Forever You / Ulf Wakenius(続き~♪)
Forever You / Ulf Wakeniusの続きかいちゃいます。
1,Forever You
2,Buenos Aires
3,Arirang
4,All The Things You Are
5,Suffering
6,You Will Always Be Around
7,Bibor No Azora
8,Always And Forever
9,Skylark
テーマは「愛」ですね。普遍的な愛と言うより、男と女に発生する感情のほうね。(^o^)
1、5はベーシスト、ダニエルソンの曲。彼の新譜にはいっていますが、ここではシンプルにメロディと感情重視。
2、6はワケニウスの曲ね。6曲目とても素敵な曲です。作曲もお上手。
タイトル曲である、1は、心の中にわき上がる感情を押さえきれずに、
その胸のたかまりを素直にかきあげたような曲です。
曲のはじめのピアノは、まるでわき上がる泉の水面を音に表したよう・・
たんたんとつづく演奏は、大事な大事な人をそっとそっと、
腕の中に抱きしめるような曲・・演奏。シングルトーンで、丁寧に丁寧に。
2、はワケニニウスの曲。ブエノスアイレス、と名付けられたこの曲、
「雨の六本木」、でも通じちゃうようなラテンの哀愁漂わせた歌謡メロディ♪
でも、こういう曲でも、ワケニウスのギターさばき?は惚れ惚れする。
ダニエルソンも男女のデュオの片方でも聴くような感情のこもった演奏とソロです。いつもながら、くっきりはっきりした音で、まるで唄ってるような感情もったソロでした。そう、愛には別れや行き違いがつきものですね。
3、Arirangといえば、私はブラジリアンのミュージシャン、トニーニョオルタの大陸を渡る風のような爽やかな演奏がうかぶのですが、ワケニウスの演奏はもっと東洋的感情のこもった演奏。韓国の有名な民謡ですが、捨てられた者の心を歌った歌詞のつくこの曲の、揺れ動く微妙な感じを、ゆったりとしたリズムのまま、哀愁を込めて演奏してます。
メセニーと共演もしてるワケニウスは、メセニーが影響うけたといわてるオルタにも関心があるのかしら?
4,All The Things You Areは、ジムホールに捧ぐになっています。
この曲は、ギタリストにとても愛されてる曲ですよね。独特なちょっと何事か?ってたいそうなイントロ聴くとだれもが、わかってしまう曲です。
でも、ここでは、このちょっと脳天気な本編をいったん分解して、
「恋心」だけ拾い上げて、組立て直したような演奏ですね。業師!
ワケニウスの才能全開の演奏です。
5、ダニエルソンの訴えかけるようなソロではじまる、ドラマチックな展開の曲。愛するが故の苦悩、心の乱れを表現し曲のような気がします。
ダニエルソンとテーマユニゾンするあたり、私は胸のどきどきを押さえられない。泣ける!切ない!・・・二人が、たんたんとメロディ弾く後ろで、
ピアノもドラムもすばらしいサポート。誰もが経験してる、恋いするが故の苦悩は演奏としては感情込めやすいかもせんね。
6,このアルバムでの、ワケニウスの2曲目の作品です。ワケニウスのつまびきではじまるこの曲も優しく大切な人に語りかけるような優しさと愛おしさがにじみでてる曲です。柔らかなメロディのバラードです。
7,坂本竜一の曲なのですね。最近、意外と来日回数の多い、ワケニウスは意外と親日家だったりして。このピアノが、ダニエルソンかな・・。でも、チェロも弾いてるんですよね。って、事は、ダニエルソンのリクエストだったりして?どなたか、竜一さまに詳しいかたが聴いてくれるといいのですけどね。
