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音楽で拡がる輪

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2011年5月

2011年5月29日 (日)

溺れる。。

独り、、溺れる。。趣味に、、、溺れる。。
と、すでにどっぷりジャズの海に沈んでいるではないか、、と、お笑いのそこのあなたっ。
笑っていーいです。今日もかなりの戯言ですから。はい。
毎日、毎日、ひたすらジャズのアルバムを聴き続けてるわたくしなのですが、、
一応、密かに、、でも、、意識して集めてるものがいくつか存在します。
ここに来る方はご存じの方も多いジャズのクリスマスアルバムがまず筆頭なのですが、、
次がデュオ。Duo。。ソロほど内省的ではなく、相手がいるので会話も成り立ち、互いに見つめ合う阿吽の呼吸がたまらないのであります。
素敵なデュオの基本は愛なのですが、それが男女の愛なのか、親子の愛なのか、人類愛なのか。。。
と、まぁ、そんなことはどうでもいいのですが、、愛溢れる作品が好きです。はい。去年はJasmine / Keith Jarrett Charlie Hadenにどっぷり浸っておったのですが、ブログにあげられなくても、独り「何かに」はまっていることが多いわたくしです。


★デュオ、です、Duo♪★

Passi Leggeri / Tracanna & Martinale
Tino Tracanna (ss,ts), Luigi Martinale (p)
大好きなLe Sue Ali / Luigi Martinale Trioに納められている曲も3曲くらいあって、甘く哀愁の漂う中、ジェントルTracannaのサックスとスィートMartinaleのピアノが織りなす世界はファンタスティック。<ファンタスティコ>とか、、言わない、言えない、、わたくしです。はい。
でも、この清涼感は、なかなか他では味わえないと思いますね。イタリア産のスパーリンフワインはスプマンテって、言いますよね。冷えた少し甘めのスプマンテをみるような感じです。Martinaleが7曲、Tracannaが2曲、今回もわたしの好きな曲が入ってました。Lotus Blossom。2004,2005と少し古い録音なのですが、そういうことを気にしない人にはとってもお勧め。お試しくださいね。

Conversations / Jim Hall & Joey Baron
Jim Hall (g) Joey Baron (ds,per)
さて、上とは全く毛色の変わったデュオです。3年程前ですか、、ジムホ翁はHemispheres / Jim Hall & Bill Frisellでもビルフリとのデュオがあって、その独特な世界観を堪能できたのですが、今回も凄かったです。
地味なジムホ翁のギターのお相手は、コードレスなドラムです。危険な香りでしょ。はい。
最小限の音数の世界で、ジムホ翁はもちろんなのですが、バロンが静なのだけど、八面六臂の活躍でございます。インティメイトな関係とかとはちょっと違う気がします。なんでしょう、音楽を真摯に追求するもの同士による、喜びが表現されてる、、なぁんてね。。。そう、音楽愛に溢れた作品です。
ええとね、気になって、、本当に気になって眠れなくなった人だけが買うアルバムです。はい。
真夜中にiPodとかで聴くのが好き。

で、こんなんもお取り寄せしております、、
For All We Know / Jose James & Jef Neve
Jose James (vo)  Jef Neve (p)
Imaginary road / Jef Neve Trioがめちゃかっこよかったので、評判もまずまずなので買いましたが。。だめ。。ヴォーカルと相性があいませんでした。
ヴォーカルは生理的に肌に合うあわない、って、のがありますよね。一度しかかけてません。

Catwalk / Anders Persson  Patrick Rydman
Anders Persson (p)  Patrick Rydman (vo)
これは、なかなかダンディなアルバムです。でも、やはり、、わたくし的にはこのヴォーカルは少し力が入りすぎてて、、愛聴盤までは、、行きませんでした。
デモね、Anders Persson の歌ばんはとてもいい。。なぁ。。と、思います。
ちょっと、、残念な気持ちです。はい。

で、、今は、、長い長い、待ち時間の後にやっと届いた、、これに独り溺れています。
Kaleidoscopic Arabesque / Bebo Ferra & Javier Girotto
Javier Girotto : Soprano sax | Bariton sax | Moxeño & quena flutes | Sicus | Bass Clarinet
Bebo Ferra: Classical guitar & steel-strings acoustic guitar & voice
Kaleidoscopic Arabesqueここで、少し、試聴できるはず。。??
イタリアのタウナーって、言われるベボフェラの曲がほとんどなんですが、この仄暗さ、、静寂な感じ、、、この哀愁はわたくし的にはど真ん中。もう、たまりません。ベボフェラのエキゾッチクなアコギの調べとマルチ奏者であるJavier Girottoの様々な音色と、、とても効果的に重なった独自な世界です。
しとしと雨の降る日曜日だって、乾いた都会の夜の静寂にだって、ずるずるとはまると思います。
何とも、わたくし好みです、、よくある飲食店のBGM用ジャズにはあわないと思います。(きっぱり)だって、絶対、、独りで聴く音楽だから。。そんでもって、音楽に入り込んでしまうから。

って、ことで。。しばらくこれにはまると思いますが、、次に楽しみにしてるのは、、
Songs of Mirth & Melancholy / Branford Marsalis & Joey Calderazzo
Branford Marsalis (sax) Joey Calderazzo (p)
Songs of Mirth & Melancholy
わたくし的には元祖イタリアの伊達男のCalderazzoなんです。でもって、今回のデュオのお相手は、、巧すぎる狡すぎるぞBranfordさま、、。
試聴が可能なようですが、、やめておこうと思います。はい。
この2人の世界はいかに。。楽しみだな。

雨の日曜日、、何をしてますか?
月末のお仕事中です。でも、昨日は県北にお墓参りに行ってきました。。
そう、、凄く、、びっくりしたんですが、、ブラッドベリの火星年代記が映画化されるかもしれないのですね。
わぁ。。楽しみのような。。そうでないような。。

んじゃ、退散♪

追伸 パソコンのメールアドレスにメールを送っても拒否される?って、お知らせメールをいただきました。
   何も変えてないんですけど、他にそのような方がおられますでしょうか。。
   原因不明です。はい。。

2011年5月27日 (金)

Natsukashii / Helge Lien Trio



父の趣味は写真。
その昔は、写真は撮るだけでのものではなくて、自分で現像もするものでした。
ええとね、、フイルムからネガが作られ、それを印画紙に照射し、現像液で浮かび上がらせるといった流れだった気がします。
現像液に浸すと、真っ白だった印画紙に、過去の瞬間が浮かび上がって来る。。
面白くて、夜更かしを怒られながらも部屋の隅っこで、父の作業を眺めていたものでした。酸っぱい臭いはなんだったのかしら。大好きだったあのアナログな機械たちは何処に行っちゃったのかしら。
わたくしは、、あれから、あれから、、随分と遠くに来てしまいました。。

彼自身が撮ったモノクロのジャケット写真に浮かぶ2人の子ども。
まるで、心の中で想い出が蘇るときのように、2人に焦点があって、まわりがフォーカスされてます…。道の奥に見える建物がなんだか教会に思え、人生の道のりを感じてしまうジャケットでした。
いつの日か、、わたくしも、ふとものを想うとき、優しい笑顔しか浮かばない日が来るのかしら。

