2023年3月
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音楽で拡がる輪

2023年3月29日 (水)

ウォルター・スミス3世が、ブルーノートから新作をリリースする!

 
ケンドリック・スコットの『Corridors』のコードレス・トリオでも大活躍だった、サックス奏者、コンポーザーのウォルター・スミス3世。
4月7日に名門ブルーノート・レコードから初めてのリーダー作をリリースしますよ。
 
★ Return to Casual / Walter Smith III ★
 
2014 年に自主制作でリリースした『Still Casual』の続編とも言える作品。
メンバーが、ピアニストのテイラー・アイグスティ、ギタリストのマシュー・スティーヴンス、ベーシストのハリシュ・ラガヴァン、トランペッターのアンブローズ・アキンムシーレ、ドラマーのケンドリック・スコットと『Still Casual』と一緒。
そして、今回はゲストで圧倒的なテクニックの時代の寵児ともいえるジェイムズ・フランシーズも参加。
9曲のオリジナルと、ケイト・ブッシュのカヴァー1曲で全10曲。
 
 
さて、、精鋭たちとくりひろげる音風景は。。?
すでに公開されている演奏を聴くと、、これも、超〜楽しみな一枚♪
 


1. Contra
2. River Styx
3. Pup-Pow
4. Shine
5. Mother Stands for Comfort
6. quiet song
7 .lamplight
8. Amelia Earhart Ghosted Me
9. K8 + BYU$
10. REVIVE
 
Walter Smith III  (sax)
Taylor Eigsti (p)
Matt Stevens (g)
Harish Raghavan (b)
Ambrose Akinmusire (tp)
Kendric Scott (ds)
guest
James Francies (p)
 
んじゃ、退散♪

2023年3月26日 (日)

ブラジル出身の2人の天才ギタリストのデュオがでる♪

 
なぁ〜んとぉ、、4月14日にSunnyside Recordsからブラジルが生んだブラジリアン・ギターの天才、
ホメロ・ルバンボとシコ・ピニェイロのデュオがでる!
 
 
★ Two Brothers / Chico Pinheiro & Romero Lubambo ★
 
 
Two_brothers
 
2人ともジャズ語で語っても、サウタージが滲み出るブラジル出身のギタリスト。
きっと、、ブラジルとジャズの最高峰での融合となりますよね!
しかも、2人ともアコギとエレキの両方を弾いているとのことで、、、
それは、それは、楽しみな一枚となるはず!
 



1. Aquele Um
2. Samba e Amor
3. Windmills of Your Mind
4. Red Blouse
5. Waltz for Debby
6. Wave
7. Send One Your Love
8. My Future
9. For No One
10. Morro Dois Irmãos
11. Sally's Tomato
12. Until

Chico Pinheiro ( ac-g, el-g)
Romero Lubambo (ac-g, el-g)

 
んじゃ、退散♪

2023年3月25日 (土)

あくなき探求心 『Sphere / Bobo Stenson Trio』

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スウェーデンのピアノの巨匠、ボボ・ステンソン。
前作『Contra La Indecision』より、6年ぶりの新作です!
メンバーは、朋友のベーシスト、アンデルシュ・ヨルミン、2008年の『Cantando』より一緒のドラマー、ヨン・フェルト。
 
 
オープナーは、ピート・ハインの詩から創られた「You shall plant a tree」。丁寧なフレーズ、静かに交わす仲間との会話。ピアノとベースのアブストラクトなやりとり、それを色付けるドラム。
ヨルミン作「Unquestioned answer - Charles Ives in memoriam」、即興から即興へと続く暗く抽象的実験的な時間。
深淵を覗き込むような、スウェーデンの作曲家スヴェン・エリック・ベックの「Spring」。
ボーイングの音が不安を煽るヨルミン作「Kingdom of coldness」、流麗で透明感あるピアノ演奏の美しいこと。。
再びスヴェン・エリック・ベック作「Communion psalm」、大きなスペースで穏やかで濃い会話。
爽やかにスウィングする「The red flower」。
ノルウェーのピアニスト、アルフレッド・ヤンソン作「Ky and beautiful madame Ky」、各人が独立していながら一体化。
フィンランドの国民的作曲家シベリウス作「Valsette op. 40-1」、前衛的、実験的、幻想的。
終演は、オープニングと同じ「You shall plant a tree」、一回り。。
 
