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音楽で拡がる輪

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2005年10月

2005年10月29日 (土)

クリスマスにもの想う。

何も準備しないうちに、、私的クリスマスシーズンにいきなりシーズンに突入しちゃった。。
あと、2ヶ月しかない。。。あ、、汗ルウ。

今年のお初クリスマスはダイアナクラールのクリスマスソングだった。
ストレートにジャズ楽しんでるダイアナはかっこよかった。
合格。
が、アルバムの出来不出来でなくて、与えられてしかるべき情報として、
昔の録音も入ってる、って、言うのが、ジャケットの表にはしるされてなかった。

黒門町さんの言うとおり、2005年「作品」となってる。
後ろめたい事はないのだろうから、、
ちゃんとした主張と自信があって入れたのだろうから、、
きちんと、「明記」すればいいのに。
なんだか、だまされたような気分になる。。。
姉御肌だとおもってたのに。。。「せこい」、、ちょっと、残念です。
せこいのはレコード会社、って事?
アルバムはまた別の機会に紹介したいとおっもってます。

そう、基本的に、「ジャズ」のクリスマスアルバムを集めています。
他のジャンルも少しあるけど、このヘン決めてないと、収集つかなくなるので。
でも、毎年、ご縁関係で、ジャズでないクリスマスアルバムも仕入れます。
今年は、いろいろ検索っしたり、過去の情報掘り起こしたりして、
Dzisiaj z Betleyem/Anna Maria Jopek
これに、決定!
そうです、パットメセニーをその気にさせたポーランドの歌姫のクリスマスアルバムです。
1999年の作品で、内容はポーランドのトラッド?中心らしいのですが、
今回、ポーランド語はオラシオさんに聴けばいいので安心して仕入れられます。
前に、教えて貰ったときは、ジャケットの怖さにひきましたが。。。
ん年まえより、、安くなってたし。。。迷わずカートにホン投げました!
新譜もでてる彼女なのですが、、やっぱ、今回のご注文は!これです!!!
わ~い、楽しみで~す。ばっち、こぉ~~~い。え?お下品??

戯言がつづき、大変もしわけない。。。せめて、、
今日はこれを付けますです。


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。



Dubai/Billy Drummond

ワシントンズとドラ「エ」モンずの「それぞれの私の好きなほう」が、一緒にきけて、とりつかれたテナーが二本暴れてるけど、、う~ん、って作品かなぁ。。。(^_^);;



2005年10月28日 (金)

「生」マーティンテイラー(Martin Taylor)を聴こう!

マーティンテイラーは、以前私がどっぷりはまっていた、スコットランドのジャズギター屋さんです。
以前に渡辺香津美のアルバムを紹介したときに、香津美がマーティンテイラーとデュオでライブをする事を知りました。

10/29(土)東京のすみだトリフォニーホールで、17時からです。

もちろん、私は行くことができなくて、涙なのですが、
(彼のギタースタイルが好き嫌いは別として、マーティンテイラーのギターテクニックは唖然とします!)
今週は忙しくて、メールをちゃんと見ることもしてなかったのですが。。。

今朝、お得チケットにこのコンサートが登録されてることを発見!!
3000円です。
絶対、聴いて、観て、ソンはないと思う。
彼のアルバムどのアルバム聴いても、ライブ録音でも、常に高水準の出来なのです。
香津美とデュオというのを見たとき、内心、、
「香津美、がんばれ、、」
と、不安になったくらいテクニックでは、上をいくとおもうギターなのです。
もちろん、演奏というものはテクニックだけ成り立つものではないので、ジャズギターでマーティンテイラーが上とはいえないとおもうのですけどね。

と、、当日受け渡しのお得チケットもあるみたいなので、、
もしも、3000円持っていて、時間があいてる人。。。
どうでしょう?
誰か行って、感想きかせてよぉぉぉ!!!!!!(これが本心でした)

ついでに、、マーティンテイラーの特集がありました。

おっ、私は音がでませんが、演奏がちょっとみれます。

(あ、顔はいいから、手元をうつせ。)
(あ、遠景はいいから、もっとアップに。。。)
(58秒、、、う~~ん、ケチ。。。。)
しかし、、、なんで、愛の賛歌なんかしら?

文書中に不適切な言葉があったら、深くお詫びします。m(__)m
なんだか、ブログを放棄してましたが、ばたばたも一山すみまして、、
少し時間がとれるかな、、と、おもっているのですが、、、
頭が空っぽ状態なのです。。。
しばらく、戯言にお付き合いくださいませ。。M(__)M



2005年10月24日 (月)

シャーリーホーン

週末JAZZのページのVENTO AZULさんも書いていらさいましたが、
私も新聞で彼女が亡くなったことをしりました。
糖尿病で、足を切断されて車椅子の生活だったそうです。
新譜、最近まででていたようなきがしてました。。。
逆境にめげずに、頑張っていたのでしょうか?
私、、好きなボーカル少ない中で、、
彼女はお気に入りのアルバムがありましたので、残念です。

