Concert in the Garden/Maria Schneider Orchestra

マリア・シュナイダーは、ギル・エヴァンスの愛弟子でございます。
ギル・エヴァンスの音楽は、好きずきはべつとして、それなりの知名度あるきがするのですが、彼自身はいつもお金に困っていたらしいです。。。
周りにあつまってくるミュージシャンたちは、損得をまずおいておいて、彼の音楽に直接たずさわることができる幸せが報酬だったようですね。。
音楽の世界は音楽そのものが目指す世界とは別に「欲」の渦巻く世界でもあったりするのですが、、仙人みたいな、、感覚で自分の理想のサウンド追求した「音の魔術師」m(__)m古かった?ギルさまには、美しき音の探求者マリアシュナイダーとうい愛弟子が居て、大地にまかれた種が芽をだして、時を経ると沢山のものを吸収して栄養にして成長して、、そして、花が咲くように、、色鮮やかな素晴らしい花を咲かせていたのですね。
この色鮮やかで香り高き満開の花が「Concert in the Garden」と名付けられたアルバムです。
ギルさまのように厚みのあるサウンドだけれでも重苦しさがなく、天に鳴り響くようなスケールの大きなサウンド。しかし、あの繊細でクールなギルよりもっと、しなやかで、柔らかさがあり、しかも、大地に根を張るような見えない力強さも兼ね備える、、、
師匠のギルさまが特徴的な金管楽器の使い方で、聴く者に新鮮な響きを持ったのに対して、彼女のサウンドは木管楽器、アコーディオンやヴォイスなど極めて自然に近い音を素敵に使い、異国情緒もただよわせ、まるで、色鮮やかな羽衣をなびかせて天空で自在に舞う天女のイメージです。
三つのシーンから成り立つアルバムなのですが、どのシーンも華やかなのですが、なぜか郷愁をさそいます。。どの演奏も爽やかに、イマジネーションが広がる、美い世界でした。
現実のようでいて何処にも存在しない、、でも、どこかでみたような、あるいは夢の中でみたような、、
そんな情景が広がっているのでした。。
1,Concert in the Garden
Three Romances
2,part 1--Choro Dancado
3,part 2--Pas De Deu
4,part 3--Danca Ilusoria
5, Buleria, Solea Y Rumba
メンバー、、沢山!(^_^);m(__)m
と、このアルバム、基本的には彼女のHPから買うことになってます。
やり方がわからん!ってかたは、「ジャズ&オーディオ通信」のjazzaudiofanさんのHPに詳しく注文方法がでています。もちろん、レビューもすてきですから、「Peopletime
」なおきさんのレビューとあわせてご覧ください。
Jazz&Drummerさんも取り上げてたとおもうのですが、探せません。検索できませんでした。m(__)m
もしかすると、VENTO AZULさんのところで、以前は取り扱っていたかもしれないのですが、、これも探せませんでした。勘違いかもしれない。。
そう、、もう、、一年もたったのですね。。速いなぁ。。
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TITLE: さっそく
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TBさせていただきました♪
拙ブログに言及していただいてありがとうございますm(_ _)m
このアルバム、日本のレコード会社がArtistShareからライセンスを取得するなりして、日本でも広く聴かれるようになるといいなと思ってます。1万枚限定、というところにも意味はあると思うのですが。
投稿: jazzaudiofan | 2006年5月24日 (水) 19時07分
TITLE: ArtistShare
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この作品ではなくて、私が取り扱っていたのは2001年のライブ作品のほうなのですが、この作品を含めて今後の作品はすべて、ArtistShareからのリリースになるのだと思います。
AristShare自体はレーベル会社ではなくて、ミュージシャン作品の自主流通、活動を運営する共同体みたいなものなので、日本のレコード会社が契約すると言うことはまずありえないでしょう。
レコード会社を介することなくダイレクトに作品の流通、各地で行なわれるライブの音楽ファイルのダウンロード販売、新録にあたってのサポーター獲得などを趣旨としているからです。
このような、ミュージシャンが今後も増えていく傾向が強くなっています。
背景にはもちろん、金銭的な面(通常大手レーベルの場合CD1枚売れて受け取る金額は1~2ドル)もあるのでしょうが、一番の理由は発売スケジュールやプロデューサーの意向に縛られない自由な作品つくりが出来るという点でしょうね。
投稿: VENTO AZUL | 2006年5月25日 (木) 08時46分
TITLE: TB返し!
