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音楽で拡がる輪

2020年2月20日 (木)

北欧の名手、ヨン・クリステンセン(Jon Christensen)が、逝く…

Jon_christensen_20200220120701
2月12日、ライル・メイズの衝撃が広がっていたとき、Twitterで、「ノルウェーのドラマー、ヨン・クリステンセンが亡くなった!」という、誤情報が拡散されました。
そういう時には、検索をかけて、なるべく信憑性の高い記事を探すのですが、
この時は、発信源を特定できなかったにも関わらず、誤情報をRetweetしたばかりか、夕方にはブログに追悼記事を投稿してしまいました。
13日の朝、「亡くなったというのは、誤り。彼は事故で大怪我をし、予断は許されないものの徐々に回復している」と、指摘を受け、Tweetもブログの記事も削除。彼の回復を祈っていたのですが…
18日に、ノルウェーのECM系のミュージシャンたちが、彼の追悼をし始めたのです。
検索すると、地元のニュースにも取り上げられ、彼の亡くなったことが事実と確定されてしまいました。
現在、詳しい死因を取り上げている記事は見つからなかったのですが、兎に角、残念でしかたありません。
ノルウェーのオスロ生まれ、キャリアもオスロから始まった彼の功績の多くは、ECMに残されており
キース・ジャレット、ヤン・ガルバレク、ボボ・ステンソン、ラルフ・タウナー、トーマス・スタンコ、チャールズ・ロイド、ヤコブ・ヤング、ヤコブ・ブロ、、、
凄いメンバー、凄い数、本当にECMの顔中の顔、まさにレジェンド・ドラマーですよね。
ECMじゃないけど、我がいとしのラーシュ・ダニエルソンも、初期の『Live at Visiones』『Far North』を始め、ACTレーベルでも何枚か彼にお世話になっています。
facebookで、ダニエルソンが追悼のコメントの中に、彼との初めてのお仕事の時のエピソードをあげていました。
ダニエルソンが、演奏する曲の楽譜を彼に配ったところ、、、
「私は、アガサ・クリスティしか読まないんだ」
と、すぐに言ったそうです。
でも、演奏は完璧だったそうです。
参加した、その全てのアルバムで繊細で澄んだ音で、音楽を彩ってくれた天才。
研ぎ澄まされたシンバル・ワークは、世界中のドラマーの憧れですよね。
そして、パーカションを取り入れた色彩感覚は、私たちがイメージする北欧のドラマーの原型といっても過言ではないのでしょうか。
キース・ジャレットのヨーロピアン・カルテットで聴いた彼のしなやかなドラムは、澄んだ空気、香り、風景、まだ見たことのない北欧のエッセンスを感じさせてくれましたよね。
どうか、安らかにお眠りください。
好きなアルバムが、たくさんありすぎて、、
ここは、私も大好き、そして、人気も高いヨーロピアン・カルテットの『My Song』を聴きながら合掌。

 

 

んじゃ、退散♪

2020年2月16日 (日)

ライル・メイズと過ごす休日 『Street Dreams /  Lyle Mays』

Street_dreams

 

姪っ子さんのアルバムをかけましたし、1枚くらいご本人のアルバムをゆっくり聴きたいとおもいます。
ライル・メイズの1988年のソロ・アルバム。曲ごとにメンバーが変わります。

 

オープナーの「Feet First」から、青空の下、一気に心が解き放たれる感じ。
ともかく、ポップで、明るく、自由で、いきいきとしている。
ビル・フリゼイルが参加してる「August」、浮遊感あるギターとメイズの相性のよさ!
チャーミングで華麗なメイズのソロを堪能「Chorinho」。
ホーン・セクションを従えたメイズのピアノがかっこいい「Possible Straight」♪
「Hangtime」、どの曲でもとても音の使い方が巧みなんだけど、ここでもピーター・アースキンのスティックさばきが素晴らしく、曲を印象付けてる。

 

薄絹の羽衣のようなストリングが入って、夢見心地の極上サウンド「Before You Go」、この曲で誰もが感じる感性が多くのファンの心を掴んでますよね。
教会での結婚式のような神聖な気持ちになるメイズとフリゼイルのデュオ「Newborn」。
タイトル曲「Street Dreams」は、1〜4でなる4部構成の組曲。
オーケストレーションを加え、さまざまなジャンルがミックスされ変化していく壮大な作品。
幻想的でドラマチック、演奏、構成、様々な面でライル・メイズの才能を大さ、音楽への造詣の深さに脱帽。

