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音楽で拡がる輪

JAZZ(Flight to Denmark)

2011年2月18日 (金)

Don’t Be So Blue / Sinne Eeg




ちょっと、づつ、、、春が近づいてます。。
良い事も、、悪い事も、、いったり、、きたり、、。
でも、欲張らなくちゃ、、いつだって、大吉じゃ!

あんまり、ヴォーカルをきかないわたしなのに、デンマークにはお気に入りのヴォーカルが集中してる。その中のひとり、デンマークの歌姫、シーネ・エイさま。2003年に自主制作盤でデビューして、2007年にだしたWaiting For Dawn/Sinne Eeg は、ラーシュヤンソンがピアノで、彼の曲に歌詞をつけてうたった曲もあってお気に入りでした。ちょっと。音沙汰がないな、、って、きがしてたのですが、クリスミンドーキーが立ち上げたRed Dot Musicからアルバムだしたのですね。ますますと美貌にも感情表現にも磨きがかかった大人の歌姫ですね。嫌みのない艶っぽさは、女性のわたしでもどっきどき。愛ある二月のバレンタインデーにあげたかったアルバムなのだけどなあ。。今回は、日本のピアノファンにも人気の高いJacob Christoffersenがピアノを担当しています。

オープナー、タイトル曲は、ピアノとデュオ。。
便せんの手書きの文字を、、一字一字ゆっくり読み上げるように、しっとりと歌う。。ピアノの美旋律にもうっとり。。オーソドックスだけど、堂々としっかりと歌い上げる。
風を受けながら走り向けて行くような軽やかさと疾走感をもったポップなHighway One。
切なさと強さを持ち合わせたThe Writing on The Wall。ピアノソロもなかなかかっこいい。
黒人歌手からくらべるととても自然な感じだけど、その黒っぽい世界にあこがれを感じるLast Ride。
ベースのピチカートをうまく絡ませてもの悲しさを効果的にだしたGoodbye。

ちょっと、ハスな感じで刹那的雰囲気のDown on West Fuxing Lu。
Jesper Riisの朗々としたトランペットをフューチャーして歌い上げるThe Sound of Musicは大きな広がりをかんじる。切々とピアノと歌い上げて行くThe Streets of Berlin。ピアノの1音1音が、心にしみる。。
大胆な冒頭から、一気に引き込まれるアレンジになってるMy Favorite Things。原曲のカラフルさも残して、アップテンポで歌い上げて行く歌唱力◎。短いけどピアノのアグレッシブなソロもなかなか。
終焉Time to Goは、ピアノと再びデュオで、、そして、希望の見える曲調でしっかり歌い込み、一部コーラスも重ねて終焉。

北欧ふんわり系のやさしいお姉様とひと味ちがう強さももちあわせたお方。。
でも、粘っこさやうねりはほとんどなく、いわゆるジャズヴォーカル!って、イメージそのもの。
そう言う意味では、強い個性とはいいがいかもしれないけど、、嫌みのない艶っぽさもあってお気に入りです。
奇をてらったことはなくとも、感情をしっかり伝わって来て気持ちいいです。

その美貌もあって、男性ファンが多いのでしょうが、、
こういうヴォーカルアルバム、、本当はヴォーカルのお姉様に聴いて欲しいな。。

1. Don’t Be So Blue
2. Highway One
3. The Writing on The Wall
4. Last Ride
5. Goodbye
6. Down on West Fuxing Lu
7. The Sound of Music
8. The Streets of Berlin
9. My Favorite Things
10. Time to Go

Sinne Eeg vo)

Jacob Christoffersen (p)
Morten Toftgard Ramsbol (b)
Morten Lund (ds)

Jesper Riis (tp) #7

さてさて、週末ですね。
週末のご予定はいかがでしょうか?
お江戸では、沢山のライブが開催されます。わたしの大好きな方々もライブをします。
Fast Cityをブログアップしたあとに、Don’t Be So Blue とういう、、振り幅大きなわたくしらしく、、
お気に入りの方々のバンドサウンドも全く方向性はちがいます。
が、それぞれに、方向は違ってもよくぞ、こんな素晴らしい音が、フレーズが!と、演奏でなるように、常に努力してる方々なのをよく知ってます。
趣はちがっても、プロと素人の違いはあっても、きっと、どちらもあなたを満足させてくれるとおもいます。
2/19(土)14:00~ 放し飼いトリオ+@錦糸町 J-Flow
錦糸町 J-Flow 
仕方ひろむorg 八木敬之ts 西尾研一ds 八木義之vtb
1セット目は、「Zawinul祭り」ですね。