オープナーはタイトル曲、Natsukashii。しっとりと、柔らかに、、綺麗なタッチなのですが、、でも、重さののある音です。静かな曲なのですがベースとドラムのサポートがこれまたよくて、心にしみていきます。日本語の「懐かしい」という表現によくあう曲調。一転、三位一体で駆け抜ける躍動感溢れるAfrikapolka。ドラムがポップな感じで楽しい!仄暗く内省的な雰囲気、厚いサウンドBon Tempi。
スリリングに走るピアノで始まるE。途中のベースソロをはさみ同時進行でヒートアップしていく中、沢山の音がこれでもかと重なった聴き応えのあるサウンド。
重たいドラムのリズムで始まるSceadu。ピアノとアルコの重なりは心重く響き、次第に緊迫していく、重厚なサウンド。
切なくなるようなロマンチックな甘い響きで始まる Meles Meles。寄せて返すように美しい調べを重ね、、そこに年月を感じる。陰影を保ったままHymneへ。瞑想にも通じる世界が一転、彼が好きなエヴァンスのようなリリカルな世界を創り出す。
骨太に単調なフレーズを繰り返す過程で見せる聴かせるUmbigada。そのまま硬質でダークなSmall No Need。
終演は、大きな空間を創り出すことに成功してるLiving In Different Lives。ノルウェーの風土なのだろうか。。ゆったりと。。おしまい。
オスロのレンボースタジオは、やはり美という食べ物で永遠の命を繋ぐ魔物が住んでいると確信しました。

リエンのピアノは、1音1音が重たくしっかりしてます。湿度のある感じ。
太陽からの風も感じるし、地中からの熱も感じるし、内側からの声なき声も感じます。演奏は、間を大事にしたゆるいものから、感情の爆発を抑えられないようなパーカッシブに雨あられと音を降り注ぐものまで、違和感なく混在してます。
ベースとカラフルなドラムとの阿吽も見事なもので、ピアノトリオとしての存在感もしっかりあるのかなぁ、、と。
曲にも演奏にも、緩急、明暗、ついており、始めと最後を心落ち着かせた曲で一枚聴きやすいアルバムになってます。


1. Natsukashii
2. Afrikapolka
3. Bon Tempi
4. E
5. Sceadu
6. Meles Meles
7. Hymne (Til Jarl Asvik)
8. Umbigada
9. Small No Need
10. Living In Different Lives

Helge Lien (p)
Frode Berg (b)
Knut Aalefiaer (ds)

ノルウェーのピアニストHelge Lienを知ったのは、5年くらい前かな。彼のデビュー作はWhat Are You Doing The Rest Of Your Lifeで、、ずっと、同じメンバーで演奏を続けるトリオです。5年前にTo The Little Radio/Helge Lien Trio、で、がっちりとはぁとぉを鷲づかみされちゃいまして、あまり熱心ではないものの追っかけております。今回、リリース情報が出たときは、嬉しい!って、思ったのではありますが、「Natsukashii →懐かしい」ってタイトルみたときにちょっと退けました。。(へそ曲がり)でも、聴いたら、へそ曲がりが思うような媚びうるものなど全くなく、やっぱり、とてもよかったの。ウニオンから国内版でてましたが、、お安いのにしちゃった。m(__)m

タイトル曲がozella musicのレーベルサイドからライブ動画と音源がでてたので、今日のおまけ。

音だけ短いヴァージョンもあるね。

 


これは、静の方の演奏なのですが、彼の魅力は、躍動的でエキサイティングな演奏にもあります。
是非、CDでご体験くださいな。

週末です。月末です。一週間お疲れさまぁ。一ヶ月お疲れさまぁ。
そう、、5年前のTo The Little Radioの頁にも「庭の薔薇が咲きました」、、と、書きましたが。。
季節は巡り、、今年も、薔薇が咲いてます。。
んじゃ、退散♪

2011年5月26日 (木)

梅雨入りなんだって。。

梅雨入りなんだって。。
ほんとですか、、。。もう、そんな季節ですか。
なんだか、季節感なく過ごしてるなぁ。。梅雨なんて、遠い感じだったのに。。
遠いと言えば、、九月にある東京JAZZ 2011が呟きコーナーで話題になってました。
もうすぐ、東京JAZZ 2011のチケットが売り出されるらしい。
相変わらず豪華なメンバーなのですが、ネットのジャズ友の間では、、メインプログラムより、毎年、東京 JAZZ CIRCUITの方が話題になる。無料ってこともあるんだけど、日本では、ちょっとマイナーだったり、無名だったりするけど、、一度は聴いてみたいなぁ、、って、好きなものにはたまらない名前が並んでたりするのです。
そんなこんなで、一度は、やっすい冷たーい白ワイン片手に、、ぼぉーーと、、聴いてみたいなぁ。。って、思ってます。
まぁ、例によって、、どうせ行けないんだろうけどね。今年はどんなメンバーなんだろう、、って、考えるだけでも楽しみです。はい。(笑)

なんか、Jef Neve Trioも来るんですよね。Magnus Hjorthも、、あ、Eric Legnini も来るんだよねぇ。。
ピアノ万歳だよねぇ。
そんでもって、今ね、気になってるのはね、新譜のデリバリーが延期になってる Alex Sipiaginが、六月に奥方のMonday Michiru Bandで来るんですね。

6/15/2011    7PM    Monday Michiru Band Billboard , Osaka    Billboard , Osaka   
Osaka
Japan        view map
6/16/2011    7PM    Monday Michiru Band at Blue Note , Nagoya    Blue Note, Nagoya   
Nagoya
Japan        view map
6/18/2011    7PM    Monday Michiru Band Billboard , Tokyo    Billboard , Tokyo   
Tokyo
Japan        view map

うむ。。奥方は歌はうまいけど、やっぱり、インストバンドでスリリングに吹き倒す Alex Sipiaginが聴きたい。17日が空いてるから是非、、東京TUCあたりに予定が入らないかなぁ。
てな訳で、、ジョンスコ、ジョンスコになんだか魂を持って行かれちゃってるわたくしなのですが、、
呟きでone_for_elenaさまがかっこいい動画教えてくれたんですね。

Ari’s desire/Paolo Recchia
元アルバムは、、これですね。ええと、「シピアギン!」だぞ。確認済みだって。(羨ましい)

とりあえず、これで、頑張ってみますかね。
んじゃ、退散♪

2011年5月24日 (火)

A Moment's Peace / John Scofield



空は青空で、、爽やかな日だけど、、ため息しかでない日もあります。。

ジョンスコは、去年、「54」って、その名の通り、メトロポールオーケストラとの54人で作成したとのアルバムが圧巻でした。メンドーサの緻密なアレンジの中を縫うように泳ぐジョンスコだったのだが、今回は、編成も、中身もシンプルを心懸けた感じのアルバム。
ジョンスコのオリジナル5曲、マッカートニーの曲、カーラブレイ、アビーリンカーンの曲、、そしてスタンダード曲等、バラードを中心に12曲。

オープナーは、ビルフリ曲かと思うようなカントリー風なSimply Put。木訥とした雰囲気、ゆったりしたギターソロも表情豊かで思わず微笑む。ギターを中心に心地よいサウンドが拡がる。
ポールがリンダに捧げた愛の歌I Will。ジョンスコはシングルノートでメロディをほんわか紡ぎ、ちょーかわいいラリゴのオルガンに併せてくびを左右に振りたくなること請け合い。最後のブレイドの音はご愛嬌だねぇ。カーラの Lawnsは、優雅なチョーキングプレイがこれまたウットリでオルガンとぴったり♪アビーリンカーンの曲Throw It Awayでは、泣きのプレイ。コリーのベースソロも忘れるくらい歌ってます。これもちょームーディなのですがイヤらしさがないのだなぁ。