 

まるで、心のオアシス。
改めて、合掌。

 

1.Feet First
2.August
3.Chorinho
4.Possible Straight
5.Hangtime
6.Before You Go
7.Newborn
8.Street Dreams 1-4

 

Lyle Mays (p, key)
その他大勢…m(_ _)m

 

今日のおまけは、「Before You Go」。

 

 

まだ、体調がもう一つなので、今日も、ゆっくり過ごします。
ええと、、1988年は、人生で一番忙しかったときに突入年なので、この年にこのアルバムを買っていません。
そもそも、ショップにいける状況じゃなかったもの。
んじゃ、退散♪

2020年2月15日 (土)

素晴らしいヴォイス・コントロールと飛翔感 『Unravelled / Aubrey Johnson』

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ちょっと、ベッキー似?の親しみやすい笑顔のジャケットの主は、米国のヴォーカリスト、オーブリー・ジョンソン。
先2月10日に鬼籍に入り、多くの人に惜しまれたライル・メイズの姪っ子さんです。
残念ながら、ノーチェックだったのですが、Twitterにあがってきて、動画を観たら、現代的でなかなかの実力派とお見受けしたので、新譜をゲットしてみました。

 

 

2017年の録音。「エグゼクティヴ・プロデュース:ライル・メイズ」のクレジット共に、目を引くのは「プロデュースとエディットにスティーヴ・ロドビーの名前があることかな。

 

ご本人は、NYCを拠点とし、実力派のヴォーカリストとして活動しながら、バークリーや、クイーンズカレッジ、モントクレア州立大学などで、教壇に立っているとい才媛です。
このデヴュー盤でも、オリジナル曲(共作あり)を4曲の提供のほか、アレンジもチェレンジしているとのこと。
レギュラー・バンドのメンバーも、大村朋子を始め、気鋭のミュージシャン。

 

オープナーは、彼女のオリジナルでタイトル曲「Unraveled」。バンドサウンドに乗って一気に駆け上がる、飛翔感。バンドとの一体感もばっちり。
オリジナル「Lie In Wait」、バラッド調に始まり、高音透明感ある声のスキャットでアルトや、特にバイオリンと絡んでいく自由さ。
ゲストのアコーディオン奏者ヴィトール・ゴンサルヴェスの入った「Dindi」、美しく儚く素敵なヴァージョン。
アニー・レノックスの「No More ‘I Love You’s」、ポップにカラフルに。
ジミー・ローズの「The Peacocks」、ノーマ・ウィストンが歌詞をつけて「A Timeless Place」として、歌っているのは有名。マイケル・サックスがバスクラとアルトで熱演。この曲を選ぶことで、かなり、彼女の指向がわかると思う。収録曲の中でも一番長尺な演奏。
バンドと力強く進んで行く、オリジナル「Love Again」。マイケル・サックスのオリジナル「Happy To Stay」、言葉を大事にしながらも楽器とやりとりする姿が印象的。
オリジナル「These Days」、しなやかなメロディ、バイオリンの音を纏うように熱唱。
日本人の参加ミュージシャン、ヴァイオリニストの大村オリジナル「Voice Is Magic」、日本語が宙にはじける!明るく、華やか。本当に、ヴォイス・コントロールが巧いっ!
日本盤のボーナス・トラックは、シコ・ブアルキとエドゥ・ロボ「Beatriz」、美しい彼女の歌声からブラジルへの敬愛を感じる。
終演は、アコーディオンが活躍するジスモンチの「Karate」、見事なヴォイス・コントロールを披露しておしまい。

 

ヴォーカルにヴァイオリンやバス・クラリネットなど、メンバーが積極的に絡むが絡む現代的なサウンド創り。
伸びやかで透明感ある高音と抜群のヴォイス・コントロールが凄い!