Directions
Young and Fine
D♭Waltz
Rockin' in Rhythm
Fast City

この選曲みて、唸ったら、あなたはWR通だよねえ。。
先日のライブの録音?があがってるそうです。これは、わたし観れませんので、ちょっとこわいけけど。。(笑)
放し飼いトリオ+ Plays "D ♭ Waltz" ヴォコーダー入り
土曜日も昼から精進して、ライブに望むそうなので、是非、聴きにいってくださいね。

二セット目は、いつもニコニコやさしいおにいさま達が、ゲストの皆様をおもてなしする、放し飼いと遊ぼう、セッション企画です.そこのあなた、楽器もって、錦糸町 J-Flowに集合!一緒に、遊ぼうね!

2/19(土)19:30~ 外山安樹子トリオ@上野 アリエス
上野 アリエス
外山安樹子 (p) 関口宗之 (b) 勘座光 (ds)

もうすぐ、外山さまはレコーディングをするらしい。。気合いはいってるぞお!!
前回と同じメンバーで、ライブ盤?らしい??って、情報ですよね。

今回のアリエスでのトリオはその録音メンバーとドラムが違っておりますが、ノリに乗ったお二人ですから、勘座光さまとスペシャルナイトを提供してくださることは、間違いありません。(きっぱり)
彼女のオリジナルを沢山聴いて、素敵な週末にしてくださいね。

んじゃ、退散♪



2010年3月22日 (月)

Swedish Lullaby / Sidsel Storm




昨日は、黄砂で不思議なクリーム色の空を眺めてました。もやっとした色と不透明度でなんだかあやしいかったな。
黄砂だと気がついたのは、少ししてからでした。ぼんやりしてるのにもほどがある。
ぼんやり&ボケは天然であるけど、、春だから拍車がかかってるのねー。

春。

北欧発で精神的な透明感はあるけど、ほんわかと人肌な声。
微かにハスキーな感じで、ナチュラルな雰囲気を持つスウェーデン生まれ、デンマークの歌姫Sidsel Stormの新譜は春の空気にぴったりです。
ジャケットの息を呑むようなお美しさは、、ちょっと、クリスさま曰く、、奇跡の一枚らしいけど。(爆)
でも、デジパックを開くとピンク♪まるで、桜が満開のような時の雲の色。

郷愁たっぷりなSwedish Lullaby 。ヤンソンのピアノに優しく導かれ、しずしずと舞台に登場するシンデレラガール、シーゼルストーム。ヤンソンのソロも甘すぎることなくさすが。ヤンソンの唄伴は珍しい?って、書かれてますが、、そんなことないと思うのですけど。。北欧にはヤンソンのピアノの美しさと素晴らしさをよくご存じな姫達がおりますからね。
軽やかにThe Day He Returnedが終わると、Within A Lifetimeが静かに幕開けます。なおきさまの情報で、これがヤンソンのア・ウインドウ・トワーズ・ビーイングのMarionetteであることは知ってましたが、やはり、こうやって聴くとジンときてしまいます。ベースのJesper Thornのピチカートにも静かに耳を傾けていると、心はヤンソンに既に向かってしまう。繊細でいながらきちんとした主張のできるピアノ。ソロが始まると心がとらわれ、ヴォーカルが始まると、彼女のティアラのように彼女を輝かせる。
All Or Nothing At All は少し力が入った感じで、スインギーにチョット奔放な感じで。もちろん、ヤンソンのピアノもね。
ポップな感じでStolen Years 。そして、Hazy Mindは2曲目のヤンソン曲。これもア・ウインドウ・トワーズ・ビーイングにあるMore humanです。やはり、ベースがフューチャーされて優しく始まるヤンソンのソロ。歌姫の表現もシンプルでとてもいい感じ。

お馴染みみんなが大好きEmily。ただ、かわいいだけの女性ヴォーカルでない解釈を見せて、実力アピール♪
って、これが、頭でっかちでなくて、いいのですよね。皆さまがノックアウトされちゃうのわかるな。
ゆったりと少しムーディにDon't Turn The Lights Out 。そして、最後のヤンソン曲Secret Gameは、アイ.アム.ザットのLatour。ヤンソンがフェンダーローズです。少し黒っぽさの入った演奏がかっこいい。もちろん、姫もね。Playing My Heartは等身大な感じで、ストレートに感情を出した感じで好感もてる。
メンバーと一緒に盛り上がって終演を迎える。。

