My Funny Valentine ~ Miles Davis
やはり今日は真打ち登場?帝王マイルスのMy Funny Valentineです。
かれは、この曲をクッキンで、バラードプレイの真髄、ロマンティシズムの極地、って感じで演奏しています。
これもいいわよねぇ~♪女に生まれてよかったぁ、って気分になります。はい。
そして、ニューヨークにあるフィルハーモニック・ホールで行われた演奏から作られたアルバムには、My Funny Valentineそのものを冠しちゃっています。
この演奏もとても良いで~す。ベストにあげる人も多いです。
マイルス、ってフリークな人達多いので、私なんぞ言えたぎりではないのですが、
彼はテクニックうんぬんより、その雰囲気だ、みたいによくいわれますが、このマイルス、バリバリですよねぇ~。
おまけにハービーのイントロの美しい事。
マイルスは吹き始めてすぐに、一気に駆け上がり、聴衆を別な世界に連れて行ってくれます。なんか、すごく妖しい世界ですよね。
で、私は、ちょっと、コールマンで現実の世界に戻るのですが、(^_^)
この後のハービーがまた、素敵♪
やっぱ、名演ですよね。
と、いいながら今日は、Plugged NickelからのMy Funny Valentineです。
去年、天の声がして今更ながら・・とあきらめていたのですが、お歳暮の季節にやってきた日本盤のComplete Live at The Plugged Nickelからです。
Miles Davis (tp)
Wayne Shorter (ts)
Herbie Hancock (p)
Ron Carter (b)
Tony Williams (dr)
My Funny Valentine
ここでの彼は、よくいわれるマイルスの持つカリスマ的なものがひしひしかんじられます。
そう、なんか調子悪いんだよね。あとで、調べたら病気?した後だったみたい。
でね、リップコントロールっていうのですか?そう言う意味でのミス、ってのが結構あるんですが・・・(そう、結構マイルス自体は評判わるかたっりする)
でも、私は何故か、それにもかかわらず、聴衆とメンバーに君臨しようろする、これぞ、マイルス、って感じがひしひしするんです。
え?考え過ぎか?
この時ショーターは絶好調、って感じで、本当にどのプレイもかっこいい。
何処にとんでいってしまうかわからないような素晴らしいです。
リズム陣もとても素晴らしいのですが、ショーターは特に素晴らしい。
マイルスはご存じのようにとても存在感があるのですが、ここではショーターも独自の世界を遠慮なくひろげていてマイルスにとっても驚異の存在だったともいます。
だからね・・大勢の聴衆の前で、調子悪いくらいじゃ、あとにひけないの。
My Funny Valentineは、ディスク2とディスク5、どちらも10分を越える演奏となっています。
マイルスはいつでも聴衆を一身に惹きつける魔力を持っていて、演奏しているときにその間の使い方が本当に旨い。音の無い空間の緊張感を実に上手に使う。
この時もまさに、蛇の一にらみならぬ、マイルスに一吹きはとても効果的につかわれてます。もちろん、ショターもかっこいい。
このアルバム、ショーターが火付け役といっても良いとおもいます。
どちらものMy Funny Valentineも、この曲の持つ甘い雰囲気を排除した自由で奔放な演奏。
でも、甘さでは追求できないなにかガツンとしたものがあって、もう、虜になってしまいます。
私は、トニーのドラムといきなりマイルスが吹き始めるディスク5のマイファニのほうが少し好き。
ディスク2にかんじた緊張感はあるのですが、もう少し良い意味で糸がゆるめな感じが、演奏でもより自由な広がりをみせてる感じがするからです。
でもさ、大差ないかもね。(^_^);
ショターの後のハービーのめちゃくちゃリリカルな演奏が高得点だから、こっちなのかも?このときばかりは絶好調のトニーに「うるせぇ」って気分でしたから。m(__)m
と、ヴァレンタインデイは終わってしまいました。
チェットも好きなんですよ~、ヴォーカルも含めいっぱ~~い、ありますよね。
デスモンドだって、他にもあるし・・
うむ~。
みなさんのヴァレンタインデイは、ハッピー?それともアンハッピー?
