2021年11月
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音楽で拡がる輪

2021年11月28日 (日)

すずっく的、クリスマス・アルバム情報の追加 ♪

12月になると以下の2枚のクリスマス・アルバムがリリースされます。
 
まずは、12月3日に、
 
★ On Christmas Day It Happened So / 竹内理恵 & ギデオン・ジュークス ★
 
On_christmas_day_it_happened_so

不勉強で申し訳ないのですが、初めて聴くことになるデュオのアルバムです。
しかも、バリトンサックスとチューバの、低音デュオによるクリスマス・ソング集♪
きっと、厳かな雰囲気でしょう。。

1.Balulalow
2.Gabriel’s Message
3.The Lamb
4.On Christmas Day It Happened So
5.El Desembre Congelat
6.Legănelul Lui Iisus
7.Shyam Teri Bansi Pukare
8.The Full Moon
9.Santa Claus
10.Jouluna
11.Veni Veni Emmanuel
12.Christmas Past

竹内理恵 (bs)
ギデオン・ジュークス (tub)
 
 
そして、12月の下旬に、
 
★ Christmas Came Early / Oddgeir Berg Trio ★
 
Christmas_came_early
 
2019年に、新潟市のジャズ・フラッシュでライブをしたことのある、ノルウェーのオッドゲイル・ベルグのピアノ・トリオのアルバムです。
ライブに来た時とは、ドラマーが変わっていますが、定番曲から伝統的なクリスマスキャロルまで、極北ノルウェーらしい響きなのではないでしょうか。。
って、クリスマスに間に合うのかななぁ。。


1.Nå tennes tusen julelys 
2.It came upon the midnight clear 
3.O come all ye faithful (Herbei o ihr Gläubigen) 
4.Det hev ei rose sprunge (Es ist ein Ros entsprungen) 
5.Glade jul (Stille Nacht) 
6.Mitt hjerte alltid vanker (My heart always wanders) 
7.In Dulci Jubilo 
8.Deilig er jorden (Schönster Herr Jesu ...) 

Oddgeir Berg (p)
Karl-Joakim Wisloff (b)
Lars Berntsen (ds)
 
2枚ともとても楽しみです。
えっと、、今、私の車では、ホセさまのクリスマスがエンドレスでかかってますです〜。
 
んじゃ、退散♪

2021年11月27日 (土)

未だ感動覚め遣らぬ…「佐藤 浩一 〜 "Water & Breath"『Embryo』リリース・ライヴ (11/25)」

「nagalu Festival 2021」第1夜 @ 丸の内Cotton Club
佐藤 浩一 〜 "Water & Breath"『Embryo』リリース・ライヴ (11/25)
 
佐藤 浩一 (p)
市野 元彦 (g) 吉野 弘志 (b) 福盛 進也 (ds)
伊藤 彩 (vln) 梶谷 裕子 (vln) 吉田 篤貴 (vla) Robin Dupuy (vc)
 
Embryo_live
 
 

1年10ヶ月ぶりで、東京でライブを聴きました。
最後は、「Krantz,Lefebvre, Carlock」でしたね。
今ちょうど、大人の休日倶楽部のお得チケットの期間だったことも、後押し。
上京のリハビリには、丸の内Cotton Clubは、東京駅から歩いて2分で、、ぴったりですし。
なにより、ピアニスト、コンポーザーの佐藤 浩一さんの晴れ舞台だし!!

丸の内Cotton Clubは、コロナ禍で、以前といくつか変わっていました。
一つは、自由席がなくなっていて、予約時に席が決まっていること。
まぁ、予約順?って、ことでしょうか。
それから、クロークがクローズしてました。これは、とても不便。
この感染状況でしたら、オープンしてもいいのではないかな?
テーブル席は、真ん中にアクリル板がありました。
それから、以前はほとんどのライブであったサイン会がなくなっていました。
まぁ、仕方ないのでしょう。。でも、地方からでて来て、たまにしかミュージシャンに会うチャンスはない人間には、これも残念でした。

久しぶりの新幹線は、まぁまぁの乗車率、往復とも隣に人が来なかったことを考えると空いてるのでしょうねぇ。。
でも、車内販売をしていて、ちょっと、嬉しかった。
知らなかったから、買い込んで乗ってしまい、しまったって思いました…

東京駅に着き、ライブまで時間があったので、KITTEのクリスマス・イヴェントみたり、クリスマス・グッズを買ったりして時間を潰しましたが、、なんせ、寒い国仕様の洋服は、、暑くて暑くて。。
近くの公園で、涼んだくらいにして! 東京、暖かいなぁ。。