バックのトリオの演奏は、もちろん素晴らしいのですが、そこに、チェロ、バイオリン、トランペットなどのゲストが効果的に重なって素敵なサウンド。でも、やはり一番堪能できるのは、姫の次にはヤンソンね。
とても、ハートウォームなのはもちろんなのですが、ヤンソンのピアノも本当に堪能できちゃウ優れものです。

ひとりにこにこ、、春の足音を感じちゃいましょう。。

1. Swedish Lullaby
2. The Day He Returned
3. Within A Lifetime
4. All Or Nothing At All
5. Stolen Years
6. Hazy Mind
7. Emily
8. Don't Turn The Lights Out
9. Secret Game
10. Playing My Heart


Sidsel Storm  (vo)
Lars Jansson  (p,rhodes)
Morten Lund  (ds,per)
Jesper Thorn  (b)

Guest
Gunnar Halle  (tp)
Alexander Kraglund  (vln,harmonica)
Carl-Oscar Osterlind  (cello)
Peter Otto (org)

クリスさまに貸していただきました。
でも、わたしのところにも月末には来るんですよ。(笑)

って、ことで連休もおしまい。
んじゃ、退散♪



2010年3月 3日 (水)

Short Stories For Dreamers / Jesper Bodilsen


先週、気温の高い日が続いたおかげで、家の前にあった雪山は水たまりに消えました。
雪の下から顔を出したクリスマスローズやビオラは屈んでいたのは僅か時間で、気がつけば春霖雨に首をもたげてうれしそう。春待ち顔。。
同じ冷たい雨でも、春の雨はしっとりと女性的。甘く香る。
人の気持ちのあり方は不思議なもの。
冷たい雨も、心持ちでいかようにも感じ取れる。
貝あわせのお雛さまを眺めてふと手が止まる。。
甘くはぁーとふるなアルバムが届いていたのでした。


Jesper Bodilsenは遠くデンマークのベーシスト。何度か来日してますね。
奥方も来日したこともある歌姫「Katrine Madsen」です。
デンマークには、今は亡き超絶ベーシスト「Niels-Henning Orsted Pedersen」がいて、現役には日本でも有名な「 Mads Vinding」「Jesper Lundgaard 」がおります。
彼は若手、、というより、既に中堅どころ。つうか、働き手でしょう。
最近は日本でも、名前を知ってる人が多くなって来たと思うのです。
イタリアのボラーニのアルバムでレギュラーポジションを確保しておりますから。
で、STUNTレーベルの花形の働き手ですから、何気にこのブログにも何度も登場してて、私はファンなのです。
奥さまのClose To You /Katrine Madsenをはじめ、#2 / Kasper Villaume QuartetFacing the Sun / Jacob Christoffersen Trio等々、結構手持ちにお気に入りにがある。
愛しのラーシュダニエルソンと比べると派手さ華やかさにかけるけど、清く正しいジャズのベース屋らしい堅実さみたなものと輪郭が適度に滲んだウッディな暖かな音色を持ってるような気がします。人肌って言うんだろうか。。目が覚めるようなフレーズというより、じんわり染みこむ感じかなぁ。。

新譜は、写真家「Tove Kurtzweil 」とのコラボです。カラー写真と音楽の連動。
ボディルセン、、彼の感性をつぎ込んだ春の空気のような柔らかな音楽空間。
スウェーデンのウルフワケニウスは全編アコギで参加、アスプルンドがトランペットとフリューゲルで華を添え、フィンランドのピサロが色彩を加えた北欧抒情編。ボディルセンの5曲、ワケニウスの2曲、ムーンリヴァー、エスタテの全9曲。曲によってデュオ、トリオ、カルテットと変化をつけます。

