Toots Thielemans / European Quartet Live

枯葉の季節でございます。
わたくし自身も枯葉の季節なのですが、人生は歩みをとめることができません。。
うむ。。って、思い悩む今日この頃です。はい。
夏の終わりにMirror / Charles Lloyd Quartetのきりっと背筋の伸びた枯れ具合に、、リンク先含めて多くのかたが、痺れていたのですが、、うむ、、この枯れ具合は、また、違う境地ですねぇ。
ジャズハーモニカと、言えば、、やはりこの方「トゥーツ・シールマンス」のお名前が浮かぶのが普通かなぁ。。と。1922年生まれだそうで、御年88歳!え!米寿って、言うんだっけ?
その彼の新譜なのですが、、しかも、、ライブなのですが、2006,7,8年からのベストテイク集でした。でも、それが、どうした、って、感じのいい感じの出来ですよ。ほんと。
いろいろ、調べると、やはり、あの口笛も、、あのギターも、、既に、、彼は人前では披露しなくなってるようです。そして、時にはハーモニカも、軽いものに代えてるそうです。
でも、、ねぇ。。この淡々としたサウンドは、ゆっくりと心にしみますわ。。
拍手とともに幕開け。静かにゆっくりと始まるI Loves You Porgy。バラード仕立て。。
決して、音数が多いわない。お歳を召された方のしゃべり方のように、ゆっくりと、、でも、人生の重みの分深みのある味わい。そのサポートは、初代のEJTのピアニストだった、カレルのトリオ。
ベースは最近では、ピエラヌンツィのLive in Parisなんかで活躍してますが、わたし的には、トムハレル入りキャテリーンのアルバムだったりします。と、嬉しいのはドラムのHans van Oosterhout。。
うむ。。わたしはこのドラム好きです。ナタリーさまのアルバムで、タイトに決めてたドラムだす。
と、まったり路線かと思いきや、、続くSummertimeでは、バックの熱の入った演奏もあって、かなりハードボイルドな演奏。ピアノ、ベース、ドラムの活躍はもちろんすごいのですが、特にドラム。その中で、太極拳のように人の力をうまくとらえて自分の力にするような演奏、、のトゥーツはやはりすごい。
なんて、思ってると、イヴェンリンスのComecar De Novo。。もう、粋で歌心たっぷりで、燻し銀的光り具合。ピアノトリオでの演奏もロマンティックで素敵。恋人に語りかけるように始まるThe Days Of Wine And Roses。切なく切なくCircle Of Smile。回想録のような空間Round Midnight。しゃれて粋な枯葉。ジャズエッセンスのたっぷり詰まってます。
そして、凛とした雰囲気のTheme from Midnight Cowboy。ラテンで軽快にOn Green Dolphin Street。トリオとも阿吽の呼吸です。。再び、、シャンソンから行かないで。ロイドもJumping The Creek/Charles Lloyd で演奏していたですよねぇ。。哀愁、、。ライブで聴いたら泣いちゃいそう。
でた、お馴染み Bluesette。ステップ オブ スリーでも演奏してたけど、テンポや拍子を途中で代えて楽しい演奏。最後もとても愛らしいトゥーツの曲で、For My Lady。ロマンティックに可愛らしくね。。
拍手~~♪
人は、人生の中で置いて行かなくてはならないものも多くあるのだけど、、
でも、歩くために必要なものは、、ほんとうはほんの少しなのですよねぇ。。
わかってはいるんだけど、いろいろなものに未練を断つことができないわたしです。
トゥーツを見習わなくちゃねぇ。。
これが、1000円ちょっとですぜぇ。。。是非是非。
1 I Loves You Porgy
2 Summertime
3 Comecar De Novo
4 The Days Of Wine And Roses
5 Circle Of Smile (theme from: Baantjer)
6 Round Midnight
7 Les Feuilles Mortes
8 Theme from Midnight Cowboy
9 On Green Dolphin Street
10 Ne Me Quitte Pas
11 Bluesette
12 For My Lady
Toots Thielemans (hca)
Karel Boehlee (p, synth)
Hein Van de Geyn (b)
Hans van Oosterhout (ds)
さて、、この後も哀愁もの、北欧もの、、って感じでもいいのですが、、
うむ。。クリスマスも含めて、どれから行こうか、、ちょっと悩み中。

★悩んじゃうなぁ。。もうぉ★

Fast City, A Tribute to Joe Zawinul / Vince Mendoza Metropole Orkest
やっぱり、素晴らしいもんです。聴くにつけ、ドングロ集だしてくれないか、と、思い悩む。(爆)
Voyager live by night/Eric Harland
男ハーランド、ここにあり。
Complete Communion To Don Cherry / Aldo Romano
ロマーノの新譜なので、もちろん注目だったのですが、何故か、ボッソがいらっしゃる。
つう事で、即買い。。って、あっちは、、どうした、、すずっく。。(汗)
Many Times, Many Ways / Halie Loren
クリスマスって、どうしてクリスマスなんでしょう。。悩み多きお年頃。。
まずは、これ行こうかなぁ。。
と、言うことで、、早く、日曜日になぁれぇ。。
Fabio Bottazzo TRIO@JazzCafe 音食(ねじき)でっす。
んじゃ、退散♪
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