Sundance / Bebo Ferra Trio

前回 Bagatelle / Bebo Ferra、
で、で、如何に参ってるか、惚れているか書きましたが、
Bagatelleが、沈静作用あるなら、Sundanceは気分が高揚してくる感じ。
なんだか元気でてくるほうです。
これからの季節にぴったりでーす。
ベボフェラ、大好きなので、どうしてもシンプルな編成で聴きたい。
って、我がままがある私。。。今回はギタートリオです。
bEBO FERRA (g)
PAOLINO DALLA PORTA (b)
ALFRED KRAMER (d)
ほんと、前回のデュオは、哀愁あるメロディやフレーズで、叙情いっぱいのアルバムでしたが、そういう意味では今回はオーソドックスなギタートリオ。
ジャズギターのいろんな楽しみが堪能できるような、
ポップで、聴きやすくて、はずむような初夏のイメージの曲が続きます。
浮き上がるような彼のギターがばっちり堪能できます。
フレーズを重ねて重ねて、これでもか、ってなんだか、自分のギター自信があるんだなぁ。。。なんて、妙なところに独りうなずいたりしちゃいます。
しかし、上手いよね~。
どれも本当に素敵な曲ばかり。優しさ、明るさが程良くにじみでてきます。
一曲、エヴァンスの曲のぞいて、すべて彼のオリジナル。
で、その一曲、この繊細なギターリストの弾くエヴァンスのRemembering the Rainが、これまた本当ジミジミとした味わいがあります。もう、うっとり、します。エヴァンス好きなんでしょうね。。。
どうして、ただ弦をつま弾くだけなのに、こんなに素敵な演奏になるのかしら?
ソロも素敵だし、コードの使い方もかっこいい。とにかく、かっこいいのです。
で、ダラポルタのベースソロがまた泣かせる!
この曲だけでなくて、このアルバムの半分の楽しみを彼があたえてくれます。
ほんと、どの曲もかっこいいのですが、2,4曲目あたり、このみかな!
8曲目では、アルコのサービスがあります、これも、上手いですね。
随分前に手に入れましたが、何度聴いても飽きないアルバムです。
欠点をいえば、あまりにあっけなく終わってしまうこと。
もうすこし、どうにかならなかったのかしら?
ジャケットはベースのポルタ作のようで、予算は極力抑えた省エネ作品でございましたぁ。
1,If I want
2,Sundance
3,jazz worm
4,Settiegattru
5,Remembering the rain
6,Tricycle
7,J.S.
8,New feel
独り言の中の独り言
今。。。彼の参加アルバムで、とっても欲しいアルバムがあります。
うっ、欲しい!!
最近のコメント