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音楽で拡がる輪

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2007年1月13日 (土)

Meltemi / Alboran Trio

Meltemi


地中海の大西洋側、スペインとモロッコの間、ジブラルダル海峡の近くにあるのがアルボラン海。そして、タイトルのメルテミはエーゲ海を北東から吹き荒れる夏の季節風の呼び名のようです。
そう、タイトルもバンドの名前も地中海周辺のイメージから発生してるイタリア人のメンバーによるアルバムだそうです。
ACTのHP見たとき、その名前からして、どことなく琴線触れまくりの予感はしてたのですが、いち早くきかれたアーティチョークさんと最中さんが絶賛だったのと、最中さんが「すずっくさんもばっちり、いちころだ」と仰るので仰せに従ってみましたぁ。

はい、簡単に恋に落ちましたぁ。(単純なやつだぜぇ)

来てすぐに、良いアルバムだな、って思ったのですが、こうやって、間をあけて聴くとヨーロッパ的ピアノトリオのセンスと個性的な匂いが面白いです。
北欧耽美系を聴きまくってた身体には、イタリア人って、良い意味でアバウトでいいなぁ、、って、おもいます。
親しみやすい、聞き覚えのあるメロディを並べながらも(一曲のぞいてピアニストのオリジナル)、そのお姿を常にクリアに押し出すだけでなくて、適度にアブストラクトなミストを発散させて、そこに世界中の人が憧れる美しき自然を持つ地中海のもつ哀愁、異国の文化同士が香りあう雑多感などが、つまった作品。

10曲、60分。ちょうど1時間の旅路は、詩情豊かな哀愁ある、でも、とても親しみやすい覚えやすい、キャッチーなメロディではじまります。
と、いきなり嵐の予感のようなアルコの重厚感を上手くつかったドラマティックな幕開け。インテンポになってからの、力強い躍動感、そして、民族音楽的な香り、叙情。ヨーロッパの火薬庫といわれるバルカン半島の空気は熱く、アフリカ大陸の原始的な鼓動も効果的に3人で混然とした文化の坩堝的な匂いの強い曲。ピアノが弦を抑えてリズムを弾く中、ベースがピカートでテーマをとっていく等、ピアノとベースの対等な意識がかなり強いトリオであることがよくわるし、単純にすごく印象的な曲、Balkan air。
嵐の予感は静かにおさまって、3曲目は、穏やかで少し陰りのある美旋律。透明感のある静かなピアノのタッチと力強いベースのソロ。彼の曲は本当に日本人的な琴線に触れまくる叙情と哀愁をもった美旋律だとおもう。次もめちゃくちゃ綺麗なメロディ。この辺が続くと今は沢山のヨーロッパの叙情派ピアノ&もどき、があるので、美しさゆえに何処かで聴いた風に思えてしまうのですが、自分の耳と頭をリセットして構えずにこの波に身体をまかせるととても心地よい作品なのではないでしょうか。。。

そして、5曲目。このトリオ独特の匂いににもなってる、アフリカのリズムがあらわれて、演奏はエモーショナルに。見えないえたいの知れない大きな力みたいなものが大きくかぶさってくるような恐怖感と畏敬の念みたいなものが同居する不思議な雰囲気。大陸的暗黒魔術の世界かも。(^_^);
ジャズピアノトリオの清く正しい演奏をきかせながら、船はタイトル曲Meltemiへ。
う~ん、力強いうねりと山谷越えるスリリングでアグレッシヴな展開は、同じACTに居る有名なピアニストにちょっとかぶるかも。まさに吹き荒れる夏の季節風に大揺れです。
が、、季節風がおさまれば、、そこにはふたたび優雅で哀愁のある地中海の風景がひろがるのです。
そして、旅の終わりは、明るく軽やかに、、帰港。
哀愁と叙情を、、お土産にたっぷりもって。。一時間の地中海クルーズはおわったのであったぁ。。

少し霧で対岸が霞んだりだったり、冒険的だったりする場面もあるのですが、
基本的には、ビルエヴァンスの流れをもった叙情豊かなピアニストと、力強さをもったベースが活躍する、ヨーロッパとアフリカの間にある地中海上の自由な空気に満ちたアルバムでした。
地中海行った事ないけどね♪

1 Nic's road
2 Balkan air
3 Pianissimo
4 Cinque Lunhissimi minute
5 Duende
6 Hoy es manana?
7 Ho sognato che mi amavi
8 Meltemi
9 Ninna nanna Nic
10 Theme from the movie "Pinocchio"