ジャズファンなら誰もがあたまに浮かぶのがコルトレーン?と、言う、I Want To Talk About You。ゆったりとテーマを歌った後は高速パッセージも入るめちゃかっこいいソロ。たたみ掛けるように淀みなく繰り出すフレーズもとても歌ってるので違和感がない。ラリゴのピアノもクール。密度があって、圧力あるのに重くないブレイドのドラム。ブルースフィーリングたっぷりに、オルガンもちょっとロングトーン入れたりして、Gee Baby Ain't I Good To You。ここから、3曲ジョンスコ曲。カントリーフレイバーのJohan、モダンなMood Returns、哀愁のあるAlready Septemberと続きます。
そして、みんなが知ってるYou Don't Know What Love Is。これも、ブルージィでかっこいいフレーズ連発。ギター好きには、これとI Want To 〜は身をよじりたくなるフレーズが連発でたまらないと思うんだねぇ。と、一転、最後のジョンスコ曲もポップでカラフルな曲。ソロは神業だけど、イメージは隣のお兄さん、ジョンスコだな。終演は、ガーシュインの I Loves You Porgy を揺らぐように歪ませて。シンプルだけど、水鏡をみるように遠い世界を創り出してます。

優しく、ほんわかした時間が流れます。
と、言ってもジョンスコですから、そこここに聴かせどころを持ってます。
でも、ラリゴはそれなりに露出度もあるんですが、クリスポッターと一緒のコリーやショーターと一緒のブレイドを期待すると涙が出ますので注意。(爆)

わたくし的には、、一度かけると、グルグル回したくなる優れもの。
シンプルで、ほのかに甘い香りのする空気がたっぷり含まれたアルバムなので、夏に向けてもいい感じだと思うなぁ。。
ウニオンのブログによると、本人はイージーリスニングにはしたくなかった、って、あるんですけど、、、
アイバニーズのセミアコで、いろいろ弾きわけてるのですが、甘すぎず、堅すぎず、、、こちらもリラックスしちゃいますです。こういう音楽なら、ぼんやりと、流しておいてもいいなぁ。
スリリングにひきたおすギターも大好きなのですが、こんな穏やかな時間をくれるギターも大好き。
ジョンスコ、ジョンスコ!いぇ〜〜い。

1. Simply Put
2. I Will
3. Lawns
4. Throw It Away
5. I Want To Talk About You
6. Gee Baby Ain't I Good To You
7. Johan
8. Mood Returns
9. Already September
10. You Don't Know What Love Is
11. Plain Song
12. I Loves You Porgy

John Scofield (g)
Larry Goldings (p,org)
Scott Colley (b)
Brian Blade (ds)

以前にリバプールに行ったときに、彼ら(レノン&マッカートニー)が青春時代を過ごした家を見学してきました。ナショナルトラストのツアーに参加するとポールマッカートニーがハイスクール時代に住んでいた家の中を見学できました。ジョンレノンは庭まで。ポールの部屋の窓から観た風景は何処にでもある普通の住宅街の風景。でも、きっと、彼らが当時目にしたであろう風景とほとんど変わってない気がしたのですねぇ、、忘れることができなくなりました。

つうことで、今日のおまけはポールのコンサートでは、この曲が始まると、カップルがハグしたり、キスしたり、踊り出したり。。ハッピーな曲です。
つうことで、そこのお疲れの貴方に。
せめて、この曲の間だけでも今日の嫌なことを忘れてね。(^_^)


んじゃ、退散♪

2011年5月22日 (日)

黒百合が咲く。。



あのですね。。黒百合が咲きました。上の写真はウィキペデアからお借りしました。
黒といっても、現実の自然の花には黒はなく、褐紫色です。
高山植物なのですが、山野草のコーナーにあったものを買って山帽子の下に植えました。。
消えちゃうかも、と、思っていましたが、、意外と強く、毎年少しづつ株が大きくなっている気がします。
花言葉がちょっと怖いんですが、とても好きな花。
で。。お庭なのですけどね、、、
はじめは単純にリビングやキッチンから常に見えるお庭の手前側は一番好きな白い花を集めました。
何年かして5月に、利休梅が満開の頃は、白い花が咲き乱れ天国みたなのですね。。
で、ある時からここを天国をイメージした白い花での統一を強化!そこから、芝生を囲んで右回りで、、これまた好きなピンクの花のエリアが続き、正面につる薔薇の絡むバーゴラ、そこを境に、黄色、水色、青、薄い紫、、が混在する現世を作る事にしました。(爆)そして、その右奥には濃い紫、赤、黒、、と、濃いい感じで個性的な色を集中。
ここは魔界なのですね。(爆)
本来ならば、黒百合はこのコーナーなのですが、、このイメージがしっかり固まる前に、「現世の場所」に植えてしまったの。パンジー、わすれな草、ロベリア、ジュリアン等が咲くほのぼのした場所に、ミスマッチな感じで、でも、、、人目をひく小さな黒い花をつけてます。
平穏そうな日常に潜む影、、この感じは、この花の花言葉にぴったりな気がしているこの頃です。。


心楽しい、、卯の花月のはずなのに。。からずっと楽しみにしているDestinations Unknown / Alex Sipiagin、Songs Of Freedom / Nguyen Leが配送されてないし、One Of Many / Kenny Wheelerも配送されてない。それでも、ジョンスコの新譜、プリズムの新譜もついてるし、メルドー参加のコニッツECM盤など手元にありますです。
ここに来る皆さまは、ご存じと思いますけど。。

What's It All About / Pat Metheny
これが、どうやらソロカバーアルバムで、雰囲気はOne Quiet Night / Pat Methenyに近いものかも?って、モンで、やっぱ、期待しちゃうわけです。
パットメセニーがええと思うメロディでどんなパットメセニーの世界が拡がるのか考えちゃうと夜も寝られません。つうのは、嘘だけど、個人的には8曲目のSlow Hot Wind が楽しみです。
去年、某広島の超絶サックス吹きさまのライブで聴いて妙に、、この曲にとりつかれたわたくし。
2月に都内で某ウニオンさまを徘徊したときにも、テナーサックスでこの曲を吹いてるアルバムが流れていてびっくりしたのでありました。バリトンギターで聴く、Slow Hot Windが楽しみでやんす。

つうことで、こんなしとしと雨の日に次々聴けばいいのだけど、つい、ふらふらACT Music + Vision等俳諧しちゃったわたし。
実はSongs Of Freedom / Nguyen Leで、試聴したかったんだけど、、なんつうか、こんな新譜情報みて、黙ってられませんわ。

★まだまだ続くよACT祭り♪★

Opera / Danilo Rea & Flavio Boltro
昨今はイタリア盤が沢山でているのですが、うーん。。この2人でデュオだす。Opera
イタリアの姫の呟きによると、なかなか性格がつかみにくいボルトルらしいのですが、Doctor 3のあのダニロさまとデュオ、、って、聴いてみたいなぁ。元々のDoctor 3ファンには不評でしたが、Blue/Doctor 3はわたし的壷で、泣きそうになると今も引っ張り出したりします。
イタリアと言えば、ボッソも新譜だしたしバティスタも新譜だすし、なんだか、どうすりゃいいのだ。。って、感じです。
それより、問題はこっち。↓
Komeda / Leszek Mozdzer
オラシオさまあのモジュジェルのソロアルバムですよぉ!Komeda
我が愛しのラーシュダニエルソンとデュオのアルバムPasodoble/Lars Danielsson & Leszek Mozdzerをだしているポーランドの人気のピアニストLeszek Mozdzer のコメダ集ってことでしょう?
これは、期待以外の何ものでもないですよねぇ。録音年月日も今年の三月とありますので、新録です。

なんだか、ますます、お家から出なくなりそうなすっずくですが・・。
一昨日は、フランス料理、昨日は焼き鳥、って、感じでダーリンとお友達のお祝いに出かけてきました。

んじゃ、退散♪

2011年5月21日 (土)

James Farm / Joshua Redman, Aaron Rarks, Matt Penman, Eric Harland



晴れたり、曇ったり、、暑くなったり、寒くなったり、、不安定な空。
お空も世情を反映する??今日この頃です。

Jamesと言えば、わたくし的には、絶対パットメセニーの名曲Jamesなのですが。。。
と、このメンバーを観て触手が動かない人は少ないと思いますが、逆に、その手の方は考えすぎであたまでかっちかも。。って、危惧もあったりするわけです。しかし、Invisible Cinema/Aaron Parksでも妖しい光を放っていたAaron Parksが、再び、ピアノの他に、いろいろな鍵盤楽器(celeste,pump organ,fender rhodes, hammond organ)を弾いておるのです。デューイ・レッドマンの息子、Joshua Redmanがデビューしたときにはぶったまげたものですが、天才にだって長い人生紆余曲折ありますわ。でも、結局、残る人は残るわけです。Matt Penmanと暴れん坊Eric Harlandに煽ってもらいましょう。。
ジョシュアが3曲、アーロンが3曲、美形のマットさまが3曲、暴れん坊が1曲で全10曲、すべて、オリジナル。
行けっ!

