Falando De Amor(愛の語らい)/Stefano Bollani Trio
秋は、愛の季節なんだそうです。(え?誰がいったか?忘れちゃった)
ということで、一番好きな月かもしれない10月のトップバッターは、お気に入りにボラーニです。
しかも、ジョビン集、ピアノトリオ、ヴィーナス盤、、、
どう?ひける?手が出ない?でないよねぇ・・・。。。。
つまんなさそうだもんねぇ。。
ジョビンのボサノヴァ集、って、事で買うと泣きをみるけど、ジャズのピアノトリオとしては、なかなか心憎いのです。
ヨーロッパのラテンな人である、彼はブラジル音楽にかなり興味があるようで、以前紹介したVIRA VIDAなどにも、参加してます。
ソロアルバムや、リーダー作ではやりたいことなんでもしちゃうピアニストですが、
よそ様にお呼ばれしたときは、結構、、まじめ。
個性のこしつつ、かなりリーダーの意をくめるピアノだとおもいます。
あと、このアルバムみたいに、足かせ、あったりするのも意外といけてる。
彼のはじけすぎる?、個性が適当に制御されるから。
選曲は彼がしたようで?有名曲を選びつつも、そんなに嫌みになってないような。。きもするのですが。。
第一印象は、まじめにジャズやってるなぁ・・・
ちょっと、そのまじめさにボラーニらしさにかけるなぁ・・
って、・・・・、その時は思って、しばらく棚に置き去り。
それから、何故か手が伸びて、何度も聴いてるうちに、
やはり、ボラーニの個性があちこちにきらめいてるアルバムで、
しかも、こんなアルバムはボラーニにしかできないアルバムだ。。
って、思い始めました。そして、丸二年?たちましたぁ。
そう、ストレートアヘッドなジャズの中に見え隠れする、
ボラーニの個性をたのしめるはずだし、
初めての人は、個性的なピアノトリオを堪能できるとおもいます。
真夏にきくより、絶対、秋風似合うジョビン集ですね。
アレス・タヴォラッツィのベースは、秋から冬向きだとおもいます。
ドラムを含めて、3人の巧みな関係は、緊張感もあるのですが、
メロディを大事にしているので、実に楽しく最後まできけてしまいます。
ボラーニって、本当に音楽にたいして子どものよう。
向き合い方もですが、反応や演奏も、
・・・実際出てくるフレーズやメロディ、ハーモニー・・・
子どもみたいな人・・・っておもいます。
気品たかい優雅な一曲めにはじまり、全編にわたって素敵な演奏です。
う~ん、美しすぎるルイーザや、ボラーニの感性あふれる白と黒のポートレイト、揺れ動く女性の心のようなおいしい水、そして、ジャズファンに人気の高いワンノートサンバでの、自由な飛翔ぶり、、最後まで、駄作曲が無いと「思い入れてる」のでありました。
1.Falando De Amor(愛の語らい)
2.So Tinha De Ser Com Voce(君なしではいられない)
3.Angela(アンジェラ)
4.Luiza(ルイーザ)
5.Retrato Em Branco E Preto(白と黒のポートレイト)
6.Aqua de Beber(おいしい水)
7.Tema Do Amor Por Gabriela(ガブリエラ)
8.Cancao Do Amor Demais(もっと愛の歌を)
9.Aquas De Marco(三月の雨)
10.Pois E(ポイズ・エ)
11.Samba De Uma Nota So(ワン・ノート・サンバ)
Stefano Bollani(p)
Ares Tavolazzi(b)
Walter Paoli(ds)
ということで、一番好きな月かもしれない10月のトップバッターは、お気に入りにボラーニです。
しかも、ジョビン集、ピアノトリオ、ヴィーナス盤、、、
どう?ひける?手が出ない?でないよねぇ・・・。。。。
つまんなさそうだもんねぇ。。
ジョビンのボサノヴァ集、って、事で買うと泣きをみるけど、ジャズのピアノトリオとしては、なかなか心憎いのです。
ヨーロッパのラテンな人である、彼はブラジル音楽にかなり興味があるようで、以前紹介したVIRA VIDAなどにも、参加してます。
ソロアルバムや、リーダー作ではやりたいことなんでもしちゃうピアニストですが、
よそ様にお呼ばれしたときは、結構、、まじめ。
個性のこしつつ、かなりリーダーの意をくめるピアノだとおもいます。
あと、このアルバムみたいに、足かせ、あったりするのも意外といけてる。
彼のはじけすぎる?、個性が適当に制御されるから。
選曲は彼がしたようで?有名曲を選びつつも、そんなに嫌みになってないような。。きもするのですが。。
第一印象は、まじめにジャズやってるなぁ・・・
ちょっと、そのまじめさにボラーニらしさにかけるなぁ・・
って、・・・・、その時は思って、しばらく棚に置き去り。
それから、何故か手が伸びて、何度も聴いてるうちに、
やはり、ボラーニの個性があちこちにきらめいてるアルバムで、
しかも、こんなアルバムはボラーニにしかできないアルバムだ。。
って、思い始めました。そして、丸二年?たちましたぁ。