Paolo Paliaga (P)
Dino Contenti (B)
Gigi Biolcati (Ds)

私は、、単に耽美的、透明感、、寿叙情的って、ヨーロッパのピアノトリオらしい感覚のほかに、なつうか、、泥っぽさつうか、ざらっとした素材感?ていおうか、、香りでなくて匂い的、、なものが感じられました。
じぃぃ~~と、聴くと雑な感じも部分もあるかもしれないけど、一聴の価値はあるとおもいうんですけどねぇ。。
と、この方の美メロは、誤解されそうなんですが、TVのサスペンスタッチのドラマとかに使われそうな、、ちょっと、歌謡ちっくなメロディだったりもするのです。
って、マイナスイメージ?

さて、イタリア、、つうことで、しばらくイタリアにはまってみようか、、って、思ってます。以前に紹介した、イタリアのライブハウスでの、今をときめくイタリアのミュージシャン達のライブシリーズが怒濤の年末に来ました。
Palaexpoって、レーベルから出ているJazzitaliano Live2006/01~09の9枚で、しばらく、遊んでみようかと。
ブログに取り上げるかは、わかりませんが、興味の尽きないメンバーなので、時々ご報告するかもしれません。。
半年かかりそうね♪

んじゃ、退散♪

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コメント

TITLE: アルボラン海よりお帰りなさい
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すずっくさん、こんにちは、最中です。

クルーズは1時間といわず、もっとゆっくりと遊んできて下さい。

昨年暮れの“Melange Bleu”から怒濤の強烈作UP。ダーときておいて行かれたようで、ちょっとあせった。

TITLE: トラバありがとうございました
SECRET: 0
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すずっくさんもイチコロで良かった良かった(笑)

こちらからもトラバしてみたのですが、上手くいかないので、また今度トライしてみます。

5曲目の「Duende」っていうタイトルですが、ブログに書いたあとで辞書で調べたら「小悪魔」という意味があるようです。そういわれてみれば、そんな感じも。

あ~、またこのアルバム、聴きたくなっちゃった。



今夜は新年会その2(女御のみの宴で殿方入室禁止のVIPルーム&カラオケ歌い放題付き)です。ヴァレンタインのチョコ、まだ買ってないから、出かけるついでに今から見に行くぞ(遅)

TITLE: 先ほど宴から戻りました。
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ヴァレンタインは2月だということに、出かける前になってから気がついたおっちょこちょいのアーティチョークだった( ̄ェ ̄;)

TITLE: e.s.tいけなくてフラフラしています。
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アーティチョークさん、こんにちは,バレンタイン違いは凄いぜー。

TITLE: アルボラン海よりただいま。
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最中さん、お返事遅れてごめんなさいね。

ちょっと、、ぼけ、っとしてたのです。



>クルーズは1時間といわず、もっとゆっくりと遊んできて下さい。

うん、でも、小さな声で、、

私、苦手なの。。船酔いするのです。

湖を一周くらいなら、大丈夫ですけどね。



しかーーし、

私もアーティチョークさんの最初の書き込みには、、

焦った。

年々、ヴァレンタインデーなんてどうでも良いイヴェントになってきてますが。。。

今年は忘れちゃったの?私!!って、焦りました。



まだ、女は捨てられません。。はい。

TITLE: わぁ、、、
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アーティチョークさん。。。

ものは考えよう、、すげぇ、、、、準備万端では、、ないですか。(爆)



>すずっくさんもイチコロで良かった良かった(笑)

はい、蚊取り線香の煙で、、ぽとり、だっけ?あれです、あれ。



>5曲目の「Duende」っていうタイトルですが、ブログに書いたあとで辞書で調べたら「小悪魔」という意味があるようです。そういわれてみれば、そんな感じも。

小悪魔かぁ。。

なんか、魔術っぽい?、、悪い魔法にかけられたら、、こんな感じかしらん?

って、思ったんだけどねぇ。。

悪魔の子分ですかぁ。どうも、、バイキンマンが頭にうかんでる、、私。。



>今夜は新年会その2(女御のみの宴で殿方入室禁止のVIPルーム&カラオケ歌い放題付き)です。ヴァレンタインのチョコ、まだ買ってないから、出かけるついでに今から見に行くぞ(遅)

だから。。(早っ)!!

TITLE: だめ押し。
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最中さん、、

>アーティチョークさん、こんにちは,バレンタイン違いは凄いぜー。

私も、、いぢわるしちゃおう。。

ヴァレンタインは、二月だぜぇぇ~。

E.S.T残念でしたね。

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