Jazz Piano で Christmas(2)
今日は「意外」と少ない?ピアノトリオでのクリスマスアルバムです。
クリスマスの曲は、「究極のスタンダード」って事などもあって、ピアノトリオだけのクリスマスって、意外と少ない。ピアニストにしても、誰もが知ってるスタンダードをピアノだけで聴かせるのは結構勇気もいるんでしょう。。?
それでも、お名前のわりと知られてるところから、、
Christmas Song / Kenny Drew
エレガントで、ソフトな「イメージも」持つハードバッパーケニードリュー。
日本の企画盤は、当時「ケンケンがくがく」って感じでしたが、今、聴くと何もそこまで毛嫌いしなくても、って感じです。時代、ってものもあるよね。
その一連の企画ものが、クリスマスを外すわけはない!
クリスマスアルバムがしっかり残っています。いいよぉ~♪
ベースがペデルセン、ドラムがアルヴィンクィーン。
クリスマス柄?ハードにアグレッシブなセッション、ってのは論外ですから、
そのへん、クールに、、でも、さりげなくテクニックとアレンジ盛り込んで、
超ハイセンスなクリスマスアルバムです。ピアノ演奏ききこんでも楽しいし、小さな音でBGMにしてもおしゃれだし、、お買い得な一枚でござる。21分、六曲ってのも「みなさま」には嬉しいかもね♪
Silent Night / European Jazz Trio
あぁだ、こうだぁ、言っても、透明感のあるサウンドは静寂なクリスマスのムードにぴったり♪European Jazz Trio が使命感?をもってお届けするクリスマスアルバムです。美しく、透明感ある演奏の中にも、控えめに込められた彼らからの叙情的なメッセージを感じることができたら、あなたは偏見の無いピアノ通でございま~す。なんちゃって!
ジャケットの美しい風景が大変素敵♪あ、この人達オランダの人達だったのね。
ピアノはKarel Boehleeです。
が、、
White Christmas / European Jazz Trio
実は。一昨年、一作目のクリスマスアルバムに、Marc van RoonのピアノでWhite Christmas、Have Yourself A Merry Little Christmasという、おいしい2曲を付け加えたアルバムがでていま~す。残念ながら持ってませーーん。
Christmas Songs / Eddie Higgins Trio
ヒギンズは、スィンギーでオーソッドクスなスタイルですが、アレンジも工夫されており、ジャズピアノファンにプレゼントしたら喜ばれそう・・演奏は、明るく、適度に華やか。
上品な彼のイメージを保ちつつも、内省的にならずに、みんなで楽しめる作品です。ベースが積極的にアプローチして、好演してます。
バラードプレイはロマンティックでいながら、ちゃんとスィングしていてピアノトリオのまるで見本的な演奏です。
全12曲、ヒギンズのピアノで楽しむクリスマス曲は、格別で~す。
奥様ダンブロッシオのジャケットの絵はとても素敵。(奥様とクリスマス作ってよぉ!)ジャケット開いた中も綺麗ですよ。これは、LPもでてます。
と、、なんと、なんと、、ここまで、すべて日本からリリースです。
って、日本人がピアノトリオ好き、って事?
ついでに言っておくと、、JazzCity、って日本のレーベルが出していた
JazzCityChristmas(vol.1,2)は、ピアノ満載です。ハーシュ、ダンコ、キューン、コープランド、、、等々、ちょと美味しすぎるクリスマスアルバムです。二枚目には、トムハレルが2曲参加してますです。でへ。
それじゃぁ、、と、、日本人のピアノトリオが出してるのを、一枚。
お美しい女性でございます。
My Little Christmas/Yoshiko Kishino
聴きやすく、柔らかなタッチ。ジャズを意識するというより厳か雰囲気を大事にしています。原曲を少しアレンジして、おしゃれっていうか、インテリジェンスをすごく感じる演奏です。
グリーンスリーブスとか、何気なくいきなりヒートアップするのですが、蒼く燃え上がる感じで、ジャージィというのとも少し違うかな。
最後のオリジナル曲では、彼女の「Merry Christmas to you. 」というメッセージがきけます。。
そう!!グルヴィィでは無いけど、「ピュア」、って言葉はぴったりかもしれないです。
ちょっと、飛んで、スウェーデンから。
これは、三曲ペットが参加してるのですが、基本的にはピアノトリオを楽しむ作品ってことで、、
Winter Wonderland / Claes Crona with guest Jan Allan
Claes Cronaは、少し前にスカンジナビアコネクションで、来日したことあるピアノです。北欧のピアノって、いうイメージは無く、熱くスィンギーなピアノです。
オーソドックスだけど、ノリノリで楽しめるジャズピアノですよね。
だから、安心して楽しいクリスマスがおくれま~す!
しかし、見事なゆれ具合なのですね。バラードの時のしっとり感もいい。
こういうときに、北欧のメロディアスさ、叙情豊かな感じたっぷり感じます。
ベースもドラムも、あまり有名でないけど?きっちりお仕事していて気持ちいいです。
ペットのジャンアレンは、自信に満ちた、しかし、暖かな演奏。
どうやら、ミュートようです。3曲で参加しています。
最後はソロピアノで終わる、アルバム構成も心憎い。
Let's Have A Merry Christmas / David Gazarov Trio