ライブ会場についてびっくり、、なかなかいい席で、、なんと、周りは知り合いだらけ!
ピアニストの手元までは見えないけど、弾いている手の動きはわかり、表情もはっきりわかる。
そして、ギタリストはしっかり見える、ベーシストもドラマーもまぁまぁ見える。
期待以上の席でした。前は、一点豪華主義でピアニストの真前とか選んでいたので、、かなり、新鮮な面持ち。
そして、今回のもう一つの目的でもある新譜もライブ前に購入しましたよ。

今回のライブのドラマーで、イヴェントのプロデューサー、そして、レーベル「nagalu」の主催者でもある福盛氏も参加している2枚組CD『Embryo / 佐藤 浩一』、『星を漕ぐもの / Remboato』、それからレーベルは違うのですが、やはり福盛氏が主催している「S/N ALLIANCE」レーベルの『Echo / 吉田篤貴 EMO strings meets 林正樹』、3枚お買い上げ〜♪

今日は、4夜つづく「nagalu」レーベルのイヴェントの第1夜。

真っ白なシャツを着たピアニストが登場し、ライブがはじまりました!
オープナーは、チェロとのデュオ。チェロの美しい音色の中に、抒情的なメロディが流れる「May Song」。この曲好きで、新潟でソロ・ライブをしたときも演奏してましたが、ベースとのデュオはとても印象的な演奏でした。
冒頭からうっとり…そして、心を飛ばされる。。。
酔いを覚ますようなフリーっぽいアプローチから始まったギターとドラムも入った2曲目、これまた、別世界に連れていかれる。一音、一音に緊張感がみなぎっている。
チェロが抜けて、ベースがはいった曲は、ノイジーな音が重なり、、心さざめく。
反復しながら暗い闇を湧き起こす、低音主体の力強いピアノに巻き込まれる。。
シームレスに、ギターの美しいフレーズに誘われる、ギターとピアノの裏表が心地よい。
お花畑で、遊ぶ子どもが浮かんだよ。

この後はピアノ・ソロ3曲へ。
繰り返し、繰り返し、寄せる波のように、静かでいながら力強い流れを感じる。
小さな音を慈しむように拾い上げる、力強く腕を振り下ろして、打鍵する。
照明に浮かび上がるピアニストは、天からの啓示を私たちに伝えるように一心不乱。
神がかってました。。
ソロの最後に弾いた「Monochrome」が、レクイエムのように心に響き、いまも鳴っている…。
 
チェロとギターに囲まれ「Closing Waltz」、二胡とかでも似合いそうな抒情。
この後、弦楽四重奏が入り、エモーショナル度ググッと増した。
美しく精密、繊細、、そんな音の重曹と真っ向勝負のギターの響きの素晴らしいこと。
互いの感情を増幅し高揚させる緊張感ある世界。
弦をはじく音の一つ一つが幸せが膨らんではじけるような「First Cry」虹色の世界。
終演だったか、、最後から2番めだったかは、緊張感がどんどんと増していき、映画のクライマックスのような圧の高い世界。世界の終わりみたいに。
今回、猛省してアルコールをいっさい呑んでないのですが。。わからないものは、、わからない。笑
 
アンコールは、「Long Winter And Hazy Moon」。
新潟には、ソロのライブで3回来ているのですが、最後はすべてこの曲でした。
まさか、ストリングス付きで聴ける日がくるなんて。。きっと、会場で多くの人が心に思ったでしょう。。
 
信頼を寄せる仲間と創り上げた世界は、大河の流れのようにさまざまの表情をみせました。
そして、真ん中にいるピアノの半端ない存在感、神がかってましたよね!
コンポーザーとして、アレンジャーとして、ピアニストとして素晴らしい夜をありがとうございました。m(_ _)m
『Embryo』のリリース、そして、ライブの成功、おめでとうございます!
 
