ジャズピアノでChristmas(3)
シックに?ピアノトリオもいいけど、(でも、シックなピアノばかりでなかったのだが。。)もうちょっと、なにか「華」がほしいな。
なんて気分の時もあるでしょうから、今日は、ピアノがリーダでカルティット、クインテット、シックステット(で、いいのでしたっけ?)なんてクリスマスアルバムいきます。
まずは、誰も一度は聴いたことあるピアノの大御所から。
An Oscar Peterson Christmas / Oscar Peterson
オスカーピータソンのクリスマスですねぇ。。ギター、フリューゲル、ビブラフォン入り、そして、華やかにストリングスが入る演奏。スィンギーなゆったりした演奏です。少し控えめな演奏もありますが、きらきら舞い上がるピーターソン節もきけるし、私はギターも楽しめるお得盤です。ホワイトクリスマス、なんて、みんなで、ほんとゆったりと演奏まわして、ピーターソンも凝ったことなにもせず、ストレートに歌い上げるだけなのですが、これが、ほのぼのいいのでありましたぁ。心の暖まる、一枚です。そう、フリューゲルもゆったりと、みんなで大きくスィングして、楽しいぞぉ。
同じテラークから、ヴィブラフォン入りで、
Christmas with George Shearing Quintet / George Shearing
ピアノ、ヴァイブ、ギター、ベース、ドラムスで繰り出される、 さわやかで、暖かくやさしく、そして都会的なシアリングサウンドを クリスマスヴァージョンでおたのしみください。
分かりやすい演奏、羽根ようにかろやかなタッチです。 でも、アレンジはひと味ちがう味付けがなされています。
たとえば、一曲目も、ラテンリズムではじまり、フォービートできめて・・そして、またラテンで楽しく終わる・・・
そんな原曲の雰囲気そのまま、でも、ちょっと違う・・・ その味付け具合が実に絶妙、おしゃれ!
ライナーは本人が一曲づつ、想い出や演奏の解説している丁寧なもの。 人柄がしのばれますね。
どの演奏も好きなのですが、 The Christmas WaltzとSnowfallは、特にお気に入り。 最後・・15曲目は「弾き語り」です。 人生をかたるような味わいのあるお歌です・・
短めな演奏時間で、つぎつぎと楽しい曲がたのしめる、 まるで雪が舞うスノードームを観るようなアルバム!
そう、テラークのまるで絵本のようなかわいいジャケットはもう二枚あります。 レイ・ブラウンとデイブ・ブルーベックね。
同じカルテェットでも、こちら、サックス入り。
一気に濃い感じになりますよね~(^_^);
Bebop Christmas / Niels Jorgen Steen Quintet
クリスマスもガッツでジャずる、っておもったらこれ。
しっかり力強いタッチのピアノに、押しの強いギター、
モダンなフレージング、でブロウするBob Rockwelのサックスで
熱いクリスマスの夜は間違い無し!
バッシバッシと決める、ハードバピッシュな一枚。
Bob Rockwellのサックスかっこいいです。ギターもいいな。
あまりにも、、クリスマス忘れてるかな?っておもってたら、
TheChristmas Songでは、しっとり気かせてくれた。いい音だなぁ・・
TheChristmas Song、ってサックスの名演多いですよ。
シーズン以外にかけちゃう、一枚なのであった。。
と、、ギターの入った、クインテットで、
Yuletide Swing / Oliver Jones
ピアノだけでなくて、グラビノーヴァも使って、ヴィブラフォン系の音作りなどもしてるサービスたっぷりのクリスマス。
のりのり、グルーヴィーな演奏が続きます。
ふと、浮かぶのは、、若き日のオスカーピーターソンですかねぇ。。。
こちらは、ピータソンのアルバムに比べると、ノンストップで走っている印象があります。全員で小気味よくスィングする中にも緩急つけて飽きさせない工夫です。
クインテットでも、次のアルバムはトランペット入り。
Jazz Christmas / Willie Pickens
クリスマス?って声が聞こえそうな、熱いあるばむです。 ピッケンは、ガンガン一直線に行くタイプですよね。
黒人としてもってるノリのよさで、一気に弾き倒す感じ。 豪快、明解、ストレートです。
アドリブに入るともう、ゴーイングマイウエイ!
ニコラス・ペイトンもストレートで力強い演奏です。マグニチュード8!
全曲、ピッケンと素晴らしいコラボレーションです。 アメリカ!、って感じのいちまいですよね。
熱い、熱い、どの演奏非常にホットな演奏! 非常にアグレッシブな演奏!
熱くて、ぶ厚いジャズのクリスマスアルバム。
しかし、Nicholas Paytonの音はふくよかで張りがあって、堂々としてますよね。
クリスマスアルバムとあなどって聴くと、 強烈なパンチにノックアウトされてしまう一枚でございます。
最後は、再びシックステット。
サックがハリーアレン、っていう、お買い得盤。
What Would Santa Say? / Mark Shanes X-mas All-Stars
最近のクリスマスアルバムは世相を反映してか?シックな感じのもの、おしゃれな感じのものが多いです。
昔のようにクリスマス=どんちゃん騒ぎ、ってなくなったものね。
これはどんちゃん騒ぎではないけど、とてもコミカルで楽しいアルバム。
スィングスタイルで、メンバー全員のりのり、ってクリスマスアルバム。
デキシー風あり、ブルースあり、サンバあり・・・
モノラルラジオから、がぁ~がぁ~、いいながら流れてきそうな、サウンドがなんとも楽しい!
しかも、ぴあの唄う!下手うまなピアノのお歌も、ホームパーティそのもの。
サンタのかっこした「お父さん」達のたのしそうな様子が目に浮かんじゃう一枚です。
知ってるメンバーはハリーアレンだけなのですが、(めずらしく、とても楽しそう!)適度な「はめの外し方」が暖かでユーモアたっぷりな楽しい作品です。
と、、いつまで、つづくんだろう。。。
まずい、、また、、なんだか、、文章が長くなってる、、(-_-);;
はぁ。。今日は、ここまでね。
なんて気分の時もあるでしょうから、今日は、ピアノがリーダでカルティット、クインテット、シックステット(で、いいのでしたっけ?)なんてクリスマスアルバムいきます。
まずは、誰も一度は聴いたことあるピアノの大御所から。
An Oscar Peterson Christmas / Oscar Peterson