ご冥福をお祈のりいたします。



2005年10月21日 (金)

Have Yourself A Merry Little Christmas/Diana Krall

人気女性ジャズボーカルで、コステロの奥様、ダイアナクラールの新譜はクリスマスアルバムのようです・・・
Christmas Songs/Diana Krall
曲目とか、メンバーとか見てると、サウンド的にはなんとなく、きこえてきそうなものがありますが、やはり、クリスマスファンとしたら楽しみです。
去年は、Christmas Time Is Here/Dianne Reevesが、女性ヴォーカルのクリスマスアルバムではとて良くできてるとおもいましたが、今年もとりあえず楽しみなアルバムがリリースされる。
はぁ、すでに、、予約しちゃったです。

と、、朝からかけてるのは、「前世紀」にでてるダイアナクラールのミニクリスマスアルバム。日本盤です。(おまけが入ってるのでこっちにした記憶あり、、、)
最初の3曲はクリスマスアルバムの為の録音で、Johnny Mandelの指揮するオーケストラをバックにクリスマスソングをうたっています。
後半3曲は日本のアルバムだけ付け加えてるみたいですね。
他のアルバムから、このアルバムの雰囲気に合う曲をセレクトしたようです。

余分な力のぬけたダイアナヴォイスで、クリスマスソングを楽しめます。
気怠さの中にも上品な艶を感じる彼女の唄い方で・・・
ハートウォームなんだけど・・少しクールな、大人の為のクリスマスアルバムでしょうか?(わけわからんですね)

1曲目、Have Yourself~、恋人に問いかけるように静かに、ゆったりと・・・心揺れる。優しくピアノも弾きながら。。。彼女、ピアノもうまいです。大好きなラッセルマローンのギターも本当に気持ちいい。途中から入るオーケストレーションが静かにクリスマスムードを盛り上げる。過度な彩色にならないので、しっとりした雰囲気をたもったままムードがたかまります。
2曲目、Christmas Time Is Here、私の大好きな曲です。う~~ん、絶品!
ダイアナはもちろんですが、ギター泣かせますよ。すごく、素敵♪
クリスマスの街のざわめきを残しながら、幸せな気分をそっと運んできてくれる。
ラッセルマローンのギターに乗って、ダイアナクラアールは最後まで、ふんわりとした初雪のようなボーカルを聴かせてくれます。ここでは、ピアノは弾かず、ラッセルマローンと織りなす美しいヴァージョン。。
クリスマス録音としては、最後曲は、Jingle Bells !
ものすごく、ジャージィ!で、ちょっと、熱い演奏。ほんと、かっこいいです。
ダイアナのスライドピアノも決まって、やっぱ、ジャズだべ。いぇ~ぃ♪
残りの3曲も大変宜しい!

1. Have Yourself a Merry Little Christmas
2. Christmas Time Is Here
3. Jingle Bells
4. And I Love Him
5. Dreamsville
6. Soldier in the Rain

Diana Krall - Piano, Vocals
#1,2,3
Johnny Mandel - Conductor, Orchestral Arrangements
#1,2,4,
Russell Malone - Guitar
#1
Ben Wolfe - Bass
#1
Jeff Hamilton - Drums
#4
Christian McBride - Bass
#4
Lewis Nash - Drums
#5,6
Dave Grusin - Piano
#5,6
John Patitucci - Bass
#5,6
Harvey Mason, Sr. - Drums

今年は、クリスマスアルバム一枚も買わずに終わるかも。。。
って、思っていたのでしたが、やっぱ、無理でしたね。
クリスマス聴き始めると、友達無くしそうで・・・恐いのですけど・・・
ちょっと、エンジンかかってしまったきがします。(^_^)
ますます・・・孤独な旅がはじまりそうな・・・予感・・・(T_T)


2005年10月20日 (木)

Quasimodo/Pietro Condorelli

Pietro Condorelliは、イタリアのギターリストです。
私は、たぶん、Sonora Art Quartetっていうバンドで聴いたのが最初だとおもいます。このアルバムは彼のリーダー、2作目で、2000年の録音ですから、もう、五年近くもたってますが、私のお気に入り盤です。

基本的には、コンテポラリーなギターで、結構、不思議モードのアルバムもあるのですが、これは、Fabrizio Bosso を迎え、全員一丸となって突進モードのアルバムです。難解さは全くない。普通にジャズの好きな人にたのしんで貰えるとおもってひっぱしだしました。(もったいないけど。。)
他のアルバムに、ジョーパス、ジムホール、ウェス、、、その他、、にささげる、と書いてありましたが、特定のスタイルを目指してるわけではなく、自分自身を大事にしてるギタリストです。(あ、みんなそうだね)