幕開けは、低音で煽るダークな曲調のCoax。不気味な静けさから来る予感は次第に的中、アーロンの発する蒼白い光とハーランドのプッシュでジョシュアのテンションがあがる。そのジョシュアの曲Polliwog、密度濃く固められた中で、ジョシュアの高速パッセージが踊る踊る。リズム隊に乗って吹きまくる、弾きまくるのですが、後半に口笛とユニぞったりして、音的にもなかなか綺麗にまとまった感じ。
少し、カントリー風なのどかな風景が浮かぶBijouはアーロン曲。朗々と素敵な音を響かせて歌心たっぷりなジュシュア。続く、Chronosもアーロンの中近東風な曲。各自独立しながらも四人の動きが緻密に重なり合って収束してる…。
ジョシュアのStar Crossed。彼の曲は奇をてらった感じはないけど、なんとなくかっこいいのです。途中から急速にテンポがあがってハードボイルドな展開へ。長尺で次々にフレーズが繰りだされたあとにマットのクールダウンのソロがはまります。
そのマットの曲1981、オープナーも彼の曲なのですが、現代的、無機的な感じの曲。チェレスタの音は妙にかわいいけど、クールに容赦なく吹きまくるジョシュア。
I-10は、暴れん坊ハーランドの曲らしく、ドラムにvocalizesって、のがかかっていてジャカジャカしたノイジーな音で脅迫するように煽るサウンドで、他のメンバーも場所によって音が加工されてたりして、がかっこええです。はい。Unravelは浮遊感のあるアーロン曲。
If By Airはジョシュア曲。サックスが好きなせいだろうか、年寄りなせいだろうか、やっぱり、王道な感じでジョシュアの曲がかっこいいと思ってしまいます。(^_^);;
終演は、マット曲Low Fives。彼のピチカートで始まるバラードは、夢の世界を漂うな切なさがある曲。ジョシュアはソプラノなのです。その音色、フレーズ、胸にじんとくるほど素敵。感情移入ばっちりで最後の1音まで、逃せません。。

いぇーい!これはねぇ、、かなりかっこいいと思いますです。はい。
わたくし的には、直球だなぁ。。バンドサウンド重視のアルバムなのですが、それぞれの持ってる技量が半端でないので、各自はかなり自由度の高いソロを展開してます。でも、バラバラになることはなく、ハーランドとマットが的確な音を存在させる事で、かなりきちんと収束してる。
ユニット名はメンバーの頭文字を使って、自分たち活動の場である創造の国に対してのネイミングなのでしょうか。。でも、録音がJames Farberなのは偶然でしょう…・・。
結構、お安いので買って損はしません。でも、国内版は、もう一曲、おまけがつくそうです。
そこまで、待ってられませんぜぇ。

1. Coax
2. Polliwog
3. Bijou
4. Chronos
5. Star Crossed
6. 1981
7. I-10
8. Unravel
9. If By Air
10. Low Fives

Joshua Redman (ts,ss)
Aaron Parks (p,etc)
Matt Penman (b)
Eric Harland (ds)

このアルバムもね、1聴。。めちゃかっこよくて、困ってしまったのです。
ランディ、クリポタ、ジュリアン&ローマンって、わたし的ド壷が続いてまして、本来ならばもう少し、、間を開けたいところなのですが、今月は興味津々盤で仕入れたものにわたくし的外れが少なくて、めちゃ濃い月間となってルんですね。
現在、手元にあるものも唸りまくるものが多いのだ。しかも、リリースが遅れてこれから来るであろうものもから考えると、ワッツのアルバムみたいに書き損なったまま月日が流れることは必然。(ソンナンばかりなのですが。。)
心を鬼にして(爆)聴きまくった次第です。はい。
では、では。。

んじゃ、退散♪

2011年5月20日 (金)

Gravity / Julian & Roman Wasserfuhr



今週は、満月だったので夜空から目が離せない日が多かったです。
月の光は、魔法の力を持つと言いますが、夜空のみてはいけない部分まで照らし出してしまう無慈悲な部分もありますよねぇ。。怖い気もします。。

前作Upgraded In Gothenburg/Julian & Roman Wasserfuhr、このアルバムを聴いたとき、トランペットワンホーンでアルバムだせば良いのになぁ、って、思ったのをよく覚えてます。
ドイツの若手なのですが、イメージ的には北欧っぽい感じで、それは参加ミュージシャン、プロデューサーの嗜好もあるんでしょうが、この兄弟のペットの音色とピアノの透明感、繊細な感じがあるからかもしれません。兄ローマンがピアノ、弟ジュリアンがトランペット担当。
兄弟のオリジナル9曲、ダニエルソン、ハフナー1曲づつ、スティングの曲とジャズスタンダードで全13曲。

きらきらと星が瞬くようなピアノで始まるオープナーTwinkle Eyes。柔らかなざっくりした音色で朗々と歌う。メロディアスで哀愁のある曲にあわせ様々な表情を見せるジュリアン。スティングのEnglishman In New York。淡々とメロディを紡ぐジュリアンには、空間使いがとても素敵でエフェクターかけ美しく漂うかと思えば、抑え切れない感情を表現するように高速のフレーズを吹ききる緩急ついた演奏と
Interludeは、ちょっとクラシカルなムードの小曲。ローマンとダニエルソンの美しいチェロのガラス細工のような透明感。ナット・キング・コールのヒットで名高いL-O-V-E。幸せが部屋いっぱいに拡がるジュリアンの演奏はうっとりと聴きほれてしまい、ローマンのロマンチックなピアノも、ダニエルソンもすべてが幸せ色。
たとえるならば、ジューンブライドの花嫁が父とバージンロードをゆっくり歩く姿を見るような演奏。これも入れてほしかったなぁ。(謎)
一転、不安感を煽るようなアップテンポで始まるRamos Us。アグレッシブなソロにどきどきっ!
悲しみをたたえたバラードFool's Paradise。ジュリアンに影のように寄り添うローマン。詩情的なフレーズを重ねていきます。あそび心を感じるBranca、タイトル曲Gravityも静かな感情の流れの中に瞬間発露するジュリアン。アップテンポのMidnight Walkは、スリリングでブルースフィーリングを感じる。
わぁーーい、ダニエルソンの曲!If the Rain Comes 。親しみやすいかわいいメロディ。ジュリアンとのユニゾンもベースソロも素朴な感じで良いな。しかし、ジュリアンは歌心がありますねぇ。
再び、彼らのオリジナルBlue Desert 。クール。ハフナーのSome Other Time、彼のアルバムってアンビエントミュージック感があるんだけど、この曲も滝によってできた霧みたいな漂う感じ満載。
終演はTheoは、兄弟2人かなぁ。。水中のの動きや影を見るような歪みがたまりません。

