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音楽で拡がる輪

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2007年3月23日 (金)

「ライブ」は異なもの味なもの。

縁は異なもの、っていえば、ダイナワシントンだな、って言うと、歳ばれまっす?

月曜日に29th scandinavian connection@新潟(Gioia Mia)にでかけました。
ご存じの方も多いと思いますが、スカンジナビアコネクション、はスウェーデン在住で、多くの有名ミュージシャンと共演している実力派のベーシストの森さんが中心となっておもにスウェーデンを中心に北欧のミュージシャンと日本の架け橋を行っている活動です。
森さん達は来日すると、ハードなスケジュールもなんのその、日本のあちこちのライブハウスで、高水準な演奏が聴けるという素晴らしいもの。
地元のミュージシャンと共演したり、観客に気さくに話かけてくださったりと、ホント、演奏は高水準だけどアットホームなライブなのです。

今回は、私的お気に入りのスウェーデンのピアニストAnders Perssonが来日ということで、是非にと出かけていきました。着席!

Gine Gaustad Anderssen(vo)
Anders Persson(p)
Yasuhito Mori(b)
三人で全国をライブしてきたのですが、新潟では地元出身の鶴谷智生(ds)さんが入った構成でした。

ライブは始めピアノトリオではじまり、「アイリメンバーエイプリル」「ジャンゴ」「ネイチャーボーイ」と、王道スタンダードで観客をわかせます。
いやぁ。。まいった。
もしかして、、私はアンダーシュのほんの一面しか、、今まで見えてなかったのでしょう。。
ずっと、感情控えめな、内省的な日本人的感覚に近い考え方のピアニストだとおもってました。。
繊細ですが、インプロ含め、結構パーカッシヴでアグレッシブな面も多く、ジャンゴのようなドラマチックな曲を、感情をたっぷり込めてメリハリある演奏は「清く正しいジャズファン」の「はぁと」をがっつり鷲づかみです。
ストレートに熱いのです。おぉ、ジャズだぜぇぇ。
そのちょっと、丸さがでてきたかなぁ~、って背中が、、(^_^);
ずっと、演奏に合わせて歌っている。
いぇ~い、って、おもわず声かけたくなるドライブ感。
森さんとの相性はもちろんぴたりで、阿吽の呼吸なんだろうけど、
温かなまなざしと、厳しいまなざしと、、、馴れ合いにはなってない距離感。
そこに、やるき満々のドラムがはいって、
そこに、そこに、キュートだけど、何処かさっくり感のあるヴォーカルが入って、拡がる世界は、なかなか、面白かった。
十代みたいな可愛いお顔に、女の表情が交差するアンバランスな魅力もそのまま歌にもある。
もちろん、メロディを歌うだけのお嬢さんではない。
自分の意思表示をはっきり伝え、頬がほんのり染まる熱演。。

ステージは、スタンダードを中心にスウェーデンの歌とノルウェーの歌、そして、アンダーシュのオリジナルと、あっとういまに、アンコールのニューヨークの秋になってしまいました。
楽しかったなぁ。細かな事はわすれちゃったけど(^_^);、ずっと、体が動きっぱなし。
楽しかったのでござる。。はい。
嫌な事、面倒な事、、いろいろ、忘れちゃうほど。。

家に帰ってきて、興奮もだんだんおさまってきて、、
次第に想い始めたのがね、ライブって、、
ただ耳からの「♪」だけのものでなくて、音楽を通しての「はぁと」と「はぁと」の繋がりなんだなぁ、、って、ことかなぁ。
ええと、もちろん、一番重要なのは、そこで演奏される音楽そのもの。
功労者は演奏者です。当然でーーす。
演奏者からいただくありがたい、、、パッション。
が、、が、、ライブハウスの音楽は、それだけでなくて、、
やはりそこに集う沢山の人々のエネルギーでつくられていくものなんじゃないですかねぇ~。

CDは、どんなに一生懸命、何度も何度も聴いても、基本的には演奏者からの想いだけです。
CDに演奏者はどれだけの想いを込められるか、どれだけ聴く側に伝えられるか、、、そして、リスナーはその音符にのせた想いをどれだけ聴き取れるか。。
それはそれで、音楽そのものをしっかり楽しめます。
いつも、楽しませていただいてます。

