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音楽で拡がる輪

2020年7月11日 (土)

ついに出た! 『RoundAgain / Redman Mehldau McBride  Blade』

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サックス奏者の雄、ジョシュア・レッドマンが仕掛けたアルバムは、1994年の『MoodSwing』以来約26年!振りとなるスーパー・カルテット。
すでに、ネットに上がっていた昨年の公演からの2曲は、ネット上でも絶賛の嵐。
ライナーによれば、この2日間の公演の勢いのまま、スタジオ録音したそう。
全て、オリジナルで、ジョシュアが3曲、メルドーが2曲、マクブライドとブレイドは1曲ずつ、全7曲。
 
オープナーは、ジョシュア作「Undertow」、メルドーのピアノとジョシュアのテナー・サックスが超クール。ベースとドラムが音を出すだけでドライブしちゃう。
メルドー作「Moe Honk」、高速長尺ジョシュアのソロ、呼応するメルドーの高速長尺ソロ、マクブライドの高速長尺ソロ、彼らを全てプッシュするブレイドの切れ味のよさ!
メロディアスだけど、超絶技巧なジョシュアとマクブライドの歌が聴ける「Silly Little Love Song」は、ジョシュアのオリジナル。メルドーの明るく嬉しいそうな演奏も珍しいよね。
一転、スリリングで緊張感が高い「Right Back Round Again」も、ジョシェアの曲。
ソプラノ・サックスが雄弁に語り出すマクブライドの「Floppy Diss」、ユーモアとウィットに富んだ演奏。
メルドーの「Father」もソプラノ、もうウネウネと饒舌、全員で10歩くらい先がわかってるんじゃ?って、演奏が続く。
終演は、ブレイドの「Your Part To Play」、ベースにサックス、ピアノと加わっていき、ゆったりと絡み合っていく、哀愁のある演奏が次第に興奮をともっなって高揚していく…。
 
長いブランクを感じることのない演奏。ストレート・アヘッドなジャズを展開している。
それぞれの楽器で「神」の領域にたどり着いてる4人が、心置きなく再開を楽しみ、喜ぶ熱さが伝わってきまっす。
ご心配無用、あなたが思ったように、4人だから出来る凄い演奏になってますから。笑
あとは、来日を祈るのみ。
 
1.Undertow
2.Moe Honk
3.Silly Little Love Song
4.Right Back Round Again   
5.Floppy Diss
6.Father      
7.Your Part To Play
 
Joshua Redman (ts, ss)
Brad Mehldau (p)
Christian McBride (b)
Brian Blade (ds)
 
今日のおまけは、ジョシュアがあげていた「Right Back Round Again」のアルバム版。
 
 
 
 
大雨の被害に遭われた皆さんに、お見舞い申し上げます。
これ以上の災害が起こらないことを祈るばかりです。
 
んじゃ、退散♪

2020年7月 8日 (水)

ジャズの面白さが凝縮された 「金森 もとい トリオ 『Invisible World』リリース・ライブ @ クックテールくぼた (7/7)」

「金森 もとい トリオ 『Invisible World』リリース・ライブ @ クックテールくぼた (7/7)」
金森 もとい (b)  田窪 寛之 (p)  山田 玲 (ds)
 
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金森 もとい トリオのセカンド・アルバム『Invisible World』、リリース・ライブでした!
中村恵介さんのHUMADOPE2で、1月にクボタでライブがあった時に、
「七夕に自分のトリオのライブがあるんですよ」
と、教えてくださったので、楽しみにしてました♪
クックテールくぼたがあるのは、長岡市、県内ですが、久しぶりのライブ遠征。
新幹線に乗るのも半年ぶり?って感じですね。
 
広い会場なののですが、しっかりソーシャル・ディスタンスを保ってテーブル少なめ。
でも、ライブを待っていた強者たちが集合でっす!
 