2人のオリジナルはなかなかメロディアスで、しかも、兄弟の演奏も優しさ柔らかさの中にスリリングな状況もみえ、情緒たっぷりなのだけど、ベタベタ感がないのが好き。
個人的には、ダニエルソンもポイントの一つなんですが、こちらはさほど目立ってはいません。が、随所に如何にもダニエルソンらしいベース、チェロの音が隠されてます。気がつけば、ドラムのハフナーのプロデュースなのですが、当然ながら、目立つ行為はありません。(爆)
やはり、全体のサウンドの仕上がりに北欧叙情を感じてしまう、わたくしでした。。

カバー曲2曲もかなりのお気に入りです。
皐月の風は、トランペットで決まり、って、気分そのもですねぇ。
朧月夜にもぴったりです。はい。

1. Twinkle Eyes
2. Englishman In New York
3. Interlude
4. L.O.V.E.
5. Ramos Us
6. Fool's Paradise
7. Branca
8. Gravity
9. Midnight Walk
10. If the Rain Comes
11. Blue Desert
12. Some Other Time
13. Theo

Julian Wasserfuhr (tp,flh)
Roman Wasserfuhr (p,celesta,synth)
Lars Danielsson (b,cello,g)
Wolfgang Haffner (ds)

週末ですねぇ。楽しい週末を過ごせそうですか?
わたくし、、先週から、なんだかんだとお出かけが多いのですね。
おうちが大好きで、引きこもりが大好きなわたくしにとって、まだ、続く、お出かけの予定はあたまが痛いです。

では、ついでなので、Englishman In New York を。。


んじゃ、退散♪

2011年5月15日 (日)

日曜日。。だねぇ。。。

皆さま、五月も半分まで来ましたね。
日曜日をいかがお過ごしですか?

ええとね、先日、久しぶりに「PIKE'S PEAK / The Dave Pike Quartet」を聴こうと思って、LPを探してたのですね。と、LPはCDよりもずっと数が少ないので、整理整頓されてるはずなのに、見つからない。。もしかしたら、ビルエヴァンスで収納したかな?って、思って、Eのエリアを探したんだけど、やっぱり、出てこない。あれ。。って、気になりだして、あちこち探し始めちゃった訳です。皆さまも、こういうことはありますよね?こういう時って、絶対、出てこなくて、、違う日に簡単に見つかるんですよねー。

で、これまた、よくあることで、、サンボーンの「ハート ツゥ ハート」のジャケ写真は、「売れないAOR」のお歌の兄ちゃんみたいだなぁ、と、眺めたり、すっかし、「PIKE'S PEAK」を忘れちゃった訳です。(爆)
そうしたらね、リーブマンが参加のビッグバンドのLPをめっけた。
ちょうど、クリポタのビッグバンドものを聴いてたので、なんだか、ご縁だな。。

GUIDED DREAM / Dave Liebman & Tolvan Big Band
A
1.Softly As In A Morning Sunrise
2.Don't It Again
3.Footprints
B
1.M. D. / Lookout Farm
2.The Picture Of Dorian Gray / Guided Dream

Dave Liebman (ss)
Tolvan Big Band

つうことで、かけちゃったのであります。ほら、ダニエルソンは、リーブマンと若い頃にアルバムだしてた訳で、ここには、童顔のダニエルソンもいるわけです。
リーブマンは例によってソプラノ一本で、吹きまくってます。これに比べると、クリポタのソプラノは品がいいな。(爆)ほんと、縦横無尽。アレンジなどはやってないのですが彼のオリジナルもあり、もう、これぞワンマンで吹きまくりです。
1985年録音なのですが、古さは感じないのはわたしが年寄りだからか??
ハイテンションなソプラノで、ビッグバンドの切れ味よく軽快つうか軽い(いい意味で)サウンドと結構遊んでる。選曲もリーブマンって、考えると、さほど奇をてらってなく、めちゃ面白いアルバムです。各自のソロも素晴らしくヨーロッパのビッグバンドも、本当に侮れないですねぇ。

ただね、皐月の爽やかな日曜日にこれを聴こう、って、言う程へそ曲がりでもないので(爆)クリポタかけたあとは、これを聴こうかなぁ。。いいお天気で、気持ちをふんわりしたいから。。

Gravity / Julian & Roman Wasserfuhr

トランペット祭りで時間切れで書き損なったけど心楽しい、、卯の花月のはずなのに。。でちょっとふれてたんですけどね。去年、最中さまに教えてもらったUpgraded In Gothenburg/Julian & Roman Wasserfuhrは、わたし的ド壷でした。前回は、ゲストが沢山で逆に彼らの魅力が少し隠れた気がしたのですが、今回はトランペットカルテットです。ワンホーンね。ベースはラーシュダニエルソンだぞ。ちょっと、試聴できるかな作品は、北欧情緒たっぷりなんですが、弟のペットがソフトな音色ながら結構スリリングなソロを展開してて、これも、ペット好き、北欧好きにはおすすめだなぁ。
こんな気持ちのいい休日にぴったりです。

都では、アリホリさまやブレイドさまが大暴れのようですが、新潟ではドラムレスだよん。

★Special Duo with おかべあやこ@Cats House★

5/15(日) 15〜17時

おかべあやこ(vo)、細木久美(p)、渡辺貴行(b)

\ 2,000  予約 025-224-1667

これで、決まりね。ティータイムジャズじゃ。
つうことで、もしかしたら猫屋に行けるかも、、しれない、、感じになってきました。。
どうなるかな。。

んじゃ、退散♪

2011年5月14日 (土)

Transatlantic / Chris Potter and the DR Big Band



庭の利休梅が満開なのです。
風に、はらはらと散る白い花びら。。。白い花吹雪。
緑に色づきはじめた芝生に、落ちる白い花びら。。。。決してとけない、なごり雪。


このアルバムのリリース紹介をみたとき、小躍りしてRED DOT MUSICのHPに出かけたら、なんと、ランディ兄ちゃんのThe Jazz Ballad Song Book / Randy Brecker Feat. DR Big Bandなんてアルバム情報もあって、二枚一緒にお買い上げ。スタンダードが並んでいて聴きやすいわかりやすいランディ盤、かたや、全部クリポタのオリジナルでアレンジで、想像通りのハードボイルドなクリポタワールド。対照的な二枚。二枚ともゲストがいきいきとしていて、甲乙つけがたい。ですが、、やっぱ、クリポタ♪(爆 )しかも、こちらのピアノは日本で人気急上昇中、スウェーデン出身、デンマーク在住で、ジャズオーディオディスク大賞2010インストゥルメンタル部門銀賞受賞のMagnus Hjorth。六月に来日しますよねぇ。。でも、わたしの持ってるDR Big Bandのアルバムでは、ピアノはみんな違うので専属?って、感じではないんだと思うんですが。。なにげに、Lars Møllerがいたりして、侮れないなぁ。。

全8曲、書き下ろしとなッ。行けッ!
オープナーの Quickは、少しダークな都会的な曲で、一糸乱れぬビッグバンドの演奏で一気に気分が高揚。と、芯のしっかりしたがっちりエッジの効いたぶっとい音で迷いなくテンション高く吹ききるクリポタの演奏が素晴らしく、いきなり興奮度が急上昇。サスペンス映画でも観てるようなスリリングな展開。ピアノもやはり存在感たっぷりです。
今回は書き下ろしだそうですが、どこかで聴いたことがあるようなエスニックな感じの曲 The Steppes、総勢18人のビッグバンドの重厚なサウンドと「がっぷり四つ」のクリポタ。中間に入るPer Gadeのギターは、音も歪ましてかなりロックな感じだけど、綺麗にまとまってしまいそうなサウンドにいい感じのスパイス。後半のクリポタの怒濤の攻め、最後はお得意のカデンツァに持ち込んで、かっこええです。はい。