2曲Quasimodo (Charlie Parker)と Butterfly (Filippo Dallio) をのぞいて、彼のオリジナルです。
1曲目から、躍動感あふれる全力疾走でとばします。各自のソロをまじえながら、全員で息のあった演奏。コンドレッリは、よどみなく湧き上がるフレーズを次々に弾き、快走。ピアノも、アグレッシブに呼応して、ハイテンションな幕あけです。
もちろん、ボッソもいきなり全開で、火花もでそうな演奏です。
2曲目タイトルそのままの静かなバラード。暗闇に静かに漂うようなボッソのフリューゲルが美しい。夜風に吹かれる羽衣のよう。
コンドレッリのソロも内省的に柔らかな感情表現で、静かにでもよどみなく流れていきます。
この後アルバムは、静と動、光と影、のように緩急ついた選曲、演奏がつづき、どの曲でもコンドレッリのインテリジェンスにあふれるギターと、ボッソのまばゆいばかりの演奏、Francesco Nastroを始め、リズム陣の素晴らしいサポートで、最後まで手に汗握りながらたのしめます。
そう、ピアノもベースもドラムも、完璧にコンドレッリの目指すところ理解してます。特にピアノかな。。

ボッソもですが、コンドレッリのアドリブもほんと、はじまったらとまらない、、なんの躊躇もなく、次々とフレーズがでてきて、もう、最高なのですけど。。
そう、アレンジもなかなか凝っていて、かっこいいです。
オリジナルも楽しかったけど、Quasimodoと Butterflyが印象的でした。

1. No Bluers (Ultras)
2. Evening Prayer
3. Tribute To An Unknown Hero
4. Epcode
5. Butterfly
6. The "B" Song
7. Istruzioni Per L'ufo
8. Quasimodo
9. Fat Again

Pietro Condorelli (G)
Fabrizio Bosso (Tp, Flh)
Francesco Nastro (P)
Pierto Ciancaglini (B)
Pietro Iodice (Ds)

コンドレッリ、新作は二年前の録音ですが、4管のようです。
ふぇ~、どんなんだろう、、、
また、どど~んと、ハートを直撃かもしれない。。。


2005年10月19日 (水)

Les Amants/Enrico Pieranunzi & String Quartet

イタリアのEGEAという会社は、徹底した哲学をもっていて、次々とリリースされる作品にその美意識がしみついてる。地中海的、室内楽嗜好、と、書くとなんだかわけわからないようなのだが、聴けばわりと、簡単に目指すイメージがつかめ、どの作品もそこからあまりはずれることは無いようなきがする。

個性的なジャズの奏者から徹底して「脂抜き(アメリカ抜き)」をして、すっきりしたところで、ジャズの枠を越えた音楽を演奏させる。
確かな技術をもったクラシックの奏者達と共演させたり、民族楽器を持ってきたり、デュエットやトリオでも、楽器の組み合わせが珍しかったり、曲がクラシック風であったり、、、平たく、誤解を恐れず書いちゃうと、、
いわゆるジャズとしてまかり通ってる常識でないところを、一生懸命さがしてきて?題材にしてる、って感じです。言葉は乱暴だけど、これによっていろいろと面白い効果がアルバムにあらわれてるのだから、ファンも多い。

内省的で、美しい音楽がおおいけど、ジャズよりのものもあれば、このアルバムのようにクラシックよりであろうものも多いです。
ヨーロッパ流、エレガントなジャズ、とでもいうと、敬遠されそうだが、美しいものへのこだわりは凄いのです。

ジャケットも黒を基調に縦長の窓から、何時も不思議な絵が覗く、きまった構図が多いです。私のように感性の鈍いヤツには、、同じようにみえたりもしちゃったりする。
ぐたぐたいってますが、ここのレーベル、私は好きな作品や興味がある作品がおおいのです。即興性も高いものあれば、低いものもあり、趣味にあったものを見つけることができれば、とても楽しめる。外すと、、痛い。(^_^);
まとめて聴くというより、日常生活でそのアルバムにあった場面で独り悦に入って聴く、って感じです。

今日は、薄曇り。庭の小さなブナの木を仰ぐと、黄色と茶色に変わった葉っぱが淋しそうに風にゆれてました。で、このアルバムが登場したわけです。

ここで、リーダーはイタリアの人気のピアニストエンリコピエラヌンツ。
もともと、きっちり、かっちり、クラシック的な要素も多い彼の采配で、弦楽四重奏と共演しています。曲はすべて彼のオリジナルで、もう一つもってるEGEAのRacconti mediterraneiのアルバムでも演奏してる4曲をはじめ、哀愁のある優美な曲がつづきます。ストリングスはきっちり計算され、構成されたアレンジの中で優雅に雰囲気を盛り上げ、ピエラヌンツのピアノがうっとりするようなメロディを奏でるなか、ジュリアーニが艶っぽい音で臨場感と変化を、そしてマークジョンソンがジャズとしての安定感と叙情を加えて、見事に華開く、、といった感じの流れです。
タイトル曲のようにアグレッシブな展開がある場面もあるのですが、ピエラヌンツ風クラシック物語、、と、いった感じなのでしょうか。
哀愁有るメロディばかりなので、ジュリアーニもマークジョンソンも泣けるような叙情豊かなソロを随所で展開してくれます。

秋にもの想う人に。

1 Canto nascosto
2 Canto del mare
3 The kingdom (where nobody dies)
4 Les Amants
5 Canzone di Nausicaa
6 Where I never was
7 The flower