でも、皆さまも経験済みでしょうが、ライブは演奏者と聴衆に相互の交流ができて初めて双方が大満足するものになんですよね~♪
素敵な音楽には、聴いてるもののパワーもアップして、ハイテンションにして非日常的な感覚ももたらしてくれちゃうんですねぇ~♪
例えばね、スタンダードで客が喜んで盛り上がるのは、知ってる曲だ、ってだけでなくて、よく知ってる曲では演奏者と一緒に演奏してるような気持ちになれるんですね。(私、、だけか?)
もう、この時点でいつもの私では、、無い?!
楽器は弾いてないけど、声だして歌ってないけど、でも、何処か気持ちは「演奏」に参加してるのである。架空楽器だな。
実際にきこえる音楽はもちろん演奏する人達の音楽なんだけど、気持ちは一緒にスィングしてるのよねぇ。。♪
もう、わくわく状態ですよね。演奏が素晴らしければ、「自分の演奏」もえらく素晴らしいわけですし。。。
当然その波動は演奏する人にも届いてるんじゃないのでしょうか。。ね。(演奏したこと無いから推測ね)

「良いライブだったねぇ」ってのは、「素晴らしい音楽だった」、って事はもちろんだけど、きっと、聴いてる人も一緒に演奏に参加してたかのような気分になれたんだ、って、きがします。
そう、ほらほら、ライブの後って、なんだか、歌がうまくなったような気分で口笛なんてふいちゃったり、はな歌しちゃったり、歩きながらリズムとちゃったり、、
ね?なんか、、疑似ミュージシャンになってません?(え?これも、私だけっすか?)
まぁ、それだけじゃないけど、、、そんな気持ちが強く感じちゃえるライブは楽しいよね。

ライブはね、いろんな意味で音楽を通して人と人が繋がる処。
沢山のご縁が渦巻く処よね。
「ライブ」は異なもの味なもの。。。
って、ことですか。。
今回のスカンジナビアコネクションのライブ。。
まさに、音楽を通して人と人が繋がる処でした。




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JAZZ」カテゴリの記事

コメント

TITLE: おかえりなさい。
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お恥ずかしながらスカンジナビアコネクション

今年初めて知りました。これまでにそうそうたる人が

来日してるのですねぇ。森さんのHP、これからちゃんと

チェックしようと思います。

TITLE: ライヴは特別
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すずっくさん、こんにちは~。

素敵なライヴを楽しんでいらしたようで、よかったですね。

「はぁと」は大事ですねー。ここに集まった人たちのために特別に演奏してくれているのだなという「気持」が感じられるだけでも随分違いますよね。



> が、、が、、ライブハウスの音楽は、それだけでなくて、、

やはりそこに集う沢山の人々のエネルギーでつくられていくものなんじゃないですかねぇ~。



> でも、皆さまも経験済みでしょうが、ライブは演奏者と聴衆に相互の交流ができて初めて双方が大満足するものになんですよね~♪



それがライヴの醍醐味ってぇもんですぜ。録音されたものと違って終われば消えてしまいますから、一期一会みたいな感覚もあって、五感をフルに働かせて感じようとするので、けっこう忙しいかもしれないですね。



> 例えばね、スタンダードで客が喜んで盛り上がるのは、知ってる曲だ、ってだけでなくて、よく知ってる曲では演奏者と一緒に演奏してるような気持ちになれるんですね。(私、、だけか?)



いやいや、誰でもじゃないですか。私の場合は、足でリズムを取りながらハミングしてますね。勝手にベースラインをつくってるときもあります。ライヴ会場で、アナタの席の横でアラレちゃんみたいなおばちゃんが足バタバタしながら歌ってたら、それは私かもしれんです(^_^;)

でも、目が点になる凄い演奏のときは、両手をグーにして「凄い!凄い!」って、口の中で叫んだり、「うう~っ!」って唸ったり、「うひゃあ~!」って口に出して言ったりします(笑)そういうとき「ピューーッ!」てのをやりたいのですが、指笛って難しいですよね。只今お風呂で特訓中です。

TITLE: Re:「ライブ」は異なもの味なもの。(03/23)
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こんにちは

>scandinavian connection

初めて知りました。

そして、HPチェックしてみたら来月、浜松でライブということでした!

これも何かの縁^^

時間がとれれば、観にいってきますね。


TITLE: スカンジナビアの熱い風
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<縁は異なもの>をエスター・フィリップスって答えた方が、逆に年齢は分かるかも・・。

すいません、関係ないところに反応して。



ヨーロッパ系のピアニスト達は、本来「熱い」ものを持っている人が多いのではないでしょうかね。そんな気がします。

でもレコーディング(盤)となると、民族意識っていうか、ネイティブなものを出さないと、「個性がない」というふうに捉えられるのを嫌って、ことさらヨーロッパ的に弾く(演奏する)というのがあるのかもしれないなぁ、と思った次第。

いいライブだったようですね。聴きたい!

