Facing the Sun / Jacob Christoffersen Trio
今回は、ジャケットもシンプルだけどユーモア溢れるもので、好感がもてます。
CD自体も随分可愛くて、凝ってますが、何故か、裸で紙ジャケにぎゅう、って入ってるので出すときにジャケット破ってしまったぁ。。(-_-);
一枚聴き終わって、名盤とは言い難いですが、良いアルバムだとおもいました。
ラーシュメラーのバンドは、タブラが入って8ビート中心なのですが、これは、基本的には普通のピアノトリオで4ビート中心のアルバムです。奇をてらうこともあまり考えすぎることもなく、前向きに作り出してる意欲作で温度のある作品。
先鋭的でもないし、アブストラクトな感じもないので、こちらも構えずに楽しくきけちゃいます。で、50分弱、って録音時間いいですね。
現代北欧ピアノの王道?キース&エバンス的な叙情を追求する演奏もあれば、モーダルにキメキメ、アグッレシブに展開するナンバーもあり、気合いの入りすぎな面を少し我慢すると、これもアルバム的には変化つけると言う感じで良いのではないでしょうか?
ドラムソロがバッシバッシきけちゃったり、クリストファーセンがガンガン左手いれちゃったりした後は、お決まりのように美しいバラードで、歌心を披露してくれますから。(^_^);
全10曲のうち、2曲がコールポーターの有名曲で、後はJacob Christoffersenのオリジナルです。彼が有名なスタンダード弾くのはじめて聴くかも。
1曲目の明るく、ヤンソンなどからも聞こえてきそうなメロディを持つタイトル曲「Facing the Sun 」を聴いて何となく安心しました。太陽の暖かさをじんわりと感じられるような曲です。
ポーターの「Everything I Love」も「All of You」もテーマは綺麗に美しくこなし、メンバー互いの音楽に対する指標みたいな所で息のあった所を感じさせてくれます。
と、3曲目、7曲目はかなり、キメの入った、テンポも速いドスの効いた曲もはいります。低音を強いタッチで聴かせて、ベースやドラムもアグレッシブに絡んできます。
他の曲とかなり印象の違った、180度顔をあっちむけ、した感じの演奏。
メローディというより、互いに刺激しあったライブで演奏のような感じ。
こんな感じの変化球が、3,7,と入り、耽美系の北欧のピアノトリオと一線を引きたかったのかな。気合い入り過ぎだなぁ、、って感じもありますが、
その後に、アメとむち、、もう、信じられないような美しいバラードの演奏。
ドラムも繊細にブラシワーク中心。最後まで、一音一音、丁寧にメロディを大切にうたいあげます。
う~ん、確かに柔らかな流れは、がっつり、ストップしますよね。
お約束のようにでてくるバラード、4曲目「Remembering 」や8曲目「Homecoming」は、本当にうっとりするような穏やかなメロディで、、哀愁や人生の悲哀も多少含んだバラードで、、私のように泣き虫はもろに琴線を刺激されちゃいます。8曲目のベースのソロ、素敵ですよね。
中間の少しドラマティクな展開の「On the Horizon」や親しみやすいメロディで軽快な「Sing Song」も好きです。
最後も、ちょと、変わった拍子で、ダークな感じを印象づけておしまい。
これも、自己主張のひとつかな。
ベースはもちろん、ドラムもとても楽しめました。
1,Facing the Sun
2,Everything I Love
3,Fenster and Mcmanus
4,Remembering
5,On the Horizon
6,Sing Song
7,Apology
8,Homecoming
9,All of You
10,Transformation Game
Jacob Christoffersen(P)
Jesper Bodilsen(B)
Jonas Johansen(Ds)
アルバム買うときにいろんな「決め」の条件みたいなのがあるとおもうのですが、
私はこの人の場合は、ラーシュメーラーのバンドで気に入ってたのです。
有名でも無いとおもうし、他にももっと素晴らしいピアノもいるのでしょうけど、やっぱ、ご贔屓にしてる気になりますよね。
で、前回のリーダー作「Jazzxperience」なども聴いてるのですが、アグレッシブで元気は良いアルバムですが自分が抱いていたイメージとちょっと違っていました。サックスの影響がおおきかも。ちょっとがっかりだった。
でも、たまにかける検索で、新譜だすのは知ってました。
今回ベースはボディルセンということですし、そのうち手に入れよ~、なんて思ってましたら。。。
うむ~、電光石火のナリー&クリスさん達が、あれ~~、って、間に、まだ注文前からレビューしてました。これが、また、二人あわせて読むと超面白い!