終演後は、最終の新幹線をとっていたので、、いつもと違って、、ゆっくり。。

おかげで、出口で佐藤さんに会うことができて、福盛氏にも入ってもrし思わず、パシャリ。

偽っこのお母さんたちが、皆んなで、口々に褒めちぎってしましました。笑
よかったなぁ。。未だ感動、、覚め遣らぬ…って、感じです!
他の日にもいきたかったけど、既に予定があって。。泣
 
んじゃ、退散♪

2021年11月23日 (火)

生き生き、躍動感満載! 『Homeward Bound / Johnathan Blake』

Homeward_bound
 
多くのレジェンドが信頼をよせる米国のドラマー、ジョナサン・ブレイクの新作。
そして、ブルーノート移籍第一弾。
他のリーダー作も、常に硬派で聴きごたえがあり、現代ジャズの申し子ブレイク。
作曲でも、才能を持つ彼は、8曲中5曲が彼のオリジナル。
前作『Trion』は、クリス・ポッターとリンダ・オーとの演奏で、ストレート直球勝負、、轟音の嵐だった!
今作は、どちらかといえば、、甘さはないものの多彩な感じ。
 
オープナーは、始まりを感じさせるご本人のドラム・ソロから。
『Homeward Bound (for Ana Grace)』は、タイトルとなった曲。
アナ・グレースは、サックス・奏者ジミー・グリーンの愛娘で、2012年にコネティカット州で起きたサンディフック小学校銃乱射事件の犠牲者。当時6歳の彼女の人生を讃える曲。
デズロン・ダグラスのベース・ソロではじまり、ジョエル・ロス のヴァイヴとイマニュエル・ウィルキンスのアルトが交錯、ジョナサン・ブレイクが骨太でタイトなドラムが後押し!!
ロスのヴァイヴが煌めく「Rivers & Parks」。
ベースのダグラス作「Shakin’ The Biscuits」は、ソウルフルでジャジー。
「Abiyoyo」は、南アフリカの民謡(子守唄)をブレイクがアレンジ、のどかな景色が浮かびます。
「On The Break」、ブレイクの名前にひっかけたタイトル、小休止、って感じか。
目も覚めるようなドラム・プレイから始まる「LLL」、全員で猛ダッシュ!
終演は、イギリスのジョー・ジャクソンの「Steppin' Out」、ポップな感じは抑えられサックスの気合も感じ嗚咽もはいった怒涛の1曲。
 
骨太でシャープドラミングを中心に、彼の思考が投影された多彩な作品。
自在なインプロビゼーションと、コンポジションで、生き生き、躍動感満載。
 
 
1.In the Beginning Was The Drum
2.Homeward Bound (for Ana Grace)
3.Rivers & Parks
4.Shakin' the Biscuits 
5.Abiyoyo 
6.On The Break
7.LLL
8.  Steppin' Out 
 
Johnathan Blake (ds)
Dezron Douglas (b)
Philadelphian Immanuel Wilkins (as)
Joel Ross (vib)
David Virelles (p, keys)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Homeward Bound (for Ana Grace)」。
 
 
今日は、「勤労感謝の日」で、祝日ですね。
「勤労」とか「感謝」とか、、忘れられた日本語ですねぇ。。
 
 
んじゃ、退散♪



2021年11月21日 (日)

私に誠実に、そして、他者を尊重する 映画「TOVE トーベ」

Tove
 
映画「TOVE トーベ」

監督
ザイダ・バリルート
配役
トーベ・ヤンソン     アルマ・ポウスティ
ヴィヴィカ・バンドラーク リスタ・コソネン
アトス・ヴィルタネン   シャンティ・ルネイ

ムーミン・トロールの生みの親、フィンランドのトーベ・ヤンソンの若き日の物語。
著名な彫刻家で、非常に厳格で現実主義の父親、保守的な美術界…若く自身の理想に燃えていたヤンソンは、自由を渇望する思いをムーミンの物語に織り込んでいく。
 
そこに、重要な出逢いがある。
舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーとの恋。
ヴィヴィカ・バンドラーは恋多き女性、トーベは彼女一筋。
でも、ヴィヴィカのヤンソンへの想いはとても強く、嘘偽りもないのも事実。
傷つき、身を焦がしながらもヴィヴィカへの想いを断ち切れないトーベ。
そして、そんな全てを知りながら、離婚をしてまでもトーベを愛するアトス。
 
当時、フィンランドでは、同性愛は精神疾患として指定されており、また、犯罪でもあった!
最大で懲役2年の実刑が課されるということが1971年まで続いていた。
また、彼女はヘルシンキ生まれのスウェーデン語系フィンランド人。
執筆はすべてスウェーデン語で書いている、生まれ持ってのマイノリティ。
 
波乱も経て、彼女のしっかりとした意志のもとで、やがて収束に向かう。
赤裸々で複雑な背景の中、人間として、芸術家として、自分に正直に生き抜いた彼女の人生を知ることができ、感動した。
 
