★すずっく2011 その2★
★すずっく2011 その2★
東京へいく機会が多くなったのですが、東京でライブを聴く機会は少なかったです。
でもこっそり独りでD2に足を運べたのでよしとしよう。。
それからクリスマスがご縁で頂いたぼんねっとさまのクグロフが家中で大人気。
お正月用に追加注文いたしましたぁ。
さて。。いつからの恒例だか、、忘れましたが、、恒例の(笑)年間ベスト10です。
ブログでの発表なので、、
秘密のお部屋に記事きちんとあげていて、リリース年月日が今年のもの
だけから選びましたです。
詳しい内容は、日記へどうぞ♪
★2011年ベスト10(順位あり)★
1.Transatlantic / Chris Potter and the DR Big Band
誰がなんといおうと、今、わたしの中では現代テナーサックス奏者の一番なのです。ビックバンドとのコラボ作品ですが、想像通りのハードボイルドなクリポタワールド。しかも、ピアノは日本で人気急上昇中、スウェーデン出身、デンマーク在住で、ジャズオーディオディスク大賞2010インストゥルメンタル部門銀賞受賞のMagnus Hjorth!調和していながらきちんとクリポタワールド全開!
2.Songs of Freedom / Nguyen Le
ギターのテクニックは世界水準、自らのアイデンティティーをしっかり表現してくるミュージシャン。日本では、有名ではないけどグエンレは格別の存在でーす。ロックギターよりに歪んだ音やリズムなんですけど、テクニックと彼が意図するサウンド世界はは唯一無二。今年一番聴いたアルバムだわ。
3.Night On Earth / Vince Mendoza
その美しく哀愁のただようサウンドは、音の絵巻物ようで、彼の美学に貫かれた美しい風景、情景が次々と展開されます。多彩なメンバーを揃えての堤材適所。その多才な個性を生かしながら、メンドーサの世界を彩っています。
4.James Farm / Joshua, Aaron, Matt, Eric
バンドサウンド重視のアルバムなのですが、それぞれの持ってる技量が半端でないので、各自はかなり自由度の高いソロを展開してます。でも、バラバラになることはなく、ハーランドとマットが的確な音を存在させる事で、かなりきちんと収束してる。ユニット名はメンバーの頭文字を使って、自分たち活動の場である創造の国を主張。
5.Faithful/Marcin Wasilewski Trio
ポーランド的な美意識も、無国籍な透明感も、熱さも冷たさも上手に共存するアルバム。美しい音だけに満ちた世界を堪能できる。今年のピアノトリオのトップです。音に艶があって濡れているような輝きがあって美しい、、、音と音の間にも沢山の音が隠れているような感じがたまらない。彼の魔法でひととき心を解放してみましょう。。
6.A Moment's Peace / John Scofield
これがジョンスコですか?って、優しく、ほんわかした時間が流れます。でも、聴かせどころを持ってます。
わたくし的には、、一度かけると、グルグル回したくなる優れもの。シンプルで、ほのかに甘い香りのする空気がたっぷり含まれたアルバムスリリングにひきたおすギターも大好きなのですが、こんな穏やかな時間をくれるギターも大好き。ジョンスコ、ジョンスコ!いぇ〜〜い。
7.Rio / Keith Jarrett
ヘイデンとのアルバムでキースは人肌になった、なんて、わかったようなことを言ってたら、そのしっぺ返しのようにリリースされたソロアルバム。唸ってます。キースほどの人になれば、多面性は当然なのでしょうが、、このちいさな2枚のディスクに収められタ音楽は宇宙にあまた輝く星と同等なくらい素敵。
8.Live In Marciac / Brad Mehldau
キースとの差はほとんどないと思う。リピート回数も圧倒的にこちらが上でした。でも、録音が古いのはどうなのよ。。。強さと優しさ、、決して聴きやすいアルバムだとは思わないののですが、簡単に妥協しない重たさ暗さ怖さも彼の魅力の一つです。
9.Destinations Unknown / Alex Sipiagin
私的に今一番生で聴きたいトランペッターです。芯のしっかりしたダークで濃いサウンド。重たいというのとは違うけど密度が濃く聴くものに対しても容赦がない。シピアギンのペットは現代的なフレーズの中にも情緒が漂うのだけど、でも、そういうことを期待する人はやめた方がいい。(笑)メンバー全員で、真摯にジャズを追求する姿に惚れ惚れする一枚。
10.Gravity / Julian & Roman Wasserfuhr
まさに、ロマンティックがとまらない。。って、1枚ですわ。2人のオリジナルはなかなかメロディアスで、しかも、兄弟の演奏も優しさ柔らかさの中にスリリングな状況もみえ、情緒たっぷりなのだけど、ベタベタ感がないのが好き。個人的には、ダニエルソンもポイントの一つなんですが、こちらはさほど目立ってはいません。ドイツ人の兄弟ですが全体のサウンドの仕上がりに北欧叙情を感じてしまう、わたくしでした。。
★ベスト10からは外れたけど、はまった15枚(順位なし)★
