GLEDA/Stefano Bollani,Jesper Bodilsen,Morten Lund
ピアノのStefano Bollaniの他メンバーの紹介も少し、、(^_^);
ベースのJesper Bodilsenは、デンマークの人です。デンマークといえば、デュークジョーダン、、もっ、居ますがベースでは、先日亡くなってしまったペデルセン, そして、日本でもヤンラングレンでおなじみになった、Jesper Lundgaard、Mads Vinding といった、大御所がベーシストがいるのです。
Jesper Bodilsenは、若手のホープですね。そう、デンマークってジャズ大国だ、って聴いたことがあります。
ほんとベースらしい音と、力強さをもった歌心のあるベースだとおもいます。
そして、ドラムのMorten Lundも、同じデンマークの人。サクサクと軽く、ブラッシュワークも素敵な、センスの良いベースです。デンマークには先ほど紹介した大御所ベーシストが常に組んでるドラムで、アレックスリールがいるのですが、この人にも習った事があるようです。
そして、この二人デンマークは北欧4国にはいるんだそうで、私の好きなスウェーデンつながりもいっぱいあるのです。あ、同じデンマークつながりで、二人こぞって参加してる、Lars Mollerがここに加わったKasper Villaume QUARTETでの演奏もいいです。これも、お気に入りなので、いずれ。。。
前作のMi ritorni in mente同様に、それ以上に、ボラーニとして、ピアニストとして、真摯な作品となっています。Mi ritorni in menteでは、ヤンラングレンが、スウディッシュ集ランドスケープで演奏していた曲を最後に一曲演奏してましたが、今回「SONGS FROM SCANDINAVIA」と、サブタイトルがあります。
スウェーデンつうか、タイトルどおり、スカンジナビア地方での、よく聴かれてる曲、でも古くても100年くらいのもののようですから、民謡とか古謡とかとはちがったものですよね。
でも、そこは、昔から沢山の美しいメロディが溢れてるからでしょう。。。どの曲も、聴いたことのあるような親しみやすい、印象的なメロディがならびます。
冒頭から、引き込まれます。哀愁と陰影を含む美しいメロディをピアノがしっとりとひきはじめます。これが、3人の世界へ誘うような雰囲気をうまくひきだしていて、彼らの音楽的なセンスのよさがうかがわれます。
糸をたぐるようにして、耳を澄ませると、そこにひろがっていくのは、彼らの世界です。
2曲目の素敵なワルツも、ボラーニにかかると、アグレッシヴな展開になり、ベースのソロも心地よく、後半彼らしい、フレーズの連発になります。
で、とても印象的ななのが、次の曲。ベースが同じパターンを繰り返す中で、救いを求めるような悲しい線が、ボラーニによってしっかり描かれていく。とても不安で寂しそうな心のゆれ動きがある暗い感じの印象的な曲です。
なんと、5曲目、とても味わい深く美しい曲は奥様カトリーンの曲です。
うむ、唄っているアルバムはもってないですが、、優しいワルツの調べは、次第に三位一体となって、深く印象的な演奏となっておきます。
ヴォーカルのおねぇさまが作った曲とは思えない、深遠な世界がひろがるのです。
なかなか、圧巻。
この後、わりとしっとり、ゆっったりした曲がつづき、ボディルセンのベースソロも聴き所も随所にあります。
聴くほどにどの曲も、素敵な曲ですよね。派手ではないけど。
7曲目の少し華やいだ曲もいいし、次のしっとりとしたバラードも良いです。
(と、、このアルバムを聴いたリンクしてるベース屋さんの関口さんが、7曲目は、聖歌89番だと教えてくれた。なんでも、良く知ってるぜぇM(__)M )
私はこの曲でのボディルセンのベースソロは、とても好き♪しっとり、唄ってますよん。受けるボラーニのソロも可愛い。で、、最後のお気に入りの曲になります。
あ、、おわりなんだなぁ。。。明るく、明日への希望に満ちた感じのメロディに嬉しくなってしまいます。切ない曲もすきですけど、こういうなんだか人生賛歌みたな、生きてるって良いよね~、みたいな曲好きです。
シンプルでいながら、一度聴くと、なんだか、忘れられなくなる素敵な曲です。
これって、有名なのかしら?聴いたことあるんですけど。。。(^_^);
ボラーニも、優しく心こもった演奏で、3人の息のあった、楽しい世界を、少し惜しむように終焉に。。
確かにスカンジナビアの美しいメロディをとりあげてますが、ラングレンのスウェディッシュ集、のような風景を通して心を描くかんじとちがって、抽象的幻想的なスカンジナビアの情景です。人の心を通して、浮かび上がってくる風景を遠くにみるような感じ。
スカンジナビアの曲を題材にして、彼らが、繰り広げる世界は、そのメロディからインスパイアされた世界を描いてます。元の音楽を大事に、そして、自分の世界も大切に。
1. Aldrig som aldrig
2. Den allersidste dans
3. Moder. jeg er traet nu vil jeg sove
4. Armband
5. Dansen og valsen
6. Morgenlys over
7. Kimer I klokker
8. Glemmer du
9. Gleda
Stefano Bollani(P)
Jesper Bodilsen(B)
Morten Lund(Ds)
今回もとても面白かったです。(^o^)
ボラーニさま、あなたは偉い!