実は、11月の初めに、シネ・ウインドで最前列で、この映画を観たのです。
でも、なぜか、ここまでひっぱってしまった…。
先日、新聞を読んでいたら(我が家は紙の新聞をとってます♪)、翻訳家の森下圭子氏の言葉に、「これだ!」って、思ったのですよ。
彼女は、フィンランドで25年以上過ごして、ここにムーミンの世界があると実感する毎日だそうです。
そして、ムーミンの根本は、
 
「私が私に誠実であること」
「他者を尊重すること」
 
だと、言い切ってました。御意!!
まさに、この映画では、トーベのその生き方がはっきりと描かれていて、感動したのでした。
どちらか一方だけでは、ダメなんですね。
この二つは背中合わせにくっついていなければならないんです。
トーベは、そのことをムーミンの物語に、書き込んでいるのです。
 
ムーミン・ファンの皆さん、ぜひ、ご覧になってくださいね。
 
んじゃ、退散♪

2021年11月20日 (土)

究極のインタープレイ 『Once Upon a Time Live in Avignon / Eberhard Weber』

Once_upon_a_time
 

ECMのドイツ人レジェンド・ベーシストで作曲家、エバーハルト・ウェーバーが、1994年8月にアヴィニョンのテアトル・デ・ザールで行ったソロ・ライヴの収録盤。
エバーハルト・ウェーバーのその世界観は、唯一無二。
残念ながら、2007年に脳梗塞の影響で楽器が弾けなくなってしまいました。
しかし、リスナーだけでなく、アーティストたちにもリスペクトする者も多く、2015年には彼の75歳のお誕生日を祝って『Hommage』というアルバムが作成されましたし、最近では、ライル・メイズの遺作『Eberhard』が彼に捧げられたものです。
 
今回、リリースされたアルバムは、自分のソロのアルバムの『Orchestra』から2曲、『Pendulum』から3曲、当時の新曲1曲がオリジナルでスタンダード1曲の全7曲。
 
オープナーは、ミニマルフレーズと高速フレーズが交差する「Pendulum」。
自分の音からループを発生させ、それをバックに三層の音を操る超絶技巧の演奏が続く「Trio for Basoon and Bass」。アルコの音もユニーク。
まるでパーカッションのような「Ready Out There」、やんやの拍手。
一転、大きな揺らぎと空間を感じる「Silent For a While 」。
超絶フレーズの連続、自身とのインタープレイを追求する「Delirium」。
唯一のスタンダード「My Favorite Things」、彼の好きなものはやはり不思議なものばかり。
終演は、広い音域を楽しむような「Air」。
 
ライブなのでオーヴァー・ダヴではなくて、エコー・ユニットというものを使って、その場で自分の出した音を利用しているとのことです。
つまりここにある音の全ては、今自分が出した音。
自身とのインタープレイも、現代の技術の進歩と彼の技術だからここまで自然で昇華されているのだと感じました。
 
昔の音源を購入するのはなるべく控えたいと思っているのですが、、
910さんのレヴューみて、サブスクをチェックしちゃったら、ポチっておりました。笑
かっこええわ〜♪
 

1.Pendulum   
2.Trio for Basoon and Bass
3.Ready Out There  
4.Silent For a While   
5.Delirium 
6.My Favorite Things
7.Air  

Eberhard Weber (b) 
 
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Pendulum 」。
なぜか、タイトルが「Trio for Basoon and Bass」になっていますが、「Pendulum 」ですよね?
 
 
 
 
んじゃ、退散♪



2021年11月17日 (水)

厳かな聖夜を… 『Till Christmas / Till Bronner』

Till_cristmas

 
 
ドイツ生まれの欧州を代表する歌うトランペッター、ティル・ブレナー。
1970年生まれなので、40歳を過ぎましたね。
若い時の体型をキープしており、端正なお姿で、端正な演奏、甘い声で囁くように歌います。
そのお姿があまりに美形ということもあって、コアなジャズ・ファンはちょっと嫌厭されがち。しかも、チェットに憧れてて囁くような歌も結構吹き込んでいるのだけれど、私的には10代の男の子のようで、、すこし甘すぎる感じかなぁ。。
チェットは、もっとアンニュイな感覚で暗い夜道にたたずむ花なんだけど、野原のたんぽぽみたいな、、汗
 
でも、このところ私的にはスマッシュ・ヒットが続いている。
ジャケ買いしたディーター・イルグのベースとのデュオ『Nightfall 』も、ボブ・ジェームスとのコラボ作『On Vacatio』も、お気に入りだったのですよ。
なんだろうな、シュチュエーションにフォーカスするのがお得な感じ。
 
