2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

音楽で拡がる輪

« Natsukashii / Helge Lien Trio | トップページ | Balloons / Kenny Werner »

2011年5月29日 (日)

溺れる。。

独り、、溺れる。。趣味に、、、溺れる。。
と、すでにどっぷりジャズの海に沈んでいるではないか、、と、お笑いのそこのあなたっ。
笑っていーいです。今日もかなりの戯言ですから。はい。
毎日、毎日、ひたすらジャズのアルバムを聴き続けてるわたくしなのですが、、
一応、密かに、、でも、、意識して集めてるものがいくつか存在します。
ここに来る方はご存じの方も多いジャズのクリスマスアルバムがまず筆頭なのですが、、
次がデュオ。Duo。。ソロほど内省的ではなく、相手がいるので会話も成り立ち、互いに見つめ合う阿吽の呼吸がたまらないのであります。
素敵なデュオの基本は愛なのですが、それが男女の愛なのか、親子の愛なのか、人類愛なのか。。。
と、まぁ、そんなことはどうでもいいのですが、、愛溢れる作品が好きです。はい。去年はJasmine / Keith Jarrett Charlie Hadenにどっぷり浸っておったのですが、ブログにあげられなくても、独り「何かに」はまっていることが多いわたくしです。


★デュオ、です、Duo♪★

Passi Leggeri / Tracanna & Martinale
Tino Tracanna (ss,ts), Luigi Martinale (p)
大好きなLe Sue Ali / Luigi Martinale Trioに納められている曲も3曲くらいあって、甘く哀愁の漂う中、ジェントルTracannaのサックスとスィートMartinaleのピアノが織りなす世界はファンタスティック。<ファンタスティコ>とか、、言わない、言えない、、わたくしです。はい。
でも、この清涼感は、なかなか他では味わえないと思いますね。イタリア産のスパーリンフワインはスプマンテって、言いますよね。冷えた少し甘めのスプマンテをみるような感じです。Martinaleが7曲、Tracannaが2曲、今回もわたしの好きな曲が入ってました。Lotus Blossom。2004,2005と少し古い録音なのですが、そういうことを気にしない人にはとってもお勧め。お試しくださいね。

Conversations / Jim Hall & Joey Baron
Jim Hall (g) Joey Baron (ds,per)
さて、上とは全く毛色の変わったデュオです。3年程前ですか、、ジムホ翁はHemispheres / Jim Hall & Bill Frisellでもビルフリとのデュオがあって、その独特な世界観を堪能できたのですが、今回も凄かったです。
地味なジムホ翁のギターのお相手は、コードレスなドラムです。危険な香りでしょ。はい。
最小限の音数の世界で、ジムホ翁はもちろんなのですが、バロンが静なのだけど、八面六臂の活躍でございます。インティメイトな関係とかとはちょっと違う気がします。なんでしょう、音楽を真摯に追求するもの同士による、喜びが表現されてる、、なぁんてね。。。そう、音楽愛に溢れた作品です。
ええとね、気になって、、本当に気になって眠れなくなった人だけが買うアルバムです。はい。
真夜中にiPodとかで聴くのが好き。

で、こんなんもお取り寄せしております、、
For All We Know / Jose James & Jef Neve
Jose James (vo)  Jef Neve (p)
Imaginary road / Jef Neve Trioがめちゃかっこよかったので、評判もまずまずなので買いましたが。。だめ。。ヴォーカルと相性があいませんでした。
ヴォーカルは生理的に肌に合うあわない、って、のがありますよね。一度しかかけてません。

Catwalk / Anders Persson  Patrick Rydman
Anders Persson (p)  Patrick Rydman (vo)
これは、なかなかダンディなアルバムです。でも、やはり、、わたくし的にはこのヴォーカルは少し力が入りすぎてて、、愛聴盤までは、、行きませんでした。
デモね、Anders Persson の歌ばんはとてもいい。。なぁ。。と、思います。
ちょっと、、残念な気持ちです。はい。

で、、今は、、長い長い、待ち時間の後にやっと届いた、、これに独り溺れています。
Kaleidoscopic Arabesque / Bebo Ferra & Javier Girotto
Javier Girotto : Soprano sax | Bariton sax | Moxeño & quena flutes | Sicus | Bass Clarinet
Bebo Ferra: Classical guitar & steel-strings acoustic guitar & voice
Kaleidoscopic Arabesqueここで、少し、試聴できるはず。。??
イタリアのタウナーって、言われるベボフェラの曲がほとんどなんですが、この仄暗さ、、静寂な感じ、、、この哀愁はわたくし的にはど真ん中。もう、たまりません。ベボフェラのエキゾッチクなアコギの調べとマルチ奏者であるJavier Girottoの様々な音色と、、とても効果的に重なった独自な世界です。
しとしと雨の降る日曜日だって、乾いた都会の夜の静寂にだって、ずるずるとはまると思います。
何とも、わたくし好みです、、よくある飲食店のBGM用ジャズにはあわないと思います。(きっぱり)だって、絶対、、独りで聴く音楽だから。。そんでもって、音楽に入り込んでしまうから。