ピアニストはこのクリスマスで聴くのが初めて。
イタリアのクリスマス?って、売られてたそうですが、イタリア人では無いよね。
イタリアにすんでるのかな?
中身はこのかわいいサンタにだまされちゃいけない、かなりアグレッシブな演奏です。
静かにひいてる曲もありますが、モーダルでなかなか変わったアプローチだったりします。タッチも硬質だし、重厚な感じもする。
たまに・・クリスマス・・・忘れてる・・。
バラードだって、メリハリはっきりさせなくちゃ、嫌、って感じ。
クリスマスだって、ヴィヴィいっちゃってるピアノトリオである。
クリスマスだって、綺麗なピアノトリオなんかじゃ、我慢できないぞぉ、
って、人には超お勧めですね~♪
ベースのPaulo Cardoso、が、結構いけてました。
他に、
Christmas standards / Nicolas Hafner "Swisstet"
ソフトな感触のピアノだが、アレンジやリズムに工夫した、楽しい一枚。
Silent Night /Christoph Spendel
しっかりしたタッチの、リリカルなピアノです。饒舌な広がりのある演奏。
Have A Jazzy Christmas / Roy Budd
グルーヴィーでスリリング。流暢な?ピアノ。ドラマチックなクリスマス。
なんて、ところがたぶんヨーロピアンでしょう。。(^_^);
つうことで、意外とない北欧のジャズピアノトリオのクリスマスアルバムでした。
あ、、番外編?
White Christmas / Norio Maeda
ご存じ、前田憲男の清く正しいクリスマスアルバム!
と、、言うことで今日が終わった。。
クリスマスの曲は、「究極のスタンダード」って事などもあって、ピアノトリオだけのクリスマスって、意外と少ない。ピアニストにしても、誰もが知ってるスタンダードをピアノだけで聴かせるのは結構勇気もいるんでしょう。。?
それでも、お名前のわりと知られてるところから、、
Christmas Song / Kenny Drew

日本の企画盤は、当時「ケンケンがくがく」って感じでしたが、今、聴くと何もそこまで毛嫌いしなくても、って感じです。時代、ってものもあるよね。
その一連の企画ものが、クリスマスを外すわけはない!
クリスマスアルバムがしっかり残っています。いいよぉ~♪
ベースがペデルセン、ドラムがアルヴィンクィーン。
クリスマス柄?ハードにアグレッシブなセッション、ってのは論外ですから、
そのへん、クールに、、でも、さりげなくテクニックとアレンジ盛り込んで、
超ハイセンスなクリスマスアルバムです。ピアノ演奏ききこんでも楽しいし、小さな音でBGMにしてもおしゃれだし、、お買い得な一枚でござる。21分、六曲ってのも「みなさま」には嬉しいかもね♪
Silent Night / European Jazz Trio

ジャケットの美しい風景が大変素敵♪あ、この人達オランダの人達だったのね。
ピアノはKarel Boehleeです。
が、、
White Christmas / European Jazz Trio
実は。一昨年、一作目のクリスマスアルバムに、Marc van RoonのピアノでWhite Christmas、Have Yourself A Merry Little Christmasという、おいしい2曲を付け加えたアルバムがでていま~す。残念ながら持ってませーーん。
Christmas Songs / Eddie Higgins Trio

