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音楽で拡がる輪

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2008年4月 3日 (木)

Heart Of The Matter / Ove Ingemarsson

新潟の春は駆け足で過ぎちゃいます。
三月のおひな祭りの頃は、まだまだ、寒かったのに、、
一ヶ月で、地植えの花も咲き出しています。
ぼやぼやしてたら、第33回のスカンジナビアンコネクションの新潟公演まで、約2週間でーーす。
今回の大目玉おやじは、やはりサックスの二本立て、って、ことでしょう。
地方ではピアノトリオは、比較的ライブがあっても、なかなか管が二本でいらしてくださることは少ない気がします。
そう、リーダーのピアノが「アンダーシュ・パーソン」ですから、ピアノ好きにもたまらないわけです。
もちろん、北欧好き、サックス好きにもたまらないライブでございます。
と、言っても、まだまだ、、なかなか、ライブにいらしてくださる方は少ないのですけどね。

今回、「Obsolete Music」という、 IMOGENAレーベルのアルバムのメンバーで来日、公演なのですが、特にOve Ingemarssonは私的にはコンボでは初めてききます。
非常に楽しみです。ホント、楽しみなんです。(わくわく)
前にボーヒュスレーン・ビッグバンドで、来日、演奏したときには、大変素晴らしい演奏でありましたが、それはそこ、ビッグバンドなわけですから、、ね。
彼を堪能した、と、言うわけにはいきませんから。
来日そのものも久しぶり?なオーベ・イングマールソンの絡んだアルバムをライブまでに、もう2枚紹介したいものなのですが。。(どっかなあ~)

11月にラーシュヤンソンがライブにきたときに、「New Blues/Ove Ingemarsson Quartet」を紹介しました。
これは、熱きハードバッパーぶりを堪能できるアルバムでした。
今日のアルバムは、New Bluesの時にも紹介した1995年に録音された彼の初リーダー作です。
私は、万代で昔やっていた中古イヴェントで拾ったドラゴンのアルバムをもってます。
実質アンダーシュパーソンがリーダーとおもわれるLPに若き日の彼が参加してるのをもってます。(あ!サインもらおうっと!!)
リーダー作は遅かったけど、いろいろな場面で活躍してきた人なんですよね。
現在は50年以上の歴史を持つスウェーデンのビッグバンドBohuslan Big Bandのテナーサックスのトップで活躍もしております。

1曲、スタンダードThe Masquerade Is Overがありますが、後はメンバーのオリジナル曲。オーベ4曲、ラーシュ・ダニエルソン2曲、ラーシュ・ヤンソン1曲。

まずは、自らのオリジナル曲を2曲。
幕開けは、タイトル曲、Heart Of The Matter。
リリカルなピアノに導かれ現れ出たメタリックな音色のサクッス。
哀愁あるメロディアスな曲を滑らかにうねるソロでゆったりと…。
爽やかなメロディと疾走感で、光速ダッシュのThird Star。
リズムにのってよどみなく繰り出すフレーズは圧巻。いけぇ~~!
いつになく、ハードタッチでパーカッシヴな熱いプレイのヤンソンも素晴らしい。
ナスバウムのドラミングも力が入り、最後までワクワク感イッパイの演奏。

ダニエルソンの曲が2曲つづきます。
まずは、モダンでストレートに彼のサックスを堪能できるGrafenast Hotel。
時折くる超光速フレージングに痺れたりしてえ。
オーベのこのアルバム、やはり、マイケルブレッカーとかぶるところが多いのですが、4曲目のAlmaはちょっとガルバレクっぽい雰囲気をたたえ北欧色濃い柔らさを持つ演奏。
ダニエルソンがいつもの歌心あるダニエルソン節をご披露してまあす。

唯一のスタンダードThe Masquerade Is Over。
広域を縦横無尽にかけめぐるオーベのソロは実に楽しい。
モーダルなフレーズの中にも、歌心を忘れずに。
この曲彼は好きなんでしょうね。。ピーターブーストのアルバムでも演奏してて、冒頭でお見事なカデンツァ聴かせています。。