ライブが、始まると、3人のレスポンスの高さが直ぐにわかります。
誰かの、ちょっとした、しかけにスムーズに反応。
遊び心もたっぷりで、どこに進んでいくのかわからないスリリングな展開が満載。
トリッキーな曲だって、お茶の子さいさい、いや、、むしろ、それを楽しんでる。
 
「卓越したテクニック」←ご本人が言ってました!笑
でも、本当に各自卓越したテクニックと阿吽の呼吸で完成度が高い演奏が続く。
 
1セット目の最後に演奏した金森作「 Invisible World」。
照度ゼロの世界を体験したことから生まれた曲なんだそうですが、、
これが、凄かった!!
三位一体で、その音の増幅が半端なくて、目をつぶって聴いていると、、本当に3人?という壮大な世界。
CDでは、ここにストリングスが被さっているとのことで、非常に楽しみ。
 
休憩を挟んでの2セット目は、リーダーの「漫談」から。(定番なんだって。。)
スッとしたクールなイメージですが、スリルに満ちた生き方してるなぁ。。なんて、思ったり。笑
曲の解説も面白くて、ミュージシャンの頭の中をちょこっと除いた気分になって、お得だった。
 
ライブならではのスリリングな場面がいっぱい、店内は興奮の坩堝!!
各自が、極限まで踏ん張る姿を観て、聴いて、興奮するのは、生ライブなら。
スタンダードも、一筋縄ではいかないんだなぁ。
ピアノのお洒落で美しいフレージング、超鋭い強面なコンピング、
ベースの細長い指からでる力強い音、トリッキーだけどメロディアスなソロ、
ドラムの俊足での対応力の高さ、強力なドライブ感、
無敵な3人の高揚感満載、スイング&スイング! ジャズの面白さが凝縮された演奏! 
 
ミュージシャンの皆さん、お店の皆さん、ありがとうございました。m(_ _)m
 
ストリングスが入っているという新譜をお買い上げし、サインをいただき、帰宅!
長岡と新潟は、新幹線だと約20分。携帯をいじっていたら、コンビニで買ったビールを飲み損ないました。笑
今日のおまけは、同じトリオでの前作の時の演奏。
 
 
んじゃ、退散♪

2020年7月 6日 (月)

優しさと誠実さに満ちていた… 「古谷 淳『Piano Solo』リリース・ライブ @ イワイ・ピアノ・スタジオ (7/5)」

「古谷 淳『Piano Solo』リリース・ライブ @ イワイ・ピアノ・スタジオ (7/5)」
古谷 淳 (p)
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八戸南郷文化ホールで録った『Piano Solo』のリリース・ライブでした。
コロナ禍のずっと前から、計画されたライブでしたが、様々に状況が変化していく中、開催も危ぶまれるライブでした。
古谷さんは山梨在住ということと、公共機関を使わず車でいらしてくださるということ、新潟の感染状況を考えてのライブ開催のご英断と思われます。
 
久しぶりのイワイ・ピアノ・スタジオ、人数も減らしているので、ゆったりとアットホームです。
車の運転手!をして来てくださった、奥さまに美味しいお土産をいただいちゃって、テンションあがる私。笑
しかし、お一人で見るとすっごく背の高い方だったのですね。
背中も大きいぞぉ。。
 
1セット目が始まると、すぐに別世界に心が飛んだ…。
最初のセットは、ほぼシームレスで、浮かび上がった曲をつなげていく感じ?
左手の時を刻む感じが、とても印象的で、自分の現在・過去・未来に想いを馳せました。
透明感ある美しい音色、柔らかなタッチで、心の赴くままに表現していく真摯な姿に感動。
静かで、穏やかだけれども、しっかりと自己主張していく感じは、気高い雰囲気。
心の内側にある思いを、音として外に解き放つ感じでしょうか。。
 
