
ブログをやっていると、つい新譜や話題盤に耳が行ってしまいまーす。
昔は、新譜を心待ちにしてたミュージシャンなんてほんのわずかだったきがするんだけど。
今や、結構な新譜を待ち望んでしまったりしてまっす。(^_^);;
まぁ、でも、毎月、いや、毎日、、沢山でるアルバムの数考えると、、私なんてほんの少し買うだけなのですけどね。m(__)m
良いアルバムは結構あるけど、自分のお気に入りになるアルバムは少ないよね♪
でで、お気に入りのアルバムってのは、忘れた頃に思いだしたように出してきて、しばらく、独りはまっていることが多い。
最近は、これ。
みなさんはどうですかぁ?
明るい陽射しと、爽やかな風。
オーガンジー素材の薄手のカーテンがゆらゆら揺れるお休みの午後。
お昼の片づけにシンクの前に立ち、頭では今日の晩の献立を考えたりするわけです。
お天気がいいから、夕方からデッキで「にわかビアガーデン」するぞぉ、って想いながら、、、
まずは、そちらの簡単なおつまみを考える。。
そして、晩の献立。
で、今日の献立をだいたい決めたら、手順を簡単にさらうのです。
家庭料理は、できたてを食べるから、美味しいのよね。
なるべく、いろいろなものが、「せいのぉ」って状況で完成されるように、、祈る。
うふ、すずっく、祈りまっす。
時間をシュミレーションして、、完成のテーブルをイメージする。
アイディアが決まってるときは、非常に楽しい時間なのです。
夕方全部いっぺんにできないから、早めに簡単な下ごしらえなどする事もあるんだけど、大好きな音楽と一緒だと、これまた、楽しさ倍増♪
気持ちも解放されて、気分もリフレッシュできます。
もちろん、この時間に昨日登場したのは「It's Your Dance/Meredith D'ambrosio」。
少し前に、ジャズボーカルたるもの、スキャットもなくては認めん、、云々、
って話題があったんだけど、、私はケースバイケースだと思うし、、
まぁ歌詞を歌うんだから、歌詞の言葉に込められた意味をきちんと聴きてに伝えられる能力も大事だとおもいます。別に楽器と同じ事しなくちゃいかん、とは、、思ってない。
でも、楽器と同じ方法で演奏に参加して、バンドサウンドに貢献するのも一つの手段だともおもってますからそういう人達も有りだとおもってます。
まぁ、そんなこんなで、Meredith D'ambrosioは、声を張り上げることも、スキャトで飛びまわることもすくない「地味」な歌手。
基本は、オリジナル曲の弾き語りで、で、そのメロディと歌詞と柔らかな歌声で聴く人の心の襞を潤す、三位一体の世界でファンを魅了する、って感じなのです。
自然な語り口調、、慈愛に満ち、、でも、控えめな、少し、寂しげな眼差し。。
大切な人の幸せを、遠くから、、密かに祈る、優しい母の面影。
ファンは、この世界にメロメロなんだけど、面白いのは、結構、共演者もメロメロな感じ。
つまりは、、メレディスマジックにかかりまっす。
これは1985年録音ですから、やはり、声に艶、張りがあるっていうのか。。それがメレディスの他のアルバムと比べて、イイ感じでテンションが高く、明るくテンポあるめりはりのはっきりしたイメージのアルバムになってるとおもいます。つうても、メレディスはメレディスなんだけどさ。
メンバーも意外や意外、って組み合わせなのです。
Kevin Eubanksって、ギターはフュージョンギターってイメージが強いらしいけど、私の中ではホウランドの「Extensions」の超絶爆発プレイだけで、もう、お気に入りのギターの仲間いりしちゃうほど。ここでは、まじーめで歌心あるソロの美しいフレーズや軽快なカッティングでストレートアヘッドなジャズギターの魅力爆発。かっこええ。
ウエス好きな私の心を魅了。
ただ優しい、添うだけではない、積極的なギタープレイ。
ストレートで感情たっぷりな演奏なんですよねぇ。。
Harold Dankoも、ちょっと、ひねりのあるクセのあるピアノも良いサポートになってます。
アルバムは、メレディスの弾き語り6曲と彼らとのセッション8曲。
テンポよく始まるGiant Stepsは、メレディス自ら作詞した歌詞で軽やかにスィング。
つうかぁ、ハロルドダンコにコルトレーンの曲ひかせてますから、もう、水を得たお魚のようにいきいきした演奏です。いきなり、ユーバンクスのギターも凄いよ。
彼女弾き語りが2曲、、しっとりした空間をつくります。
特にListen Little Girlは、大好き好き☆
もう、私はメロメロになりそうになってしまうのです。
ユーバンクスのカッティングが気持ちイイ、Devil May Care。
3人で、実にグルービィーな演奏。ダンコから待ってましたとばかり引き継ぐユーバンクスのソロも巧いっていうか、泣き所を押さえて素敵。
このあとも、テンポのよい演奏の間に、彼女の弾き語りがしっとりはいる形で、緩急つけた展開。
Humpty Dumpty Heartも、好きなんだなぁ。囁き語るように歌う世界に切なさも忘れてうっとり。。この微妙な声の震えが、、もう、たまりませんです。ため息。
タイトル曲It's Your Dance以下後半も、もう全てオッケイせ~~す!!の世界。
Off Again On Againの世界も好きなんだよねぇ。彼女、ピアノのタッチも優しく、ハーモニーも柔らか。ため息の世界。なんだか、気持ちの中に温かなものが浮かんで来るんだもん。。ねぇ。。優しいピアノのフレーズもいいなぁ。。
No One Remember But Meでは、ダンコとデュオ。リリカルで美しいダンコのピアノ。
最後、Strange Meadowlarkは、ユーバンクスとのデュオ。もう、めちゃくちゃ甘くロマンティックなユーバンクスのギター。絡み方も絶妙。。
こんなギターを生で聴いてみたい。デュオで。
そんなこなで、素敵な時間が、ものすご~~~く素敵な時間になるアルバムなのです。
何時か彼女のライブに花束もってお出かけしたい。。
願えば叶う。。か・・なぁ・・。
1.Giant Steps
2.Once Upon A Tempo
3.Listen Little Girl
4.Devil May Care
5.August Moon
6.Nobody Else But Me
7.Humpty Dumpty Heart
8.It's Your Dance
9.The Underdog
10.It Isn't So Good-It Couldn't be Better
11.Off Again On Again
12.No One Remember But Me
13.Miss Harper Goes Bizarre
14.Strange Meadowlark
Meredith D'ambrosio (vo, p #2,3,5,7,9,11)
Harold Danko (p)
Kevin Eubanks (g)
Sunnyside (SCC 1011)
ヒギンスとユーバンクスのアルバムもあるんですよね。
こっちはさ、ヴィーナスから再発されちゃったりしてる。。。
マイダーリン、ケビンユーバンクスさまは最近どうしちゃったんだぁ、、っておもってたら、、
彼は、今は、アメリカのTVのショーの生バンドの一員なんだそうです。
ブランフォードマルサリスの後釜で、音楽ディレクターって立場のようです。
うむ、、、、、。
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