 

 

1.Unravelled
2.Lie in Wait
3.Dindi
4.No More I love Yours
5.The Peacocks
6.Love Again
7.Happy To Stay
8.These Days
9.Voice Is Magic
10.Beatriz (日本版ボーナス・トラック)
11.Karate

 

 

Aubrey Johnson (vo)
Chris Ziemba (p)
Matt Aronoff (b #1-10) exc.#11
Jeremy Noller (ds) exc.#10
Michael Sachs( b-cl #1,4-9 , as #2,5)
Tomoko Omura (vin) exc.#3,5,11
Vitor Goncalves (acc) #3,11

 

 

今日のおまけは、2016年のニューヨークでのライブ。
録音の一年前ですね。

 

 

 

楽しいバレンタインを過ごせましたか?
我が家は、私の体調がもう一つで、静かな夜になりました…

 

んじゃ、退散♪

2020年2月14日 (金)

お疲れのあなたに、「My Funny Valentine」を…

Shades_of_chet

Enrico Rava (tp)
Paolo Fresu (tp)
Stefano Bollani (p)
Enzo Pietropaoli (b)
Roberto Gatto (ds)

バレンタイン・デイと「My Funny Valentine」は、全く、関係ないといって良いとおもいま〜す。
が、バレンタインつながりで、「My Funny Valentine」を聴くのが定番ですね。。汗
youtubeから引っ張り上げてきたのは、

★Enrico Rava & Paolo Fresu - My Funny Valentine★

『Shades of Chet』からですね。
このアルバムの素敵なところは、イタリアン・チェットのベテランお二人が揃い踏み。
そして、ステファノ・ボラーニがピアノを弾いている。
ええと、輪郭の甘い柔らかな感じのペットの方が、パオロ・フレスですね。
2人のトップ奏者がいるので、甘くなりすぎず、すっきり大人向け。

 

 

★素敵なバレンタイン・デイでありますように★

 

んじゃ、退散♪

2020年2月11日 (火)

ライル・メイズ(Lyle May)、永眠…

ライル・メイズ(Lyle May)、永眠…

Lyle_mays

 


言わずと知れた、パット・メセニー・グループのキーボード奏者。
パット・メセニーの音楽に、さらに壮大なスケールや宇宙観を加えてきたパット・メセニーの朋友。
彼のキーボードをなくして、パット・メセニー・ グループはありえないですよね。

長い間、闘病生活をおくっていたようです。

どうか、安らかに、心より、御冥福をお祈り申し上げます。

少し前に、友人と「ライル・メイズ ネ申」といっていたアルバムで追悼。

 

 

んじゃ、退散♪

相変わらず、チャーミング♪ 『Precious / Chiara Pancaldi』

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ジャズオーディオ・ディスク大賞2015のジャズヴォーカル部門金賞を受賞、イタリアのキアラ・パンカルディ。
ななんっと、この後、同国叙情派ピアニスト、アレッサンドロ・ガラーティとのデュオ作品もリリースされる!
Challenge Recordsの第三弾は、俊英のイタリアのピアニスト、ロベルト・タレンツィのトリオに、ギターとトランペットを2曲ずつ迎えたスタイリッシュ&ロマンチック盤。相変わらず、チャーミング♪
オープナーは、メンバーとの掛け合いも軽快な「Better To Grow」。
透明感ある爽やかな声を生かした「Nothing But Smiles 」、トランペットの浮遊感が曲想にぴったり。
エレピの響きが都会的「Urban Folk Song 」。ギターがアンニュイな雰囲気を醸し出す「Adeus」。
タイトル曲は、ピアノとのデュオ、しっとりとしたバラッド「Precious」。
強くに感情をこめた「 The Distance Between Us 」。
ピアノの変わって、ギターがメロディを奏でる「Songs Don't Grow Old Alone」。
ベース・ソロが素晴らしい「You And I (We Can Conquer The World) 」、現代的アプローチのエレピ。
終演は、美麗なピアノから始まる「Our Time」、ゆったりとしたバラッド。ふくよかななトランペットの音色が効果的。しっとりと、エモーショナルに歌い上げる…
語りかけるように歌詞を丁寧に歌い、透明感ある爽やかでチャーミングな魅力はそのまま、インストの熱い演奏に後押しされスキャットなども熱唱。
ストレート・アヘッドなバンドとの演奏で、メリハリある好盤ですかね。
1. Better To Grow 
2. Nothing But Smiles 
3. Urban Folk Song 
4. Adeus 
5. Precious (vo & p duo) 
6. The Distance Between Us 
7. Songs Don't Grow Old Alone 
8. You And I (We Can Conquer The World) 
9. Our Time
Chiara Pancaldi (vo)
Roberto Tarenzi  (p #1.2.4.5.6.9 , el-p  #3, 8)
Darryl Hall  (b) exc.#5
Roberto Pistolesi (ds) exc.#5
Diego Frabetti (tp) #2, 9
Giancarlo Bianchetti  (g)# 4, 7
今日のおまけは、ご本人があげていた新譜の宣伝動画。
先週末は、法事で実家にでかけていたのですが、、
どこかのタイミングで、感染性胃腸炎にかかったようで、、週明けは家に閉じこもっておりますです。あぁ、、辛かった。。
んじゃ、退散♪