休憩があって、2セット目は、新譜にある曲も何曲か演奏。
即興としてのモチーフなので、全く同じ演奏というわけではありませんが、
走馬灯にように光景が流れる「Days」を、目の前で聴けて嬉しかったです。
ご友人の曲「銀河線」を弾く時に、
「音楽家には、優しい気持ちが必要って」仰っていましたが、
自分の気持ちに正直であることも大切なのだろうなぁ、と、強く感じました。
演奏全般に、とても誠実な感じが伝わってきて、心に響きました。
 
芸術度の高い演奏なのに、とてもリラックスした気持ちで過ごせた時間でした。
芯から、、うっとり…優しさと誠実さに満ちたライブでした。
 
遠い道のり、本当にありがとうございました。m(_ _)m
早く、安心してライブができるようになるといいですね。
そして、美子さん! 大変なときに、素敵なライブを開催してくださって、本当にありがとうございました。m(_ _)m
また、素敵なライブを開催してくださいね♪
今日のおまけは、再び「Days」。
 
 
んじゃ、退散♪

2020年7月 2日 (木)

メルドー・ファンであることを誇りにおもう 『Suite: April 2020 / Brad Mehldau』

Suite_april_2020
 

 

『Suite: April 2020』と名付けられたLPは、鬼才ブラッド・メルドーのソロ・ピアノ・アルバム。
コロナ禍で、困難な状況に追いやられたミュージシャン支援をする為に立ち上げられた基金のために、その売り上げを寄付する目的で急遽リリースされたアルバム。
Nonesuch Storeで、寄付、送料込みで限定1000枚で売っている。(特典は直筆サイン♪)
秋になると、普通にアナログ、CDが売り出される。でも、サブスクなどで、すでに全曲聴けるし、ご本人がYouTubeに全曲あげている。
どの方法で聴くは、聴く方の気持ち次第。
と、いうことで、、ライブを聴きに行ったつもりになって、買ってみました。。。
 

 

録音場所は、奥様の出身地オランダのアムステルダム、彼は、普段からツアーの時以外は、アムステルダムとニューヨークを行き来して生活しているようですが、今回のコロナ禍でアムステルダムに足止めとなったよう。
コロナ禍とBLM運動に大揺れする祖国を遠い地から眺めていたのでしょう。。
 

 

タイトル通り、全15曲のうち、サイドA〜サイドBの頭の3曲は、彼のオリジナル。
1曲、1曲のそのタイトルにあるように、コロナ禍での彼の心象風景を音楽で表現している。
そう書くとお堅い感じに聞こえるかもしれないけれど、3分前後の曲に表現されてることは、
彼の素直な驚きや、気持ちで、いつものストイックな雰囲気というより、
一個人が、この世界的な苦難の中で感じたことを綴ったエッセイのような感じ。
 

 

12曲の組曲のあとに、加えられたカバー曲3曲は、彼からのメッセージと思って良いと思う。
ピアノ・ソロなので、「歌詞」はないけれど、3曲の歌詞に込められた言葉は、我々への応援歌だ。
ニール・ヤングの「Don't Let It Bring You Down」、、辛い言葉が並ぶけど、とてもニール・ヤングらしい孤独や絶望感を抱えた人への応援歌。今こそ、この歌詞が胸に染みることはない。
ビリー・ジョエルの「New York State of Mind」は、祖国から遠く離れて自粛生活する彼自身への応援歌かもしれない。
ジェローム・カーン作曲、バディ・デシルヴァ作詞の「Look for the Silver Lining 」は、全ての人に希望を見出そうと投げかけ、前に進もうと後押しする応援歌に思えた。
あまり、深読みしないで、素直に感じたままで。
 

 

捻りすぎない美しい演奏で、疲れきった心に心地よく響きます。
大変真摯な想いの詰まったアルバムで、メルドーのファンであることを誇りにおもいました。
 

 

 