ちなみに、STUNTらしく、ドラムもデンマークで~す。
実はリーダー7作もあるドラマーで100以上のアルバムに参加してま~す。ちなみにダニエルソン買いした、Please moveってのは、もう一つでしたぁ。。(^_^);
と、追加で、可愛いアルバムである証拠写真もつけてみましたぁ。
CD自体も随分可愛くて、凝ってますが、何故か、裸で紙ジャケにぎゅう、って入ってるので出すときにジャケット破ってしまったぁ。。(-_-);
一枚聴き終わって、名盤とは言い難いですが、良いアルバムだとおもいました。
ラーシュメラーのバンドは、タブラが入って8ビート中心なのですが、これは、基本的には普通のピアノトリオで4ビート中心のアルバムです。奇をてらうこともあまり考えすぎることもなく、前向きに作り出してる意欲作で温度のある作品。
先鋭的でもないし、アブストラクトな感じもないので、こちらも構えずに楽しくきけちゃいます。で、50分弱、って録音時間いいですね。
現代北欧ピアノの王道?キース&エバンス的な叙情を追求する演奏もあれば、モーダルにキメキメ、アグッレシブに展開するナンバーもあり、気合いの入りすぎな面を少し我慢すると、これもアルバム的には変化つけると言う感じで良いのではないでしょうか?
ドラムソロがバッシバッシきけちゃったり、クリストファーセンがガンガン左手いれちゃったりした後は、お決まりのように美しいバラードで、歌心を披露してくれますから。(^_^);
全10曲のうち、2曲がコールポーターの有名曲で、後はJacob Christoffersenのオリジナルです。彼が有名なスタンダード弾くのはじめて聴くかも。
1曲目の明るく、ヤンソンなどからも聞こえてきそうなメロディを持つタイトル曲「Facing the Sun 」を聴いて何となく安心しました。太陽の暖かさをじんわりと感じられるような曲です。
ポーターの「Everything I Love」も「All of You」もテーマは綺麗に美しくこなし、メンバー互いの音楽に対する指標みたいな所で息のあった所を感じさせてくれます。
と、3曲目、7曲目はかなり、キメの入った、テンポも速いドスの効いた曲もはいります。低音を強いタッチで聴かせて、ベースやドラムもアグレッシブに絡んできます。
他の曲とかなり印象の違った、180度顔をあっちむけ、した感じの演奏。
メローディというより、互いに刺激しあったライブで演奏のような感じ。
こんな感じの変化球が、3,7,と入り、耽美系の北欧のピアノトリオと一線を引きたかったのかな。気合い入り過ぎだなぁ、、って感じもありますが、
その後に、アメとむち、、もう、信じられないような美しいバラードの演奏。
ドラムも繊細にブラシワーク中心。最後まで、一音一音、丁寧にメロディを大切にうたいあげます。
う~ん、確かに柔らかな流れは、がっつり、ストップしますよね。
お約束のようにでてくるバラード、4曲目「Remembering 」や8曲目「Homecoming」は、本当にうっとりするような穏やかなメロディで、、哀愁や人生の悲哀も多少含んだバラードで、、私のように泣き虫はもろに琴線を刺激されちゃいます。8曲目のベースのソロ、素敵ですよね。
中間の少しドラマティクな展開の「On the Horizon」や親しみやすいメロディで軽快な「Sing Song」も好きです。
最後も、ちょと、変わった拍子で、ダークな感じを印象づけておしまい。
これも、自己主張のひとつかな。
ベースはもちろん、ドラムもとても楽しめました。
1,Facing the Sun
2,Everything I Love
3,Fenster and Mcmanus
4,Remembering
5,On the Horizon
6,Sing Song
7,Apology
8,Homecoming
9,All of You
10,Transformation Game
Jacob Christoffersen(P)
Jesper Bodilsen(B)
Jonas Johansen(Ds)
アルバム買うときにいろんな「決め」の条件みたいなのがあるとおもうのですが、
私はこの人の場合は、ラーシュメーラーのバンドで気に入ってたのです。
有名でも無いとおもうし、他にももっと素晴らしいピアノもいるのでしょうけど、やっぱ、ご贔屓にしてる気になりますよね。
で、前回のリーダー作「Jazzxperience」なども聴いてるのですが、アグレッシブで元気は良いアルバムですが自分が抱いていたイメージとちょっと違っていました。サックスの影響がおおきかも。ちょっとがっかりだった。
でも、たまにかける検索で、新譜だすのは知ってました。
今回ベースはボディルセンということですし、そのうち手に入れよ~、なんて思ってましたら。。。
うむ~、電光石火のナリー&クリスさん達が、あれ~~、って、間に、まだ注文前からレビューしてました。これが、また、二人あわせて読むと超面白い!