再び、2曲オーベのオリジナルです。
ナスバウムのドラムがかっこいいHotel Trianon。
透明感あるラーシュ・ヤンソンピアノ哀愁をただよわせるSeems Like Yesterday。
オーベも時の移ろいをかんじるゆったりした流れを持つ演奏。
最後は、ラーシュヤンソンのオリジナルでUnio Mystica。
オーベのシリアスなソロは、ちょっと強面。
ラーシュのバッキングも緊張度高く、ソロもやダークでアブストラクトな感じ。
ジャケットのにっこりしたイメージとは違うシリアスな演奏で終演。

北欧的なストレートアヘッドな一枚でっす。

1.Heart Of The Matter
2.Third Star
3.Grafenast Hotel
4.Alma
5.The Masquerade Is Over
6.Hotel Trianon
7.Seems Like Yesterday
8.Unio Mystica

Ove Ingemarsson (ts)
Lars Jansson (p)
Lars Danielsson (b)
Adam Nussbaum (ds)

やぱっり、、、超ブレッカー似。
でも、これって、12,3年前のあるばむですからね。
今は、マイケルの遺伝子を秘めながらも、もっと、音に深みがでてるとおもうのですけど。で、、テクニックもこの時より、かなり素晴らしいとおもいますよん。
あぁ、、はやく、目の前で聴き倒したい。。

今日はプラモデルの話をしました。。
どうやら、彼女の「親友」にプラモの好きな人がいるらしいっす。(笑)
そう、私は中学、高校、、プラモデルを作るの好きでした。
大学の時も、塗りまくったなあ。。
でも、手芸も好きだったのよ♪
そう、、今週は、家族が、、「1人少ない」。。。のであった。
結構、、緊張する家族空間となっておりまあす。(爆)




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JAZZ(Far North )」カテゴリの記事

コメント

TITLE: 行きます!
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すずっくさん、今晩は。

ぜぇってえ、行きます。(すずっく風)

エイプリルフールでしたか。

騙されて、安心した。

TITLE: 私も!
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私も行くよ!楽しみだっ!

TITLE: 聴きたい
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>オーベのこのアルバム、やはり、マイケルブレッカーとかぶるところが多いのですが、4曲目のAlmaはちょっとガルバレクっぽい雰囲気をたたえ北欧色濃い柔らさを持つ演奏。



ブレッカーとガルバレクときたら、聴かないわけにはいかないですよ。どちらも僕の超アイドルです。

TITLE: 予約しました?
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万代太郎さん、こんにちは。



>すずっくさん、今晩は。

>ぜぇってえ、行きます。(すずっく風)

あ、うまい、うまい。

きっと、期待を裏切らない、面白いライブになるとおもうんだけど。。♪

楽しみです。



>エイプリルフールでしたか。

>騙されて、安心した。

あい。

そすいって、いただけると、、嬉しい?!

かな。。

反応してくださって、ありがとう!

TITLE: わはは。。
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moguちゃん、こんにちは。



>私も行くよ!楽しみだっ!

あなたが、行かなくて、、誰がいくぅぅ(爆)

では、会場でぇ。



笑顔のあなたにお逢いできるのを楽しみにしております。

TITLE: 書き込みありがとうございます。
SECRET: 0
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いも男爵さん、反応、、どうもありがとう。



>ブレッカーとガルバレクときたら、聴かないわけにはいかないですよ。どちらも僕の超アイドルです。

うん、このアルバムは、ホント、、ブレッカーです。

これは、きっぱり、言える。

で、ガルバレクは、やっぱ、遺伝子に入ってるとおもいます。

これは、、ちょっと、、、言える。。



で、もしも、アルバム買うなら、最近出た「Obsolete Music」という、 IMOGENAレーベルからのアルバムが今回のツアーと同じメンバーです。

つうか、、近くでライブやらないかしら?

どっかな。。


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