 

side A
1.I. waking up
2.II. stepping outside
3.III. keeping distance
4.IV. stopping, listening: hearing
5.V. remembering before all this
6.VI. uncertainty
7.VII. - the day moves by -
8.VIII. yearning
9.IX. waiting
 
side B
10.X. in the kitchen
11.XI. family harmony
12.XII. lullaby
13.Don't Let It Bring You Down (Neil Yang)
14.New York State of Mind (Billy Joel)
15.Look for the Silver Lining (Buddy DeSylva and Jerome Kern )
 
Brad Mehldau (p)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「New York State of Mind」。
 
 
 
今年になって、2枚目のアナログを買ってしまいました。。
すげぇ〜、やばいっす。汗
下の写真は、同封されていた直筆のサイン。
 
Unnamed
 
んじゃ、退散♪

2020年6月28日 (日)

ピアノとギターの美意識が深く絡み合う 『Little Big II: Dreams of a Mechanical Man / Aaron Parks』

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出世作『Invisible Cinema』 で、マイク・モレノのギターと絡んだ美しいサウンドに痺れた米国の天才ピアニスト、アーロン・パークスの新譜でっす。
ECMデビューも果たし、エヴァンスの繊細さとハンコックの躍動感を併せ持つ、ピアニズムでもファンを増やしています。
2018年の 『Little Big』 は『Invisible Cinema』の路線上にあり、ロック・テイストの入ったエレキ・ギターとの双頭で、ロック、エレクトロニカなど様々なジャンルを縦横無尽に行き来するサウンドだったのですが、今回はその続編。
前作と同じメンバー、ギターのグレッグ・トゥーヒー、ベースのデビッド・ギンヤード、ドラムのトミー・クレインの鉄壁の布陣です。
この2年ほどは、彼らとツアーをこなし、ますます良いケミストリーを生み出してきているとの自身からのレコーディング。

 

オープナーは、ビートの効いたドラムに引っ張られるようにバンドの緊張感の増していく「Attention, Earthlings」。
ピアノとギターのやりとりが、モダンで知的な「Here」。
美しいテーマ、美しいハーモニー、美しいピアノ「Solace」、叙情的。いつも、宇宙のどこかを漂っている気分になる。
一転、キャッチーなテーマ「Friendo」、どんどん予期せぬ方向に。
各自が、自由に実験的に羽ばたいた「Is Anything Okay?」。
情感を揺さぶる暗いギターの演奏から、パークスのヴォイスが被さり、不思議な世界を覗く「The Shadow & The Self」。
ストイックなギターが饒舌に語る「The Storyteller」。
オーバーダヴしたパーカッションが、印象的な「Dreams of Mechanical Man」。
ロック・テイストの効いた「My Mistake」、叫ぶ歪んだギター。
チャイムやベル?で始まる瞑想的な導入「The Ongoing Pulse of Isness」、後半のバンド一体での高揚。高速モードに入った時のパークスのピアノは無敵ですね。
即興「Where Now?」、まさに「今どこ?」ハイレベルな宇宙的俊足レスポンスに唖然。
終演は、感動的な高まりを持った「Unknown」。

ピアノとギターを中心にメロディアスに即興を繰り広げるサウンド。
パークスは曲によって、ピアノ、エレピ、シンセと多様な鍵盤を操り、前作以上にSF度、異次元度、宇宙度がアップ。
二枚看板のふたりの美意識が深く絡み合うエモーショナルな演奏。


彼らは、地球に起こっている様々なことに危惧しており警戒音鳴らしてますね。
そして、病んだ心に少しでも彼らの音楽が届くことを願ってるのかな。

 


1. Attention, Earthlings
2. Here
3. Solace
4. Friendo
5. Is Anything Okay?
6. The Shadow & The Self
7. The Storyteller
8. Dreams of Mechanical Man
9. My Mistake
10. The Ongoing Pulse of Isness
11. Where Now?
12. Unknown

 

