
5月が終わった、、って、呟いていたら、、
虫歯の日もあっという間に過ぎ(爆)、6月も雨ザーザーの日になちゃった。
梅雨はいつ来るのかな。。
今朝は薄曇り。静かな土曜の朝なはずなのですが。。
すぐ近くで、新築工事が始まって、
トントントン、、トントントン、、カツカツカツ、、ジィェ~~ン、。。
って、時々、カッカッカッって、あれはなんでしょ。
職人さん達は、何となくそれぞれのリズムを持っていって面白いですが、、。
モチロン、、静かな方が、、良いな。
5月の終わりに、青い空をぼぉ。。と眺めていた。
少し、白い雲が浮かんでいたけど、上から眺めるのも、下から見あげるのも、遠くまで見渡せて良い日。
こんな日に煙りとなって、空に登っていけるのなんて、、きっと、きっと、沢山いいことをしたからなんだろうな。。って、ぼぉ~~っと、、思っていたら視界が揺れた。。
白い煙っていうのは、、青い空が似合うモンです。。
空高くふわふわとゆっくり登って行くときは、綺麗に晴れてると良いよねぇ。。
ジムホール&ビルフリゼール。。
この2人が、共演するんじゃ、普通のジャスギターデュオはあり得ないッス。
この二つの名前が並んでいるのをみて、ちょっとはぁとが、、ときめいた人には、正解なアルバム。
まさに、あなたが思ったような世界が存在してる。
でも、ジムホは好きなんだけど、お相手はビルフリかぁ、、、
とか、、その逆で、、
ビルフリは好きだけど、お相手はジムホはなぁ。。
とか、、ちょっと、不安が頭をよぎった人は、、それも、正解でっす。(爆)
そういう、、世界です。(きっぱり)
もともと、ジムホールは、、地味。。に、感じる人です。
マイダーリン(本物)は、ジムホのブルーノートのライブが終わったあとに、わたくしにきっぱり、、言いました。
「僕は、もう、こういうライブはきかなくて良い。。」
すげぇ。。退屈だったらしい。。(^_^);;そっかァ。。ごめんね。m(__)m
それから、ジャズのライブに一緒に行かなくなちゃったのでした。
ご心配なく、、ロックのライブは一緒に行きますから。。
脇道にずれましたねーー。
ええとね。。この2人師弟関係です。
へぇ。。って、思うかもしれないけど、そこがビルフリーゼルの凄いところかも。
現代の白いジャズギターのトップで、凄腕人気者のギターリストに多大な影響を与えてるジムホール。。わたくし的ジムホ。
そして、カントリー色が強く、ジャズというカテゴリーからはみ出て活躍、、自分が欲しい音しか絶対ださないあの独特なスタイルのビルフリゼール。。わたくし的ビルフリ。
余談ですが、、若いときに参加しているアリルドアンデルセンの「Molde Concert」のアルバムなんかきくと、普通にフレーズ弾いてるギター小僧ダッタリするので、別に初8分音符や16分音符が弾けないのではない。。って、わたくしが言うのもなんですが。。(冗談だからね)音を足し算すると言う感覚はなくて、いらない音をとことん引き算する?って感じかなぁ。。
しかも、不思議な場所に音を置いてくる。。
アルバムは、二枚組。(デュオ&カルテェット)
1枚目は、デュオでござる。約半年の間に誤解の機会をつくって、46ものテイクを録音したらしい。
ちゃんと、リストがあるのだな。(スタンダードや有名曲も意外に多くちょっときいてみたいな。パノニカもあるわ)
一応、、、ビルフリがテレキャスターでジムホがアコギ&ジムホモデルのアーチトップギターで、左チャンネルがムホ、右チャンネルがビルフリ。
って、データーなのですが、、これね、、何せ、この2人なので、意識しなくても何となく雰囲気でわかると思うのでご安心を。(爆)
ビルフリの曲が1,5,10、ジムホの曲が2,6,7で、2人名義が4,9、、ミルトジャクソン、ボブディラン!が1曲づつ。
オープナーのThroughoutから電子音で揺らめく空間を内省的なジムホのギター!