Enrico Pieranunzi (P)
Marc Johnson (B)
Rosario Giuliani (Asax)

Gabriele Pieranunzi (vlin)
Alessandro Cervo (vlin)
Francesco Fiore (viola)
Daniela Petracchi (cello)
#2
Angelo Cicillini (viola)



2005年10月18日 (火)

月にもの想う。

昨夜は満月でしたね。
ムーンチャイルドって、キングクリムゾンの曲好き。
でも、キングクリムゾンの静かな曲で一番好きなのが、、
ケイデンスとカスケイド、って、曲、、
キングクリムゾンの二枚目のアルバムにはいってます。
アルバムはファンには評判よろしくない。
でも、メルコリンズのフルートが泣かせるこの曲は、私は大好き。
風に語りて、って、名曲も好きだけど、これだって、秋にあうぞぉ。。
って、ふと思ったりしていたのでした。

リンクしていただいているオラシオさんのオラシオ主催万国音楽博覧会では、一周年を迎えてますます充実した面白い企画が進行中です。
泣く子も黙る真摯なトランペッター「Tomasz Stankoへのメッセージ募集」とか、「フェイヴァリットアーティストアンケート」とか、ジャズファンならちょっとうずうずするツボを刺激しております。
ここに遊びにいらしてるみなさんも、何かのご縁ですから、参加してみてはいかがですか?
私?思案中です。だって、まとまりきらないんだもん。あたま、わりぃですから。



今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Enchanted Moments/ Ulf Wakenius

日本でも有名人になってきたウルフワケニウスのアコースティックギターのアルバム。北欧好きの合い言葉みたい。アルバムは最初から終わりまで静か時間が流れてます。
私は眠くならないよ~。(^_^)なんちゃって♪


2005年10月15日 (土)

Organ Grooves / Vito Di Modugno

2年?くらい前に、毎日はまっていたアルバム。
イタリアンによる、ファンキーなオルガンジャズ!
ファンキー&グルーヴィは保証しますが、
・・・どっぷりコテコテでないのですねぇ。
アメリカにだって、白人のオルガニストは沢山いますが、
これは、文化の違いとしか、いいようがないのかもしれません。
リーダーがブルーノートを非常に意識してるのは、
選曲やジャケットから伝わってきます。
つうことで、コピペしてきた、作曲者のこしておきますです。

ここで、注目はペットのボッソでしょう!
リーダー作等より、ハードにブロウして、すべての演奏でハイテンション!
とにかく、あきれるほどかっこいい!すさまじい!
もともと、ギターのジッベリーニがからんでいたので探し出したアルバムです。
当然彼の演奏も◎。実に的確なサポート、ソロでほれぼれします。上手い!
リーダーまた出さないかなぁ。
フェニーメンってえ、素敵なアルバムがおきにいりです。

おまけに、余興のように参加してる、
父(たぶん)のアコーディオンも素晴らしい。
う~ん、こういうセンスが身体に自然にはいってるので、
ダンディで、スマートな印象になるのかも。

心からうきうき楽しくなってくる、真冬の必需品。
・・・汗かきながらの真夏ももちろんお奨め!
花咲く春にも、
そして、人肌恋しい、秋にもぴったり♪

調子にのりすぎ。。

1 Backup (Larry Young)
2 Bernie's tune (Bernie Miller)
3 The Cat (Lalo Schifrin)
4 ESP (Duke Pearson)
5 Tres jolie (Vito Di Modugno)
6 Bye bye Blackbird (Ray Henderson)
7 Red mood (Vito Di Modugno)
8 Nick waltz (Vito Di Modugno)
9 Les grelots (Eddy Louiss)
10 I mean you (Thelonious Monk)
11 Don't get around much anymore (Duke Ellington)
12 Little Frank (Vito Di Modugno)
13 Out of the night (Joe Henderson)

Vito Di Modugno - Hammond Organ
Sandro Gibellini - G
Massimo Manzi - Ds
Stefano D'Anna - Ts
Fabrizio Bosso - Tp
#3,9
Pino Di Modugno - accordion 




2005年10月14日 (金)

とっても、驚いたこと。

用事ででかけて、帰りに買い物に某、、ハトのマークのスーパーによったら。。
な・・・なんとぉぉ、、、
すでに、おせちの予約が始まってる!!
あぁ、、師走近い。
ヤンソンのライブも近い。。。。。??