Aaron Parks (p, synth, wurlitzer, rhodes, celeste, vibraphone, glockenspiel, chimes, voice)
Greg Tuohey (g)
David Ginyard Jr (b)
Tommy Crane (ds, perc)

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Solace」。

 

 

大雨が災害をひきおこしませんように。

 

んじゃ、退散♪

 

2020年6月26日 (金)

『ジャズ批評 216号 ハービー・ハンコック生誕80周年 記念特別号』がでました〜♪

『ジャズ批評 216号』がでました〜♪
★ ハービー・ハンコック生誕80周年 記念特別号 ★
216

 

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『ハービー・ハンコック物語 高木信哉 著 』

 

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中止になった東京ジャズでは、現在と過去を聴かせる2つのバンド編成だったハービー・ハンコック。
めちゃ、良いチケットを買ったのですが、コロナ禍で中止になってしまいました。
80歳にして、常に新しい音への挑戦を続けているハンコックの特集号です。

 

で、今回の目玉はこれでしょう!
1章から44章にわたって、ハンコックの音楽史的生い立ちが綴られています。
その時々のミュージシャン、作成したアルバム、などのお話がとても興味深いです!
ファンならずとも、必読。

 

他にも、ハンコックとウェイン・ショーターのインタビューや、ハンコック年表、、
私が選ぶハンコック5選などなど、、まるまる1冊がハンコック特集です。

 

ぜひ、お見逃しなく♪

 

「新譜紹介」は、4枚。
目玉は、マルチンかとおもったんですが、一番のお気に入りはパークスのアルバム。
前作からつづけて活動しているだけあるなぁ。。って、思いました。

 

 

 

 

 

「New Disc Pick Up」は、4枚でした。
好きなピアニストの方々が、こぞって?ピアノ・ソロのアルバムをだしてます。
当たり前ですが、全然違うので面白いですね。

 

 

 

 

 

 

 

自粛期間中に、ライブの配信システムというのが進みましたね。
でも、私は家にいるとなかなか集中して音楽だけを聴いていられない状況が多くて。。
でも、絶対に行けないライブのチケットを買って、、時間があるときに聴く。。って、都合はいいですが。。
まぁ、応援という意味で買うという感じですか。。

 

いろいろと、思うところはありますが、、このままだと、また、感染者数は増えそうですよね。
そうなると、仕方ないのかもしれませんね。でも、これがスタンダードってちょっと嫌だなぁ。。

 

んじゃ、退散♪

2020年6月24日 (水)

懐の深さ半端な〜い「Tony Suggs Trio (6/23) @ Jazz FLASH」 

Tony Suggs Trio (6/23) @ Jazz FLASH 
Tony Suggs (p)古木 佳祐(b)大村 亘(ds)

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長い間、カウント・ベイシー・オーケストラのピアニストを務め、ロイ・ハーグローヴのRHファクターにも参加していた、ピアニスト、トニー・サッグス。
手、大きいなぁ、、って、思ってましたが、あとで聞いたら「ドからドを超えてソ」まで、届いちゃうらしい。
力強いタッチ、大きな音で自信満々でガンガン攻める、めちゃピアノの巧い人でした。
グイグイ来るグルーブ感も半端ないし、その懐の深さも半端ない感じ。
緻密でヒリヒリとするような痺れ感とは違う、大らかでハッピーな揺れが会場の空気とともに伝わってくる。

俺の波に乗ってこいっ!って、感じ。

徹頭徹尾責めの体制のベースも、一音でガンガン空間を広げていくドラムも、聴きごたえたっぷり。
大波を逃す事なく、ガテン系ガッツある受け応えで、より大きな波に!
やっぱり、この人たちは、何やっても巧いんだなぁ、って、大盛り上がりでした。

特に、2セット目の「Amazing Grace」から「Caravan」の流れは、音の魔力に酔いしれました。
自然と体が動いて、踊り出したくなりましたよ。めちゃ楽しい一夜でした。
ミュージシャンの皆さん、ありがとうございました。m(_ _)m

やっぱり、生音が良い!生音、最高!!

