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音楽で拡がる輪

2022年1月23日 (日)

キット・ダウンズが、ピアノ・トリオでECMデビュー!

 
英国のピアニスト、キット・ダウンズが、自身のピアノ・トリオで2月にECMでピアノ・トリオをリリース。
キット・ダウンズは、すでに、教会でオルガンを弾いたソロのアルバム『Obsidian』と、テナー・サックス、ギター、チェロ、ドラムスなどが参加した『Dreamlife Of Debris』の2枚のリーダー作をリリースしている俊英ピアニスト&オルガン奏者、コンポーザー。
 
次回のECM作品は、ENEMYというピアノ・トリオで2018年から共演してきたベースのペッター・エルドとドラムのジェームズ・マドレンとのピアノ・トリオでECMデビュー。
 
 
★ Vermillion / Kit Downes  Petter Eldh  James Maddren ★
Vermillion
 
 
一曲公開されている「Sister, Sister」は、しなやかさと大胆さを兼ね備えた想像力豊かな演奏。
オリジナルの他に、1曲入っているジミ・ヘンドリックスの「Castles Made of Sand」は、どんな感じにカヴァーされてるのかな。
楽しみのような、、そうでないような。。ファンの気持ちってそんなもんです。笑
 
 



1. Minus Monks
2. Sister, Sister
3. Seceda
4. Plus Puls
5. Rolling Thunder
6. Sandilands
7. Waders
8. Class Fails
9. Bobbl's Song
10. Math Amager
11. Castles Made of Sand

Kit Downes (p)
Petter Eldh (b)
James Maddren (ds)

 
 

んじゃ、退散♪

2022年1月22日 (土)

北欧抒情と哀愁満載! 『Our Songs / Alex Riel  Bo Stief  Carsten Dahl』

Our_songs


 


本国では、去年の11月、日本国内では、去年の12月にリリースされたデンマークの大御所ドラマー、アレックス・リールのピアノ・トリオ盤。


メンバーは2人とも同郷、ベースのボ・スティーフとピアノのカーステン・ダール。


リールとダールといえば、ベースのマッズ・ヴィンディング絡みでスマッシュ・ヒットを飛ばしてますよね。

スタンダード、ミュージシャン曲、トラッド、オリジナルで全11曲。あまり脈絡ない感じ、、自分達の好きな曲を並べたのかな?

 

オープナーは、ダールも好きなキース・ジャレットの「My Song」。全身から伝わる喜びを感じる叙情あふれるダールの演奏。少し、甘めのリリカルな演奏に酔いしれる。

3人名義の「Høstdansen」、アップテンポで緊張感満載の演奏。一転、ゆったりとはじまる「Moon River」、ブラシの音に誘われ踊るダールのワルツが美しい。

デンマークの作曲家カール・ニールセンの曲で「Den Milde Dag Er Lys Og Lang 」、タイトル「穏やかな日は明るく長く」のように、穏やかな演奏で気持ちが緩む。

ダールのオリジナル「The Poet」、ストーリー性のある静かな曲で、ベースのソロがしみじみする。

北欧の古い民謡「Vem Kan Segla Forutan Vind 」、硬質な演奏から後半ヤン・ヨハンソンのようなアプローチに。

耽美的でロマンチックな「My Funny Valentine」、ダールのソロは思いのほか熱を帯びる。

「Stella By Starlight 」、ベースのソロで始まり、爽やかに軽やかに展開。3人のそれぞれの演奏も堪能できる。

叙情的な!「Giant Steps」、流麗なダールのピアノで綺麗なバラッドに。

北欧の有名な民謡「Jag Vet En Dejlig Rosa 」、憂のある穏やかな演奏。とても、叙情的でついつい聴き入ってしまう。

終演は、ボーイングを効果的につかい幻想的な雰囲気にした北欧民謡「Drømte Mig En Drøm」。メランコリックな曲調がじわじわ沁みる。

 

全体的に叙情的な流れの、ロマンティック&メランコリックなバラッド集。

一聴で、北欧抒情と哀愁に引き込まれる。



1. My Song 
2. Høstdansen 
3. Moon River 
4. Den Milde Dag Er Lys Og Lang 
5. The Poet 
6. Vem Kan Segla Forutan Vind 
7. My Funny Valentine 
8. Stella By Starlight 
9. Giant Steps 
10. Jag Vet En Dejlig Rosa 
11. Drømte Mig En Drøm 