今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Canzoni/Aldo Romano
Paolo Fresu、Furio di Castriがいる、おきにいり盤である。
ピアノはFranco D'Andrea。。。
と、ここまで、昨日同じ。
週末JAZZのページのVENTO AZULさんんが、ちょっと、このアルバムの事をふれていたし、エマさんもフレズを褒めてくれていたから、迷わず選択。
ストレートにイタリアンソングを唄いまくる、フレズが素敵♪


2005年10月13日 (木)

ジャズライブに行きたい。。。

行けばいいじゃん、っていわれそうだけど、行けない。
明日のキースのソロだって、ちゃんとチケットはとった。
でも、行けない。
大好きなアンダーシュパーソンが来日してる。
Lina Nybergという、女性歌手と一緒に。
ベースの森さんが、エヴァンスとモニカのようだ、と書いていた。。。
たとえ、そうで、、なくても、アンダーシュパーソンを、聴きたい。
来週金曜日、地元にくる。
でも、行けない。
あの、ベトカレッティだって、くる。
Beto Caletti、、、ディズニーランドのそばで演奏だ。。
もちろん、行けない。

ライブに行きたい。
ジャズライブに行きたい。
好きなミュージシャン達のライブに、行きたいな。


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Ritual/Aldo Romano
Paolo Fresu、Furio di Castriがいる、おきにいり盤である。
ピアノはFranco D'Andrea。。。「このグループにいるとき」は、なんだか、凄く好き。
甘さ満載なんだけど、まるで電気くらげにさされたように「痺れる」
さされたことないけどさ。



2005年10月12日 (水)

Thelonious Monk Quartet with John Coltrane - At Carnegie Hall

やっと、来ました。アメリカ国立図書館のお宝!
評判はすでに、リンク先、他、あちこちで聞いてるのですが、、
そこは、それ、やはり、トレイにのせるまで、自分の感動にはなりませんから。

海を越えて、50年の時を越えて、私のところに遙々きてくれたモンクとコルトレーンの演奏。。。
CDプレイヤーのボタンを押すと、拍手の音、、、
もの凄く、ホットする。録音がいいのですよ。
ライブのノリでなくて、コンサートホールの控えめな拍手なのですが、
信頼する友達の話だと、当日のお客さまは、着飾った紳士淑女だそすですから、上品な拍手も、幕開けにぴったり、緊張感も含めて当日が再演されます。

録音は、EARY SHOW と、LATE SHOWに別れていて、1957年11/29のカーネギーホールを丸ごと聴くことができます。何故か、最後のEpistrophyだけ、モンクのピアノがはじまり、客席の拍手とともにフェイドアウトされちゃうのですが(涙)、
後は、ライブの流れがそのまんま、録音されてるようです。

この時期はコルトレーンはマイルスに首にされ(麻薬)、モンクのところで再生をかけていたわけで、再びマイルスと演奏するまでの僅かな時期ではあるのですが、コルトレーン自身が言ってるように、非常に自身に重要な時期であり、それを物語るような素晴らしい演奏です。

一聴して、モンクとわかる独特の空間と間と音の組み合わせを持つソロ、そして、聴きようによってはフロントを無視したようなちょっと反抗的なバッキング、コルトレーンのふてぶてしいまでに、ゆったり構えた態度(う~ん、その自信は何処から!!)、そして、使えるものはなんでもつかう、シーツオブサウンドでの追撃。
文字で書くと、どうやってもあいそうにない個性ですが、見事に、スリリングな演奏を聴かせてくれてます。不思議ばんざ~い。

1曲目、緊張気味に始まるモンクのピアノのあと、静かにゆったりと緊張の中にも、意外と余裕のコルトレーンが登場。。。Monk's Moodでございます。
拍手が終わるまもなく、Evidenceの演奏がはじまる。
いかにも、モンク(モンクの曲はみんなそうだけど)といった、始まりで、コルトレーンのシーツオブサウンドが、爆走する2曲目。でも、ここで驚いたり、涙ぐんだりしちゃぁ。。。あかんのです。
どんどん、素晴らしい事、凄い事になっていく幕開けの一つなのです。
3曲目も終わり、4曲目あたりになると、モンクもコルトレーンもこの年、ファイブスポットで連続出演して切磋琢磨してきてる阿吽の呼吸も高まってきて、私的には、もう、どうにでもしてくださいっ!!、状態です。

後半、6曲目、Bye-Yaは、大好きな曲。テーマひとしきり吹くと、あとはコルトレーンとまりません!50年近く前の演奏とは思えず、この年初めてリーダー作を出したコルトレーンの快進撃です。つづく、モンクも不可思議満載!あの演奏にこれで立ち向かえるモンクは偉いとしか言いようがない。逆も!
そして、このアルバム唯一、モンクの曲では無い7曲目のSweet and Lovely!これが、また、ヘン!(もちろん、褒め言葉)
モンクが独特のモンク流Sweet and Lovelyにしあげてしまった後は、渡されたバトンを、コルトレーンは一気に自分のシーツオブサウンドの世界で疾走しまくる。とまりませ~ん。かっこよし!次から次に溢れてくるフレーズをいきなり、ストップさせて、ここから、再びモンク不可思議モード!
これじゃ、スタンダードというより、モンクのオリジナルのようです。
そして、おなじみBlue Monkでも、彼らの絶好調はつづきます。
つうか、もう、とまりません。モンク、ひゅるひゅる?うたってます。(決して唸ってるのでは無い)
終演は、この日2度目のEpistrophyです。残念ながら、客席の拍手とともにフェイドアウトされちゃうのですが、この51分35秒、、本当にあっとうまにおわってしまいます。
う~ん、フェイドアウトされた九曲目もなかなか楽しいのです。残念!!