マスク、少人数予約制はもちろん、入店時体温チェック、アルコール消毒、換気と出来る限りのコロナ対策をしての開催。
でも、人数絞ってるのでジャズ好きな沢山の人に聴いていただけなくて、ちょっとだけ残念でした。。
フラッシュのマスター、女将さん、、
そして、こういう時にもかかわらず勇気を持っていらしてくださったお客さま、、
本当にありがとうございました!

 

で、何故に、二日酔いか、、それは秘密。爆
そう、、全く、秘密のできごとではありませんね。

んじゃ、退散♪

2020年6月21日 (日)

銀河の片隅で独りの時間を愉しむ… 『Adagios / 瀧川青河 (Haruka Takigawa)』

Adagios

 

自粛期間中に、友だちが勧めてくれたアルバム。
確かに、ネットに置いてあった曲を聴いたら、、全編が穏やかで好み。
5月のミュージシャン支援のバンドキャンプの日に買いました。
彼女の楽器が、6弦のエレベとういうのも、いいじゃないです。
おまけに、一度、新潟のジャズ・ストリートで、躍動感あるベース・プレイを聴いているのですもの。
名前を見て、すぐにわからない私って、最低ですけど。笑

 

演奏は、「人間的な音楽団 」を名乗るトリオ。
作曲は、瀧川 青河さんが全部担当、、と、いうか、自身の貯め込んだ曲をアルバムにしたかった!って、感じですか。

 

ドラマチックに幕をあけを告げる「序曲」。
組曲の「Adagios」7曲は、基本的にはゆったりと3つの楽器がリラックスした音を奏でてる。でも、結構とスリリングにドラマチックに動くものも。
ライナー・ノーツは、お師匠さんの佐藤 ハチ 恭彦 氏の文章、その隣に曲の番号のふられた7枚の絵も載っている。ご本人の曲のイメージなのかなぁ。小さいの絵なので、ちょっと、イメージが重ならなかったりするけど、それって人それぞれなので、仕方ないですよね。
クラシックの技法で書かれた緻密な曲たちは、ベース・ラインが対位法的に浮かび上がってくるように計算されてる、と、師匠の指摘があり、クラシカルな雰囲気を醸し出している知的な心安らぐサウンド。
いわゆる丁々発止とは違うけど、3人の息の合った、感情のあった演奏で高揚する。
3つの楽器が、上手く働いている。

 

後半の小作品集は、より情景が浮かぶメロディで、各楽器の叙情性が一層際立つ。
「気のせい」のような、ウィットにとんだ実験的なものも面白いが、やっぱり、叙情的な曲が心に残りますね。
終演の「思慕 」の余韻がいいなぁ…おかげで、すぐに「序曲」からリピート。笑

 

銀河の片隅で独りの時間を愉しむために聴くのはどうでしょ。

 

 

1. 序曲 

 

組曲「Adagios」
2. 第1番
3. 第2番
4. 第3番
5. 第4番
6. 第5番
7. 第6番
8. 第7番

 

小作品集
09. 天窓 (Piano,Guitar,Bassのための主題)
10. とある夜景
11. 気のせい
12. あてのない逍遥
13. 思慕 

 

演奏:人間的な音楽団 
瀧川 青河 (Haruka Takigawa)  (el-b)
尾崎 琢也 (Takuya Ozaki) (p)
堀江 洋賀 (Hiroyoshi Horie) (el-g)

 

今日のおまけは、ご本人があげていた視聴版?

 

 

ライブが戻ってきましたね。
配信という新しい手法もふえて、音に溺れそうな日々。。

 

んじゃ、退散♪

«一度聞いたら、クセになる独自のサウンド・スケープ 『GoGo Penguin / GoGo Penguin』

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