 
ボボ・ステンソンのクリアで柔らかなタッチに合わせてインタープレイを繰り広げる3人。
あくなき探求心、既成の音楽はやらないという信念の塊。
お歳をめしても、創造力の翼は力強く羽ばたいています♪
 
 
1. You shall plant a tree
2. Unquestioned answer - Charles Ives in memoriam
3. Spring
4. Kingdom of coldness
5. Communion psalm
6. The red flower
7. Ky and beautiful madame Ky
8. Valsette op. 40-1
9. You shall plant a tree (var.)


Bobo Stenson (p)
Anders Jormin (double bass)
Jon Falt (ds) 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2023年3月21日 (火)

前作と同じセッションから生まれた 『The Layers / Julian Lage』 

 
The_layers
 
 
ジュリアン・ラージの新譜は、『View With a Room 』の兄弟盤ともいえる作品。
『Love Hurts 』以来の不動のトリオ、ベーシストのホルヘ・ローダー、ドラマーのデイブ・キング。
そして、ローダーとのデュオ以外の全ての曲に重鎮ギタリスト、ビル・フリゼールが参加しています。
全曲、即興と作曲は、自身の同じところから生まれてくる大切なものと信じているラージのオリジナル。
 
 
オープナーは、エレキ・ギターの余韻が気持ちいい、ゆったりとしたカルテットでの演奏で「Everything Helps」。
朋友ローダーとのデュオ「Double Southpaw」、アコースティック・ギターとアコースティック・ベースとの穏やかだけれど饒舌な会話。
「Missing Voices」、4人で描き出す不思議な世界。
フリゼールとのデュオ「This World」、アコースティック・ギター2本で繊細多彩で広がりのある光景。
4人で描く「Mantra」、かなり抽象的。
終演は、ポップでメロディアスなタイトル曲「The Layers」。
 
 
『View With a Room』と同じセッションから生まれた兄弟のような感じのアルバム。
少し静かな分、、より4人の演奏と関係性を楽しめる♪
 


1. Everything Helps
2. Double Southpaw
3. Missing Voices
4. This World
5 .Mantra
6. The Layers
 

Julian Lage (g) 
Bill Frisell (g) #1,3,4,5,6
Jorge Roeder( b) #1,2,3,5,6
Dave King (ds) #1,3,5,6


今日のおまけは、ご本人があげていた「The Layers」。
 
 
んじゃ、退散♪

2023年3月19日 (日)

5月に「スウェーデン・ジャズ・ウィーク2023」開催される❣️

 
Sweden_jazz_week
5月に「スウェーデン・ジャズ・ウィーク2023」開催される!!!
スウェーデンのジャズに多く携わってきたスパイス・オブ・ライフとスウェーデン大使館の共催で、「スウェーデン・ジャズ・ウィーク2023」が開催される!
スウェーデンでは、毎年6月6日をナショナルデーと呼び、国民の祝日。
1523年のこの日、建国の父とも言われるグスタフ・ヴァーサがスウェーデン国王に就任したことから始まったようですが、今年はそこから数えて500年!ということで、日本でもお祝いとしてこの企画がなされたようです。
 
 
スウェーデン独立500周年、おめでとうございます!
 