アメリカ国立図書館が、大事に50年間も保存してくださっていたカーネギー・ホールでのライヴ盤は、凄いです!感謝いたしますです。
既に故人になってしまった、両雄の演奏が、普通にブルーノートレベールから、、新譜ででるなんて。。。ほんと、世の中面白い。

1.Monk's Mood
2.Evidence
3.Crepuscule with Nellie
4.Nutty
5.Epistrophy
6.Bye-Ya
7.Sweet and Lovely
8.Blue Monk
9.Epistrophy (Incomplete)

Thelonious Monk (P)
John Coltrane (Ts)
Ahmed Abdul-Malik (B)
Shadow Wilson (Ds)

ええと、一応、追記。
猫麻呂さん情報によると、日本版は、CCCDに似た、セキュアCD。
輸入盤でも、正規に輸入されたものはCCCD。
私のように、海の向こうから、仕入れた米国版BNは、CDなんだそうです。
なんつうか、めんどくさいね。


2005年10月11日 (火)

Joao Voz E Violao/Joao Gilberto

 

Joao_voz_e_violao

落ち着かなかった休みがあけ、優しい音につつまれたいとおもって探し出してきました。

絶対ジャズ、ってテーマ選択は間違いなのですが。。。m(__)m
ボサノヴァの神様、ジョアンジルベルトのJoao Voz E Violao、邦題、声とギターです。まぁ、そのまんまですね。

ジョアンが自ら、カエターノにプロディースを頼み、その結果、このジョアンたった独りの弾き語り意外のなにものもプラスされてない、内省的でいながら、聴く者の心を解放してくれる素晴らしいアルバムができあがりです。

三十分ちょっとのこのギターの弾き語りのアルバムは、ジョアンの素晴らしいギターのテクニックや心安らぐ声の魅力が、たっぷりつまっていて、
何処をどう切っても、ジョアン以外のなにものでも無いアルバム。

10曲中、2曲がカエターノの、、、と、、、書きつつ、、、、
誰の曲であっても、ジョアンのボサノヴァ以外のなにものでも無いと、
つくづく思う。。。

人の人生ははかない。
ボサノヴァを奏でるギターも実にはかない。
そして、それを唄う声も、まるで空気が震えてるようで、実にはかない。
でも、そんなはかなさが、こんな大きな至福の時をあたえてくれる。
夏の午後もいいけど、秋の風にふかれながら聴くのも人として生まれた幸せ。
ジョアンを知る者の幸せ。
幸せをわけましょう。。。
Desde Que O Samba Sambaから、Chega de Saudadeまで幸せかみしめましょう。

1.Desde Que O Samba Samba
2.Voce Vai Ver
3.Eclipse
4.Nao Vou Pra Casa
5.Desafinado
6.Eu Vim da Bahia
7.Coracao Vagabundo
8.Cor Do Pecado
9.Segredo
10.Chega de Saudade

Joao Gilberto(Vo,G)




2005年10月 8日 (土)

Still / Ivan Paduart 3 + Rick Margitza

フランスのムタン兄弟の新作にRick Margitza がいました。
欲しいな。
Rick Margitzaは、追いかけしてるワケではないけど、好きなんですね♪
最近のテナーは、超テクニシャンで、かなりかっこいいけど、そういう意味からするとなんつうか、地味目かもしれない。
でも、彼のバラードプレイと曲は、私は凄く好き。
ほんと、いつもエモショーナルなんだけど、重すぎず、メロディアスでロマンティックなフレーズで泣かせてくれるのです。

このアルバムは、ベルギーの最近躍進中のピアニスト、イヴァン・パドゥアー?のトリオに全面参加、って感じですが、彼のオリジナルも3曲取り上げてます。
イヴァン・パドゥアーは、透明感のある綺麗なピアノなのですが、そのフレーズは意外とえぐい。叙情的ではありますが、何処か一筋縄ではいかない。北欧、イタリアの美学とはまた違っていて面白い。
ジャケットは涼しげなのですが、涼しいとういうより、硬質な感じとでもいいましょうか。
ジャケットの透明感だけで聴くと、火傷しそうなアグレシッブなジャズが展開されてます。
マギッツア、かなり、艶っぽい音と演奏で、結構な勢いでふきまくったりもしてるのですが、そこはやはり全員ヨーロピアン。
不思議とアルバム全体のトーンは、清く、正しく、美しくでございます。

一曲め、なんだか聴いたことあるようなイヴァン・パドゥアーの曲で最初からマギッツアのやる気満々の演奏で思わずにんまり。2曲目はタイトル曲で、切ない叙情的曲。マギッツアがたんたんと身をよじるように吹くので私は泣けてしまうのですが、その後ろのイヴァン・パドゥアーも、実にお見事。ちょっと、うきうきしちゃうようなマギッツアの曲では、はじけるように弾くイヴァン・パドゥアールのソロも素敵。と、思うと静かにバラードを弾きこなし、二人の関係は実に絶妙!ベースとドラムも好演。
7曲目のマギッツアの曲もうっとりと聴き惚れているとあっという間に終演です。アンコール!