上品な彼のイメージを保ちつつも、内省的にならずに、みんなで楽しめる作品です。ベースが積極的にアプローチして、好演してます。
バラードプレイはロマンティックでいながら、ちゃんとスィングしていてピアノトリオのまるで見本的な演奏です。
全12曲、ヒギンズのピアノで楽しむクリスマス曲は、格別で~す。
奥様ダンブロッシオのジャケットの絵はとても素敵。(奥様とクリスマス作ってよぉ!)ジャケット開いた中も綺麗ですよ。これは、LPもでてます。
と、、なんと、なんと、、ここまで、すべて日本からリリースです。
って、日本人がピアノトリオ好き、って事?
ついでに言っておくと、、JazzCity、って日本のレーベルが出していた
JazzCityChristmas(vol.1,2)は、ピアノ満載です。ハーシュ、ダンコ、キューン、コープランド、、、等々、ちょと美味しすぎるクリスマスアルバムです。二枚目には、トムハレルが2曲参加してますです。でへ。
それじゃぁ、、と、、日本人のピアノトリオが出してるのを、一枚。
お美しい女性でございます。
My Little Christmas/Yoshiko Kishino

グリーンスリーブスとか、何気なくいきなりヒートアップするのですが、蒼く燃え上がる感じで、ジャージィというのとも少し違うかな。
最後のオリジナル曲では、彼女の「Merry Christmas to you. 」というメッセージがきけます。。
そう!!グルヴィィでは無いけど、「ピュア」、って言葉はぴったりかもしれないです。
ちょっと、飛んで、スウェーデンから。
これは、三曲ペットが参加してるのですが、基本的にはピアノトリオを楽しむ作品ってことで、、
Winter Wonderland / Claes Crona with guest Jan Allan

オーソドックスだけど、ノリノリで楽しめるジャズピアノですよね。
だから、安心して楽しいクリスマスがおくれま~す!
しかし、見事なゆれ具合なのですね。バラードの時のしっとり感もいい。
こういうときに、北欧のメロディアスさ、叙情豊かな感じたっぷり感じます。
ベースもドラムも、あまり有名でないけど?きっちりお仕事していて気持ちいいです。
ペットのジャンアレンは、自信に満ちた、しかし、暖かな演奏。
どうやら、ミュートようです。3曲で参加しています。
最後はソロピアノで終わる、アルバム構成も心憎い。
Let's Have A Merry Christmas / David Gazarov Trio