なんだか、一件たどたどしい演奏に聞こえるフレーズを繰り返すことで、
自分の心を確認してるような効果があるようなきがします。演奏の後半はいってくるチェロの音も大変効果的。
8、Secret Storyのメセニーの名曲ですね。シールマンのハーモニカとオーケストラのハーモニーが印象的な曲なんですよね。原曲?の演奏も確実になけますが、しっとり、じっくり聴かせるワケニウスのギターもとてもすばらしいです。一音一音にしっかり感情ののせられるギターです。
9、ウルフのソロでエンディングとなります。彼のソロのアルバムもっているのですが、その中のどの曲よりも好きかもしれません。ソロアルバムも、大好きな曲が沢山ならんでましたし、すばらしいテクニックだったのですが、もうひとつ私にはしっくりこなかったのです。このソロはとても気にいってます。
ワケニウスがこのアルバムにもうけたテーマはとてもわかりやすく簡単。
聴く側に、とても素直にはいってきます。聴く側が偏見で拒まないかぎりね。
「愛」は大切でいろんな姿がある。でも、誰にでもわかる感情・・・。
いくつになっても・・・・。
いろいろな事にがんじがらめになってしまった私達の心。
その扉をそっと、音もなく開けてくれる素敵な一枚。
1,Forever You
2,Buenos Aires
3,Arirang
4,All The Things You Are
5,Suffering
6,You Will Always Be Around
7,Bibor No Azora
8,Always And Forever
9,Skylark
テーマは「愛」ですね。普遍的な愛と言うより、男と女に発生する感情のほうね。(^o^)
1、5はベーシスト、ダニエルソンの曲。彼の新譜にはいっていますが、ここではシンプルにメロディと感情重視。
2、6はワケニウスの曲ね。6曲目とても素敵な曲です。作曲もお上手。
タイトル曲である、1は、心の中にわき上がる感情を押さえきれずに、
その胸のたかまりを素直にかきあげたような曲です。
曲のはじめのピアノは、まるでわき上がる泉の水面を音に表したよう・・
たんたんとつづく演奏は、大事な大事な人をそっとそっと、
腕の中に抱きしめるような曲・・演奏。シングルトーンで、丁寧に丁寧に。
2、はワケニニウスの曲。ブエノスアイレス、と名付けられたこの曲、
「雨の六本木」、でも通じちゃうようなラテンの哀愁漂わせた歌謡メロディ♪
でも、こういう曲でも、ワケニウスのギターさばき?は惚れ惚れする。
ダニエルソンも男女のデュオの片方でも聴くような感情のこもった演奏とソロです。いつもながら、くっきりはっきりした音で、まるで唄ってるような感情もったソロでした。そう、愛には別れや行き違いがつきものですね。
3、Arirangといえば、私はブラジリアンのミュージシャン、トニーニョオルタの大陸を渡る風のような爽やかな演奏がうかぶのですが、ワケニウスの演奏はもっと東洋的感情のこもった演奏。韓国の有名な民謡ですが、捨てられた者の心を歌った歌詞のつくこの曲の、揺れ動く微妙な感じを、ゆったりとしたリズムのまま、哀愁を込めて演奏してます。
メセニーと共演もしてるワケニウスは、メセニーが影響うけたといわてるオルタにも関心があるのかしら?
4,All The Things You Areは、ジムホールに捧ぐになっています。
この曲は、ギタリストにとても愛されてる曲ですよね。独特なちょっと何事か?ってたいそうなイントロ聴くとだれもが、わかってしまう曲です。
でも、ここでは、このちょっと脳天気な本編をいったん分解して、
「恋心」だけ拾い上げて、組立て直したような演奏ですね。業師!