1.Disconnected
2.Still
3.Recent Development
4.First Rays
5.Not For Sale
6.Nat
7.Song Of Hope
8.A Last Drink At The Club

Ivan Paduart (P)
Stefan Lievestro (B)
Mimi Verderame (Ds)
Rick Margitza (Sax)


2005年10月 6日 (木)

Allegory/Adam Rogers Quintet

リンク先で、Adam Rogersの新譜がでたって、話題になっていました。
げげ、新譜聴きたい、っていうより、トラバしようと思ったら、Allegoryの事まだ書いてないということに、気づいた。
新譜はしばらく先になりそうなので、Allegoryでアダムロジャーズをマイブログ(これって、年代物の雰囲気よね)をデビューさせます。
このギター何できにいったのだろう?結構、メジャーな人のアルバムで活躍してるのです。一番はマイケルブレッカーかな?来日もしてます。

都会的、知的、先進的。って言葉がぴったりなコンテポラリーなジャズギター。
刺激的なサウンド(決して革新的って事ではないけど)を、繰り出してきます。
クールで、少し抽象的なサウンドを、ハイテンションに弾きこなすのですが、
その独特な浮遊するような感覚、間、が決して音楽そのものの温度あげることないので、無機質なイメージもよぎる。うーーん、青い炎、寒色系。
何処か音に強弱つけて、って叙情に訴える弾き方ではなくて、とにかく、機械のように引き倒すテクニックで、妙に抒情的なオリジナル曲など演奏してしまう、ちょっと、不思議なヤツです。

アルバムはクリス・ポッターのテナーで、ガンガン全員が飛ばしていく2曲目、ギターと、テナー見事に絡み合う3曲、不思議の国の5曲目、ムード満点冥王星(土星でもよい)の王子様的哀愁こもった7曲目。8曲目、9曲目とバンド全体のテンションもあがり、アダムロジャーズのギターはもちろん、メンバー全員好プレイです。
最後は、5曲目の不思議の国のバラードをリプライズさせて、この不思議な空間に閉じこめよう!って作戦。逃げてやる。。

クリスポッターの参加もうれしいけど、スッコトコリーがいるのはもっと嬉しい。
当然、アダムロジャーズの少し、ダークな不思議な世界もコリー流でサポート。

1.Confluence
2.Phyrigia
3.Was
4.Genghis
5.Angle of Purpose
6.Orpheus
7.Red Leaves
8.Cleveland
9.Purpose
10.Angle of Purpose (Reprise)

Adam Rogers(G)
Chris Potter(Ts)
Edward Simon(P)
Scott Colley(B)
Clarence Penn(Ds)



2005年10月 3日 (月)

Tears from Heaven

今日は仕事の帰りに、花を沢山買ってきました。
そう、、出逢うことなく、別れなくてはいけない出逢いもある。

クラプトンの名曲Tears in Heavenをピアノでききました。
ワーナーの曲は、Tears from Heavenと書かれてるのですが、クラプトンの名曲意外の何ものでもないのです。


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

FROM AND FANTSY/KENNY WERNER
NILES LAN DOKY/NILES LAN DOKY


どちらも聴くのはTears in Heavenだけでしたが。
ケニーワーナーは一筋なわでは、いかないピアニストですけど、
ここで、Tears from Heavenは、涙がでるほど優しく弾いてくれます。
ベースソロもいかしてる。

ニルスランドーキー、通用ドーキー兄ちゃんのアルバムのTears in Heavenには、ラーシュダニエルソンがいるんだけど、できたら。。。
ダニエルソンのソロだけで、聴いてみたいな。。(なんつう、ヤツ)


2005年10月 2日 (日)

出逢いと別れ

これで、テーマジャズを選んでもいいのだろうか?
ジャズのある暮らし、ってことで。。(本のある暮らし、って便利なテーマがあるんだもん)

人生は出逢いと別れだと言うが、先日、読んでいた大崎風に
「人は一度巡りあった人と二度と別れることはできない。。」
と、考えると、人は「出逢う」為にうまれてきたのでしょうか。
オラシオさんが、ブログを初めて一年ということで、文字化けしないようにお祝いに行ってきたのですが、そこに書かれてるコメントを読んで人は常に出逢いをのぞんでるんだろうなぁ。。って思ってしまいました。
出逢い、なんて書き方すると、昨今は出逢い系サイト、なんて言葉があるので、印象はよくないかもしれないけど、
ブログは、究極の出逢い系でございますよね。

本当なら、時間をかけてお互いの趣味や嗜好、そして、思考を探り合うのですが、なんか、「ひかれ逢う部分だけ」で一気に友達関係できちゃいますから。
これも、一長一短なのでしょうが、長所を生かして楽しい人生にしたいな、って
思ったのでした。

何故か、偶然知り合って、、読んでくださってる方、そして、リンクしてくださった方、、、
本当にありがとうございます。

と、、今日は、ヤンソンやダニエルソンに強烈に強いサイトを発見して大喜びしてます。
そこから、とんで、ウルフワケニウスがACTで新譜出すことが判明!
つうか、ワケニウスのHP最近チェックしてなかった、自分を責める。
こういうのも出逢い効果じゃでごじゃる!!
と、1人ほくそ笑むわたしでした。

ついでに、ラーシュダニエルソンがHP持っていたことも判明!
今まで、検索いれると、知らないエレベの兄ちゃんのHPが検索トップだったので、これも、盲点つかれました。
これで、いつでもコンタクトとれるぞぉぉ!!!(誰か、通訳!!)