今回は、1曲ごとにゲストが入れ替わる前のクリスマス・アルバム『The Christmas Album』と違って、トランペット、ピアノ、ベースのドラムレスのトリオなので、クリスマスの厳かな雰囲気を狙ってると思います。
ピアノはフランク・カステニアー、ベースはクリスチャン・フォン・カプヘンクストと、ドイツのアーティスト。
 
オープナーは、Wham!のメンバーだったジョージ・マイケルの「Jesus to a Child」、ピアノに導かれ切なさを秘めた愛のフレーズをしっとりしと紡ぐ。
静かに雪の積もる風景を窓から眺めるような「Stille Nacht」、そう、お馴染み「きよしこの夜」、心落ち着く調べ。
名だたるクリスマス・アルバムに入ってきた「 It's beginning to look a lot like Christmas」、クリスマスの楽し風景を切り取ったウイットの効いた陽気な感じ。
 
「Christmas Time is Here」、ヴォーカルが入るのだけど。。。
「随分、、変わったなぁ、、」って、思っていたら、ブレナーではなくて、、ゲスト・ヴォーカルでした。汗ドイツのSSW、マックス・ムツケ、、美声って感じではないけど、歌も感情移入も巧いですねぇ!
 
ドイツの民謡「Maria durch ein Dornwald ging」、讃美歌として有名です。とても、厳かな時間が流れ、ジンときますね。
一転、ベースとデュオで軽快な「Jingle Bells」。
バッハの「Ich steh an deiner Krippen hier, BWV 469」、讃美歌「馬槽のかたえに我は立ちて」、3人で厳かに丁寧に音を紡いでいく。
ベース音が効果的、斬新なアレンジの「O Tannenbaum」、3人のやりとりも面白い。
「Have Yourself a Merry Little Christmas」、ゆったり優しさに溢れた演奏にうっとり。
冒頭はベースとのデュオで、これがカッコいい、全体にも歌心たっぷり遊び心たっぷり「Silver Bells」。
クリスマス・キャロル「O Little Town of Bethlehem」、ピアノとデュオで穏やかに。。
終演は、静かに、静かにドイツの子守唄「La-le-lu (Nur der Mann im Mond schaut zu)」、、子守唄でしめちゃうなんて♪
 
 
ピアノもベースも、ブレナーと厳かな音風景を創り上げています。
ジャジーで、厳かな聖夜をどうぞ。
 
 
1. Jesus to a Child
2. Stille Nacht
3. It's beginning to look a lot like Christmas
4. Christmas Time is Here
5. Maria durch ein Dornwald ging
6. Jingle Bells
7. Ich steh an deiner Krippen hier, BWV 469
8. O Tannenbaum
9. Have Yourself a Merry Little Christmas
10. Silver Bells
11. O Little Town of Bethlehem
12. La-le-lu (Nur der Mann im Mond schaut zu)
 
Till Bronner (tp, flh)
Frank Chastenier (p)
Christian von Kaphengst (b)
 
guest
Max Mutzke (vo) #4
 
 
YouTubeにご本人がアルバムをあげているのですが、、
プレミアム会員でないとダメだそう。。。
 
Apple musicをご紹介しますね。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪
 



2021年11月14日 (日)

この高揚感がたまりません!『「Androgynous Ensemble」@ JazzFLASH (11/12)』

「Androgynous Ensemble」@ Jazz FLASH (11/12)

佐藤 恭子 (as)  古谷 淳 (p)  三嶋 大輝 (b)  大村 亘 (ds)

 

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アンサンブルの名手、恭子さんのワンホーン・カルテットを楽しみにしてましたよ。