 
★ スウェーデン・ジャズ・ウィーク2023 ★

5月16日(火)〜5月23日(火)に一週間、都内のライブハウスで、
以下の3組のスウェーデンのバンドが演奏しますよ。

 
Lars Jansson Trio(ラーシュ・ヤンソン・トリオ)
 
 
Lars Jansson(p)  Thomas Fonnesbaek(b)  Paul Svanberg(ds)

5月17日(水)Cotton Club スウェーデン・オールスターズ
5月18日(木)Sometime (吉祥寺)
5月19日(金)Body & Soul (渋谷)
5月20日(土)Satin Doll (六本木)
 

 
Isabella Lundgren & Her Trio(イザベラ・ラングレン・トリオ)
 

Isabella Lundgren(vo)  Daniel Fredriksson(ds)  Carl Bagge(p)  Niklas Fernqvist(b)

5月16日(火)宝生能楽堂 「能とスウェーデン・ジャズの邂逅」
5月17日(水)Cotton Club スウェーデン・オールスターズ
5月18日(木)Satin Doll (六本木) 
5月19日(金)Sometime (吉祥寺) 
5月20日(土) Body & Soul (渋谷)
5月23日(火)浜離宮朝日ホール   Seiko Presents “Seiko Starry Night Concert” Vol.28
 
 
Ulf Wakenius Group(ウルフ・ワケーニウス・グループ )

Ulf Wakenius(g)  Ove Ingemarsson(ts)  Hans Backenroth(b)  Calle Rasmusson(ds)

5月17日(水)Cotton Club スウェーデン・オールスターズ
5月18日(木)Body & Soul (渋谷)
5月19日(金)Satin Doll (六本木)
5月22日(月)Sometime(吉祥寺
 

ななんとぉ、、ウルフ・ワケニウスのバンドに、現在は新潟在住のオーべさまがいらっしゃる!
古巣での演奏、、って、感じですかねぇ。
いきたいなぁ。。。でも、難しいだろうなぁ。。

とりあえず、全スウェーデン・ジャズのファンの方々へ❣️

んじゃ、退散♪

2023年3月18日 (土)

ECMと共に、50年!! 『At First Light / Ralph Towner』

 
At_first_light
 
 
彼が最初にECMでソロ・ギターのアルバムをリリースして50年!!
重鎮ギタリスト、ラルフ・タウナーの最新作は、再びソロ・ギターのアルバム。
自身のオリジナルのほか、彼の好きな作曲家の曲など彼を魅了する曲を11曲。
 
 
オープナーは、爽やかな朝の空気のような「Flow」、穏やかな風景が浮かぶ「Strait」。
スタンダード「Make Someone Happy」、心優しく華麗な演奏。
ラテン風の独特な響きに心が遠く旅立つ「Ubi Sunt」。
人気バンド、オレゴンでも演奏した饒舌に語る「Guitarra Picante」。
タイトル曲「At First Light」、タウナーの曲はタウナーの色彩が散りばめられているなぁ、と、改めて実感。
一音一音に哀愁がこもったアイルランド民謡「Danny Boy」、テンポよく力強く「Fat Foot」。
郷愁たっぷりの「Argentinian Nights」、明るくはずんで「Little Old Lady」。
終演は、どこか哀しみの色彩を持った「Empty Stage」、心打つ演奏。
 
 
2019年に高崎芸術劇場でソロのライブを聴いた時にも強く思いましたが、
今回もタウナーには、タウナーの音しかないんだと思いました。
(ここに飛ぶと、生タウナーさまのお写真があります💕)
 
タウナーの琴線にふれたものたちが、タウナー色に染め上げられる♪
 

1. Flow
2 .Strait
3 .Make Someone Happy
4. Ubi Sunt
5. Guitarra Picante
6. At First Light
7. Danny Boy
8. Fat Foot
9. Argentinian Nights
10. Little Old Lady
11. Empty Stage
 

Ralph Towner (classical guitar)
 
 
 
今日のおまけは、ご本人のトピックにあった「 Flow」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2023年3月15日 (水)

穏やかなれど高揚感あり 『Silent World / Wolfgang Haffner』

 
Silent_world
 

ドイツを代表し、世界的にも活躍するベテラン・ドラマー、ウォルフガング・ハフナー。
新作は、コロナ禍から生まれた自身の音世界に回帰し、より深化したサウンド。
彼の立場の大きさがわかるような、豪華客演陣、そして、全曲が彼のオリジナル。
 