2020年2月10日 (月)

私的北欧三種の神器揃い踏み…『Taste Of Honey / Ulf Wakenius』

 

★Taste Of Honey / Ulf Wakeniu★

 

Taste_of_honey

Ulf Wakenius (g)
Lars Danielsson (b)
Magnus Öström (ds)

少し、先のことだけど(6月12日リリース予定)
ウルフ・ワケニウスがギター・トリオのアルバムをリリースする。
メンバーは、ラーシュ・ダニエルソン、マグヌス・オストロム!!
私的には、「北欧三種の神器」といっても過言でないメンバー。
楽器の明記が、まだ、ないのだけど、ダニエルソンはチェロも弾きそう。
オストロムは、きっと、パーカッションも演奏しますよね。

どうやら、「ポール・マッカートニー」へのトリュービュート、アルバムのようです、
はやく、試聴ができるようになるといいなぁ。

ご本人のFB

楽しみ過ぎる!

んじゃ、退散♪

2020年2月 9日 (日)

愛に溢れた 『No Beginning No End 2 / Jose James』

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甘く危険な香りに引き寄せられちゃうホセ・ジェイムス。
何と、『No Beginning No End』の第二弾。
曲によって、演奏メンバーも変わるし、多彩なゲストも参加するゴージャスな作品。
オーセンティックなジャズも素晴らしいホセさまだが、今回は自身の原点ともいえそうなヒップな感覚の濃い、ファンキーでポップな路線。
オープナーは、「I Need Your Love」、ニューオリンズ出身の歌手とトランペットが参加。ホセがアコギも弾いていて、あの独特な艶声で歌いかける。デュオもぴったりハマっていて、これで掴みはおっけ。
なんと、明るくポップにロックンロール「You Know What It Do」。日本語の掛け声にびっくりよ♪
リズミックにダンシング・ミュージック「Feels So Good」、可愛い女性ヴォーカルの声とローズの音がベスト・マッチ!
粋でファンキーな「Turn Me Up」。
なんと、びっくり、ビリー・ジョエルの「Just The Way You Are」!ストレートに愛を込めて。
好きな曲「Baby Don't Cry」、SSW、J・ホワードの歌との融合がかっこいい。
クリス・パワーズのピアノをフィーチャーした「Nobody Knows My Name」。冒頭のホセのアカペラに痺れまっせ。
ジャジーでブルージな「Take Me Home 」は、リズ・ライトが参加、聴きごたえたっぷり!
バラッド「 I Found A Love」、ピアノだけのバックでターリーとデュオ。
メロディアスな「Saint James」、ホセの優しい声に癒される。
ギターのフレーズが素敵なバラッド「Miss Me When I'm Gone」。
終演は、パワースポット高尾に登った体験を綴った「Oracle (高尾山)」、トランペットやローズの音がヴォーカルに薄く層になって重なる!エモーショナルな構成。
日本語盤では、「You Know What It Do」の別ヴァージョンが流れます。
ポップでファンキー、カラフルな音楽。
私生活の幸せが、そのままパッケージされたような、愛に溢れた音楽満載♪
1. I Need Your Love (feat. Ledisi and Christian Scott aTunde Adjuah)
2. You Know What It Do
3. Feels So Good (feat. Cecily)
4. Turn Me Up (feat. Aloe Blacc)
5. Just The Way You Are
6. Baby Don't Cry (feat. J. Hoard)
7. Nobody Knows My Name (feat. Laura Mvula and Kris Bowers)
8. Take Me Home (feat. Lizz Wright)
9. I Found A Love (feat. Taali)
10. Saint James
11. Miss Me When I'm Gone (feat. Marcus Machado)
12. Oracle (高尾山) (feat. Hindi Zahra and Erik Truffaz)
13. You Know What It Do(日本盤ボーナストラック)
こんなセリフを言ってみたいね。「 I Need Your Love」
んじゃ、退散♪

«様々な想いが湧き上がる 『Stations / Viktoria Tolstoy』

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