オーバーヒートをさますように、静かで美しいInterlude。短い短い楽園風景。

New Year's Day、、ちょっと、ドングロルニック風の曲調。前半、リズム隊の後押しを受け縦横無尽に吹きまくるクリポタ。甘さは微塵もなく、実にクール。ハイブロウでハイテクのアヴァンギャルドサックスマシンですねー。すげぇ!そして、高速フレーズを連発しながらもメロディアスに吹ききるMads La Courのペットが華を添えますです。Narrow Roadは、少しミステリアスなゆっくり目の曲。比較的感情を抑えた感じのたんたんとした感じのソロが、何かを予感させる感じ。最後はこれも独奏がはいる。
Abyssiniaでは、何となく挑戦的な曲調が後押しして、腰の据わった、でも、狂気な感じで振り切れて吹いてます。自分で掲げた高いハードルをがんがん吹っ飛ばしていく感じですね。はい。ドラムのSoren Frostにもスポットがあたってルので、刺激されて俄然スイッチの入ったクリポタの激走は圧巻。

やっぱり、どこかで聴いたことがあるような哀愁、郷愁を感じるTotally。比較的お洒落な感じでソプラノで。最後は、ムードたっぷりなサックスフレーズで始まり、えぇ?って、思いますが、すぐに怪しいムードに方向転換。長尺なフレーズで、ビッグバンドと一体化し登り詰めていきます。トロンボーンのSteen Hansenのちょっとエフェクターかかった?熱いソロもいい具合にはまり、終演に向かってクリポタ、クリポタ!


大好きなSong For Anyone/Chris Potter 10程、詩情的な感じはないけど、綿密なアレンジと密度濃いオーケストレーション、メンバーのハイレベルな演奏、、そして、迷うことなくハードボイルドに吹ききるクリポタ♪自信満々の一枚です。(きっぱり)
やっぱり。フィジカル&ロジカルで、完璧&鉄壁!いぇ〜〜い!!


1. Quick
2. The Steppes
3. Interlude
4. New Year's Day
5. Narrow Road
6. Abyssinia
7. Totally
8. Rumination

Chris Potter (sax)

The DR Big Band
Additional Solo
#2 Per Gade (g)
#4 Mads La Cour (tp)
#6 Soren Frost (ds)
#8 Steen Hansen (tb)

Produced by Chris Minh Doky
All tracks composed, arranged and conducted by Chris Potter

お酒、あまり強くないのですが、、赤いワインが好きで、、シラーズが大好きで、馬鹿の一つ覚えで、、そればばかりをダーリンにお願いしてたのですが、、
最近、なぜか白いワインもスパーリングワインも好きになってしまいました。
少し冷えた白いワインやスパーリングワインも美味しいと思う、今日この頃です。。

それが、、どうーーした!って、感じでしょ。
要は、、酔っぱらい度が高まってる、、って、話です。やばいよねぇ。。

んじゃ、退散♪

2011年5月12日 (木)

さて。。。。

連休中の分のしわ寄せがバリバリ来ちゃって、もう、いいわ、って、気分です。
皆さまのように、、超忙しい、ッテ、言うのと違うんです。。(謎)

でも、知り合いに、あれから二ヶ月ね、と、言われて、、、はっと、しました。
未だに、普通の日常を失ったままの多くの人がいるわけです。
いかん、このくらいで、投げやりな気分になっては。。
とか、、ずっと、微熱が下がらない。。とっても、だるい。。

喝ッ!!

で、募金しました。軟弱なわたくしは、これくらいしか、できないから。。

さて。。。
夏の新潟ジャズストリートのタイムスケジュールを観たら、、八木ブラも、放し飼いも、、本当に、欠席。。寂しいなぁ。


★今日(昨日?)かけてた音楽★

Transatlantic / Chris Potter
続けて、もう一枚、、アリホリいこうかなぁ、、って、思ったのですが、、なんだか涙がにじんじゃったからやめた。いきたいなぁ。。金曜日の南青山。。せめて、おうちが埼玉あたりにあればなぁ。。
好きなクリポタ聴きました。確か、、閣下は、ランディのアルバムに霞んじゃうかも、って、いっておりましたが、、方向がまったく違うし、、やっぱ、かっこいいですよ。。。
ランディのアルバムは、DR Big Bandの推進力にのってランディが吹きまくってるですが、
クリポタは、きちんとすべてを把握しながら、演奏ではDR Big Band全員と勝負になってると思います。
力強い、個性的なサックス健在。でかいこやぎさま、、こんな風に吹いてくれ♪

と、、ずっと、地元のライブにもイヴェントにも出かけてないのですが、、、
先日、subuさまから、こんなお知らせをいただきました。


★Special Duo with おかべあやこ@Cats House★

5/15(日) 15〜17時

おかべあやこ(vo)、細木久美(p)、渡辺貴行(b)

\ 2,000  予約 025-224-1667

キャッツハウスの掲示板にご本人のコメントが寄せられてます。はい。
わたくし、基本的にインストで手一杯で(みてるとわかりますよねぇ)ヴォーカルはあまり聴かないし、CDも少ないのですが。。おかべさまは、聴いた皆さんがメロメロになる素敵なヴォーカルだと聞いております。
わたくしは、ピアノが細木姫なので、是非、拝聴したいと思ってるのですが。。姫のピアノは、可憐ですからね。。
何せ、四月から、、生活スタイルが一変いたしまして、、日曜日はどうなるか。。
細木姫、、いけなかったら、ごめんね。m(___)m
って、もう、予約でいっぱいかもしれませんね。

で、subuさま、渾身の一枚!クリックすると大きくなります。


んじゃ、退散♪

2011年5月10日 (火)

Lines of Oppression / Ari Hoenig



遠くだろうが、近くだろうが、知らない街の見知らぬ街角に立つと。。。。
信用金庫のビルの屋上からはスパイダーマンが現れそうだし、マンホールの中からは体長3メートルくらいのアリゲーターが顔を出しそうな気がする。信号待ちで見上げる空にさえUFOが飛び込んできそうなアテのない期待で胸が膨らむ。そして、四つ角を曲がった瞬間、会いたかった人と正面衝突っ!

な、わけもなく、、、結局、何事もなくお家に帰るのだけどねー。(笑)

Seamus Blake Quartet が、やってくる! ヤァ!ヤァ!ヤァ!
って、ことで、日本各地でアリホリさまとキコスキーさまが大暴れ、旋風が吹き荒れてるようなのでですが、残念ながらライブ中継はできません。。なので、祝!来日ライブ、って、ことでアリホリさまの新譜です。
Live at Smalls / Seamus Blake QuintetLive In Italy/Seamus Blakeにもいませんが、アリホリは凶悪なドラマーでっす。
どんなに凄いかは、前回のスタジオ版アルバムBert's Playground/Ari Hoenigでも、身にしみているのですが、再びあの興奮を求めて買ってしまいました。。。本当は、サイン貰うはずだったのになあ。。oz......
今回は、ピアノ&ギターのコード楽器二つで、吹きもの無し!しかも、そのギターは、ニューヨークの旬の旬、三月の震災の頃に来日してたGilad Hekselmanだ。いぇ〜〜い。Words Unspoken/Gilad Hekselmanと、同じメンバーで来日したんじゃ。このライブもカートと同じくらい聴きに行きたかったのねー。
と、Live at Smallsのシリーズのアリホリ盤には、これまた、大好きなギターJonathan Kreisbergがいたりもする。。この辺のかっこいい繋がりは、とりあえず今は、みんな大波乗り状態なのです。いけっ!