オープナーのワケニウスのナイロン弦の甘い響き、甘いフレーズに思わず、「Forever You / Ulf Wakenius」を想い出す。あの透明感溢れる出だしとは違ってもっと暖かなサウンドなのですが、ブラジルのカエターノに捧げたであろう甘美で哀愁あるメロディはワケニウスにぴったり。切々としたベースソロも好感触のデュオ。
ワケニウスがペデルセンに捧げた曲は4人で。ワケニウスはACTレーベルからペデルセントリオでアルバムもでてるのです。この曲とてもかっこいい。トランペットのアスプルンドのシリアスなプレイがいい。ヴァイブの可憐な音で始まるSong For Her Being Hereは、ワケニウス、ボディルセンと繋げてトリオで柔らかく優しい。

ワケニウスの Barcelona。フラメンコを思い起こすような異国情緒漂う曲調に4人が踊る。
マンシーニのMoon Riverはデュオで。こういうちょっと臭目の曲はワケニウスはうまいよ。
私がこの人の好きなところって、赤面ラインのギリギリを踏めること。一歩間違うと歌謡演歌にもなりかねない感情表現。
再び、4人で躍動感のあるMarie。スティール弦で刻むリズムが気持ちよい。アスプルンドのフリューゲルが凛と木霊して素敵。クールなヴァイヴも巧い。大好きなEstateは、アスプルンドがトランペットでたんたんとテーマを吹きます。うっとりしてると知らぬ間に彼のアドリブに入り、ワケニスの甘い誘惑的な解釈をへて、ボディルセンの現実への誘いと続き、3人の性格が映し出されるような1曲。
ボディルセンのベースソロから入るPigen Der Floj はワケニウスとデュオで。互いの役目を交代しながら進む楽しい会話。最後はスティール弦の清さがうまくいかされたA New Dayをトリオで。前向きな優しいメロディを朴訥とした感じでメロディカが奏でます。清々しい、雰囲気、明日に繋がる喜びに満ちた小さな幸せを感じる。終演。


スリリングな出来事はなにもない。
でも、秘めた想いにも通じるけなげな感じが胸を打つ。
シンプルに自分の心を写しだしてみる。そんな感じ。
雪は果てて大地に帰る、空に散る。春が来る。
日常の中で夢をみる。

1. Caetano
2. One Of A Kind
3. Song For Her Being Here
4. Barcelona
5. Moon River
6. Marie
7. Estate
8. Pigen Der Floj (The Girl That Used To Fly)
9. A New Day

Jesper Bodilsen (b)
Ulf Wakenius (g)
Peter Asplund (tp,flh)
Severi Pyysalo (vib,melodica)

久々に、すずっく的北欧慕情でした。
暫く、、北欧ものが続くかもしれないなぁ。。って、本当は違うアルバムの予定だったのです。。

今日は、お雛祭りです。恒例、、ちらし寿司♪
今年は、お雛さまをだす余裕がなかったのですが、小さな貝あわせのお雛さまを飾りました。
貝は他の貝とあわせてあうものがないのでお雛さまの願いに通じるのだそうです。
これは、、しっかり、、心に刻まなくてはなりませぬ。

今日は、何度か、、春の嵐があったりして、、ちょっと、動揺した1日でしたン。
んじゃ、退散♪


2009年12月22日 (火)

Dear Someone/Anders Christensen Trio



雪は美しい。

雪は白く冷たい。

でも、その懐深く、、しっかりと抱かれると、、
暖かいンだって。。

雪に埋もれながらずっと待っていたアルバム。
Aaron Parksが参加だし、モチアン先生もいるし。
Invisible Cinema/Aaron Parksはお気に入りなのですね。彼がリーダーではないけどピアノトリオってシンプルな演奏をやはり聴きたくなるモンです。ハイ。
リーダーのベーシストは有名でないかもしれないけど、スタンコの新譜やガゾーンの新譜にもいるデンマークの若手の売れっ子?なのだろうか。特別追っかけでも、恋してやまないわけでもないけど何となくネットにこのジャケット出たとき「あっ!」って思った。その時予約しておけばよかったんだよねぇ。
デンマークといえば、ベースの重鎮が2人いますよねぇ。
で、ボデルセンもデンマークですよねぇ?
全部で10曲。自分の曲が3曲、モチアン先生が3曲、ポップ、スタンダード、ミュージシャン曲等。。

オープナーはGillian Welchの代表作に入ってるDear Someone。朴訥とユーモラスな雰囲気を楽しむ3人。
ベースは北欧のベーシスト技巧派というより暖かでしっかりした音を「一個」づつ繰り出していく人情派。
モチアン曲が2曲続きます。まずは、先ほどと一転して流麗でタイト&クールなピアノ聴かせるSplit Decision 。
何度かけても必ずここで息がとまりそうに美しいArabesque 。この3人の会話は私的白眉。繊細でガラス細工のようなピアノ。つうか、辛口端麗大吟醸。この1曲で天国に行きそうです。モチアン先生美しすぎるぅ。