オープナーの「Here and Now」、ビル・エヴァンスのソプラノが軽やかに踊り、>抒情的な部分から盛り上がっていく様子、、ちょっとPMGのサウンドっぽい。
ミッチェル・フォアマンのシンセをフィーチャーした幻想的なタイトル曲「Silent World 」、トランペットとヴォーカルの掛け合いも聴きどころ。
その2人により焦点をあてた「La Casa」、新鋭ヴォーカリスト、アルマ・ナイドゥー巧いっ。
フリューゲル・ホーンでティレ・ブルナーがメロディアスな世界を築き上げる「The Peace Inside」。
ドミニク・ミラーがアコギで魅了する「Faro」、パーカッションも入って軽快で爽やかなハーモニー&メロディ。
比較的シンプルで明るい「Yoyo」、リズミカルだけれど陰りのある世界「Life Magic」。
ニルス・ラングレンのトロンボーンがフィーチャーされた「Rise and Fall」、アルマ・ナイドゥの儚げな歌声が心を遠くに誘う。
哀愁あるメロディ、近未来的なサウンド「Hope」。
アイスランドのキーボード奏者エイソール・ガンアーソンがフィーチャーされた「Belief」、ブルーノ・ミュラーのエレキも入ってシンプルに胸に迫る。
終演は、ピアノ、ベース、ドラムの静かな演奏で「Forever and Ever」。
 
コロナ禍の静けさが生んだ「静寂の世界」には静けさから生まれる特別な力を感じる。
穏やかな世界だけれど、高揚感もあり、オープナーからクローザーまでの連続した流れも素敵♪
 
 
1. Here and Now (feat. Bill Evans) 
2. Silent World (feat. Mitchel Forman) 
3. La Casa 
4. The Peace Inside (feat. Till Brönner) 
5. Faro (feat. Dominic Miller) 
6. Yoyo 
7. Life Magic 
8. Rise and Fall (feat. Nils Landgren) 
9. Hope
10. Belief (feat. Eythor Gunnarsson) 
11. Forever and Ever 
 
Wolfgang Haffner(ds)
Simon Oslender (p, key)
Thomas Stieger (b) exc. #5, 10
Sebastian Studnitzky (tp)
Bill Evans (ss) #1
Till Brönner (flh) #4
Nils Landgren (tb) #8
Dominic Miller (g) #5
Mitchel Forman (lead Synth) #2
Eythor Gunnarsson (rhodes, synth) #10
Alma Naidu (vo) #1-3, 8
Rhani Krija (per) #4, 5
Bruno Müller (el-g) #1, 10
Nicolas Fiszman (b) #5, 10
Norbert Nagel & Marc Wyand (ts, fl, cl) #5, 10
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「The Peace Inside」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

2023年3月12日 (日)

ギター界の2刀流、ドミニク・ミラーがECMから新譜を出す!

 
スティングが、右腕として全信頼をよせるロック・ギタリスト、ドミニク・ミラー。
彼は、ECMからリーダー作をリリースしているジャズ・ギタリストでもあります♪
 
スティングのコンサートで、ご子息ルーファス・ミラーとツインで、熱くプレイする彼もめちゃかっこいい。
そして、2019年『Absinthe』のツアーで来日した時のコットン・クラブのライブの時は、哀愁あってメロディアス、指腹でつま弾く柔らかで美しい音で胸キュンでしたよん。
 
その彼が、4月にECMから新譜を出すんですよぉ!!
 
★ Vagabond / Dominic Miller ★
Vagabond
 
 
なんと、スウェーデンのピアニスト、ヤコブ・カールソンが参加していますよ。
ベーシストは、前作にも参加したニコラ・フィズマン、ドラマーは、イスラエル・ジャズのジヴ・ラヴィッツ!!
このカルテットで、全曲オリジナルだそうです。
 
楽しみだし、このメンバーで来日したらいいのだけどなぁ。。
夢が膨らみますね♪
 
1. All Change
2. Cruel But Fair
3. Open Heart
4. Vaugines
5. Clandestin
6. Altea
7. Mi Viejo
8. Lone Waltz

Dominic Miller (g)
Jacob Karlzon (p, key)
Nicolas Fiszman (b)
Ziv Ravitz (ds)
 
んじゃ、退散♪

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