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音楽で拡がる輪

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2010年1月 5日 (火)

Jazz In The Key Of Blue / Jimmy Cobb Quartet

Jaz_-in_the_key_of_blue


天気予報だと明日は雪。
灰色の空とにらめっこ。
タイマーで床暖つけていったので帰ったときから部屋は暖かまったり。
風邪っぽいからだるい。
林檎味の葛湯を薄めに作ってするする飲んだから身体も暖かまったり。
さて。。Roy Hargroveにとろとろされようっと。

リーダーのジミーコブ。写真は若いぞ。アレキサンダー買いした Cobb's MobのCobb's Grooveでは、若い人達に囲まれてジミコブ健在って感じでございましたよね。1929年生まれって、、ンン??80歳すぎてるの?ヒェェ。ドラマー長寿説は健在ですね。
前作?Cobb's Cornerもピアノトリオにロイハをワンホーンでたててジャズスタンダード集なるものを創っておりましたが、その路線で今度はギタートリオ。ギターはラッセルマローンでロイハの好きなバラードを集めたって、いうスイートづくしでございまァす。
高校の時にウィントンマルサリスに見いだされて人生の幸運なスタートをきったロイハーグローブ。
いろんなアルバムで多彩な表情を見せてきましたよね。R&Bとかヒップホップとか年代相応の音楽に興味があるわけです。
最新作のビッグバンドは聴いてないのですが、Earfoodはストレートアヘッドな大人のアコースティクサウンドで、とりあえずジャズしてましたね。これも充分とろけたんですが、キュルキュルと簡単にアウトしちゃうスリリングでクレイジーな感じはほとんど無かったです。
久々気合いはいった鬼のロイハを久々聴いたのは、Johnny Griffinの遺作となってしまったLive At Ronnie Scott's。
全編豪快に吹きまくっていて最後のHot Sakeなんて、聴いていて立ち上がってしまいそうになりますです。
つう事で、今回はとろとろのロイハを堪能いたしまァす。

Every Time We Say Goodbye。ラッセルマローンの甘い誘いで歌い出すロイハ。フリューゲルのサックリ感ありながら燻し銀のような艶もある。
シングルノートとコードワークをバランス良く配置しながら華を添えるギター。ゆったりしてるけど、ロイハの演奏は音の強弱の付け方が巧くて単調な感じにならない。コブのブラシが空気をふくよかにする。
With You I'm Born Againも丁寧にテーマを吹く。ソロに入って一気にテンションあげると、その短いフレーズにこちらもくらくら。そのあとのマローンがまた絶妙な塩梅。
I'll Still Be in Love with Youも静かに時が流れる。大好きなEmilyは、このアルバムでは比較的はやい演奏ですが、ロイハはその中でもソロで途中でペットに持ち替えてアップテンポなソロを挟みます。
Stairway to the Stars、星へのきざはし。題名からロマンティック。このロイハのソロもかっこいいですよねぇ。
I Had the Craziest Dreamはロイハのペットも良いけど、マローンの正当派のギターに聞き惚れます。
唯一のコブのオリジナルは明るさと哀愁の感じるメロディ。ロイハの素直な歌心が清い。
What Will I Doは、ラッセルマローンのギターが光ります。
軽やかなボサノバリズムで If Ever I Would Leave Youロイハも心地よく踊ります。
最後は、We'll Be Together Again。期待に満ちた明るい演奏。
静かな1時間弱は柔らかな光が満ちたはずんだ心で終演。



全編でラッセルマローンの甘く美しい音色とフレーズが決まりすぎですね。
「トロトロ」×「とろとろ」って、感じで、メルティなサウンド。(^_^);;
ロイハはフリューゲルの音色がすごく素敵。
すべてにおいて予定調和な世界なのですが、まぁ、いいじゃん。(爆)
コブのブラシワークは、そりゃ美しいのですが、美しさを超越した職人的カンがさえてます。

はじめは、、ゆっくりクリスマスイヴなんかにいいかなぁ、って、思いましたが、、
このスイートな感覚はバレンタインデーにかける音楽に推薦しておきます。(きっぱり)
バレンタインデーにマイファニとかしか思いつかない無粋なヤツにプレゼントしてみよう♪

