフ用?の料理の本とか買ってきて、、
「研究してね」
って、いうんだよね。
いまさ、ネットでレシピ山のようにあるでしょう?
「もったいないな、、」
って、言いそうになるんだけど、左手で口をおさえる。(^_^;)
>うちは 何がいい?って聞くと なんでもいい と言います(-_-)
優しいね。
我が家は絶対それはない。。
って、似たようなもんだね。(笑)
投稿: Suzuck | 2012年4月 5日 (木) 22時31分
こちらからもTBさせていただきます。
YouTube映像を見ると、CDを聴くだけでは不可解だった部分がなんとなく見えてくるような気がします。
それでもかなり複雑なことをやっていることに変わりはないですが、「Historicity」と比べると無駄な部分をそぎ落としてサウンドがスッキリしているし、トリオとしてもこなれてきているような印象を受けました。
これだけユニークなトリオというのもそうそうあるものではないし、インド的なものを取り入れた音楽は大好きなので、私としてはこれからも注目していこうと思ってます。
投稿: nary | 2012年4月 5日 (木) 23時49分
ナリーさま、、
おはようございます。
いやぁ、昨日聴かなかったんだけど、今朝またかけています。
個性という意味では、最近聴いたピアニストの中ではかなり上をいきますよねぇ。
音が重いので、ずしんと胸に響きます。
これから、LP引っ張り出してニコルズを聴いてみようと思ってます。
ジャマルの新譜でもいいけど、この音の良さに対抗できるのはLPだな、とか。
>こちらからもTBさせていただきます。
ありがとうございます。
>YouTube映像を見ると、CDを聴くだけでは不可解だった部分がなんとなく見えてくるような気がします。
そうなんですか。。。
わたし、みていてもわからないかも。
もう、いいんです。彼の音楽やっぱり数字が重要なんだけど、それが目的ではないと思うから。
>それでもかなり複雑なことをやっていることに変わりはないですが、「Historicity」と比べると無駄な部分をそぎ落としてサウンドがスッキリしているし、トリオとしてもこなれてきているような印象を受けました。
そうですよね。
1聴、サウンドは随分と普通な感じになってきましたよね。
でも、ここから他のピアノトリオにいくと如何に異質なのかわかります。
それをシレ、っと、やってるの彼ら凄いと思う。。
いまから、次作も楽しみ。
>これだけユニークなトリオというのもそうそうあるものではないし、インド的なものを取り入れた音楽は大好きなので、私としてはこれからも注目していこうと思ってます。
インド伝統音楽の達人たちの演奏は凄いですからね。
って、アイヤーも遺伝子的にそういうすごさを受け継いでるわけですかしら。。
ありがとうございました。
投稿: Suzuck | 2012年4月 6日 (金) 08時05分
りじちょう
さっき大井町のジャズバーのマスターから電話が来て、
そんなことは普通ないのでなにかと思ったら、
「にしおさん、こんどのアイアーの新譜はいいですよ、店に入れた
から聴きに来てよ」というだけの電話でした(笑)。
やっぱりウケ度が広いですね今回は。
ということで大井町行きましょうね。
今日夕方は、友人と新橋で呑んだんですが、新橋に着いたら
先方が30分遅れるというので、開店直後のD2に行ってみました。
マスター、自分を覚えててくれまして、グロスマンアートテイラーの
ピアノレストリオで迎えてくれました。話を聞くに、Y君超多忙にも
かかわらずたまに顔出してるみたいですな。マスター、
彼の仕事の状況とかもよくご存知のようでした。
> 仲良くする相手を間違ってるよねぇ。。(笑)
いや、間違って仲良くしてる面々も、みんな偉大ですよ。
偉大な人に囲まれて幸せだよ、と、言っておくことにした(笑)。
では~
投稿: にしを | 2012年4月 7日 (土) 00時09分
にしをさま、、
>りじちょう
はいはい。
>さっき大井町のジャズバーのマスターから電話が来て、
>そんなことは普通ないのでなにかと思ったら、
>「にしおさん、こんどのアイアーの新譜はいいですよ、店に入れた
>から聴きに来てよ」というだけの電話でした(笑)。
おぉ。。なんて、素晴らしいマスターだ。