かれは、この曲をクッキンで、バラードプレイの真髄、ロマンティシズムの極地、って感じで演奏しています。
これもいいわよねぇ~♪女に生まれてよかったぁ、って気分になります。はい。
そして、ニューヨークにあるフィルハーモニック・ホールで行われた演奏から作られたアルバムには、My Funny Valentineそのものを冠しちゃっています。
この演奏もとても良いで~す。ベストにあげる人も多いです。
マイルス、ってフリークな人達多いので、私なんぞ言えたぎりではないのですが、
彼はテクニックうんぬんより、その雰囲気だ、みたいによくいわれますが、このマイルス、バリバリですよねぇ~。
おまけにハービーのイントロの美しい事。
マイルスは吹き始めてすぐに、一気に駆け上がり、聴衆を別な世界に連れて行ってくれます。なんか、すごく妖しい世界ですよね。
で、私は、ちょっと、コールマンで現実の世界に戻るのですが、(^_^)
この後のハービーがまた、素敵♪
やっぱ、名演ですよね。
と、いいながら今日は、Plugged NickelからのMy Funny Valentineです。
去年、天の声がして今更ながら・・とあきらめていたのですが、お歳暮の季節にやってきた日本盤のComplete Live at The Plugged Nickelからです。
Miles Davis (tp)
Wayne Shorter (ts)
Herbie Hancock (p)
Ron Carter (b)
Tony Williams (dr)
My Funny Valentine
ここでの彼は、よくいわれるマイルスの持つカリスマ的なものがひしひしかんじられます。
そう、なんか調子悪いんだよね。あとで、調べたら病気?した後だったみたい。
でね、リップコントロールっていうのですか?そう言う意味でのミス、ってのが結構あるんですが・・・(そう、結構マイルス自体は評判わるかたっりする)
でも、私は何故か、それにもかかわらず、聴衆とメンバーに君臨しようろする、これぞ、マイルス、って感じがひしひしするんです。
え?考え過ぎか?
この時ショーターは絶好調、って感じで、本当にどのプレイもかっこいい。
何処にとんでいってしまうかわからないような素晴らしいです。
リズム陣もとても素晴らしいのですが、ショーターは特に素晴らしい。
マイルスはご存じのようにとても存在感があるのですが、ここではショーターも独自の世界を遠慮なくひろげていてマイルスにとっても驚異の存在だったともいます。
だからね・・大勢の聴衆の前で、調子悪いくらいじゃ、あとにひけないの。
My Funny Valentineは、ディスク2とディスク5、どちらも10分を越える演奏となっています。
マイルスはいつでも聴衆を一身に惹きつける魔力を持っていて、演奏しているときにその間の使い方が本当に旨い。音の無い空間の緊張感を実に上手に使う。
この時もまさに、蛇の一にらみならぬ、マイルスに一吹きはとても効果的につかわれてます。もちろん、ショターもかっこいい。
このアルバム、ショーターが火付け役といっても良いとおもいます。
どちらものMy Funny Valentineも、この曲の持つ甘い雰囲気を排除した自由で奔放な演奏。
でも、甘さでは追求できないなにかガツンとしたものがあって、もう、虜になってしまいます。
私は、トニーのドラムといきなりマイルスが吹き始めるディスク5のマイファニのほうが少し好き。
ディスク2にかんじた緊張感はあるのですが、もう少し良い意味で糸がゆるめな感じが、演奏でもより自由な広がりをみせてる感じがするからです。
でもさ、大差ないかもね。(^_^);
ショターの後のハービーのめちゃくちゃリリカルな演奏が高得点だから、こっちなのかも?このときばかりは絶好調のトニーに「うるせぇ」って気分でしたから。m(__)m
と、ヴァレンタインデイは終わってしまいました。
チェットも好きなんですよ~、ヴォーカルも含めいっぱ~~い、ありますよね。
デスモンドだって、他にもあるし・・
うむ~。
みなさんのヴァレンタインデイは、ハッピー?それともアンハッピー?
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コメント
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TITLE: Re:My Funny Valentine ~ Miles Davis(02/14)
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Plugged Nickelですか!?しかもコンプリート!
ハイライトしか聴いた事がないので件の演奏についてはコメントできませんが、フィルハーモニックから時間が経っていますし、会場の雰囲気も違う、もちろんメンバーも違うので全く違った印象を与えますよね。
難しいことは分かりませんので、1リスナーの印象ということでご理解くださいね。
難を言えばトランペットの高音の伸びと音色の美しさでしょうか。これは1964の方が勝ると思います。ただ1964のHハンコックのソロが稚拙なので相殺されているかも?