って、ことで。。しばらくこれにはまると思いますが、、次に楽しみにしてるのは、、
Songs of Mirth & Melancholy / Branford Marsalis & Joey Calderazzo
Branford Marsalis (sax) Joey Calderazzo (p)
Songs of Mirth & Melancholy
わたくし的には元祖イタリアの伊達男のCalderazzoなんです。でもって、今回のデュオのお相手は、、巧すぎる狡すぎるぞBranfordさま、、。
試聴が可能なようですが、、やめておこうと思います。はい。
この2人の世界はいかに。。楽しみだな。

雨の日曜日、、何をしてますか?
月末のお仕事中です。でも、昨日は県北にお墓参りに行ってきました。。
そう、、凄く、、びっくりしたんですが、、ブラッドベリの火星年代記が映画化されるかもしれないのですね。
わぁ。。楽しみのような。。そうでないような。。

んじゃ、退散♪

追伸 パソコンのメールアドレスにメールを送っても拒否される?って、お知らせメールをいただきました。
   何も変えてないんですけど、他にそのような方がおられますでしょうか。。
   原因不明です。はい。。

« Natsukashii / Helge Lien Trio | トップページ | Balloons / Kenny Werner »

超〜私的戯言、じゃれ事(それでも、JAZZ)」カテゴリの記事

コメント

ディオで思い浮かぶのが、ビル・エバンスとジム・ホールのアンダーカレントですが、あえてあまり有名でないのですが、スティーブ・レイシーとピアノのマイケル・スミスとのすばらしいデュオがあります。まるでメトロームの様なスミスのピアノ、レイシーのソロはクールで、そして美の世界が広がっているようです。

先ほどのレイシーの演奏、ユーチューブにありますので紹介しておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=k-aX6kla25Y

今晩は。
私もアンダーカレントが頭に浮かびます。
あのジャケットは最高です。

Catwalk 聴きました~。
Old devil moonが中でも好きですわ。
ジャケデザインは・・・ちょっとね~。

溺れる・・・って、川上弘美の小説かと思いました

はじめまして。

wanderlustです。

Songs of Mirth & Melancholy / Branford Marsalis & Joey Calderazzo

そうですね。試聴なんて野暮なことはやめておきましょうよね。
だって、絶対いいに決まっていますから。
僕はどちらかと言いますと、Joeyに大いに期待しているところでもあります。
それに「Songs of Mirth & Melancholy 」ってタイトルに惹かれます。
今年は個人的にもいろいろあって、あまりジャズ聴いていないんですが、
このアルバムを機にどっぷり行きたいなぁと思っているんです。

わくわくしています♪


rihitoさま、、
はじめまして。と、もしも、違っていたら、ごめんなさい。

>ディオで思い浮かぶのが、ビル・エバンスとジム・ホールのアンダーカレントですが、

ですねぇ。わたくし、LPで持ってますです。


>あえてあまり有名でないのですが、スティーブ・レイシーとピアノのマイケル・スミスとのすばらしいデュオがあります。

スティーブレイシーのデュオと言えば、ギルエバンスとのパリブルースしか持ってないのですが、パリブルース好きです。

>まるでメトロームの様なスミスのピアノ、レイシーのソロはクールで、そして美の世界が広がっているようです。

ユーチューブ凄かったですね。
昨日、つい、iフォンから聴いちゃいまして、唸ってしまいました。
スミスのピアノがメトロノームと言うのは、言い得て妙、って、感じです。

そう、パリブルースでのギルエバンスはぽつぽつした感じで霰の降る音かな。
ご紹介ありがとうございました。
コメントくださったのに、お返事遅くなってすみません。
いろいろ、手違いがあって、昨日は青くなって飛び回ってました。