 

Carsten Dahl (p)
Alex Riel (ds)
Bo Stief (b)

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Jag Vet En Dejlig Rosa 」。

モニカとエヴァンスも取り上げてますよね。

 

 


 

 

 

普段、積雪の少ない新潟市内も、今週は結構と雪が降りました。

雪景色は綺麗だけど、生活はいっぺんに不便になります。

豪雪地方と違って、いろいろと積雪への備えが不十分。。あぁ〜雪かき!疲れた〜。

 

 

んじゃ、退散♪

 

2022年1月19日 (水)

大勢の同郷のゲストが支える 『Houses / Silje Nergaard』

Houses
 
再び、落ち穂拾い&サブスク。
先日、紹介した『Fjaere / Espen Berg Trio 』でも、ゲストで歌っていた、ノルウェーを代表する歌手シリエ・ネルゴールの新譜です。
去年の10月にでてました。。。。
 
パンデミック中のご近所のお散歩から思いついたテーマのようです。
それぞれの曲に、豪華なミュージシャンがゲストで参加していますし、
他にも、ヘルゲ・リエンやブッゲ・フッセルトフトといった、ノルウェーを代表するミュージシャンが参加してます。
そうなんです、いわゆるジャズ・ヴォーカルという範疇からは外れるかもしれないけれど、彼女はノルウェーでは重要人物なんです。
 
オープナーのポーランドのヴァイオリン奏者アダム・バウディフが参加の「His House」から郷愁のあるメロディを感情こめて歌うネルゴールとバウディフがしっとり絡む素敵なトラック。明るくポジティブな「Window Bird」。
心の機微を感じる「A Crying Shame」は、レジェンド・ヴォーカリスト、カート・エリングが参加。
ノルウェーのベーシスト、ヨハネス・アイクが参加、穏やかな「Rain Roofs」。たんたんと歌い上げる「The Ballet Boy 」。
トニーニョ・オルタ!参加、ギターの伴奏が美しすぎる「 I Knew That I Loved You 」。
ノルウェーのサックス奏者トリグヴェ・セイムが情感を盛り上げる「 Night Street 」。
ポップでカルフルな「Candle in the Window」、マイク・ハルトゥングの歌声が味わい深い。
ノルウェーの新たなスター、サックス奏者のホーコン・コーンスタが参加する「Velvet Curtains 」、しっとりと絡み合うアルバムのハイライト。
「Balcony Ladies」、「My Neighbour's Cat 」と、少し短めな曲。
リズムが面白い「My Crowded House 」、美しい「A Long Winter 」。
終演は、ノルウェーのトランペッター、アルヴェ・ヘンリクセンとカンテレ奏者シニッカ・ランゲランが参加した「One Year」、トラディショナルのような幻想的、荘厳な雰囲気に圧倒される。
ゲストは、豪華だけれど、テーマは今を現在を見つめた彼女ならではの切り口、お見それいたしました。。
そして、大勢の同郷のミュージシャンに支えられている作品。
 
 
1. His House  ( feat. Adam Baldych )
2. Window Bird
3. A Crying Shame  ( feat. Kurt Elling )
4. Rain Roofs ( feat. Johannes Eick ) 
5. The Ballet Boy
6. I Knew That I Loved You (feat. Toninho Horta)
7. Night Street (feat. Trygve Seim)
8. Candle in the Window (feat. Mike Hartung ) 
9. Velvet Curtains (feat. Håkon Kornstad )
10. Balcony Ladies
11. My Neighbour's Cat
12. My Crowded House
13. A Long Winter
14. One Year (feat. Arve Henriksen & Sinikka Langeland )
 
今日のおまけは、Apple Musicから。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2022年1月16日 (日)

サックス奏者Emile Parisien が新譜をだす!

ヤン・ラングレンの『Into the Night』で、良いお仕事をしていたフランスのサックス奏者エミール・パリジーンが、ACTレーベルから新譜を出しま〜す!
 