オープナーは、「All of You」、フリーなアプローチで、いきなり波乱を思い浮かばせる。
嵐の襲来のようの舞い降りる恭子さんのアルト。なんだか、神々しかったです。
テーマが流れて、それぞれ散っていた力が一つに集まる感じ。
お初のベースの三嶋さんも、力強く一音一音がはっきりしていてアグレッシブでかっこいい。
トリオの時の進行も、かなり思索的でトリッキーな感じ。このどこにいくかわからない感覚の中に、アルトが飛来して方向が決まってくると一気に高揚感が高まる。
いきなり、来たぁ!って、心の中でガッツ・ポーズ。
と、ここから、メンバーのオリジナルが続きます。
どうも、普段はオリジナルだけを演奏しているようなのですが、
なんと、ツアー中にビンテージのサックスを落として壊してしまったんだそうです。
なので、普段と違うサックスでの演奏とのことで、1曲目にスタンダードをいれてあったまる、って、感覚でライブをしているとか。。
恭子さんのオリジナルで「神の祝福をうける?」みたいな英語のタイトルの曲、生命力に溢れていて、ピアノもベースも素敵なソロ、その空間を彩るドラムが大きな大きな風景を創り出し、サックスも気持ちよさそうだった。
もう一曲、恭子さんのタイトルの長いオリジナル、、「人生は短い、光陰矢の如し」みたいな英語のタイトルの曲。。胸にジーンと重く深く響くベース・ソロからはいって、、と、その頃から外の雨の音?が、いっそう強くなる。。
フリーな感覚の音選びが不穏で、ワクワクする!
疾走するピアノ、全方向で煽るドラム、強いアクセントのベース、飛翔するサックス、いやいや、人生って、大変だわ。
で、ファースト・セットの最後は、古谷さんのオリジナルで「Cafe」、超疾走感あるエキサイティングな曲で、Cafeって、私が知ってるカフェの他に意味があるのか??
って、調べちゃったほど、スリリングな演奏、最後に宇宙に飛び出すようなドラム・ソロだった。。ナイトクラブ型宇宙船か。。。
と、考えるまもなく、、休憩に。
10分ほどの休みがあって、2セットめに突入。
最後まで、フリー寸前、攻撃的で挑発的な演奏で、コンテポラリー・ジャズを楽しませてくれました。
(諸事情で、、かなり、省略です。。。。。m(_ _)m)
アンコールは、大村さんと佐藤さんのユニットBungalowの曲で「Past Life」。
メロディに懐かしさを覚え、、演奏に新鮮さを感じ、哲学的、詩作的な雰囲気で終演。
で、今まで、自粛していた夜の懇親会も敢行。
なわけで、、呑みすぎ二日酔いの週末ですね。笑
でも、新しい出会いもあって、本当に楽しかったですよ!
東京から新鮮な風や空気を運んできてくれてありがとうございました。
残りのツアーも盛況でありますように。
んじゃ、退散♪

2021年11月13日 (土)

スッキリ冷たい白ワインの味わい 『Puerta / Jorge Rossy』

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ホルヘ・ロッシが、ECMからリーダー作をだしましたね。
 
今年、『Uma Elmo』にドラマーで参加し、ECMデビューしたホルへ・ロッシ。
ブラッド・メルドー・トリオに、10年以上「ドラマー」として在籍していたわけだが、
「ピアノ」と「ヴィヴラフォン・マリンバ」も演奏し、それらをメインの楽器で演奏しているアルバムも出しています。
 
新作では、ヴィブラフォンとマリンバを使って、自身のオリジナル曲をトリオで演奏。
なんと、ドラマーには、ぶらっど・メルドー・トリオのジェフ・バラードが参加。
クリス・チークの「Cargois」を1曲を除いて、全て彼のオリジナルだ。
 
オープナーは、ヴィブラフォンとベースのアルコが木霊しあう「Post-Catholic Waltz」。
パーカッションのしゃりしゃり音とマリンバが進む「Tainos」。
再びヴィブラフォンに持ち替えて「Adagio」、エキサイティングにサウンドが弾ける「Maybe Tuesday」。
 
唯一のカバー曲「Cargois」、ゆったり魅惑的な世界。
ベース・ソロから始まる「Scilla e Cariddi」、シリアスな雰囲気。
歪み系の音が効果的な緊迫感のあるタイトル曲「Puerta」。
マリンバで力強く「S.T.」。
ヴィブラフォンに持ち替え、開放感のある「Ventana」。
終演は、マリンバで「Adios」。
 
ここまで、比較的、音数は多めだけれど、楽器の特性もあってか温度は低め。
ベースもドラムも名手なので、普通に掛け合いも楽しめます。
そう、すっきり冷たい白ワインの味わい。
 

1. Post-Catholic Waltz
2. Tainos
3. Adagio
4. Maybe Tuesday
5. Cargois
6. Scilla e Cariddi
7. Puerta
8. S.T.
9. Ventana
10. Adios

Jorge Rossy (vib,marimba)
Robert Landfermann (b)
Jeff Ballard (ds, perc)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Post-Catholic Waltz」。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

«めちゃくちゃ楽しっ! 「Around The Christmas Tree / Ignasi Terraza & Randy Greer」

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