アリホリのオリジナル6曲、Tigran Hamasyanが1曲、スタンダードにモンク&ティモンズで10曲。

オープナーのLines of oppressionからして、いきなりギラッドさまの如何にもニューヨークは現代王道白いギターのアプローチがかっこいい。間のドラムも実にクールなのだけど、後半のピアノへのプッシュといい気がつくとメラメラしてる感じ。Arrows and loopsも現代的な感覚に満ちた音作りで、高速のフレーズとユッタリした演奏と互いにずらしながら重なって気がつくと盛り上がるパターン。うーん、ギターもカッコいいけど、やっぱり、アリホリがいい。機械のような正確さなんだけど、機械でないところが実にいい。
少し、綺麗でちょっとメランコリックな曲想だけど、コーラス?も入って全体に明るく優しい演奏になるWedding song。一転、Rhythmは、口でリズムを刻みながらのドラムソロは圧巻。カッコええデス。そのまま、今度はみんなでモンクのRhythm-a-Ningを互いの反応の早さを競うように高速で。
なんと、ティモンズのあの名曲Moanin’ では、お得意のメロディ奏法を。アリホリは、リズムだけでなくて音そのものに凄く高い解釈つうか能力を持ってるよねぇ。ちょっと、滑稽になりそうなメロディ奏法をジャジィーにかっこよく盛り上げる面々も素晴らしい。
再び、アリホリの曲に戻って寄せては返すような不思議な曲Love’s feathered nailsでは、ギラッドのスペイシーな感じのギターが素敵。一気に上り詰めていくEphemeral eyes 。
そして、世界一周のように長い旅路の果てに、やっと気がつくHow High the Moon。あぁ、神よ!と、喜ぶ間もなく、Tigran HamasyanのオリジナルHigher to Hayastanへ繋がり、怒濤の終演ヘ。ドラム、ピアノ、ギター、一体化してこれでもかと迫る迫力に身を任せて終演!

こんなんジャズじゃない、って、人もいるかもしれませんが、この予測不可能な展開はわくわく、ドッキドキ。
決めごとにはこだわらないけど、ものごとにはこだわる、なんて、かたにおすすめ。
ギターもピアノもかっこいいけど、やっぱり、アリホリ。
ナンパが成功して、日本永住てのもいいと思いますけど。どうかな?

1.Lines of oppression
2.Arrows and loops
3.Wedding song
4.Rhythm
5.Rhythm-a-Ning
6.Moanin’
7.Love’s feathered nails
8.Ephemeral eyes
9.How High the Moon
10.Higher to Hayastan

Ari Hoenig (ds, vo)
Tigran Hamasyan (p, vo, beatbox)
Gilad Hekselman (g, vo) 
Orlando Le Fleming (b) #1,3,5,6,7,8
Chris Tordini (b,vo) #2,9,10

連休の終わりに富山に行きました。
帰りは、長野の鬼無里を通ってきました。
アルプス展望台?で、おにぎり食べた。幾重にも重なる山並みは、奥の山から手前に向かって次第に春になっていました。

んじゃ、退散♪

2011年5月 8日 (日)

いえいえ、皐月の風はブラジルからでしょう。。

連休もおしまいですね。
お仕事したり、お出かけしたり、、でも、いつもよりはのんびりしました。
美味しいも食べたし、音楽も少し聴けたし。。iPhoneにも変えちゃったし。
ジャズのライブも含めて、ライブにまったくいけなかったけど、楽しかったです。

髪を4年くらい前の長さに戻そうと思っているのですが、、これまた、、決心がなかなかつきません。。
女はいくつになっても、髪は命ですよねっ。

休日の終わりに聴く音楽といえば、、やっぱり、ブラジルからの風。
気怠さ、軽さ、哀愁、、すべてが「カーニバルのあと」、って、感じでぴったりですよね。
で、比較的名前の通った方々の新譜から、三枚。


★今日かけているかもしれない音楽★

Bye Bye Brasil / Beto Caletti
たぶん、、日本でも大ヒットしたEsquinasは、教えてもらって以来、夏やドライブで活躍する一枚です。新譜も、もう、ベットベトにベトですよね。
彼の独特のサウンドが広がっています。身も心も解放される、って、感じでしょうか。

Afetuoso / Andre Mehmari
イヴァン・リンスが1曲だけ、ゲストで歌っているこのピアノトリオの作品。
知的な感じもいいのですけど、やっぱ、選曲かなぁ。。
1曲目、ミルトンナシメントの曲をメドレーの10分って言うのからして、聴いてみたくなっちゃうでしょ。

Lost & Found / Gretchen Parlato
偶然に発見したデビュー盤Gretchen Parlatoは、ブラジル音楽の好きな彼女らしい選曲でとっても好きなアルバムです。今回もブラジリアンテイストを基本のサウンドに、いろんなスパイスを振りかけた作品。精密機械のようにうまいと思うんだけど、そういう機械的な感じは一切しないでナチュラルな感じ。ところが、よく聴くとその絡み、立ち位置は楽器のそれと同じようなのです。これも、好き♪

いかがですか?
停電で予想される、、ものすごく暑い夏、、、
今年は、ブラジルテイストの音楽は必須アイテムですよねぇ。

って、たぶん、土日はこんな感じで高速をぶっ飛ばしてます。
はい。帰ってきたら、クリポタか来日してるアリホリを聴こうかなぁ。。

んじゃ、退散♪

2011年5月 5日 (木)

iPhone4のホ・ワ・イ・ト♪

連休の中日のかたもおれば、連休はここまで、、というかたもありますよね。
我が家は、暦どおりなのですが、居残りのお仕事のお手伝いがあり、三連休は何処にも行きませんでした。

で、唐突に、ダーリンが、ケイタイ変える、って、言い出して、iPhone4のホワイトをゲットしてきました。
で、、昨日から、音信不通のわたしです。はい。

iダーリンは、六月にiPhone5がでるらしい、と、言う噂を仕入れ、、待っていたのですが、、
どうやら、九月らしい?って、ことで、いきなりです。
夏のバカンスまでに間に合わないと、怒ってました。。
近くのショップに、白も、黒も在庫がありまして、一台づつお買い上げです。
我が家は、んじゅうねんと、パソコンはMac一筋のおうちなので、これで、何となく統一できた感じです。はい。

しかし、不器用なわたしには、iPhoneをすぐに使いこなせそうにないなっ!
って、ことで、暫くは音信不通が続くかもしれません。。m(__)m

いざというときには、お電話くださーい。(爆)


んじゃ、退散♪

2011年5月 4日 (水)

Seamus Blake Quartet が、やってくる!

メンバーが凄い!

シーマス・ブレイク(Ts)
デヴィッド・キコスキー(P)
マット・クローシー(B)
アリ・ホーニック(Ds)

5月6日(金) PIT INN
5月7日(土) 茨城 B2
5月9日(月) 京都 le club jazz
5月10日(火) モーション・ブルー・ヨコハマ
5月13日(金) 静岡Life Time
5月14日(土) Body&Soul

と、お友だちに教えていただいたまま、はりつけちゃう。ピットインのホームページを何度も拝んだ。。くるんだなぁ。他はどーなんだろうなあ。
15日は、武蔵野のホールでも演奏すはず、じゃ。。
リーダーは、まぁ、もちろんなのですが、ドラムはアリホリ(アリホーニング)だもの、すごいことになると、信じてるけど、、いけないなぁ。ピアノは、キコスキーだっし。
来日公演の中止が多いから、ジャズのお友だちが集中しそうですね。

クリポタ、クリポタ♪
んじゃ、退散♪

2011年5月 3日 (火)

The Jazz Ballad Song Book / Randy Brecker Feat. DR Big Band


秋風とともに聴くトランペットには、人生の悲哀が漂うけど、緑の風にのせて聴くトランペットは、高揚感を感じますよね。夏に向かって、解放感のもたらす上昇気流に乗ってしまうぞ、って、魂胆です。はい。