がらりと感じが変わってジョージシアリングのConception。饒舌で切れ味バッチリ。ベースソロもばっちり。
って、ベースのソロの音が引っ込んできこえる気がするのは気のせいかナー。。
リーダーのオリジナル曲Spend All The Money 。ちょっと暗めなベースソロから始まりいきなりフォクロアな感じのメロディをピアノが奏でる。アクの強ささを感じるピアノ力強い演奏。
モチアン先生のOnce Around The Park。どことなく抽象的でインテリジェンスたっぷりな演奏。

普通の?スタンダードでStompin' At The Savoy 。躍動感&疾走感のある快演。
The Wedding?!朴訥なベースソロ。それは、人生を彩る一こま結婚式ですか?暖かく柔らかで優しい演奏だけど。。。ちょっとだけ転調したりして、やはり人生は山あり谷あり?
いきなり、I'll Be Seeing You ってのもどうかと。って、曲に意味は無いのね。(爆)
パークスのピアノは他の曲でもそうなのですが、常に何かを追いかけてる感じがします。

そして、終演はリーダーオリジナルでLittle One。
力強いタッチなのに透明感もあり、懐かしい遠い記憶が呼び起こされる感じ。
記憶の海に再び沈み込むようなベースの音で終演。

多彩でいろいろな味付けがされてる曲が次々とならんでますが、雑多感はない。
全編燻し銀としかいいようのないモチアン先生がポイントかも。
ベースもとにかく低音担当って、感じを貫いて、パークスのピアノが踊る一枚です。

年末のお疲れに、大掃除の休憩に、クリスマス休みにィ♪


1. Dear Someone
2. Split Decision
3. Arabesque
4. Conception
5. Spend All The Money
6. Once Around The Park
7. Stompin' At The Savoy
8. The Wedding
9. I'll Be Seeing You
10. Little One

Aaron Parks (p)
Anders Christensen (b)
Paul Motian (ds)

今日は冬至です。
☆星祭り☆ですね!
一年で一番夜が長い日。
カボチャを食べると長生きするんですよね。
とりあえず、カボチャの簡単ミルクグラタンでごまかしたいと思います。
家人からリクエストがあってメインはロールキャベツなんだけど。

つうことで、明日はお休みですネ。
一足早いクリスマスって、日本の家庭は多くないのだろうか?
って、クリスチャンでないから我が家はそうです。ハイ。

なんだか、年末になってクリスマス本番、準備しなくちゃ、、
って、時に。。雪の騒ぎで、、今年は何もかも、、遅れてます。
クリスマスの気力が。。。。
たぶん、クリスマスイヴに一枚クリスマスアルバムを紹介して、、今年はおしまいな気がします。
そんな年だって。。あるよね。
オタクがオタク道を究めなくてどうすんだ!って、意見は来年にとっておきます。

そう。。めちゃ、クリスマスに聴いたらいいよと思うアルバムを入手した。
でも、間に合わないな。(爆)
なんだか、思わず聴き惚れて我を失いそうになった。。(って、いつものことか。。)

さて、年末の祝日前、クリスマス前、皆さん公私で忙しいでしょうね。
大事な季節に風邪なんかひかないように!よい休日をネ!
んじゃ、退~散♪



2009年4月14日 (火)

Bubbles&Ballads / Mads Vinding Trio

AX

花曇り。。時々雨が降ります。
折角、満開になったさくらがちょっとかわいそう。
でも、グレーの空とさくらの淡いピンクはとてもよく似合います。
真っ青な空に浮かぶ白く透き通るさくらの花より、グレーの空にとけ込んでしまいそうな淡いピンクの組み合わせがわたくし的幸せです。
その柔らかな組み合わせは、口元だけ微笑んでる女性のようで、、何となく側から離れがたい気分になる。
うっとりしちゃうのです。なんだか、色っぽいのよね。。
ほんわかと妖艶な香りが揺らいで見えるような気がしませんか?