でも、、次回は違う場所で、違う顔ででも面白いアルバム期待してまっせ♪
ふぁいとっ!
ベースのJesper Bodilsenは、デンマークの人です。デンマークといえば、デュークジョーダン、、もっ、居ますがベースでは、先日亡くなってしまったペデルセン, そして、日本でもヤンラングレンでおなじみになった、Jesper Lundgaard、Mads Vinding といった、大御所がベーシストがいるのです。
Jesper Bodilsenは、若手のホープですね。そう、デンマークってジャズ大国だ、って聴いたことがあります。
ほんとベースらしい音と、力強さをもった歌心のあるベースだとおもいます。
そして、ドラムのMorten Lundも、同じデンマークの人。サクサクと軽く、ブラッシュワークも素敵な、センスの良いベースです。デンマークには先ほど紹介した大御所ベーシストが常に組んでるドラムで、アレックスリールがいるのですが、この人にも習った事があるようです。
そして、この二人デンマークは北欧4国にはいるんだそうで、私の好きなスウェーデンつながりもいっぱいあるのです。あ、同じデンマークつながりで、二人こぞって参加してる、Lars Mollerがここに加わったKasper Villaume QUARTETでの演奏もいいです。これも、お気に入りなので、いずれ。。。
前作のMi ritorni in mente同様に、それ以上に、ボラーニとして、ピアニストとして、真摯な作品となっています。Mi ritorni in menteでは、ヤンラングレンが、スウディッシュ集ランドスケープで演奏していた曲を最後に一曲演奏してましたが、今回「SONGS FROM SCANDINAVIA」と、サブタイトルがあります。
スウェーデンつうか、タイトルどおり、スカンジナビア地方での、よく聴かれてる曲、でも古くても100年くらいのもののようですから、民謡とか古謡とかとはちがったものですよね。
でも、そこは、昔から沢山の美しいメロディが溢れてるからでしょう。。。どの曲も、聴いたことのあるような親しみやすい、印象的なメロディがならびます。
冒頭から、引き込まれます。哀愁と陰影を含む美しいメロディをピアノがしっとりとひきはじめます。これが、3人の世界へ誘うような雰囲気をうまくひきだしていて、彼らの音楽的なセンスのよさがうかがわれます。
糸をたぐるようにして、耳を澄ませると、そこにひろがっていくのは、彼らの世界です。
2曲目の素敵なワルツも、ボラーニにかかると、アグレッシヴな展開になり、ベースのソロも心地よく、後半彼らしい、フレーズの連発になります。
で、とても印象的ななのが、次の曲。ベースが同じパターンを繰り返す中で、救いを求めるような悲しい線が、ボラーニによってしっかり描かれていく。とても不安で寂しそうな心のゆれ動きがある暗い感じの印象的な曲です。
なんと、5曲目、とても味わい深く美しい曲は奥様カトリーンの曲です。
うむ、唄っているアルバムはもってないですが、、優しいワルツの調べは、次第に三位一体となって、深く印象的な演奏となっておきます。
ヴォーカルのおねぇさまが作った曲とは思えない、深遠な世界がひろがるのです。
なかなか、圧巻。
この後、わりとしっとり、ゆっったりした曲がつづき、ボディルセンのベースソロも聴き所も随所にあります。
聴くほどにどの曲も、素敵な曲ですよね。派手ではないけど。
7曲目の少し華やいだ曲もいいし、次のしっとりとしたバラードも良いです。
(と、、このアルバムを聴いたリンクしてるベース屋さんの関口さんが、7曲目は、聖歌89番だと教えてくれた。なんでも、良く知ってるぜぇM(__)M )
私はこの曲でのボディルセンのベースソロは、とても好き♪しっとり、唄ってますよん。受けるボラーニのソロも可愛い。で、、最後のお気に入りの曲になります。
あ、、おわりなんだなぁ。。。明るく、明日への希望に満ちた感じのメロディに嬉しくなってしまいます。切ない曲もすきですけど、こういうなんだか人生賛歌みたな、生きてるって良いよね~、みたいな曲好きです。
シンプルでいながら、一度聴くと、なんだか、忘れられなくなる素敵な曲です。
これって、有名なのかしら?聴いたことあるんですけど。。。(^_^);
ボラーニも、優しく心こもった演奏で、3人の息のあった、楽しい世界を、少し惜しむように終焉に。。
確かにスカンジナビアの美しいメロディをとりあげてますが、ラングレンのスウェディッシュ集、のような風景を通して心を描くかんじとちがって、抽象的幻想的なスカンジナビアの情景です。人の心を通して、浮かび上がってくる風景を遠くにみるような感じ。
