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音楽で拡がる輪

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2009年6月12日 (金)

You've Got A Friend / The Kevin Hays Trio

AX

真っ赤なアマリリスが満開になりました。この毒々しさは、ちょっと、、たまらない。。

ケヴィンヘイズのめちゃ追っかけではないのですが、クリポタファンとしては、彼は花丸ピアニスト。
さえないリーダー作を手に入れたこともあったけど、同じレーベルからでてる「For Heaven's Sake/Kevin Hays」は上昇気流に乗ったいいアルバムだったともいます。
ケビンヘイズは68年のニューヨーク生まれらしいから、41才かな?
ジャケット的には、チト、茶色の皮のジャケットがおじさん臭いが、、ま、男の貫禄って、ことで。
メンバーも「For Heaven's Sake/Kevin Hays」と一緒ですネ。
モーダルでちょっとひねくれもの、そして、うねうねしながらねじを巻き上げていくようなフレーズ、&闘争心?
そんな感じが、イケテルンだけど、やっぱ、決定打は、クリポタ作品。アルフォスターってのもあった。
みんな共通の人気作は、「Lift Live at The Village Vanguard」。どぉだぁ、、みたいな。(笑)
ポップスとジャズミュージシャンの曲など7曲で49分弱。人に優しい(笑)LPサイズの質量。

オープナーは、大好きな「君の友だち」。。キャロルキングの名曲です。
女の子だから、アメリカの良心って言葉がいつも頭に浮かぶジェイムステイラーの人の良さそうな声が浮かんじゃうけど。
もう、ケヴィン人が変わったようにリラックスした演奏。
夕暮れ時に独り空を見あげるような。。なんだか、遠い目になってしまそう。
心の中で絶対歌ってると思います。はい。
従来のケヴィンファン的には、ちょっと驚きもあるけど、このオープナーなので、どんな状況下からでもすんなりアルバムに入れちゃうので、つかみとして悪くはない気がしますが。フェイドアウトってのがなんか、ホテルラウンジ的ではあるけど。。
静かに、、そして、、低音主体のピチカートがひくメロディは、、あの「明日にかける橋」。
その朴訥な雰囲気に合わせるような、ゆったりしたメロディをかみしめるようなケヴィンのピアノ。
ちょっと、切ない気分になってしまいますが、途中のソロは希望の光が沢山含まれたメロディアスなソロでした。
ダグワイスのテクニックに走らない、でも、どっしり&1音がしっかりした演奏が、、なんだか、アメリカのお父さん、って、気分。(笑)
続く、3曲目がビートルズはポールのFool on the Hill。
ポップス三連ちゃんですが、前2曲が原曲重視だったのに比べると、モチーフ的に分解されてケヴィン流にモーダルな感じに料理されてます。。
いつもの、、へそ曲がりな感じがちょこっと、、でて来たな。。(笑)

4曲目はモンクのThink of One。
このあたりで、羊の皮を完璧に脱ぎ捨ててますね。
3人の息の合った、楽しそうな演奏がビシビシ決まってます。
バーズ交換なんかがあるんだけど、ビルスチュワートがかっこいいのだなぁ。
ホント聴いていて気持ちのいいドラムです。
アルコが響きバラード風にミステリアスに始まる Sweet and Lovel。
静かな流れのなかで、ビルスチュの繊細な音が適材適所。。バラードで終わらズ、テンポがあがって緊張感が出てくる。
6曲目はボブドロウのNothing Like You。
ケヴィンのなだれ込むようなうねうね感、疾走感、ビルスチュの素晴らしいプッシュで全開です。
最後は、パーカのCherly。
からっとして、スリリングでとどめを知らない三位一体の演奏で終演!
最後までワクワク感がばっちりでした。

重すぎず、軽すぎず、、今のわたくしの情況に丁度良かったです。


1. You’ve got a Friend
2. Bridge over Trouble Water
3. Fool on the Hill
4. Think of One
5. Sweet and Lovely
6. Nothing like you
7. Cheryle


Kevin Hays(p)
Doug Weiss(b)
Bill Stewart(ds)

ケヴィンは、このメンバーで来日してました。
クリスさんとなおきさんがお出かけしてました。
ライブはおりじなる中心のわりと、、クールでテクニカルなケヴィンらしかったようです。
そう、Edy Hendersonの飛び入りで熱い演奏も聴けたみたい。
いいな。

買い物に行って、、今日も枝豆たっぷり買ってきました。。

んじゃ、退散♪




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JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事

コメント

TITLE: TBさせていただきます
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suzuckさん、こんにちは。



ここだけの話、ケビンはメタボでしたよ。

あまり人のことは言えないけど。



彼らの生の演奏を聴いてみて、やっぱり

CDを制作するのはある程度コマーシャルでポップな

作品に仕上げないといけないものなんだな~と

思いました。生のライブとCDの演奏って全然違うんだもの。



あ、それから、あれ、失敗しちゃいました。

今回はなしということで(T-T)。

TITLE: こないんですねぇ。。
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crissさま、こんばんは。



>suzuckさん、こんにちは。



はい。お元気?