ピアニストはこのクリスマスで聴くのが初めて。
イタリアのクリスマス?って、売られてたそうですが、イタリア人では無いよね。
イタリアにすんでるのかな?
中身はこのかわいいサンタにだまされちゃいけない、かなりアグレッシブな演奏です。
静かにひいてる曲もありますが、モーダルでなかなか変わったアプローチだったりします。タッチも硬質だし、重厚な感じもする。
たまに・・クリスマス・・・忘れてる・・。
バラードだって、メリハリはっきりさせなくちゃ、嫌、って感じ。
クリスマスだって、ヴィヴィいっちゃってるピアノトリオである。
クリスマスだって、綺麗なピアノトリオなんかじゃ、我慢できないぞぉ、
って、人には超お勧めですね~♪
ベースのPaulo Cardoso、が、結構いけてました。
他に、
Christmas standards / Nicolas Hafner "Swisstet"
ソフトな感触のピアノだが、アレンジやリズムに工夫した、楽しい一枚。
Silent Night /Christoph Spendel
しっかりしたタッチの、リリカルなピアノです。饒舌な広がりのある演奏。
Have A Jazzy Christmas / Roy Budd
グルーヴィーでスリリング。流暢な?ピアノ。ドラマチックなクリスマス。
なんて、ところがたぶんヨーロピアンでしょう。。(^_^);
つうことで、意外とない北欧のジャズピアノトリオのクリスマスアルバムでした。
あ、、番外編?
White Christmas / Norio Maeda
ご存じ、前田憲男の清く正しいクリスマスアルバム!
と、、言うことで今日が終わった。。
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TITLE: もう一枚!
SECRET: 0
PASS:
凄い数のクリスマスアルバムですね~。
私が知っているピアノのクリスマスもの、やっぱりポーランドのAndrzej Jaogodzinski(アンジェイ・ヤゴヂンスキ)のその名もずばり『Christmas』でしょうね。
ガッツプロダクションでも取り扱ってたはずですが、今はどうなのかな・・・・。
ところで、お問い合わせのNOVI SINGERSのクリスマスもの、私も彼らの作品全部聴いたわけではないので分からないですね~。
とりあえずうちの方でお知らせしたアルバムはそうではありません。
役に立たないですみませんねえ・・・。
失礼します。
投稿: オラシオ | 2005年12月 8日 (木) 19時23分
TITLE: はぁ~。。。
SECRET: 0
PASS:
オラシオさん
なんか、ため息のでる朝。。
>凄い数のクリスマスアルバムですね~。
ううう、、まだまだ、、沢山あるんですけど、、(自慢してるんじゃんくて。。小さな小さな声でいってます)
この話はじめると、、みんなひいちゃうのわかってるんです。(9_9)
そいう意味で、結構、、寂しいクリスマスシーズンです。はい。
>私が知っているピアノのクリスマスもの、やっぱりポーランドのAndrzej Jaogodzinski(アンジェイ・ヤゴヂンスキ)のその名もずばり『Christmas』でしょうね。
と、、いいながら、、
わわ!欲しい!すごく、欲しい!!!
その人名前は知ってる、ミラバッシとアルバムでてますよね。
と、、アンジェイって、日本の太郎さんのようによくある名前なの?
>ガッツプロダクションでも取り扱ってたはずですが、今はどうなのかな・・・・。
検索したら、、日本では廃盤と。。。え!!!嫌だ。欲しい。
う~ん、ここなら、、買えるんだけど。。。(T_T)
http://www.polishmusic.ca/skok/cds/polskie/grupy/j/jagodzin/jagodzin.html" target="_blank">http://www.polishmusic.ca/skok/cds/polskie/grupy/j/jagodzin/jagodzin.html
>ところで、お問い合わせのNOVI SINGERSのクリスマスもの、私も彼らの作品全部聴いたわけではないので分からないですね~。
すいません。
言っていた本人にまだ確かめてないんです。M(__)M
投稿: Suzuck | 2005年12月 9日 (金) 09時05分
TITLE: 綴り間違えてましたね
SECRET: 0
PASS:
ヤゴヂンスキ、綴りがJagodzinskiなのにJaogodzinskiになってましたね。
>その人名前は知ってる、ミラバッシとアルバムでてますよね。
そうです、そうです。
澤野さんから出たあれです。
アルバム発売当初はデータは知ってたのにもう全然レア盤で、どうやったら手に入るんだ?と思っていたら嬉しい澤野発売。
ビックリしました。
>検索したら、、日本では廃盤と。。。
やはりそうですか。
ツボを押さえたいいトリオなんですけどね。
ずっと同じメンバーでやってますし。
しかしSKOKまでチェックされているとは凄いですね。
私もこのサイトで欲しいCDいっぱいあるんですが、カードを持ってないので買えません。
ここぞという時に代行輸入するしかありません。
実は、私もこのヤゴちゃんのクリスマスアルバム、今はMDでしか持ってないんですよ。
間違えて売っちゃったようなんです。
う~む、そうですか、廃盤ですか。
結構人気のアルバムだったので、それはないかなあと思って安心していたんですけど・・・。
また何か手に入りそうな情報があったらお知らせしますね。
失礼します。
投稿: オラシオ | 2005年12月 9日 (金) 20時00分
TITLE: 全然気づきませんでした。
SECRET: 0
PASS:
オラシオさん
>ヤゴヂンスキ、綴りがJagodzinskiなのにJaogodzinskiになってましたね。
あ、そうなの?
全然気づきませんでした。
今も、、、何処がちがうんだろう、、って、みつめちゃってますけど。(^_^);;
>澤野さんから出たあれです。
う~~ん、では、澤野さんでクリスマスも再発してくださらないかしら?
でも、ジャケットあのままがいいなぁ~♪
>ツボを押さえたいいトリオなんですけどね。
ますます、欲しくなった。
チェック、っていうか、、検索したらでてきたんだもん。
送料とか、、いろいろ考えちゃって、、とりあえず、そのままですけど。。
夢にでるほど、、欲しい。。
>間違えて売っちゃったようなんです。
うっそ!!!
私、それ、、捜す!!
中古で、あったら、それは私が先につばつけてるので、、、
誰も買わないように!
投稿: Suzuck | 2005年12月10日 (土) 12時22分