スカンジナビアの曲を題材にして、彼らが、繰り広げる世界は、そのメロディからインスパイアされた世界を描いてます。元の音楽を大事に、そして、自分の世界も大切に。
1. Aldrig som aldrig
2. Den allersidste dans
3. Moder. jeg er traet nu vil jeg sove
4. Armband
5. Dansen og valsen
6. Morgenlys over
7. Kimer I klokker
8. Glemmer du
9. Gleda
Stefano Bollani(P)
Jesper Bodilsen(B)
Morten Lund(Ds)
今回もとても面白かったです。(^o^)
ボラーニさま、あなたは偉い!
でも、、次回は違う場所で、違う顔ででも面白いアルバム期待してまっせ♪
ふぁいとっ!
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TITLE: 顔が色々
SECRET: 0
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monokaです。TBありがとうございました。TBさせて頂きます。この作品の前作“Mi ritorni in mente”のジャケットって都電見たいのが走っていますが、真っ白のもありますよね。このアルバムの“Nature Boy”がすごく気に入った覚えがあります。ただそれ以後の曲が地味でJWSPER BODILSENだと少し地味ですよね。
投稿: monaka | 2006年9月19日 (火) 20時35分
TITLE: 上手くいえないのですが、、
SECRET: 0
PASS:
monakaさん
個人的には、どのアルバムもボラーニの個性はでてるとおもってるんでーーす。
でも、その度合いは、随分差がありますよね~。
ECMはやっぱり、レーベルカラーがでてますよね。
でも、ボラーニだわ♪
と、、ボディルセンが地味なか。。。
はたまた、、ボラーニが、、、、、(^_^);;;
>“Nature Boy”がすごく気に入った覚えがあります。
この曲好きでーす。
そう、、美しいメロディからか、、
「The greatest thing
You'll ever learn
Is just to love and Be loved in return」
なんて歌詞からか、、クリスマスアルバムに入ってることもあるんですよ。
投稿: Suzuck | 2006年9月20日 (水) 10時36分
TITLE: この三人。
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好きです。好きになりました(笑)
三曲目、何度もリピートしちゃってます。
はまりました。
bollani君素敵。でもjesper君がとっても気になります。。
投稿: mogu | 2006年12月 4日 (月) 21時56分
TITLE: はい~♪
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moguさん
小さな声で、、
私も、、あのクリスマスライブ行きたいでーーす。
彼女、歌上手でした。な、、なんと、二回もきいたことあるのだ。
それって、珍しいのだ。(^_^);
>好きです。好きになりました(笑)
>三曲目、何度もリピートしちゃってます。
>はまりました。
このメンバーで、普通のジャズのスタンダード曲やってるのもあるのですが、moguさんなら、、こっちかなぁ~って。
むむ、あたりでしたね。
>bollani君素敵。でもjesper君がとっても気になります。。
ですよね。
だって、カトリーンさまの旦那様だもーーん。
彼女のアルバムでベースひいてまっせ。
歌姫は、、ベーシストが、、お好き♪
投稿: Suzuck | 2006年12月 5日 (火) 18時14分
TITLE: おおぉ。
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まだ何にも決まってないみたいだけど、決まり次第ご連絡しま~す♪
投稿: mogu | 2006年12月 5日 (火) 21時22分
TITLE: 勘違いだよぉ。
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moguさん
>まだ何にも決まってないみたいだけど、決まり次第ご連絡しま~す♪
ごめんね。
書き方悪かったです。
その日は、、行けません。お家にいないと。。。M(__)M
投稿: Suzuck | 2006年12月 6日 (水) 18時28分