タイトルクリックすると飛びます、飛びます♪
Live at Birdland / KONITZ,MEHLDAU,HADEN, MOTIAN
10位に入れようか悩んじゃった。ハードバピッシュな展開ではないけど、ジャズの神髄じゃ。
Domi / Antonio Farao
ハードドライビングに駆け抜けるテクニックとイタリア人らしい哀愁ある美メロフレーズと、そのギャップ?に翻弄されるわたしです。
4 Out / Francesco Cafiso
今アルトで一番好きかもしれない。カフィーソさま。。なんと、Moody'nって新譜がでてました。来年じゃ。。
Michele Polga Meets Fabrizio Bosso
ボッソ買いなのですが、この初聴きのサックスもかなり好みでお得な1枚となりました。
Orvieto / Chick Corea / Stefano Bollani
ECMのボラーニだけど、熱いラテンの血を証明できたのはコリアさまのおかげです。
All We Are Saying... / Bill Frisell
レノンの素敵な曲集だけど、絶対にビルフリにしかできないアルバムです。
Modern Musuc / Brad Mehldau Kevin Hays & Patrick Zimmerli
熱き血潮に満ちた時間ばかりが人の時間ではない。無機的な音楽だからこそ、逆に自分の血や肉を投影できるものもあるのでしょう。
Undeniable Live at Blues Alley / Pat Martino
上記の音楽とは真逆ですわ。ジャズといえば、グルーブだ、ドライブ感だと、仰るあなた、こりゃ、王道です。
Threedom / Pilc Moutin Hoenig
既存曲はテーマをモチーフ的につかってどれだけ自由な発想ができるかが勝負テな感じ。
What's It All About / Pat Metheny
え、ここですか、って、いわれそう。何が不満ってないのですけどね。彼の若き日のアルバムでもめくっているようでした。
Natsukashii / Helge Lien Trio
リエンのピアノは、1音1音が重たくしっかりしてます。湿度のある感じも大好き。
Five / Prysm
ハイテンションで一気に疾走していくスピード感は、快感。恍惚感さえ感じます。
期待通りの内容。だけど、この方たちの音楽の方向性はこんな古い音源はイカンと思う。
どうしても、そこが納得できなかったのだ。。
Stride / Danny Grissett
エレガントで繊細なクリスクロスって、珍しい。。
Lines of Oppression / Ari Hoenig
やっぱ、彼のテクニックも音楽的センスもすごいと思うのだなぁ。。
The Jazz Ballad Song Book / Randy Brecker Feat. DR Big Band
ランディ♪ランディ♪ヘイ、ランディ♪
そして、忘れちゃいけないのがこの三つ!
我が心の友でございます。3人の女性に捧げますわ。
★2011 特別賞★
英華発外 de 賞 Ambition / 外山安樹子
すみません。アドレスを貼り付けようとして、、気がつきました。CDでブログをあげてない。。(汗)
時間もないので、新譜ツアーの時の記事をリンクしました。
メンバーとの阿吽の演奏もさることながら、やはりオリジナル曲がとても素敵。
そう、メロディーメーカーで素敵なジャズピアノ演奏者の外山安樹子さまの新譜は日常に潜む感情の起伏がいっぱい。
才色兼備 de 賞 Lost & Found / Gretchen Parlato
知的でバンドとの関係もしっかりしている。だけど、嫌みはなくちょうスーパー囁きヴォイスは癒されてしまうのでありました。なぜか、まわりではブレイク中!
未来永劫 de 賞 Child Is Born / Geri Allen
ピアノソロだけでしたらクリスマス正当派名盤、って、感じでしょう。でも、そこにFender Rhodesつかった曲や、ヴォーカルで異次元な感じを作りだしちゃったりするのがジェリアレンのジェリアレンたるところ。あとから頭に残るのは、そんなジェリらしい演奏のほうだったりする、クリスマスだってジェリアレンらしいわ。
そう、後ねぇ。。ブログにきちんとあげてないけど、温故知新de 賞があったら。。
in Hamburg / Jan Johansson
金銭的なこと、時間的なことで、過去の録音盤をあまり買わないのですが。。
これは、目から鱗の1枚。わたしがラーシュヤンソンやダニエルソン、そして、スウェーデンに惹かれる理由が少しわかった気がした1枚です。はい。
さて。。明日は晦日です。ダーリンも今日でお仕事納めです。
だから、今年のブログエントリーはこれが最後だと思います。
今日も。。すげぇ。。長かったねぇ。
来年は3分割くらいにして時代の変化について行かなくちゃ。
今年もご愛顧ありがとうございました。
来年も、よろしくおねがいいたします!
んじゃ、、退散♪
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