って、言ってしまうと、アイヤーのあとにジャマルな新譜も聴くと、もう、すげぇよ。
ECMの耽美的な世界をひっくり返す勢いです。(爆)
>やっぱりウケ度が広いですね今回は。
>ということで大井町行きましょうね。
これねぇ、そんなに人を選ばない気がしてるんですよ。普通に面白ですよ。
目新しいわけではないんでしょうが、個人的にはいつも静寂な世界で美人薄命は自分を追求してるで。(笑)
>今日夕方は、友人と新橋で呑んだんですが、新橋に着いたら
>先方が30分遅れるというので、開店直後のD2に行ってみました。
あれまぁ、、。。
>マスター、自分を覚えててくれまして、グロスマンアートテイラーの
ピアノレストリオで迎えてくれました。
その歓迎のしかたって、凄すぎますよねぇ。
普通は、追い返されにかかってるてる,って、思っても、、いいですよねぇ。(爆)
なんでその盤なんだろう、って、、
でかいの→グロスマン
にしを→ドラマー
って、ことからなんだろうけど、、
ドレフェスのアートテイラーとの盤だと普通のジャズ喫茶だと、たぶんIn New Yorkでしょう。。ピアノレスの方が選択されるのがあそこらしいよねぇ。
それって、普通はお店の存続に関わる選択ですわ。(爆)
しかし、、これで、グロスマンまで来日したら、東京に住んだ方が安いわ。
>話を聞くに、Y君超多忙にも
>かかわらずたまに顔出してるみたいですな。マスター、
>彼の仕事の状況とかもよくご存知のようでした。
そうねぇ。
お仕事関係では、中年音楽狂さまも通ってますからねぇ。
>いや、間違って仲良くしてる面々も、みんな偉大ですよ。
>偉大な人に囲まれて幸せだよ、と、言っておくことにした(笑)。
そうなん。
随分、、達観した人生だねぇ。
>では~
はいはい。
またね♪
投稿: Suzuck | 2012年4月 7日 (土) 10時19分
> ECMの耽美的な世界
はいはい。ほんとはオレむかしからいまいちなんだよなあ。
理系ジャズの若者たち大好きだけどね。
> 普通は、追い返されにかかってる
その盤はこれでしたよ。
http://www.amazon.co.uk/Bouncing-Steve-Grossman-Taylor-Michell/dp/B000024LOJ
じゃーねー
投稿: | 2012年4月 8日 (日) 03時03分
にしをさま、、?ですよね。(笑)
>> ECMの耽美的な世界
>はいはい。ほんとはオレむかしからいまいちなんだよなあ。
理系ジャズの若者たち大好きだけどね。
それって、にしをさまがドラマーって、こともありますよね?
ECMでドラマーが汗ながして、大活躍、、って、あんまり無いし。(笑)
>> 普通は、追い返されにかかってる
>その盤はこれでしたよ。
http://www.amazon.co.uk/Bouncing-Steve-Grossman-Taylor-Michell/dp/B000024LOJ
あ、わかってて、話してますよ。
これでも、グロスマン教の端くれなんで。(爆)
もってます、、つうか、ついきいちゃいました。
>じゃーねー
はい。
またねー。
って、頭痛なんです。。。(>_<)
投稿: Suzuck | 2012年4月 8日 (日) 09時35分
はい、にしをでしたよ。
さすがりじちょう、ご存知で。
その盤、ワタシは生まれてはじめて聴きましたよ。
グロスマンって下品の皮をかぶってどことなく上品なのね。
きっと繊細な人だね。
頭痛お大事に。
投稿: にしを | 2012年4月 8日 (日) 22時50分
にしをさま、、
>はい、にしをでしたよ。
はいはい。
>さすがりじちょう、ご存知で。
流石ではないのですが、これはグロスマンのアルバムとしては比較的最近手に入れてるんで。
>その盤、ワタシは生まれてはじめて聴きましたよ。
うん。だいたいの人は生まれて初めてだと思います。
つうか、存在も知らないと思います。
>グロスマンって下品の皮をかぶってどことなく上品なのね。
お見事な観察。
彼は、おぼちゃんですからネー。
>きっと繊細な人だね。
サックス吹きは、意外と繊細なんです。(笑)
>頭痛お大事に。
はい。
って、寝ているわけにもいかなかったので、、
頭痛薬のお世話になりました。
にしをさまは、元気ですかぁ?