 
★ Emile Parisien / Louise ★
 
Louise

メンバーは、ヨーロッパで活躍するミュージシャンとアメリカで活躍するミュージシャンたち。

どいうなんでしょ、うまく、ヨーロッパとアメリカの融合!って、形になってるのでしょうか。。

ベースのジョー・マーティン、久しぶりいだわ。

なんだか、楽しみ〜♪

1. Louise (Emile Parisien) 
2. Madagascar (Joe Zawinul) 
Memento
3. Part I (Emile Parisien) 
4. Part II (Emile Parisien) 
5. Part III (Emile Parisien) 
6. Il giorno della civetta (Roberto Negro) 
7. Jojo (Emile Parisien) 
8. Jungle Jig (Manu Codjia) 
9. Prayer 4 Peace (Theo Croker) 

Emile Parisien (ss)
Theo Croker (tp)
Roberto Negro (p)
Manu Codjia (g)
Joe Martin (b)
Nasheet Waits (ds)
 
んじゃ、退散♪

2022年1月15日 (土)

メロディアスな一面を覗かせる 『Fjaere / Espen Berg Trio 』

Fjaere
 
ノルウェーのピアニスト、エスペン・バルグ。
デビュー以来、一緒に演奏活動をつづけているトリオの新作は、同国の著名なミュージシャンをゲストに招いたアルバム。
トランンペッターのマティアス・アイク、サックス奏者のハンナ・ポールスバーグ、歌手のシリエ・ネルゴールが参加。
ポール・サイモンの曲を除いて、全てバルグのオリジナル。
 
オープナーは、アイクの参加した「Vintermorke」、アイクの参加を想定しして書いたの?と、思うくらい、彼トランペット演奏にぴったりなひんやりと幻想的な演奏。クリスタルな音色のピアノに心の奥まで綺麗な空気が流れこむ。
ハンドクラップで万華鏡の世界に誘い込む「Introduction to XVII」と「XVII」、お得意の変拍子で息の合った演奏。
ふっくらした音色で、エッジを効かせてくるポールスバーグが参加の「Akervise」。
 The Vertical Movements of Eotvos」、ライナーによれば、スタジオでの即興演奏とのこと。ボーイングがバックで魅惑的に響く。
「Nikolai」美しい躍動感で想像の世界に誘う。
一転、力強いタッチとスピードに圧倒される「The Fourth Awakens」、高揚感半端ない。
北境圏にある島スヴァルバール諸島を描いた「Svalbard」、柔らかで美しい幻想的な光景。
ノルウェーの極北の島ローフォーテンの山をイメージした「Magnetic Peaks」、アイクのトランペットが重なり、雄大な光景が広がる。
 
私的独り言、ノルウェーの人たちにとってローフォーテン諸島は心の故郷みたいな感じがあるのではないかと思うのですが。雄大で厳しい自然、でも、心に焼き付く美しい光景。
いろいろなミュージシャンが、ここで演奏を録音したり、ここを題材にした曲を創ったりしています。
 
終演は、ポール・サイモンの「I'd Do It For Your Love 」を歌うのは、ノルウェーの国民的歌手といっても過言でないシリエ・ネルゴール。トリオとしっとりと情感を漂わせながら歌い上げる。。
 
日本版ボーナス・トラックは、2013年のソロ作品『Acres of Blue時の未発表曲。
 
変拍子バリバリでトリッキー、超絶演奏から、とてもメロディアスで親しみやすい演奏まで。
エスペン・バルグ トリオのイメージと違う一面を聴かせてくれます。
 


1. Vintermorke (feat. Mathias Eick)
2. Introduction to XVII
3. XVII
4. Akervise (feat. Hanna Paulsberg)
5. The Vertical Movements of Eotvos
6. Nikolai
7. The Fourth Awakens
8. Svalbard
9. Magnetic Peaks (feat. Mathias Eick)
10. I'd Do It For Your Love (feat. Silje Nergaard)

 


11. Beyond the Acres of Blue (Bonus Track)

 
Espen Berg (p, synth)
Barour Reinert Poulsen (b, el-b)
Simon Olderskog Albertsen (ds, congas )
 
Silje Nergaard (vo) #10
Mathias Eick  (tp) #1, 9
Hanna Paulsberg (ts) #4
 
今日のおまけは、2017年のローフォーテンでの演奏風景。
行ったことあるんです。綺麗ですよ。
 
 
んじゃ、退散♪

2022年1月12日 (水)