ワケニウスの才能全開の演奏です。
5、ダニエルソンの訴えかけるようなソロではじまる、ドラマチックな展開の曲。愛するが故の苦悩、心の乱れを表現し曲のような気がします。
ダニエルソンとテーマユニゾンするあたり、私は胸のどきどきを押さえられない。泣ける!切ない!・・・二人が、たんたんとメロディ弾く後ろで、
ピアノもドラムもすばらしいサポート。誰もが経験してる、恋いするが故の苦悩は演奏としては感情込めやすいかもせんね。
6,このアルバムでの、ワケニウスの2曲目の作品です。ワケニウスのつまびきではじまるこの曲も優しく大切な人に語りかけるような優しさと愛おしさがにじみでてる曲です。柔らかなメロディのバラードです。
7,坂本竜一の曲なのですね。最近、意外と来日回数の多い、ワケニウスは意外と親日家だったりして。このピアノが、ダニエルソンかな・・。でも、チェロも弾いてるんですよね。って、事は、ダニエルソンのリクエストだったりして?どなたか、竜一さまに詳しいかたが聴いてくれるといいのですけどね。
なんだか、一件たどたどしい演奏に聞こえるフレーズを繰り返すことで、
自分の心を確認してるような効果があるようなきがします。演奏の後半はいってくるチェロの音も大変効果的。
8、Secret Storyのメセニーの名曲ですね。シールマンのハーモニカとオーケストラのハーモニーが印象的な曲なんですよね。原曲?の演奏も確実になけますが、しっとり、じっくり聴かせるワケニウスのギターもとてもすばらしいです。一音一音にしっかり感情ののせられるギターです。
9、ウルフのソロでエンディングとなります。彼のソロのアルバムもっているのですが、その中のどの曲よりも好きかもしれません。ソロアルバムも、大好きな曲が沢山ならんでましたし、すばらしいテクニックだったのですが、もうひとつ私にはしっくりこなかったのです。このソロはとても気にいってます。
ワケニウスがこのアルバムにもうけたテーマはとてもわかりやすく簡単。
聴く側に、とても素直にはいってきます。聴く側が偏見で拒まないかぎりね。
「愛」は大切でいろんな姿がある。でも、誰にでもわかる感情・・・。
いくつになっても・・・・。
いろいろな事にがんじがらめになってしまった私達の心。
その扉をそっと、音もなく開けてくれる素敵な一枚。
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TITLE: Re:Forever You / Ulf Wakenius(続き~♪)(01/28)
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4,All The Things You Are や8,Always And Foreverも演奏してるんですね。興味あります。
9,Skylark はJホールに同名曲がありますがそれではなくてオリジナルなんですね。
>リリカル、ロマンチックということですがギターのタッチやサウンドは誰に近いでしょう?ラッセル・マローンのようなまったりスイートな感じではなくてマイク・スターン?
誰の音にも似ていないのかもしれませんね!
投稿: longrow1967jp | 2005年1月29日 (土) 12時32分
TITLE: Re[1]:Forever You / Ulf Wakenius(続き~♪)(01/28)
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>9,Skylark はJホールに同名曲
アニタ・オデイやポール・デズモンドも演奏しているのでスタンダード曲化してるんでしょうか?
違う曲かもしれませんが・・・手元にCDがないので分かりません、すみません。
投稿: longrow1967jp | 2005年1月29日 (土) 12時36分
TITLE: Re[1]:Forever You / Ulf Wakenius(続き~♪)(01/28)
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longrow1967jpさん
Skylarkhaは、Hoagy Carmichaelの作品です。
ジムホっていうと、Jim Hall's Threeですか?
これ、久しくきいてないですぅ。
あとね、ここではワケニウスは、アコースティックギターなんです。
ごりごりのジャズ期待されると、拍子抜けかもね。
でね、いろんな人を消化してる感じはしますが、特別誰かに似てる、っておもいつかないです。
いっぱい待たせたのに、ごめんね。
でも、なんか、ユーロにはそういう人多いきがしますよね。
アメリカンより、ジャズで食べる場所少ないせいか、
普段からジャンル的にもいろんなお仕事してるみたいですよね。
でも、彼は売れっ子なんですよ。
去年メセニーと演奏するって、hpにあったけど・・
どうだったのかなぁ・・
日本にもまた来るようです。
投稿: Suzuck | 2005年2月 1日 (火) 18時15分
TITLE: Re:Forever You / Ulf Wakenius(続き~♪)(01/28)
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へー!坂本龍一の「美貌の青空」カバーしてるんだ!ぜひ聴きたいっ。
これ僕も好きでよく弾くんですが、中間の展開部のコード進行が訳分かんなくてはまります。
もとはボサノバの曲として坂本が歌っていましたが、アコースティックにピアノチェロヴァイオリンのトリオとしてアレンジされ、どっちもよいです。
All The Things You Areも好きな曲なので俄然興味がわいてきました。
このCDはどの辺に行けば手にはいるのかなあ。
投稿: レイン・キャット | 2005年2月 3日 (木) 22時37分
TITLE: Re[1]:Forever You / Ulf Wakenius(続き~♪)(01/28)
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レイン・キャットさん
>へー!坂本龍一の「美貌の青空」カバーしてるんだ!ぜひ聴きたいっ。
これって、通販でした。
でも、美しいけど、ECM的な美しさではないよ。
もっと、世俗的。言ってしまえば、歌謡演歌の世界です。
勇気ある?