秋だ、秋だ、、、楽しい出逢い「だけ」、沢山訪れますように!


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

THE ETERNAL NOW/LARS JANSSON
ここのところ出動回数かなり多いです。
カップリングCDでもってるので、完全盤が欲しいです。
いつも、後半しか聴かないのでもん。。。(前半トリオ84だって、良いぞぉ)
と、おもったてたら、原盤はめちゃくちゃ高いようです。
買えない。あきらめた。だれか、頂戴。なんちゃって。
ここで、聴くダニエルソンのソロは、本当に泣ける。
20年近く前の彼の写真をみながら、いっそう、巧くなったけど本質は変わっていないんだなぁ。。
って、スウェーデンの空に思いをはせるのでした。
逢いたい。
あなたに逢いたい。


2005年10月 1日 (土)

Falando De Amor(愛の語らい)/Stefano Bollani Trio

秋は、愛の季節なんだそうです。(え?誰がいったか?忘れちゃった)
ということで、一番好きな月かもしれない10月のトップバッターは、お気に入りにボラーニです。
しかも、ジョビン集、ピアノトリオ、ヴィーナス盤、、、
どう?ひける?手が出ない?でないよねぇ・・・。。。。
つまんなさそうだもんねぇ。。

ジョビンのボサノヴァ集、って、事で買うと泣きをみるけど、ジャズのピアノトリオとしては、なかなか心憎いのです。
ヨーロッパのラテンな人である、彼はブラジル音楽にかなり興味があるようで、以前紹介したVIRA VIDAなどにも、参加してます。
ソロアルバムや、リーダー作ではやりたいことなんでもしちゃうピアニストですが、
よそ様にお呼ばれしたときは、結構、、まじめ。
個性のこしつつ、かなりリーダーの意をくめるピアノだとおもいます。
あと、このアルバムみたいに、足かせ、あったりするのも意外といけてる。
彼のはじけすぎる?、個性が適当に制御されるから。
選曲は彼がしたようで?有名曲を選びつつも、そんなに嫌みになってないような。。きもするのですが。。

第一印象は、まじめにジャズやってるなぁ・・・
ちょっと、そのまじめさにボラーニらしさにかけるなぁ・・
って、・・・・、その時は思って、しばらく棚に置き去り。
それから、何故か手が伸びて、何度も聴いてるうちに、
やはり、ボラーニの個性があちこちにきらめいてるアルバムで、
しかも、こんなアルバムはボラーニにしかできないアルバムだ。。
って、思い始めました。そして、丸二年?たちましたぁ。

そう、ストレートアヘッドなジャズの中に見え隠れする、
ボラーニの個性をたのしめるはずだし、
初めての人は、個性的なピアノトリオを堪能できるとおもいます。
真夏にきくより、絶対、秋風似合うジョビン集ですね。
アレス・タヴォラッツィのベースは、秋から冬向きだとおもいます。
ドラムを含めて、3人の巧みな関係は、緊張感もあるのですが、
メロディを大事にしているので、実に楽しく最後まできけてしまいます。

ボラーニって、本当に音楽にたいして子どものよう。
向き合い方もですが、反応や演奏も、
・・・実際出てくるフレーズやメロディ、ハーモニー・・・
子どもみたいな人・・・っておもいます。

気品たかい優雅な一曲めにはじまり、全編にわたって素敵な演奏です。
う~ん、美しすぎるルイーザや、ボラーニの感性あふれる白と黒のポートレイト、揺れ動く女性の心のようなおいしい水、そして、ジャズファンに人気の高いワンノートサンバでの、自由な飛翔ぶり、、最後まで、駄作曲が無いと「思い入れてる」のでありました。

1.Falando De Amor(愛の語らい)
2.So Tinha De Ser Com Voce(君なしではいられない)
3.Angela(アンジェラ)
4.Luiza(ルイーザ)
5.Retrato Em Branco E Preto(白と黒のポートレイト)
6.Aqua de Beber(おいしい水)
7.Tema Do Amor Por Gabriela(ガブリエラ)
8.Cancao Do Amor Demais(もっと愛の歌を)
9.Aquas De Marco(三月の雨)
10.Pois E(ポイズ・エ)
11.Samba De Uma Nota So(ワン・ノート・サンバ)

Stefano Bollani(p)
Ares Tavolazzi(b)
Walter Paoli(ds)



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