さまざまな想い出溢れる 『Your Song / Erin Bode』

Your_song

 
落ち穂拾い&サブスクです。
アメリカ・ミネソタ州生まれのシンガー・ソングライター、エリン・ボーディー。
ロック&カントリーテイストも入ったジャズの範疇をこえた歌姫です。
このブログでは、素敵なクリスマス・アルバム『A Cold December Night』を紹介してます。

隣のおねえさま的なナチュラルで、暖かなサウンドで、気持ちいい。そして、時々ジャジーって、感じ。
その歌から受けるイメージそのままな、素敵な企画をアルバムにまとめたのがこのアルバムです。
 
自身のサイトでファン向けに募った企画、タイトルもずばり「Your Song」。
プライベートな大切な出来事や、愛する人に向けた気持ちなど、個人のメモリアルな曲を、エリンが本人たちと会話を重ねて個人のために録音したもの。
中には応募者本人が愛する人に向けた詞を書き、エリンが曲をつけたものもあるそうなので、作詞作曲もあげておきますね。
 
演奏は、エリン・ボーディーの歌と、アリソン・クラウスの兄ヴィクター・クラウスが様々な楽器を担当して、曲に寄り添っている。
ドラムのジョーダン・パールソンとサックスのデヴィッド・サンボーンが1曲づつで参加している。
 
オープナーは、サンドラから夫ヴァージルの70歳の誕生日に贈られた「Happy Together」、ギターの音色が優しさと甘い時間を誘う。この曲を贈られたヴァージルの笑顔が浮かび上がるようだ。
ボブの詩に二人がメロディをつけた「The Moon Is Ours Tonight 」は、ドラムも入ってエレキの泣きがいいね、ボブとシェリー!甘い甘い一夜を。
ピーターはリンダとの結婚記念日に「In My Life 」、最高だね。
ベンからメラニーへ結婚式の想い出には、メイソン・ジェニングスの「Be Here Now」。
穏やかで優しい彼らのオリジナル「 I Knew」は、結婚30周年のサプライズにブライアンからスーへ贈ったもの。
「The Grey Lady」は、エド・ブロムスからローナ・ジェーンに、ご本人エドがピアノを力強く弾いています。
ショーンからヘザーにハイスクール時代からの想い出として贈られたのは「Save the Best for Last 」、染み染みしちゃう。
コリン・フリンが失った家庭を振り返って創ったオリジナル「Slide」、淡々としたエリンの歌が心に沁みる。
ビル・レカーのオリジナル「 My Heart is All I Have」は、難病を発症した彼の母に。
娘ジャヤへの「Lullaby for Jaya 」、資料不足でジャヤさんが、誰の娘か、、わからなんですが、とても、柔らかな時間。
難病を患うジムから家族、友人、コミュニティーへは、二人のオリジナル「Because of You 」、感謝の気持ちは尽きない。サンボーンのアルトが歌う。
 
終演は、ビル・ウィザースの「You Just Can’t Smile it Away」、彼女達からののメッセージですよね。
 
人の心に寄り添ったハート・ウォーミングなアルバムでした。
人の大切な想い出は、自分の大切な想い出も思い出させてくれますね。
 

1. Happy Together  [from Sandra to Virgil] (Garry Bonner & Alan Gordon)
2. The Moon Is Ours Tonight  [from Bob to Cheryl]
(Bob Hellrung/Erin Bode & Viktor Krauss)
3. In My Life  [from Peter to Linda] (John Lennon & Paul McCartney)
4. Be Here Now  [from Ben to Melanie] (Mason Jennings)
5. I Knew [from Brian to Sue] (Erin Bode & Viktor Krauss)
6. The Grey Lady [from Ed to Lorna Jane] (Ed Broms)
7. Save the Best for Last  [from Sean to Heather]
(Phil Galdston, Wendy Waldman & Jon Lind)
8. Slide (Colin Flynn)
9. My Heart is All I Have  [from Bill for his mother] (Bill Reker)
10. Lullaby for Jaya  (Meghana Karnik-Henry/Erin Bode)
11. Because of You [from Jim to his community]
(Erin Bode & Viktor Krauss)
12. You Just Can’t Smile it Away  [from PreventEd to those in recovery and the people who support them] (Bill Withers)

Erin Bode (vo, back vo)
Viktor Krauss (b, el-b, ac-g, el-g, resonator-g, nylon-g, p, celeste, el-p, synth, Pump organ, perc, )

Jordan Perlson (ds) #2
Ed Blomus (p) #6
David Sanborn (as) #11
 
今日のおまけは、ご本人がのせていた「Because of You 」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2022年1月10日 (月)

1月15日(土)は、第39回新潟ジャズストリートです!