その代わりにPlugged NickelはHハンコックとWショーターが良いのでこれもまたバランス取れているような?リズム・セクションの息の合い具合もややこちらが上かなあ。
>ヴァレンタインデイは、ハッピー
でしたよ!
山崎シェリーウッド入りロイズとレミー・マルタン入りロイズをもらいました!あとはハンガリーのお土産のマジパン・チョコ、パンツ、その他・・・。
チョコの数は問題ではないんですけどね。
投稿: longrow1967jp | 2005年2月15日 (火) 12時22分
TITLE: あ~そーか
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昨日酔っ払って入った店でプラグドニッケルがかかってましたがバレンタインだったからなんですねぇ~今気付きました、、、
>ヴァレンタインデイは、ハッピー
半ベソでした
投稿: 遠藤でぇ~す | 2005年2月15日 (火) 17時01分
TITLE: Re[1]:My Funny Valentine ~ Miles Davis(02/14)
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longrow1967jpさん
>難を言えばトランペットの高音の伸びと音色の美しさでしょうか。これは1964の方が勝ると思います。ただ1964のHハンコックのソロが稚拙なので相殺されているかも?
うん、マイルスは絶対こっちが自信にみちてます。
プラグドニッケルね、ほんとショーターとハービー良いのですよ。
トニーも良い。
で、ショーターマニアとしては、ショーター聴く一枚、等となっていたりするようです。
でっも~、やっぱ、マイルスはマイルスなんだもん。
がっけぷちにおいつめられてからの、ピューマは恐いよぉ。
>山崎シェリーウッド入りロイズとレミー・マルタン入りロイズをもらいました!あとはハンガリーのお土産のマジパン・チョコ、パンツ、その他・・・。
そう・・・数ではありません。
でも、数が心を救うときもありまっせ。
私は今年は恒例のチョコケーキも作るのやめちゃったし。こうやって・・ますます、枯れて行く・・・。
投稿: Suzuck | 2005年2月15日 (火) 18時14分
TITLE: Re:あ~そーか(02/14)
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遠藤でぇ~すさん
>昨日酔っ払って入った店でプラグドニッケルがかかってましたがバレンタインだったからなんですねぇ~今気付きました、、、
しかたないよね~、半べそだもん。
って、トニーのかっこいいのはちゃんと気づいたってのは、
やっぱり、たいこ屋さんですねぇ・・
そう、私、エルビンも好きですよ。
なんたって、コルトレーンも好きなんで・・。
でも、プラグドニッケルのトニー、めちゃくちゃかっこいいです。はい。
投稿: Suzuck | 2005年2月15日 (火) 18時19分
TITLE: Re[1]:あ~そーだ(02/14)
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>そう、私、エルビンも好きですよ。
あのねあのね、大昔ね、エルビンおじさんのドラムクリニックに行ったのね、で最後に握手だのサインだのって時間があってね、みんなCDにサインしてもらったりTシャツにサインもらったりとかしててさ、オレなんかはさ、デッカイかばんを持っていって順番が来て、取り出しのがシンバルよ、もう会場が「うぉ~~」って感じ、でシンバルにサインしてもらって握手して肩組んで写真撮って、、
もー完全ミーハーだよね、
エルビンおじさんは間近でみてもとてもいいおじさんでした
ケイコは間近で見ますと、、、、ひっぱたかれました(ウソ)
投稿: 遠藤でぇ~す | 2005年2月16日 (水) 11時28分
TITLE: おぉぉぉ!
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遠藤でぇ~すさんへ
>てさ、オレなんかはさ、デッカイかばんを持っていって順番が来て、取り出しのがシンバルよ、もう会場が「うぉ~~」って感じ、でシンバルにサインしてもらって握手して肩組んで写真撮って、、
うんうん。
すごいじゃん。
でもねぇ・・いくら大人になっても自分の大好きな人に逢ったときは、おこちゃまと同じ反応になっりゃうよね。
私なんぞ、大好きなピニストを目の前にしたとき、抱きつきそうになったもん。
たぶん・・・ひっぱたかれはしなかっただろうけど、
すたこらさと、逃げられたとはおもう・・。
あ、それ、それさぁ・・プログに写真のせてね。
自分のhpにはあるのかな?
投稿: Suzuck | 2005年2月16日 (水) 18時01分