投稿: Suzuck | 2005年2月 4日 (金) 18時38分
TITLE: Re[2]:Forever You / Ulf Wakenius(続き~♪)(01/28)
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Suzuckさん
演歌ですか。。怖いもの見たさにさらに聴きたくなった。有線でサンタナが流れるとコリャ演歌だよって僕は思います。
SuzuckさんはECMはあまりきかれないのですか。微妙にかすってるように思うのですが。まあ当たり外れが大きいしな。。
投稿: レイン・キャット | 2005年2月 5日 (土) 08時18分
TITLE: 哀愁のヨーロッパぁ♪
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レイン・キャットさん
哀愁のヨーロッパ♪
演歌以上に、演歌ですよね~。
さびでコブシがきこえて来るのは、私だけ?
ECM、聴きますよ。そこにこだわってるわけではないですけど、
ある程度指標にはなるので・・・。たしかに、駄目なのは最後まで聴かなかったりして・・
キースやメセニーもそうですが、
ジョンアバークロンビーもお好きなんで・・(longrow1967jpさ~ん、すいません、私、彼好きなんです)
そう、12/16のギターEvening Falls / Jacob Young
これも、彼の初ECMでございます。
投稿: Suzuck | 2005年2月 5日 (土) 09時25分
TITLE: Re:哀愁のヨーロッパぁ♪(01/28)
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図星です!Suzuckさん感性合うなあ。
そうなんです、何が哀愁だって思うんだけど。しかもヨーロッパなんて範囲でかいし。どうせ邦題だろうって思うけど。あれはまさにこぶし。
アバークロンビー持ってますよ。ECMのギタリストの中ではまともなほう。。“TIMELESS”ってアルバム気軽に聴けます。
投稿: レイン・キャット | 2005年2月 6日 (日) 09時19分
TITLE: Re[1]:哀愁のヨーロッパぁ♪(01/28)
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レイン・キャットさん
>図星です!Suzuckさん感性合うなあ。
>そうなんです、何が哀愁だって思うんだけど。しかもヨーロッパなんて範囲でかいし。どうせ邦題だろうって思うけど。あれはまさにこぶし。
EUROPA
ですよね。
でもね、人の感情を深くえぐった音楽好きです。
うわっつらはねた、音遊びが一番嫌い。
>アバークロンビー持ってますよ。ECMのギタリストの中ではまともなほう。。“TIMELESS”ってアルバム気軽に聴けます。
変なジャケットですけどね。なんか、この人ジャケットの趣味わるいよね??
投稿: Suzuck | 2005年2月 6日 (日) 10時42分
TITLE: 来てしまいました
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すずっくさん、こんにちは、最中です。
おかげさまで、時空を超えて、流れ流れ、この記事にたどり着きました。ありがとうございました。
投稿: monaka | 2007年2月17日 (土) 09時07分
TITLE: このアルバムは、、
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最中さん、、
これ、私の王子様みたいなアルバムなんです。(意味不明)
良い想い出が沢山蘇るかもね。。
世間的な名盤ではないのですが、ジャケット、メンバー、演奏、曲、、みんな好き。
すずっく好みの極みでござる。
小さなおばあちゃんになって、
お部屋の椅子の上でひなたぼっこしながら、、
あれこれ、、思い出しながら。。
聴いちゃうんだろうなぁ。。。って気がしてます。
凄く、大事なアルバムです☆
投稿: Suzuck | 2007年2月17日 (土) 12時23分