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音楽で拡がる輪

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2005年1月21日 (金)

そのピアノ(Stefano Bollani)、ちょっと待て♪

友達が、いろんなもの送ってくれた。
その中には、ここでは絶対手にはいらない
ディスクユニオンの配布ものなんてのもありました。
こういうの嬉しいのですね。あは、田舎は辛いのであります。
ネットで世界中にいけて、CDのお買い物もできるけど、
無料配布の冊子までは、ちょっと無理よね。
東京行きたいなぁ~♪
なんて、ぺらぺら、めくてっていたらふときになってしまった事があった。
以前にも書いたボラーニ(Stefano Bollani)とラヴァ(Enrico Rava)
のアルバムの感想に、「ガチンコバトル」ってあったんだよね。
うむ~、人それぞれ感じ方は違うものだけど、
これ最初に聴いておもったのは、
この二人凄く楽しそうにじゃれ合ってる!!
って、感じかな・・・。
確かに、丁々発止なんだけど、
バトル、って感じはしなかったんですよね。
もっと、遊び心もおふざけもたっぷりな感じ。
こういう感覚って、人それぞれといえばそこまでですが、
私的にはガチンコバトル、とはイメージとは随分ちがいました。

ボラーニって、ピアノはいろんな意味で
自由、解放されたピアニストなうえに、
性格が明るくお茶目?なので、(自分勝手ってもいうかも)
一人ほっておくと、やりすぎる。喋りすぎる。
ラヴァは自由に遊ばせながらも、自分のポジションからの演奏するので、
うまくバランスとれた演奏になってるきがする。
演奏は、実に互いに楽しそう・・。
そう、ボラーニは、その溢れる才能?をどうやって押さえるか?
いや、うまくコントロールできるか、って所にあるきがする。
だから、共演者によっては、涙がでるような駄作も無いこともない・・。
ラヴァと居るときは、はずれはほんとんだないんだけど・・
他のだって聴きたい、って思うのがファンであります。
なかなか、難しい・・。
すげぇ!って、驚いてStefano Bollaniのピアニストとしての才能を見直したのが

MI RITORNI IN MENTE / JESPER BODILSEN
JESPER BODILSEN(B)
STEFANO BOLLANI(p)
MORTEN LUND(ds)

このトリオでの演奏。
個人的に、結構、好きなミュージシャンばかりだが、
このベースとドラムで、ボラーニが聴けるとは、あましおもってなかったし、恥ずかしながら想像外。
でね、失敗作ではないか?って勝手におもてった。

がぁ・・一曲目ネイチャー・ボーイから、彼の真剣演奏を聴いて、
こりゃ、気合いはいってるなぁ・・って。
たまにお茶目なフレーズが顔出しますが、超まじめにピアニストしてました。
勝負したな、って感じ。
普段ラヴァ演奏しないようなスタンダード曲でのボラーニも実に素敵。
インタープレイもおたのしみに、って感じ。
最後に、聴き終わってやはりこいつの頭の中はどうなってんだ?
って、おもいましたぁ。(^_^)

さて、その彼も新譜がでてるそうで楽しみですね。
ボッソもまたまた新譜がでるんだって!
先日の新譜まだちゃんとアップしてないのにな。


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