ランディのオリジナル2曲を含むタイトルそのままジャズバラード集。ヴィンスメンドーサが、彼の曲のアレンジをしてるのもお得な気分。

オープナーは、アップテンポでスリリングちょっとミステリアスなアレンジのAll Or Nothing At All。頭から、ストレートにでもランディ節も健在で、軽快にとばすランディ。この曲でフューチャリングされてるサックスとの絡みもあり、がんがんとばします。歌心、感情をのせたCry Me A River、楽しく軽々と舞い上がるSomeday My Prince Will Comeと、朗々とふき続けるランディを聴いてるとこの世の憂さを忘れてしまう。
DR Big Bandのメンバーがうまくランディを前々と押しだして、尚且つ、何気なく煽っていたりする。でも、すべてに気負いがあまりかんじなくていい感じ。そ、ランディのソロは、曲に関係なく(爆)スリリングだったりする。

Foregone Conclusionはオリジナルでメンドーサのアレンジ。例にょってのりにくそうな(笑)不思議な曲調なんだけど、聴いたことがあるのね。なんだろーな。(汗)クールな感じが聴き慣れたスタンダードが並ぶアルバムの中のスパイスです。
Goldfinger、ここまで行くと選曲反則な気もします。高速フレーズ、雄叫びまで上げて映画顔負け、スリリングなアクション満載。イェ〜〜イ。一転、ユッタリとロングトーンの音色も美しくSkylark。そして、Hanging In The Cityにも入っていたI Talk To The Trees。この曲って、、。(ゴニョゴニョ)2曲、ギターの活躍も聴き所ね。そして、ひたすら美しくを心がけたよーなThis is All I Askは、バンドメンバーも沢山スポットがあったっています。
まさかの?ニーノロータ。しかも、Godfatherって、うーーん、反則過ぎますよねぇ。って、深く考えないで、(爆)、しびれてしまいましょう。これまた、感情移入たっぷりのランディ♪
ここまで来ると、終演のRound Midnightだって、難なく受け入れらちゃいうでしょ?哀愁も漂いながら、でも、どこか爽やかに吹ききるランディ。終演。

めちゃくちゃ濃い感じの選曲で、奇をてらわず彼の歌心が証明された一枚なのです。難しさはない。

だけど、重たく難解なものだけが、新鮮味や感動があるかといえば、当たり前ながら、そんなことはなく、わたしにとっては、ある意味斬新で、サプライズがたっぷりだったかも。

が、、、、ブレッカーブラザーズのランディを楽しみにしてた人にはお詫びしなくちゃいけないかも。

わたし的には、最近の沈滞ムードを払拭する一枚で、心から楽しかったです。ほんとだよー。


1. All Or Nothing At All
2. Cry Me A River
3. Someday My Prince Will Come
4. Foregone Conclusion
5. Goldfinger
6. Skylark
7. I Talk To The Trees
8. This Is All I Ask
9. The Immigrant/Godfather
10. Round Midnight

Randy Brecker (tp)
The DR Big Band
Danish National Chamber Orchestra

Produced by Chris Mihn Doky

先週末は、お祝い事があって土曜にダーリンと上京しました。日曜日に帰宅したのですが、日曜日の朝に、、行きたいところはないの?って、突然、聞かれまして、、
上野動物園、、では、なくて、上野で寄席をみたい、って、言いましたら、、
オッケーがでました。はい。
が、やはり混んでましてだめでした。あれれ、って、浅草に行ってみましたが、、ここも、混んでまして、、だめでした。仕方ないので、うだうだしてもしかたないから夕方の新幹線で帰って来ました。
あはは。。だめなときは、何でもだめよねぇ。。って、ことだす。


んじゃ、退散♪


追伸 コメントに返事がかけていなかったら、ごめんなさい。書き終わる予定なんです。はい。

2011年5月 1日 (日)

皐月(さつき)の風はトランペットで決まり♪

五月になりました。
震災以来、前向きな気持ちを持ちつつも、、何やってもふさぎ込む方向の方も多いと思うのですが、新緑の季節になってきて、今まで違う自分との同居ってのに慣れなくちゃいけないなぁ、と、思いつつ生活してます。
庭にあるブナの葉っぱをみていると本当に地球って何があっても回り続けているんだなぁ、って、もうのね。
新天地であるココログはいろいろな機能があるので、まずは、投稿予定機能を、使ってみようって、魂胆です。

さてさて、大好きなクリポタのTransatlantic / Chris Potter Feat. DR Big Bandが届き、その内容にカッコイイを連発していたのですが、、、

The Jazz Ballad Song Book / Randy Brecker Feat. DR Big Band
一緒に届いたコレをかけたら、なんと、これもめちゃかっこいいのです。
クリポタは、ラージアンサンブルのアルバムでわたし的クリポタ名盤Song For Anyone/Chris Potter 10があり、何となく、その世界は予測されたのですが、、ランディの方は、あまり来してなかったですね。
ところが、かけるとこれがなかなかいいのです。ビッグバンドの軽快な推進力にのせて、吹きまくってるのだ。しかも、なかなか、調子いい。バッラド集なのですが、かなりアグレッシブでスリリング、そして、アレンジも洗練された感じで、ランディが結構扇情的に吹きまくる。これは、かなりの誤算でわたし的ヘビロテ担ってます。トランペット好き、ランディ好きは必聴でっせ。是非、お買い上げください。お勧め。

と、気がついたら五月は、わたし的に気になるトランペットのアルバムが目白押しなのですよ。
結構、凄いのよね。皐月五月は、トランペット祭りだぞ。。

★五月はわたし的トランペット祭り★

The Jazz Ballad Song Book / Randy Brecker Feat. DR Big Band
配送済み。上記にも書いたように、ランディ兄ちゃんがだしてるんじゃしょうがないな、って、買ったのですが、嬉しい誤算で、わたし的にはかなり気に入ってます。はい。
最近ケニーワーナーのアルバムでもがんばってましたが、こちらの方が露出度高いし、何よりスタンダードって、ところが大ミソだす。ストレートに、かっこいい。「愛してる」って、久しぶりに叫びたい感じです。はい。

One Of Many / Kenny Wheeler
Kenny Wheeler (flh)John Taylor (p)Steve Swallow (el-b)
ケニーホイーラーのドラムレスはある種定番的な感じなのでしょうが、やはり、このメンツですからお買い上げですね。配送を楽しみにしてます。
あ、巨匠のご意見、ご感想がお聞きしたいです。しかし、今、それどころじゃないんでしょうねぇ。(笑)

Destinations Unknown / Alex Sipiagin
ホランド先生のアルバムで、注目、アレックスさま。Generations /Alex Sipiaginこれ、素晴らしかったですよ。来日情報もありますが、まずは、クリポタ入りのこのアルバムがお楽しみ。早く、来い来い。鯉のぼり♪

Time Of The Sun/Tom Harrell
そして、最後はなんとトムハレルでございます。Roman Night / Tom Harrellから一年。
お定まりのこのメンバーで4作目か??再び新譜のリリースです。わたし的新定番Roman Nightはロマンチックな曲で、恋心うっとりでした。このアルバムも楽しみです。今年は、来日は今のところないようなのが、、ちょっと、寂しいな。

と、まだあったのですが、、時間切れ。
実は、今頃はダーリンのご用時で一緒に東京にいます。
きっと、ご馳走でおなかいっぱいでぐっすりって、感じ。。
最近、ストレス食い、って、やつで、スッカシ太りました。もう、いいいのだ。って、感じくらい。
独り、居残りたい、、って、感じだわ。

んじゃ、退散♪

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