ということで、マイルス&ショーターでネフェルティティを聴いていたのですが、この美しいエジプトのお妃の名前に恥じない演奏から始まるこのアルバムへ。
冒頭のドラムとピアノ異次元に誘う空間をマッズのベースがそぞろ歩く。。
ピアノが創り出す詩情的、幻影的な雰囲気にこの世の憂いを忘れてしまいそう。。
スタンダードのYou Don’T Know What Love Is。わたしはこの歌詞はあまり好きではないのですが、メロディから次第にヒートアップしていき、緊張感が生まれる「強い口調」は歌詞にぴったり。。
All The Things You Are。原曲の持ってるみずみずしさ、大きくふくらむ期待感を後押しするような音がビッシリ敷き詰められた演奏。押し寄せる感情に翻弄しているように矢継ぎ早のフレーズが続きます。
一転、そよ風に長い髪がなびくような美しい女性の後ろ姿をみるような、胸がキュ~~ンと切なくなるThe Summer Knows。ベースが紡ぎ出すメロディは一つ一つの音に沢山の思いが重なり訥々とした演奏が想像の世界を広げる。
カールソンのオリジナルBubbles。泡というか、シャボン玉のような儚さと美しさ、そして軽さ持った綺麗な曲。
次々と重なっていくフレーズは、泡かなぁ。。「Today」でも演奏してましたね。

Footprints。再びショーターの曲。影響を受けたピアニストにKeith Jarrett、Herbie Hancockをあげる彼の選曲なのかしら。。ショーターのなんだか人くったようなタイトル&曲はくせ者なんだけど、大胆に攻めあげるピアノ。もったりと後ろ髪をひかれるようなピアノでMisty。ベースソロも低音から高音まで切々と。
リーダーのマッズのオリジナル Flat Blues。
そして、今度は、「Big 5」にもあったCesterba。クリアでリリカルな彼らしいクールビューティな曲&演奏。
Yesterdayは、ベースのソロで始まる落ち着いた演奏。カールソンはゆったりと音数も抑えめに歌い上げます。
終演はジャズファンが大好きなOn Green Dolphin Street。オーソドックスに心地よい演奏でございます。

やっぱり、好きな曲を好きな人が演奏するのっていいなぁ。。

1. Nefertiti
2. You Don’T Know What Love Is
3. All The Things You Are
4. The Summer Knows
5. Bubbles
6. Footprints
7. Misty
8. Flat Blues
9. Cesterbal
10. Yesterdays
11. On Green Dolphin Street


Mads Vinding(b)
Jacob Karlzon(p)
Morten Lund(ds)

春です。近くの買い物は歩いていきます。
住宅地の狭い路地は、春爛漫。。。
今日は、鯖を買ってきました。シメサバになるべく待機中。
雨が降って、ガーデニングができなかったのが、、悔やまれる。。な。

んじゃ、退散♪


2008年7月11日 (金)

1'stSketches / Olivier Antunes Trio

少し、前に、、中年音楽狂さんが、、

「私は欧州ジャズはその地域毎に音楽の特性に違いがよく出ているように考えている。造詣の深い方々には怒られてしまうかもしれないが,誤解を恐れず極めて大雑把に言えば,スウェーデンは透徹,ノルウェーは(エレクトロニクスも取り入れた)ややコンテンポラリーな感じ,英国は完全フリーかモダン.トラッド,フランスはちょっとひねくれた音楽といったところであろうか。その中で,イタリアはラテン系らしい特に管が入ると熱く燃えるハード.バップ的演素が多いように思う。このアルバムも例外ではなく,冒頭から思わず乗せられてしまうような演奏である。大体私が好きなイタリア系ジャズはこの手のものか,Enrico Pieranunzi系美的世界のどちらかである。ということで,このアルバムも私の好みにジャスト.フィットということで非常に楽しめた。」

って、書いていた。
もちろん、どの国だって、これダケッ!って、決めつけることは出来ないけど、彼が言うようにカラーがある。
で、やはり、非常に的えたご発言で、ちょっと笑いながら読んだのでした。
日本で、超人気のイタリアの雄志達。
イタリアンハードバップ、と、呼ばれるだけあって、ストレートにアメリカのよき時代のジャズの王道ハードバップのスタイルをとりながら、自国の哀愁と時代に敏感なんスタイリシュな感覚も持ち合わせた、現代の日本人にはたまらない魅力を持っている。