1月15日(土)は、第39回新潟ジャズストリートです!
 
Njs_39

 
今回も、コロナ禍の開催です。
くれぐれも、自身での感染対策をお願いします!
 


2021年1月15日(土)「第39回新潟ジャズストリート~デューク・エリントン・メモリアル~」

 
会 場 古町・駅南地区22会場
料 金 フリーパスチケット1000円(中学生以下無料)
時 間 12:00~23:00(演奏時間は会場により異なります)
ライブ数 131組(コンボ123組、学生ビッグバンド4組、社会人ビッグバンド3組、団体1組)
出演者数 668名(コンボ486名、学生ビッグバンド113名、社会人ビッグバンド54名、団体15名)
 
 
 
 
一度、下がったコロナの感染者数ですが、このところオミクロン株の出現と年末年始の人の移動で、やはり増えている傾向にありますね
私は、身内の大切な集がありまして、残念ながら参加できそうにありませんが、参加の皆さんは、感染万全でね。
雪が降らないといいですね。
参加されるミュージシャンの皆さま、いい演奏して、美味しいものをたくさん食べて、、充実したジャズストリートにしてください!
 
 


んじゃ、退散♪

2022年1月 9日 (日)

白と黒からの熱気 映画「Jazz Loft ジャズ・ロフト」@ シネ・ウインド (1/14まで)

映画「Jazz Loft ジャズ・ロフト」

Jazz_loft
 
 
監督 サラ・フィシュコ(Sara Fishko)
撮影監督 トム・ハーウィッツ(Tom Hurwitz)
 
出演
Sam Stephenson 、Carla Bley、Steve Reich、Bill Crow、David Amram、Jason Moran、Bill Pierce...etc.
写真/声のみ
Thelonious Monk、Zoot Sims、Hall Overton
 
 
写真家ユージン・スミスの、4千時間にも及ぶ大量の私蔵テープを元に、 ニューヨーク6番街821番地のロフトを中心に、有名無名を問わず日夜入れ代
 
わり立ち代わりで現われるジャズ・ミュージシャンの演奏と写真をまとめ上げた全89分。
写真家として名を馳せるもの、戦争で心身に傷をおったスミスは、家族を捨ててニューヨクのロフトに移り住む。
そして、8年もの間、部屋中に録音用の配線を張り巡らせ四六時中あらゆる音を録音し、何千枚もの写真を撮り続けた。
 
ジャズは拡張期で、演奏する場所を求めて集まるミュージシャンたちは、凄まじい熱気を持っており、その圧倒的な存在感、刹那的な生き様にスミスも影響されていく。

家族も含め様々な世の中の軋轢から逃げていた彼自身も、次第に新たな人生に立ち向かう気持ちが湧いてくる。そして、世界への「水俣病」の告発となっていく。

映画の中の音は、ざらついていて生なましい。レコードのようにチリを掃き落とした綺麗な音ではない。でも、今は、大物ミュージシャンとなった人たちの若き日々のエネルギーが溢れ出ている。難しいことは無しにして、そのパワーの凄さを感じ取ることができる。
ズート・シムズの心ときめくフレーズ、セロニアス・モンクとホール・オーヴァトンの一ミリも妥協のないリハ風景、どれも心が動く。
 
 
多くの写真の間に挟まれる現代での証言も、「クレイジー」な時代だったことを思わせるが、当人達はまったく悪気がない。
白黒の写真に、埋め込まれた時代の熱気をむんむん感じる一方で、スミス自身のポートレイトには、どこか寂しさが漂う。
大量の音と写真は、彼の心の穴を埋めることができたのだろうか。。
 

新潟のシネ・ウインドでは、1月14日までの上映です。ぜひ!
 
今日のおまけは、映画の予告。
 
 

 
 
んじゃ、退散♪

«目を閉じて、心で聴く 『Breath By Breath / Fred Hersch』

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