1. Every Time We Say Goodbye
2. With You I'm Born Again
3. I'll Still Be in Love with You
4. Emily
5. Stairway to the Stars
6. I Had the Craziest Dream
7. Remembering U
8. What Will I Do
9. If Ever I Would Leave You
10. We'll Be Together Again

Jimmy Cobb (ds)
Roy Hargrove (tp,flh)
Russell Malone (g)
John Webber (b)


鼻水でて外出禁止だ。
しばらく、何処にも行きません。
あ、そう、、ジミーコブって、カインド・オブ・ブルーのドラマーだよねぇ。
おぉ、、って、そのわりには、、影、、、うすいよねぇ・・・。。m(__)m

んじゃ、退散♪

 




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JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事

コメント

TITLE: あけましておめでとうございます
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スズックさん



「ご近所の日々」にコメントいただき、ありがとうございました。

あちらにも少しご返事を書き込みましたが、新年のご挨拶に伺いました。



このレーベルで、前に出た「Cobb’s Corner」は持っているんですけど、これは未聴です。「ギターの音」の入っているジャズは、あまり好みではないので…。で、「Cobb's Corner」は、いつも3曲目くらいで聴くのをやめてしまうんですよ。もう一息弾けてくれたならなぁと思いつつ。



「Earfood」は大好きです。若いもんが好き放題、吹いたり弾いたりしたあげく、「Bring It On Home To Me」でオセンチにしめくくるちょっとあざとい(笑)感じのする展開がいい。あのメンバーで、そろそろまた、思い切り弾けた演奏を聴かせてくれないかなぁと、待ち望んでいるところです。



というわけで、今年もよろしくお願いします。






TITLE: こんばんは
SECRET: 0
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今日は、一日中眠かったです。

やっと、夜。



ヨシカワさま、ことしもよろしくおねがいいたします。





>スズックさん



はい。





>「ご近所の日々」にコメントいただき、ありがとうございました。



いいえ。

ちょっと、ご無沙汰でした。



>あちらにも少しご返事を書き込みましたが、新年のご挨拶に伺いました。



はい。遠くからすみませんです。





>このレーベルで、前に出た「Cobb’s Corner」は持っているんですけど、これは未聴です。「ギターの音」の入っているジャズは、あまり好みではないので…。



わぁ、、、。そうなんですか。

わたしは、ギター大好きなんで、これはメロメロでっす。



で、「Cobb's Corner」は、いつも3曲目くらいで聴くのをやめてしまうんですよ。もう一息弾けてくれたならなぁと思いつつ。



確かに名盤つうもふぇもないですからねぇ。



>「Earfood」は大好きです。若いもんが好き放題、吹いたり弾いたりしたあげく、「Bring It On Home To Me」でオセンチにしめくくるちょっとあざとい(笑)感じのする展開がいい。あのメンバーで、そろそろまた、思い切り弾けた演奏を聴かせてくれないかなぁと、待ち望んでいるところです。



確かにメンバーの勢いがありますね。

一曲目のシダーの曲からしていけてるものね。

と、ロイハも来日すんですよね。

今度はコンポでくるらしいですよね。

生ロイハきいてみたいな。





>というわけで、今年もよろしくお願いします。



はい。

一月も話題のイタリア盤がたくさんありますね。

ありがとうございました!


TITLE: Re:Jazz In The Key Of Blue/Jimmy Cobb Quartet(01/05)
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ごあいさつが遅くなりましたあ☆



明日からお仕事なのでこれから帰ります!

今年もよろしくおねがいいたします(*´∀`*)

TITLE: ありがと
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もう、七草がゆですね。。



チェリーブロッサムさま、今年もよろしくね!



>ごあいさつが遅くなりましたあ☆



いえいえ。

実は、、年賀状のお返事まだしてないすずっくです。はい。





>明日からお仕事なのでこれから帰ります!

>今年もよろしくおねがいいたします(*´∀`*)



もう、帰ってきたのかな。

無事にお家に着きましたか?

では、また!

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