世界遺産の神保町は遠いねぇ。。
投稿: Suzuck | 2012年4月 9日 (月) 18時37分
最後の一文が良い得てますね。
"こわい魔物" がいるわけではない。 "でも、決して日常生活にとけ込む" こともない。
"トリックアートみたいな世界"。
怖いもの見たさではないところで、でもじっくり観察したくなるような魅力(魔力、錯覚?)を感じさせるというのは、トリックアート的というのは良く判ります。
個人的に前半部分の演奏が良いと思っているのですが、この感覚を色濃く感じているのかもしれないです。
TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。
投稿: oza。 | 2012年6月 9日 (土) 09時02分
oza。さま、、
Yahooブログのトラバはスパムに判定されやすいんです。
なぜかしら。。
>最後の一文が良い得てますね。
ありがとございます。
>"こわい魔物" がいるわけではない。 "でも、決して日常生活にとけ込む" こともない。
>"トリックアートみたいな世界"。
この人はかなり数学的な能力が高いらしいのですが、なんだか、それも影響してますよね。
>怖いもの見たさではないところで、でもじっくり観察したくなるような魅力(魔力、錯覚?)を感じさせるというのは、トリックアート的というのは良く判ります。
心地よい音楽って、わけでもなくて、、
でも、耳障りでもなくて。。不思議な世界なんですもの。
>個人的に前半部分の演奏が良いと思っているのですが、この感覚を色濃く感じているのかもしれないです。
前半、良いって、わかります。
後半は我々の耳もちょっとなれてくるのかもね。
>TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。
いいえ。
こちらこそ、ありがとございます。
投稿: Suzuck | 2012年6月 9日 (土) 16時02分
こんばんは。
これ、もう3ヵ月以上前にUPされていたんですね。
私はこの変なアイヤの世界にジャズを強く感じます。
一般受けはしないでしょうけど、この味わいがいいんです。
おっしゃるとおり非日常性があります。
その非日常性は私がジャズに求めるいくつかのうちの一つではあります。
丁寧にレビューされていてアルバムの雰囲気がよく伝わってきました。
《Little Pocket Size Demons》、YouTubeにあったんですね。
自分のブログに貼ることにしました。
新潟ジャズストリート楽しまれたんですね。
トラバありがとうございました。
私からもトラバさせていただきます。
投稿: いっき | 2012年7月21日 (土) 19時51分
いっきさま、、
>こんばんは。
はい。お返事遅くなってすみません。
>これ、もう3ヵ月以上前にUPされていたんですね。
はいはい。
>私はこの変なアイヤの世界にジャズを強く感じます。
人にはまねできない世界、それは重要ですよね。
>一般受けはしないでしょうけど、この味わいがいいんです。
>おっしゃるとおり非日常性があります。
聴きやすい、心地よい、そういうところから、離れていたんですが、、
これは、聴きやすく、ファンが広がると思ったんだけど。。
>その非日常性は私がジャズに求めるいくつかのうちの一つではあります。
>丁寧にレビューされていてアルバムの雰囲気がよく伝わってきました。
いえいえ、いっきさまのようにはかけません。
>《Little Pocket Size Demons》、YouTubeにあったんですね。
>自分のブログに貼ることにしました。
うん。張ってください。
>新潟ジャズストリート楽しまれたんですね。
ライブは楽しいよねぇ。
大好きですよ。ジャズのライブ!
トラバありがとうございました。お返事遅れてごめんなさい。
投稿: Suzuck | 2012年7月26日 (木) 18時25分
すずっくさん,こんにちは。遅ればせながらこのアルバム,聞きました。これって凄いアルバムですねぇ。このトリオの持つコンテンポラリーな感覚がたまりません。カバー曲の選び方も凄いわ。DownBeat国際批評家投票5冠もうなずける作品でした。
これはBrad Mehldauの好敵手となりうる逸材だと思ってしまいました。遅い? はい,その通りです。
ということで,TBさせて頂きます。
投稿: 中年音楽狂 | 2012年8月19日 (日) 11時21分
閣下、、
>すずっくさん,こんにちは。遅ればせながらこのアルバム,聞きました。これって凄いアルバムですねぇ。
ですよねぇ。
閣下が、ブログに書かれているように、ここではほとんどインド哲学を感じません。(笑)
まぁ、叙情に訴える音楽でもないのですが、この不思議な世界は面白いと思います。
>このトリオの持つコンテンポラリーな感覚がたまりません。カバー曲の選び方も凄いわ。DownBeat国際批評家投票5冠もうなずける作品でした。
だって、ニコルズでっせ。いいよなぁ、、その感覚。って、選曲ですよね。
何をやっても最後まで展開が読めないところが良いですわ。
>これはBrad Mehldauの好敵手となりうる逸材だと思ってしまいました。遅い? はい,その通りです。
うん。
才能って意味では、好敵手ですが、、
でも、メルドーとはまったく交わらないものが存在してるので、
互いに独立したところで切磋琢磨、,って、感じと思ってます。
まぁ、唯一無二って意味ではずば抜けていているかな。。と。
>ということで,TBさせて頂きます。
ありがとうございます。
トラバさせていただきました。
投稿: Suzuck | 2012年8月19日 (日) 16時56分