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させていただきました~。
すずっくさんも仰っているように、このアルバムについて書いたのが1年も前だなんてちょっと信じられないです。
今さらですが、時間が経つのは速いなあ・・・。
マリアのライヴをレヴューしたサイトをだいぶ前に拝見したことがあるのですが、あの「ハング・グライディング」もやったそうで、今度は新規のライヴアルバム出してくれないかなあと期待しています。
失礼します。
投稿: オラシオ | 2006年5月25日 (木) 10時12分
TITLE: ありがとうございました。
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jazzaudiofanさん
これをご縁にオラシオさんもごひいきに。
>拙ブログに言及していただいてありがとうございますm(_ _)m
いえ、ありがとうございました。
なんとなく、記事を書くタイミングいっしてしまいまして、
そのまま、一年もたっていました。。
頻繁に新譜がでる昨今ですが、いいもは時間を経ても残っていく、
って事なのでしょうね。。
>このアルバム、日本のレコード会社がArtistShareからライセンスを取得するなりして、日本でも広く聴かれるようになるといいなと思ってます。1万枚限定、というところにも意味はあると思うのですが。
今、、何枚なのでしょう。。(^_^);;
つうか、一万枚が、、どのくらいを意味するのか、、よくわかっていないすずっくであった。
やっぱ、凄い?
投稿: Suzuck | 2006年5月25日 (木) 17時39分
TITLE: ご丁寧に。。
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VENTO AZULさん
お忙しいの情報ありがとうございました。
>この作品ではなくて、私が取り扱っていたのは2001年のライブ作品のほうなのですが、この作品を含めて今後の作品はすべて、ArtistShareからのリリースになるのだと思います。
すみません、やはり、間違ってましたね。
しかも、過去形になってますね。お手数おかけいたしました。m(__)m
>AristShare自体はレーベル会社ではなくて、ミュージシャン作品の自主流通、活動を運営する共同体みたいなものなので、日本のレコード会社が契約すると言うことはまずありえないでしょう。
以前ご自身のブログでも、取り上げてらっしゃいましたよね。
友達に教えた記憶があります。
>新録にあたってのサポーター獲得などを趣旨としているからです。
あ、おもいだした!エグゼクティヴプロデューサー?だか、募集してましたね。
>このような、ミュージシャンが今後も増えていく傾向が強くなっています。
ネットの社会は便利なのですが、ネットを持たない人間は疎外されてしまってますよね。
つうか、、数にいれられてませんね。。
オーディオがあって、音楽を楽しむ人間はネットくらいはある、という発想かもしれませんね。
>一番の理由は発売スケジュールやプロデューサーの意向に縛られない自由な作品つくりが出来るという点でしょうね。
ミュージシャンのささやかな抵抗、ってことなのでしょうか。
でも、ジャズとか、、一部を除いて流通する枚数すくないですから、、主流になっていくかもしれませんね。。
どうも、ありがとうございました。
投稿: Suzuck | 2006年5月25日 (木) 17時43分
TITLE: 逆とらば、、ありがたくいただきました。
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オラシオさん
すいません、記事の中のリンクさきが、、変でしたね。
修正いたしました。m(__)m
jazzaudiofanさんもとらばされたようです。
よろしく♪
>今さらですが、時間が経つのは速いなあ・・・。
おまけに誤字もみつけました。早い、でなくて、、速い、ですね!
これも、なおしておきました。m(__)m
過去の記事読むと、顔から火がでるものが多くてこまります。
>今度は新規のライヴアルバム出してくれないかなあと期待しています。
トラバしようと、いろんな検索かけたのですが、、(オラシオさんも検索でさがしました。。)
そのとき、このアルバムって、なかなか人気あるって、思いました。
え?今更、何をいってるんだか。。m(__)m
新作ですか?
ファンはいつでも期待しちゃうものですよね。。
投稿: Suzuck | 2006年5月25日 (木) 17時47分
TITLE: TBさせて頂きました
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遅ればせながらTBさせて頂きました。
最近あんまりblogを整理してる時間が無いもので、TB頂いててお返しするのをすっかり忘れてました(>-<)
jazzaudiofanさんのところから良い連鎖が出来上がってますね。
投稿: なおき | 2006年5月28日 (日) 20時34分
TITLE: ありがとうございま~す。
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なおきさん
お忙しい中、、思い出してくださって、、
どうも、ありがとう~。
>遅ればせながらTBさせて頂きました。
いえいえ、ありがとうございます。
時間が無いと、トラバ一つするのも、大変なときもありますよね。
>jazzaudiofanさんのところから良い連鎖が出来上がってますね。
そうなのね~。
ひとりで、楽しんでいるのでもよかったのですが、こうやって輪が広がればそれこそ素敵ですよね。
今週はDenny Zeitlinでしたね。
私はデュオを持ってます。
凄すぎますわぁぁ。。
投稿: すずっく | 2006年5月29日 (月) 17時49分