Stanley Music!/Paolo Fresu Devil Quartet
まったく異なるものですが、どちらも純な仕様、ってことでは似てるかも。
混じりけなしのピュアな存在ってことね。
しかし俗物的な人間さま達では、表は天使、裏は悪魔、なんてことは多々ありますよね。
リーダのパオロフレズは、イタリアのトランペッターでありまぁす☆
このブログでは、お馴染み。
イタリアのトランペッターの重鎮は、エンリコラヴァ。
そしてマイダーリン、フレズ。(はぁとぉ)
フランコ・アンブロゼッティも頑張ってるわよねぇ。
最近では、これまた、マイダーリン・・ファブリッツィオ・ボッソ。
あ、フラヴィオ・ボルトロも素敵よねぇ。
イタリアの伊達男には、トランペットが似合うのです。(きっぱり)
フレズは好奇心旺盛な人で、引っ張りだこで、とっても多作な人で客演も多く、ファンだけどコンプリートは、はなから諦めてます。
以前に、ジミヘン好きなギターNguyen Le!!を配して、ジミヘンのAngelを演奏してるアルバム「Angel」があって、そちら絡みではAngel Quartetを名乗ったりしてます。
今回は、メンバーは総入れ替えで、ギターはBebo Ferra、ベースはPaolino Dalla Partaという、「Bagatelle」、「Aria」コンビ。
この二人と、マイダーリンフレズさまがユニット組むなんて。。私的至福意外の何物でもない。(きっぱり)
そもそも、パオロフレズ、彼の演奏自体が天使と悪魔。
ほんわり空間系な音づかいでハァトフルな一面と、スリリングでアグレッシブでダークな一面と、二つ顔を使い分けて私を魅了する。
どちらの顔でも、ちょっと寂しそうな孤独の雰囲気漂わせて、背中に哀愁感じる演奏で女心をノックアウトなのであります。
その彼、本当に最近好調のようで、次から次に新譜攻撃。
浮気心の多い私として、、全然、追いつきません。
去年、2006年のローマのシリーズを仕入れた時も、彼のアルバムの1曲目のかっこよさに痺れて動けなくなってしまったほどなのですが。。
ぼやぼやしてたら、、なんと、同じメンツでおフランスのブルーノートから同じメンツのスタジオ盤がでてしまいましたぁ。
しかーーも、ブラザー最中氏に日記を先こされてしまいましたぁ。。
お~まいごっどぉぉ。。。
すかんぴーーぃぃ。。。。
つうことで、唐突に、、はじめまあす。時間ないし。。
ローマのシリーズのライブ盤は、凶悪なスタンダードなども入っていたのですが、今回はメンバー全員の曲です。
幕開け、1曲目、Another Road to Timbuctuはフレズのオリジナル。ローマのライブ盤でも1曲目を飾ったこの曲。兎に角、痺れるほどカッコイイ。アップテンポにリズムが刻まれる中、トランペットの多重録音が効果的に踊りまくり咆え、ベボフェラのギターが次第に熱をおび、ダイナミックなサウンドに。呼応するフレズも兎に角疾走。高速フレーズの連呼。神様、かっこよすぎるぅ。
そして、2曲目、Tempo del Sognoはベースのポルタのオリジナル。
地中海に漂う霧のようなエフェクターで響かせたサウンドが晴れると、現れたのはエキゾチックな地中海サウンド。ワンフレーズでまさにBagatelle的世界。
ざっくりとしたフレズのフリューゲルが哀愁を誘う。
フレズの小粋な感じの曲。暗黒街のマフィアの親分のテーマソングにでもなりそうなちょっとダークで、ちょっと陽気で、まさにイタリアンマフィアソング。
Moto Perpetuoは、フレズの曲となってます。チックコリアのスペインのメロディをパーツとして配し、メンバーでそれぞれがパッチワークしていった感じの作品。
ラテンテイストなフレズのワンフレーズに思わず痺れる。
フレズの哀愁漂う優しいトランペットではじまります。ベボフェラのオリジナル。
彼の曲は哀愁もあるけど、ふんわりとした陽の温かさがあるのねぇ。。
そして、ななんとぉ、アコースティックギターなのね。。
その美しい調べと1音、1音確かめるような演奏に、伸びやかでつややかなフレズのペットは涙もので美しい。。ロングトーンを滑らかにつなげてビロード感触。素晴らしい☆