TITLE: Re:「ライブ」は異なもの味なもの。(03/23)
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良いものは種さえ蒔けば、まわりに育まれ、

ひとりでに花が咲き、多くの出逢いを経て、

やがて実を結びます。



と、、友人の言葉です。

実を結ぶ、、その瞬間を見ることができた気がしました。ライブの後、しばらくの間「はぁと」がポカポカ・・。



指笛、私も憧れます。かっこいいですよね。失敗したときのリスクが怖すぎますが(笑)やっぱり、あの人たちもこっそり練習しているのでしょうか。





、、とすずっくさん、インフルエンザ大丈夫?

早く回復しますように。。


TITLE: そうなのです。
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カノンさん

そう、そうそうたるメンバーで、すぐ近くのライブハウスで演奏してくれるのよ。



>お恥ずかしながらスカンジナビアコネクション今年初めて知りました。これまでにそうそうたる人が来日してるのですねぇ。森さんのHP、これからちゃんと

チェックしようと思います。

そうですよねぇ。。

そうかぁ。。。

自分は知ってるものですから、ついつい、黙って行動しちゃうんですよねぇ。。

スカンジナビアコネクションとしては、八月、九月、十一月とこのあと三回。

福田さん、市原さんとのTRIO'では、四月にツアーなされますよ。

TITLE: なかなか上京できないので。。
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アーティチョークさん

はぁと、大事ですよね。

そうよね~、やっぱ、みんな楽しく体うごきますよね。

ベースラインまでつくちゃいますか?

えらい!つうか、凄いなぁ。

そう、終わると消えてしまうんだけど、、、

最近、強く思うのは、はっきり音楽そのものが刻み込まれなくても、

終わった後に、何か残ればそれでいいのだよなぁ~、って事。

音楽って、音楽そのものが最終目的ではないきがするんですよねぇ。。

上手く言えなくて、誤解されそうだけど。。



確かに、声も出せずに曲が終わって、やっとその気持ちを表すライブもありますね。

指笛ですかぁ。。。わぁ、、リスク高そう!!

きまると、あなたも、ゲストミュージシャン!(笑)

演奏者の邪魔せず、私はあなたと一緒に「音楽してる!」って意思表示は難しいよね~。

でも、それをくみ取ってくれる演奏者は、やっぱ、何してもいけてるのかもね。

TITLE: そう、浜松はね。。
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J-fishさん、

こんばんは。

そう、、「なぜか」浜松は、よくライブがありますよん。何故かは、そのうちね。。。

うん、来月は、TRIO'(市原康さん、福田重男さん、森 泰人さん)の新譜のツアーですね。

私、昨年、新潟で聴かせていただきました。

福田さん、って群馬の出身だから、密かに応援しております。私、群馬出身。(^_^);

市原さんは、今をときめく市原ひかりさまのお父様。

って、まだまだ、お若いんですけどね。(^_^);

TITLE: あ、お久しぶりです。
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Sugarさん

><縁は異なもの>をエスター・フィリップスって答えた方が、逆に年齢は分かるかも・・。

え?そうなの?

Sugarさん、Sugarさん、エスター・フィリップスお好きなの?



>ヨーロッパ系のピアニスト達は、本来「熱い」ものを持っている人が多いのではないでしょうかね。そんな気がします。でもレコーディング(盤)となると、民族意識っていうか、ネイティブなものを出さないと、「個性がない」というふうに捉えられるのを嫌って、ことさらヨーロッパ的に弾く(演奏する)というのがあるのかもしれないなぁ、と思った次第。



なうほどねぇ。。

どなんでしょうねぇ。。。

ライブで、スタンダードも多かったせいもあるんだけど、結構ストレートに歌っていました。

歌い口もものすごく、わかりやすいのです。

でも、引き出しも多いしありきたりな感じでなくて、やっぱり、ジャズピアニスト!って、感じで楽しかった。

こういうライブに行くとね、自分はジャズが好きなんだなぁ。。っておもいます。

そして、スタンダードって、みんなの宝物なんだな、、って。

TITLE: おもしろかってよね。
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moguさん

>良いものは種さえ蒔けば、まわりに育まれ、

ひとりでに花が咲き、多くの出逢いを経て、

やがて実を結びます。



新潟は、moguさんが一つのきっかけをつくってくれたおかげで、スカンジナビアコネクションの楽しいライブがたのしめます。

私はホント悪い人で、なかなか地元のライブにいけないんだけど、でも、森さん達くると、地元のミュージシャンの方々もいらしてるみたいですよね。

いろいろ、輪がひろがるといいですね。



moguさんって、逢うといつも、なんか、ほかほかしてます。



>、、とすずっくさん、インフルエンザ大丈夫?

早く回復しますように。。

違うって、、、

インフルエンザは違うって。。。

メールよみまちがいでござる。。。

そんな、あなたが、大すきでござる。。。

熱出ちゃって、うんうん、唸ってましたけどね。



つうことで、四月になったら、また、遊ぼ!

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