ちなみに、STUNTらしく、ドラムもデンマークで~す。
実はリーダー7作もあるドラマーで100以上のアルバムに参加してま~す。ちなみにダニエルソン買いした、Please moveってのは、もう一つでしたぁ。。(^_^);
と、追加で、可愛いアルバムである証拠写真もつけてみましたぁ。
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TITLE: これ以外と飽きませんね
SECRET: 0
PASS:
アナログ的でしかも異常にSPの前にドーンと出てくる好きな音質なのでけっこう聴いています。
その度にCDを取り出すのに苦労していますが(笑)
TBさせていただきます。
投稿: nary | 2006年1月18日 (水) 19時21分
TITLE: 追伸
SECRET: 0
PASS:
Jonas Johansenを調べてみたらリーダー作の「Move' Up!」を持ってました。
相変わらずの「名前覚えれない病」です (笑)
投稿: nary | 2006年1月18日 (水) 19時39分
TITLE: 時間も50分ですしね。
SECRET: 0
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naryさん
>アナログ的でしかも異常にSPの前にドーンと出てくる好きな音質なのでけっこう聴いています。
う~ん、普段聴いてるときって、ミニコンポなんです。
まじめにJBLのシステムのほうで聴いてみます。
>その度にCDを取り出すのに苦労していますが(笑)
最初に破ってしまいましたから、、後は、取り出し簡単!!(アホ)
Jonas Johansenね、きっと何か持ってるとおもったんですよね。
ナリーさん、沢山もってるんだもん。
とらばありがとうございました。
こちらからも、とらばしました。
投稿: すずっく | 2006年1月19日 (木) 11時27分
TITLE: 素直で聴き易い演奏ですね
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PASS:
秋葉の石丸で購入した6枚のCDの中の1枚です、素直で聴き易い演奏ですね、録音も良いし、大変気に入ってます、これから何度も繰り返してかけて聴くことになるでしょう。ただ一年後どうかな、思い出して聴きたくなるようでしたら、私にとっての名盤です。
投稿: nobo | 2006年4月 8日 (土) 14時19分
TITLE: 素直で聴き易い演奏ですね
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秋葉の石丸で購入した6枚のCDの中の1枚です、素直で聴き易い演奏ですね、録音も良いし、大変気に入ってます、これから何度も繰り返してかけて聴くことになるでしょう。ただ一年後どうかな、思い出して聴きたくなるようでしたら、私にとっての名盤です。
投稿: nobo | 2006年4月 8日 (土) 14時21分
TITLE: 楽しいですよね~♪
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noboさん
はじめまして。(でいいのですよね?)
かき込みありがとうございました。
お返事遅くなってごめんなさい。
>秋葉の石丸で購入した6枚のCDの中の1枚です、素直で聴き易い演奏ですね、録音も良いし、大変気に入ってます、これから何度も繰り返してかけて聴くことになるでしょう。ただ一年後どうかな、思い出して聴きたくなるようでしたら、私にとっての名盤です。
これ、ジャケットのイメージで随分「とんだ」ジャズ、って感じありますが、とても聞き易い、、つうか、、普通にかっこよくジャズしてますよね~。
普通って、、褒め言葉なんだけど、、(^_^);
天下のとまではいいませんが、私名盤にはなりますよね!
一年たっても聴くのでないでしょうかね?
私、二年くらい間あくこと、、よくありますけど。。(^_^);
と、、他、、5枚、、よかったら、教えてくださーーい。
投稿: すずっく | 2006年4月10日 (月) 17時28分