John Zorn's A Dreamers Christmas
お月さまもお星さまも、、暗闇があってこそ美しく輝く。。。
このアルバムがでてるTZADIKって、レーベルはジョンゾーンさまのレーベルで泣く子も黙る先鋭的で怖いレーベル(笑)なんですが、、そこから「John Zorn's A Dreamers Christmas」って、クリスマスアルバムがでるって、、言うんで、大慌てしたわたしとでかいこやぎさま」であった。。
彼のすべてを語れなくても、ジャズファンならばNaked Cityのあのおどろおどろしいジャケットを思いだしただけでも、、クリスマス??って、なるでしょう。
わたしなんて夜トイレに行けなくなるのだぞぉ。(爆)
って、不勉強であったのだが、ディスクユニオンさまによれば「2008年に発表され異例のヒットとなった「THE DREAMERS」の続編・・・・省略・・・・この「DREAMERS」は(このレーベル、このメンバーにして!)キャッチーで可愛らしくチャーミングなサウンドが魅力の大人気シリーズ。」なんだそうです。
なんだぁ、どうりでかわいいジャケットでびっくりだったんです。
中もめちゃクチャかわいいのですが、何処かで怖いことになるんじゃないかと、結構、ビクビクものでありました。(爆)
テなわけで、かわいいクリスマス曲が7曲、素敵な彼のオリジナルが2曲♪
オープナーはゆったりとジョンゾーン劇場の幕開け宣言のよう。vib,Chimes, Glockenspielなどの金属音がキラキラ鳴る中、もかわいらしくWinter Wonderland。と、サーフライダーが出現したようにマークリボーが鳴り響く。ちょっと、ファンキーなキーボード。ハワイアンなリラックスムード。
大好きなSnowfall。水にゆれるSnowfall。スノードームの中の雪景色、クリスマスみたいに揺らぎ続ける。幻想的。
風が吹く。。寒いクリスマスの朝。。 幸せが詰まったChristmas Time Is Hereが始まる。ちいさな幸福が沢山詰まったクリスマスの日。Vince Guaraldiの名曲なのですが、タイトで硬質なピアノが美しくもアグレッシヴなソロを、ウッドベースのソロも幸せに満ちてる。。ジャジィー以外の何ものでもないのですが。。。
オリジナルのSanta's Workshopは、疾走感ある ケニーのスリリングな近未来的な演奏。
一転、オーソドックスに始まったHave Yourself A Merry Little Christmasは、ユニゾン部分が妙にかわいくて、どきどきしちゃいます。Jamie Saft が華麗にソロをとる中、各自が同時進行でソロをまわして、なんか、何気にスゴイジャズになってます。はい。
Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!は明るく陽気に、ハワイアンロック。ゴニャニャと歪ませた音を重ねて楽しさ倍増。そのきしみをつかったイントロ Santa Claus Is Coming To Townで、またか?と、思い行きや、、めちゃかっこいいピアノトリオがスィンギーに鳴り響ク。これが、ぴあのがまたすごいことになってて、おかげさまでバロンのどらむがばしばし決まる。サンタと言えばビルエヴァンだけど、こりゃ奔放でかっこいい。特に低音の使い方がどすが効いてます。最後にヴォイスをボキボキにミキシングして、ただじゃ終わらせないけど。
二曲目のオリジナルは空間が大きく広がる フュージョンサウンドになっているMagical Sleigh Ride。何処がクリスマスといわれそうですが、、ええのですねぇ。
そして、これまた大好きなThe Christmas Song。ご本人が吹けばいいのに。
って、Mike Pattonが唄ってる。ここでは心の襞が震えるようなジャズボーカルをご披露。なんと、最後まで粋な感じで終わったぞぉ!!
おぉ。。この驚き、、まさにJohn Zorn's A Dreamers Christmasでっす。
さすが、行き着くとこまで行き着く人ってのは、クリスマスやるって言ったら、クリスマスなんですねぇ。(笑)
まぁ、ジャズってものでもないのですが、いろいろ面白いことをしてても、クリスマスのムードはたっぷり。
でも、遊び心というのとも少し違って、あきらかに狙ってつくりだしたジョンゾーンの世界。時々、ものすごい勢いでジャズになってるすごい人達です。
ええと、とてもかわいい、、夢見るクリスマスアルバムです。はい。
久々、アメリカからわたし的ヒットだなぁ。
かわいいシールも入ってるよぉ。シールほしい人。。。どうぞ♪
1. Winter Wonderland
2. Snowfall
3. Christmas Time Is Here
4. Santa's Workshop
5. Have Yourself A Merry Little Christmas
6. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
7. Santa Claus Is Coming To Town
8. Magical Sleigh Ride
9. The Christmas Song
Marc Ribot (g)
Jamie Saft (key)
Kenny Wollesen (vib,Chimes, Glockenspiel )
Trevor Dunn ( b,elb)
Joey Baron (ds)
Cyro Baptista (per)
Mike Patton (vo #9)
All Tracks Arranged and Prosuced by John Zorn
と、これだけだって、結構なことなんですが、、
何を考えたのか、、LPと7インチ盤までだしたのです。。。
そう、既にクリックしたのは言うまでもない。。
そして、あのジェリアレさまことジェリ・アレンもクリマスアルバムだしてた。。
Child Is Born / Geri Allen
こっちは、ソロらしい。。
早く来ないかなぁ。。(爆)
って、いろいろ来てるんですけどねぇ。。
と、、明日は、階段を、3つ、、上がって来ますね。
んじゃ、退散♪
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コメント
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この記事にコメントをつけるのはやはり私しかいないか(笑)。
.>ええと、とてもかわいい、、夢見るクリスマスアルバムです。はい。
信じられん。やっぱりこの記事にも騙されているのではないだろうか。
といいつつ、聴いてみたい。どうすっかな。
しかし、当人がやってないってのがいい感じだ。さすがかもしれない。
投稿: こやぎ@でかいほう(隠れクリスマスファン) | 2011年11月13日 (日) 21時21分
でかいでかいこやぎさま、、(隠れるのは、、無理でしょう。。)
>この記事にコメントをつけるのはやはり私しかいないか(笑)。
そうだよ。
>.>ええと、とてもかわいい、、夢見るクリスマスアルバムです。はい。
>信じられん。やっぱりこの記事にも騙されているのではないだろうか。
といいつつ、聴いてみたい。どうすっかな。
これさ、飛ばすとめちゃやすいのでみんなに配ってやろうとしたんだけど、なんと、出国拒否にあった。(爆)
それがあれです。どうもありがとでした。
>しかし、当人がやってないってのがいい感じだ。さすがかもしれない。
そうなんです。よくわかってらっしゃる。(爆)
なんか、ハワイアンみたいな、ほのぼのサウンドに隠れて、えらくハードドライビングな演奏があったり、やはりジャズクリスマスアルバムから外せません。
むしろ、ジャズピアノトリオアルバムでクリスマスとか言ってるくせに、ちっともジャズで無いアルバムより真っ当なジャズです。
投稿: Suzuck | 2011年11月15日 (火) 10時16分