そう、ストレートアヘッドなジャズの中に見え隠れする、
ボラーニの個性をたのしめるはずだし、
初めての人は、個性的なピアノトリオを堪能できるとおもいます。
真夏にきくより、絶対、秋風似合うジョビン集ですね。
アレス・タヴォラッツィのベースは、秋から冬向きだとおもいます。
ドラムを含めて、3人の巧みな関係は、緊張感もあるのですが、
メロディを大事にしているので、実に楽しく最後まできけてしまいます。
ボラーニって、本当に音楽にたいして子どものよう。
向き合い方もですが、反応や演奏も、
・・・実際出てくるフレーズやメロディ、ハーモニー・・・
子どもみたいな人・・・っておもいます。
気品たかい優雅な一曲めにはじまり、全編にわたって素敵な演奏です。
う~ん、美しすぎるルイーザや、ボラーニの感性あふれる白と黒のポートレイト、揺れ動く女性の心のようなおいしい水、そして、ジャズファンに人気の高いワンノートサンバでの、自由な飛翔ぶり、、最後まで、駄作曲が無いと「思い入れてる」のでありました。
1.Falando De Amor(愛の語らい)
2.So Tinha De Ser Com Voce(君なしではいられない)
3.Angela(アンジェラ)
4.Luiza(ルイーザ)
5.Retrato Em Branco E Preto(白と黒のポートレイト)
6.Aqua de Beber(おいしい水)
7.Tema Do Amor Por Gabriela(ガブリエラ)
8.Cancao Do Amor Demais(もっと愛の歌を)
9.Aquas De Marco(三月の雨)
10.Pois E(ポイズ・エ)
11.Samba De Uma Nota So(ワン・ノート・サンバ)
Stefano Bollani(p)
Ares Tavolazzi(b)
Walter Paoli(ds)
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TITLE: Re:Falando De Amor(愛の語らい)/Stefano Bollani Trio(10/01)
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エンリコ・ラヴァのアルバムでピアノ弾いている人ですね。興味はありました。
アメリカンなジャズに飽きてきたらヨーロピアンと思っているんですが、さて何時のことになることやら、なかなか追いつけそうにありません>まあ競争しているわけではないのですが。
星さんのSSもけっこう読みましたよ、亡くなりましたね。
上品な?筒井康隆のような、宮部みゆきという作家も最近のお気に入りです。毒まで行かないけど塩味の効いた物語で。時代小説も。
投稿: longrow1967jp | 2005年10月 1日 (土) 15時56分
TITLE: ラヴァのお気に入り。
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longrow1967jpさん
ふたりだと(デュオ)、すごく面白そうに演奏してます。
じゃれ合っているようにも感じるくらい。。
私はラヴァをききこんでるわけではありましぇん。
だけど、ボラーニが居るならききたいぞぉ、って
袋だたきなやつです。
で、聴いたアルバム、かっこいいのがおおかったぞぉ。
>アメリカンなジャズに飽きてきたらヨーロピアンと思っているんですが、さて何時のことになることやら、なかなか追いつけそうにありません>まあ競争しているわけではないのですが。
飽きなくてもいいではないですかぁ。
素敵な演奏家が沢山でてくるもん。
今、私の頭の大部分を占領してるのが、、
コルトレーン&モンク。
さすがに中古待てなかったのですが、安いのを選んだら、なんか、遠くからくるんですよね。
何時きけるんだろう。。。(T_T)
ごめん、宮部みゆきは一冊も読んだことないんです。M(__)M
投稿: Suzuck | 2005年10月 1日 (土) 17時23分
TITLE: おお、アレス・タヴォラッツィ
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この人、70年代に、バルカン音楽とジャズとロックごたまぜにして、完全に向こう側に逝ってるVoの人が「あうあうあう」とか「うひょひょひょ」とか叫ぶ変態プログレバンド「AREA」でぶいぶい言わせてた人ですね。すっかり老成して秋から冬向きになってたなんて。
すいません、プログレの血がつい騒いじゃいますた。
投稿: Groove MD | 2005年10月 2日 (日) 22時42分
TITLE: 秋・・・。
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少し肌寒くなると(私の街はすごく暑いけれど)
人恋しくなってきて、そんな時にこのジャケットを見て、ため息。
そして音楽を聴いて再び大きなため息。
私の愛聴盤の1枚でもあります。
すずっくさんに感謝です!