>ここだけの話、ケビンはメタボでしたよ。

>あまり人のことは言えないけど。



これねぇ。。

ジャケットの中にポロシャツ姿?の写真あるので、、ちょっと、わかります。はい。

クリスさんは。。きっと、、メタボまでは、いかないでしょ。





>彼らの生の演奏を聴いてみて、やっぱり

>CDを制作するのはある程度コマーシャルでポップな

>作品に仕上げないといけないものなんだな~と

>思いました。生のライブとCDの演奏って全然違うんだもの。



そうなんだぁ。。

まぁ、、友だちと、ちょとケヴィンの話ししたときに、華って、言うのとは、違う方向のピアノだよなぁ。。って、おもったのですが。。

ただ、、やっぱアメリカの人だし、入ってる3曲は普通にお気に入りなんじゃないかなぁ。。と、おもったりしてます。



>あ、それから、あれ、失敗しちゃいました。

>今回はなしということで(T-T)。



あ。。お気遣いありがとうございます。。



と、、秋にヤンソン来日しますよねぇ。。

新譜もでるし、、聴きにいきたいけど。。



ええと、、最近、クリスさまのトラバはいらないんです。

よかったら、もう一度お願いいたします。


TITLE: TB入れましたが
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ご紹介いただきましてありがとうございます。

TBしましたが、僕のところも入ってないみたいですねぇ。ワイセツな表現でもあってはじかれたのでしょうか…(笑)



実は新しいアルバムはまだ聴いてないのですが、やっぱりライブの方がスリリングで聴き応えはありました。こういう系統の人が一般受けするのは難しいとは思いますが、是非今後羽ばたいてもらいたい一人ですね。

TITLE: TBさせていただきます
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ケヴィン・ヘイズはモーダルなピアニストというイメージだったので、素直に演奏している1~2曲目には驚きました。

というかちょっとがっかりですね(苦笑)。

でも3曲目はモーダルなアレンジでカッコいいし、4曲目からはいよいよ本領を発揮していて、ここ数作品の中では本作が一番良かったです。

サイド参加ではもちろん「Lift Live at The Village Vanguard」ですけどね。



http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/ea387e016f38802dbf217aff0e13b8c5/83" target="_blank">http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/ea387e016f38802dbf217aff0e13b8c5/83

TITLE: もう一度、挑戦してみましたぁ。。
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なおきさま、、ありがとうございました。



>ご紹介いただきましてありがとうございます。



いえいえ、、ライブいいな。。



>TBしましたが、僕のところも入ってないみたいですねぇ。ワイセツな表現でもあってはじかれたのでしょうか…(笑)



あらぁ。。

って、こればかりですねぇ。。(笑)

ナリーさまにトラバするときにもう一度トラバしてみましたが。。。





>実は新しいアルバムはまだ聴いてないのですが、やっぱりライブの方がスリリングで聴き応えはありました。



どうも、随分アルバムとは感じが違って、オリジナル中心だったみたいですね。



>こういう系統の人が一般受けするのは難しいとは思いますが、是非今後羽ばたいてもらいたい一人ですね。



わたくしも、実に、、そうに思うんだけど、、

なんだか、クリスさまがかかれていたように、何時のまにやら人気者なのかな。。

そういう意味では、アルバムの最初二曲かなり一般うけしますね。(きっぱり)


TITLE: お手数おかけいたしましたぁ。。
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ナリーさま、ありがとうございました。

いつも、すみません。



>ケヴィン・ヘイズはモーダルなピアニストというイメージだったので、素直に演奏している1~2曲目には驚きました。



そうなんですよね。



>というかちょっとがっかりですね(苦笑)。



あ、ナリーさんなら、そうかもね。

わたくしは、ビックリですみました。(笑)2曲だけだし。(笑)



>でも3曲目はモーダルなアレンジでカッコいいし、4曲目からはいよいよ本領を発揮していて、ここ数作品の中では本作が一番良かったです。



うん。わたくしも、3曲目であらぁ、、やっぱり、本性がぁ。。って、、そうに思いました。

でも、、結構、うまい作り方だとも思いましたよ。

結局最後は好きなことしてるモン。



>サイド参加ではもちろん「Lift Live at The Village Vanguard」ですけどね。



はいはい。

これ、皆さん共通項でっす。

夕方、、トラバしてみましたぁ。

ありがとうございました。

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