中島さま、、

>今晩は。

こんばんは。

>私もアンダーカレントが頭に浮かびます。

うーーん、やはり、有名だよねぇ。
で、いけてます。

>あのジャケットは最高です。

うーーん、、、昔は壁に飾っていたのですが、、、
夜中に暗闇で観ると、、ちょっと、、こわいかも。

ありがとうございました。

つっちーな姫、、

>Catwalk 聴きました~。

おぉ。。さすがだ!
また、新潟にも来るといいよねぇ。

>Old devil moonが中でも好きですわ。

わたしは、断然、ポールサイモンの2曲。
このくらい脱力してるのがいいなぁ。

>ジャケデザインは・・・ちょっとね~。

はい。B級マフィア映画って、感じでしょうか。。。。

>溺れる・・・って、川上弘美の小説かと思いました

スマンデス。
その小説読んだことがないです。

wanderlustさま、、

>じめまして。

はい。はじめまして。

>wanderlustです。

すずっくと申しまース。


>Songs of Mirth & Melancholy / Branford Marsalis & Joey Calderazzo

>そうですね。試聴なんて野暮なことはやめておきましょうよね。
>だって、絶対いいに決まっていますから。

そうなんですよ。かなり、、いいと、思うんですよぉ。
ええとね、わたくしは、、ずっと、パソコンで試聴できなかったんです。
でも、最近、試聴できるんです。(笑)
この2人は基本的にはね、2人とも好きなので試聴なしで買います。
つうか、、試聴って、短いと不安を煽られるだけだったりしますので。(笑)

>僕はどちらかと言いますと、Joeyに大いに期待しているところでもあります。

この2人だとBranford Marsalisが有名なんでしょうねぇ。
好きですよ。緑のアルバム(名前失念!)も好き。
でも、今回はわたくしもJoey Calderazzoです。
何故って、わたくし的には永遠のアイドルである、マイケルブレッカーさまからの系譜だから。Joey Calderazzoは元祖アイドルです。はい。
ちょっと、、太めになられましたねぇ。。

>それに「Songs of Mirth & Melancholy 」ってタイトルに惹かれます。

そうですねぇ。このタイトル通り、ズトン、と、はぁとに直撃だといいなぁ。

>今年は個人的にもいろいろあって、あまりジャズ聴いていないんですが、
>このアルバムを機にどっぷり行きたいなぁと思っているんです。

そうですか。。
人生って、いろんなことありますよね。
人とそれぞれそれに対する対処法も違います。
月並みですが、マイペースが一番ですよね。

>わくわくしています♪

いぇ〜〜い!わたくしもです。

こんにちわ。はじめまして。

このブログを見て、BEBO FERRAとJAVIER GIROTTO
のDUOを買ったのですが、かなりよかったです!!
ありがとうございます。

3曲目とか草原のイメージ。
これ聴きながらビール飲んでると至福です。

ブランフォードのDUOも最高でしたね。
最初は拍子抜けしたのですが、その後、相当はまりました。

DUOはいいですね。
では。

さださま、、
お返事が大変遅くなって申し訳ありません。

>こんにちわ。はじめまして。

はい。はじめまして。
初コメなのに、こんなにお返事遅くなってしまい大変申し訳なかったです。

>このブログを見て、BEBO FERRAとJAVIER GIROTTO
>のDUOを買ったのですが、かなりよかったです!!
>ありがとうございます。

わぁーい。嬉しいな。
ベボフェラは相手を変えて、このほかにデュオが3枚だかあるんです。
みんないいですよ。って、このギター好きなんで、、かなりひいき目ですけどね♪
この2人に加えて、ベース、ドラムの入ったMari Pintauつうのも、相当好きです。はい。

>3曲目とか草原のイメージ。
>これ聴きながらビール飲んでると至福です。

フォークソングとか、、そんなイメージですよね。
確かに、草原の風を感じます。
ちょっと、スコットランドのイメージ。
彼の故郷は確か、、サルデーニャ島ですけど、故郷のイメージとかが盛り込められてるのでしょうか。。
実は、好きなフレスと言うトランペッターとデュオださないかなぁ、って、思ってましたが、、フレスはタウナーとECMからデュオってしまいました。
https://mysecretroom.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/chiaroscuro-ral.html

>ブランフォードのDUOも最高でしたね。
>最初は拍子抜けしたのですが、その後、相当はまりました。

おぉ。
拍子抜けでしたか?
この感情移入はどこから来るんだろうと、不思議なほどエモーショナルな部分がありましたよねぇ。
どちらのCDも、あまり互いが裏表って関係でなくて、一緒に、渾然と進んでいきます。やはりデュオの極みです。はい。

>DUOはいいですね。
>では。

はい。
デュオを集めまくった、昔を思い出します。
この盤、多重録音とかもしてるんですが、まったく違和感なかったし。
あぁ。。ベボフェラ来日しないかなぁ。。

これに懲りずにまたいらして下さい。って、無理かな。ごめんね。
秋に向かって、デュオ率があがるかもしれませんし。。

どうも、ありがとうございました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 溺れる。。:

« Natsukashii / Helge Lien Trio | トップページ | Balloons / Kenny Werner »

無料ブログはココログ