あっというまに、後半に・・・。
ドラムのStefano Bagnoliの曲。ポルタのソロは、実に彼らしい歌心と情感のこもった演奏。この音づかいは、彼独特の個性だとおもう。
そのうえ、フレズの演奏も歌心満載のいかにも、、って、天使のフレズらしい素直で可愛いフレーズ。(^_^);;まるで、彼の曲みたい。なんだか、ホッとする感じ。
・・、も、つかの間。Devil's Game/Labbra Bianche のメドレーは電気のいっぱいかかったサウンド。Bagnoliのドラミングはクリアで正確、機動力の素晴らしさがあちことで目立つ。フレズはアグレッシブな演奏になるほど、かれが常に歌心をもっていることがわかる。
変わって、フレズのL'Afflato Prodromo del Misantropoはゆったりと情景をかなでるような木訥とした曲、演奏。
ドラムのBagnoliの曲、Diavolo E l'Acquasanta。意外と可愛いメロディ。電気化したベボフェラとフレズの掛け合い。と、意外と簡単におわるんですよねぇ。。
もっと、凶悪になってほしかったなぁ。
ベボフェラのQualche Anno Dopo。彼のVisionsって、アルバムではアコギで弾いてた。
ちょっと、カントリーチックなメロディだとおもったけど、ここまでゆったりと演奏すると人と人のふれあいみたなものの温かさを感じる曲ね。。
フレズの長尺なソロにみんなが歩調をあわせていく感じのハァトフルな演奏で終演。。
終演?でしょうかぁ??
じっと、、よい子は待つのです。10曲目が終わっても、じっと、じっと、待つのです。
アルバムの余韻を感じながら、メンバーにお疲れ様を言いながら。。。
と、、メンバーのお疲れさま会がはじまります。打ち上げ、って、ヤツです。
陽気なメロディを手をかえ、品をかえ、、内輪の雑談がはじまりまあす。
参加ご希望のかたは、、、ライナーに表記されてる10曲って情報を信じず、メンバーが騒ぎ出すのをじぃ~~と待ちましょう。。。
うちあげって、楽しいものよね~♪
今宵は、あなたたちと踊り明かしますわ。。(ん?お呼びでない?)
しっかりしたテクニックに基づいた、確信的極上のリラクゼーション。
がぁ、聴く人を選ぶとは思いませんが、BGMにはなりにくいかもぉ。。
フレズ好き、ベボフェラ好き、そう、イタリア好きにぃ。
やっぱ、男はイタリア産。(本当だな?)
1. Another Road to Timbuctu
2. Tempo del Sogno
3. Caledonian Flowers
4. Moto Perpetuo
5. Gioved
6. Dou Dou
7. Medley: Devil's Game/Labbra Bianche
8. L'Afflato Prodromo del Misantropo
9. Diavolo E l'Acquasanta
10. Qualche Anno Dopo
Paolo Fresu (tp, fhr)
Bebo Ferra (g)
Paolino Dalla Parta (b)
Stefano Bagnoli (dr)
今日は、久しぶりに青空仕様だわ。。。
閏年の今年は、二月におまけがついている。
つまり、今日。おまけな日があって、よかったぁ。
月末って、どうして、月末なんだろう。。
今日は、お友達のタクオさんが新橋のグロスマンバーデビューの日。
なんだ、そりゃ?って思う?
あはは、、最近、内輪で話題になってるバーなのです。
どうやらマスターがグロスマンフリークらしくて、ヒミツの音源が沢山あるようなのです。
で、私の今年の目標は、ライブに上京することと、、
このグロスマンバーで、飲み倒れてやること。(きっぱり)
お酒よわいから、飲み倒れるのは簡単だけど。。でも、上京するのが、、難しい。。。(泣)
神様、仏様、デビル様、グロスマン様。。
どうか、よい子(私)に愛の手をぉ♪
ジャズ批評がでましたぁ。って、随分前に。。M(__)M
この話題も次号がでるまえに、、ふれたいものだぁ。。
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