投稿: Mercedes | 2005年10月 3日 (月) 05時35分
TITLE: 来た!来た!
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Groove MDさん
良いツボで反応ありがとう。
>この人、70年代に、バルカン音楽とジャズとロックごたまぜにして、完全に向こう側に逝ってるVoの人が「あうあうあう」とか「うひょひょひょ」とか叫ぶ変態プログレバンド「AREA」でぶいぶい言わせてた人ですね。すっかり老成して秋から冬向きになってたなんて。
小さな声で、、、わかりますよぉぉ。LPないけど。
これさ、ライナーに書いてあって、自分もアルバムさがしまくったんだけど。(>_<)
>すいません、プログレの血がつい騒いじゃいますた。
ここが原点で、今ボサ弾きガッたってるつうのね。
わし、ベタなリクエストでわりりけれど、、
ボサの合間にムーンチャイルドや風に語りて、ケイデンス&カスケイドなど、歌ってほしいだす。
ぴったし、ぴったし、良いとおもうけどな。
え?歳がバレル?
今世紀の若者にはわかりゃしないって。。。
投稿: Suzuck | 2005年10月 3日 (月) 18時28分
TITLE: お互い。。。
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Mercedesさん
頑張って冬こしましょうねぇ。
冬になったら、焼き芋なんかして、暖まろう。。
>少し肌寒くなると(私の街はすごく暑いけれど)
>人恋しくなってきて、そんな時にこのジャケットを見て、ため息。
仲良し、恋人達のジャケットね。
女性には裸のジャケットもつらいけど、
う~ん、こういうのも寒さが身にしみますわよね!
>私の愛聴盤の1枚でもあります。
これ、良いよね。
何度も聴けちゃうんだけど。
どっか、ヘンかしら?
投稿: Suzuck | 2005年10月 3日 (月) 18時29分
TITLE: evergreenさまへ
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トラックバックありがとうございました。
そちらの記事の中にも、きちんとこちらのブログのリンクをはってくださっていて、大変感激いたしました。嬉しいわ。
がぁ、、コメントが文字化けいたしてかきこめません。
したがいまして、失礼とはおもいますが、この場でお礼をもうしあげます。
また、記事の中でリンク貼ってくださってるのに、お馬鹿なのでトラックバックいたしました。
余分だとおもいましたら、削除してください。
どうも、ありがとうございました。
投稿: すずっく | 2006年2月15日 (水) 10時53分
TITLE: Re:evergreenさまへ(10/01)
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すずっくさん
>トラックバックありがとうございました。
>そちらの記事の中にも、きちんとこちらのブログのリンクをはってくださっていて、大変感激いたしました。嬉しいわ。
>がぁ、、コメントが文字化けいたしてかきこめません。
>したがいまして、失礼とはおもいますが、この場でお礼をもうしあげます。
>また、記事の中でリンク貼ってくださってるのに、お馬鹿なのでトラックバックいたしました。
>余分だとおもいましたら、削除してください。
>どうも、ありがとうございました。
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あらら、コメントいただいているのに気がつかなくてすみません。文字化けしちゃいました?なんででしょう。原因を探っておきます。
「メロディを大事にしているので、実に楽しく最後まできけてしまいます」というところはまさに私も思っていました。ジョビンの作品がジャズ化されたものをいろいろ聴いてみましたが、この作品ほど心地よくジョビンのメロディのよさを引き出してくれるジャズ作品はなかったように感じています。
また時々チェックさせていただきますね。
投稿: evergreen | 2006年3月11日 (土) 20時30分
TITLE: いいえ。
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evergreenさん
コメントの文字化けは、私の愛用機とブラウザのほうの問題です。
リンク作にもコメント欠けない場所あります。
>「メロディを大事にしているので、実に楽しく最後まできけてしまいます」というところはまさに私も思っていました。ジョビンの作品がジャズ化されたものをいろいろ聴いてみましたが、この作品ほど心地よくジョビンのメロディのよさを引き出してくれるジャズ作品はなかったように感じています。
ボラーニはそう言う意味では天才かもしれななぁ。
なんだか、思い出したら、ききたくなってきました。
私も、今度ゆっくりおじゃまいたしま~す。
宜しくおねがいいたします。
投稿: すずっく | 2006年3月12日 (日) 07時05分