同じテラークから、ヴィブラフォン入りで、
Christmas with George Shearing Quintet / George Shearing

分かりやすい演奏、羽根ようにかろやかなタッチです。 でも、アレンジはひと味ちがう味付けがなされています。
たとえば、一曲目も、ラテンリズムではじまり、フォービートできめて・・そして、またラテンで楽しく終わる・・・
そんな原曲の雰囲気そのまま、でも、ちょっと違う・・・ その味付け具合が実に絶妙、おしゃれ!
ライナーは本人が一曲づつ、想い出や演奏の解説している丁寧なもの。 人柄がしのばれますね。
どの演奏も好きなのですが、 The Christmas WaltzとSnowfallは、特にお気に入り。 最後・・15曲目は「弾き語り」です。 人生をかたるような味わいのあるお歌です・・
短めな演奏時間で、つぎつぎと楽しい曲がたのしめる、 まるで雪が舞うスノードームを観るようなアルバム!
そう、テラークのまるで絵本のようなかわいいジャケットはもう二枚あります。 レイ・ブラウンとデイブ・ブルーベックね。
同じカルテェットでも、こちら、サックス入り。
一気に濃い感じになりますよね~(^_^);
Bebop Christmas / Niels Jorgen Steen Quintet

しっかり力強いタッチのピアノに、押しの強いギター、
モダンなフレージング、でブロウするBob Rockwelのサックスで
熱いクリスマスの夜は間違い無し!
バッシバッシと決める、ハードバピッシュな一枚。
Bob Rockwellのサックスかっこいいです。ギターもいいな。
あまりにも、、クリスマス忘れてるかな?っておもってたら、
TheChristmas Songでは、しっとり気かせてくれた。いい音だなぁ・・
TheChristmas Song、ってサックスの名演多いですよ。
シーズン以外にかけちゃう、一枚なのであった。。
と、、ギターの入った、クインテットで、
Yuletide Swing / Oliver Jones

のりのり、グルーヴィーな演奏が続きます。
ふと、浮かぶのは、、若き日のオスカーピーターソンですかねぇ。。。
こちらは、ピータソンのアルバムに比べると、ノンストップで走っている印象があります。全員で小気味よくスィングする中にも緩急つけて飽きさせない工夫です。
クインテットでも、次のアルバムはトランペット入り。
Jazz Christmas / Willie Pickens

黒人としてもってるノリのよさで、一気に弾き倒す感じ。 豪快、明解、ストレートです。
アドリブに入るともう、ゴーイングマイウエイ!
ニコラス・ペイトンもストレートで力強い演奏です。マグニチュード8!
全曲、ピッケンと素晴らしいコラボレーションです。 アメリカ!、って感じのいちまいですよね。
熱い、熱い、どの演奏非常にホットな演奏! 非常にアグレッシブな演奏!
熱くて、ぶ厚いジャズのクリスマスアルバム。
しかし、Nicholas Paytonの音はふくよかで張りがあって、堂々としてますよね。
クリスマスアルバムとあなどって聴くと、 強烈なパンチにノックアウトされてしまう一枚でございます。
最後は、再びシックステット。
サックがハリーアレン、っていう、お買い得盤。
What Would Santa Say? / Mark Shanes X-mas All-Stars

昔のようにクリスマス=どんちゃん騒ぎ、ってなくなったものね。
これはどんちゃん騒ぎではないけど、とてもコミカルで楽しいアルバム。
スィングスタイルで、メンバー全員のりのり、ってクリスマスアルバム。
デキシー風あり、ブルースあり、サンバあり・・・
モノラルラジオから、がぁ~がぁ~、いいながら流れてきそうな、サウンドがなんとも楽しい!
しかも、ぴあの唄う!下手うまなピアノのお歌も、ホームパーティそのもの。
サンタのかっこした「お父さん」達のたのしそうな様子が目に浮かんじゃう一枚です。
知ってるメンバーはハリーアレンだけなのですが、(めずらしく、とても楽しそう!)適度な「はめの外し方」が暖かでユーモアたっぷりな楽しい作品です。
と、、いつまで、つづくんだろう。。。
まずい、、また、、なんだか、、文章が長くなってる、、(-_-);;
はぁ。。今日は、ここまでね。
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