もう、いきなり期待で胸がふくらむ、、わたくしです。
2,3は比較的普通にギターデュオ。素晴らしい。All Across The Cityって、良い曲だよね。
でも、なんでBags Grooveなんでしょ。。
で、いきなり山場は4曲目の2人名義、即興中心のMigration。
エフェクター使用で歪む空間、飛ぶ空間、時間、、そこを遊泳するジムホ。
彼の音が孤高に響き渡り、彼のストイックなギター人生を象徴するようでした。
ビルフリの曲は、ホントのどかでカントリーちっくFamily 。
先程の緊張感は一気に吹っ飛び、同じ「故郷」を共有する若者同士となって。。楽しむ。。
2曲ジムホの曲が続きます。最初は、Waiting To Dance 心躍る美しいジャスギターデュオ。
続く、Bimini はかなり濃密な会話。
何故か、ボブディランのMasters Of War 。この演奏もギターデュオのお手本のよう。
Beijiing Bluesは再び、即興で綴られる。2人にかかると、即興もエラク、、メロディアス。
最後は、ほのぼの牧歌的にユニゾンで始まるMonica Jane。。
最後の1音まで、自由で自在で、そして、相手を尊重する姿勢を忘れない2人の会話でした。
全体のサウンド的なアイディみたいなのは、ビルフリが中心的な感じで、、
演奏では、ジムホがどちらかと言えば中心的な感じで、、
全体では、デュオの基本は対話なのだと思いますが、、その会話はホント彼らにしかできない会話でっす。
さて、ディスク2には、スコットコリー&ジョーイバロンという、これまた、強力なリズム陣が加わります。
2人が加わった事で、ジャズファン的には、聴きやすくグルーブ感もばっちりな感じのアルバムになりました。
いわゆるジャズスタンダードが半分くらい、ジムホの曲2曲、4人名義の曲2曲です。
いきなり、ジャズギターの世界が展開される構図でちょっとビックリ。(爆)
即興では、人数が増えた事によって、より高密度緊張感ある演奏に。
お楽しみにしてた、Chelsea Bridgeはミステリアスでわたくしてき白眉じゃ。
ソロがあるかないかで話題騒然だったフレディグリーに捧げられた曲もビルフリの飛び回った感じの音が楽しかった。Beija Florもかっこよかったし、Hear And Nowも一筋縄で行かなかったナ。
やっぱ、歳じゃないぞ、音楽は。。
ご褒美のようなMy Funny Valentine。もう、楽しすぎて何も言えません。
即興で心の内側を吐露した後は、静かに語り合うIn A Sentimental Mood。
最後は、ロリンズのSonnymoon For Two。
あ、、もう、本当に楽しかったのね、って、演奏で終演。
わたくしも楽しかったでっす。
二枚かなり持ち味違う感じですが、まぁ、二度美味しいって、事で。
ジャズギターのおもしろさは二枚目の方がありますね。
で、どちらも楽しめますが、やっぱり、デュオの一枚がわたくし的には面白いと思うかな。。
ディスク 1(デュオ!!)
1.Throughout
2.All Across The City
3.Bags Groove
4.Migration
5.Family
6.Waiting To Dance
7.Bimini
8.Masters Of War
9.Beijiing Blues
10.Monica Jane
ディスク 2(カルテェット)
1.I’ll Remember April
2.Barbaro
3.Chelsea Bridge
4.Owed To Freddie Green
5.Beija Flor
6.Hear And Now
7.My Funny Valentine
8.Card Tricks
9.In A Sentimental Mood
10.Sonnymoon For Two
Jim Hall (g)
Bill Frisell (g)
Scott Colley (b)
Joey Baron (ds)
土曜日ですね。
6月は、良いことが沢山あると良いな。。
6月から、我が家の生活がちょこっと変わって、、ブログ更新できないかな。。
って、思ってたんだけど、、どうにかなりそう。。
様子みながら、楽しみます。
今日は、ジョビンのわたくし的「ひこうきのサンバ」、、これって、「ジェット機のサンバ」って、いうんでしたね。
これをかけましたァ。
そして、ケニーワーナーでチャイルドイズボーンも。
そして、ウエスで4オン6ね。
脈絡ないでしょう。。(爆)
良いのよ、みんな好きな曲なのです。あの日、ちょっと、ビックリしたのでした。。
んじゃ、退散♪
最近のコメント