で、、ここでもう一国、日本に人気の高いジャズを送り出している国があるのです。
北欧は、デンマーク。そう、、あの「Flight to Denmar」のデンマークでーす。
?って思うかも知れないけど、オーソドックなジャズだけど、どこかに目新しサを持ったアルバム多いのです。
よく自分の棚を探すと、結構、お気に入りで持っていると思います。

私が思うに、、どうやら、北欧諸国、緯度が高くなるほど、ジャズに対する「自由度」がマス?「境界線」が薄くなる?傾向があるような気がする。。
と、当てずっぽな推測はさておき、私を含め、多くの清く正しい日本のジャズファンに高い支持をえているデンマークの30代前半のピアニストの作品。
これ、録音が2005年なのですが、流通しあはじめたのが何故か、去年あたりから。
で、私が手に入れたのは今年になって。
1曲目で、はぁとが奪われてしまったのですが、ちょっと、「旅」にでていました。。

デンマークには、Jesper Bodilsen、 Mads Vindingという、二大重鎮ベーシストがいますが、この二人とアルバムを出しているピアニストです。つまり、逸材なんだな。
おおざっぱに、ファンキーなプレイがかっこいいエヴァンス系。(笑)
ユージンパオって、ギターリストのアルバム以来お気に入りで、二年前には「Arching/Olivier Antunes・Jesper Lundgaard 」なんてのをブログに上げました。
そう、この路線のデュオの新譜もでてます。

全9曲、2曲をのぞいて彼のオリジナル。
オープナーは、聴いた瞬間心を奪われた、Night Walk。
ちょっと、ビターなメロディも、美しくクリアなピアノタッチも、、透明感もあるけど、スィンギー。
これ、めちゃくちゃかっこよくて、テーマが頭に残ります。
太いしっかりしたベースと、繊細だけど確実に音を埋めてくるドラムと、実に見事な三位一体。
Olli's Olive 、シッカリしたリズムにのって、次々に小粋に流暢に繰り出すフレーズは多彩。
低音をきかせたベースからはじまる、Blue Orange。ミステリアズな雰囲気にも親しみやすい哀愁メロディ。
躍動感あるCut Away。鍵盤の上をはね回っているような軽やかな楽しい曲。
火曜サスペンスのテーマ音楽風、切なくロマンチシズムに満ちた曲。
こういうのは、ヨーロピアンだなぁ、、って、感じます。陰影があって、伏目がちな美女の横顔風。(笑)
ベースソロも効果的。
タップリと叙情豊かに送るAbyssinian Love Affair 。(^_^)v
クラシックな香りもタップリに。優雅に。。
Dave BrubeckのThe Duke。洗練された解釈、演奏。
小気味よいフレーズの連続にゾクゾクします。
ちょっと、早めのテンポで、切れ味よく、スリリングなOffshore Rig。
最後は、My One And Only Love……。
それは、それは、、ゆっくりゆっくり、、しっとりしっとり、、。。。。
恋する乙女の夢見る気持ち。。終演!

奇をてらわず、ストレートに自分たちの才能を信じてできあがった作品かなぁ。。
とても、素晴らしい。
暑く蒸し暑い夜、、この素敵なピアノトリオで、夜を過ごすのはいかがかしら。。


1.Night Walk
2.Olli's Olive
3.Blue Orange
4.Cut Away
5.Turning Yellow
6.Abyssinian Love Affair
7.The Duke
8.Offshore Rig
9.My One And Only Love

Olivier Antunes (p)
Lennart Ginman (b)
Morten Lund (ds)





随分前に、、入院しましたぁ。
珍しい病気ではないのだけどね。
病院のベッドは気弱になるものです。

で、ちゃんと予定通りに退院したんだけど、、
恐がりな私は、、それから、どんなに疲れていても、朝までぐっすり寝ることが出来なくなったのでした。
こういう話は、まぁ、同情を買おうとしてる風にとらわれかねないので、、
おそるおそる、、話をすると、、、同じような人は意外と多いのです。
現代人は、いろんな闇と戦っているのね。
家人に心配をかけないように、じっと、ベッドにいるのですが、、
外の暗闇を感じながら、そっと目を閉じて、朝の光を待つ。。

今年は、キッチンの脇にムーミンカレンダーをかけました。
4月をめくったときに、目が、、釘付け。。

この二人の安らかな眠り。。
まさに私のあこがれなのです。
へそ曲がりのちびミーなのですが、異母兄弟スナフキンには絶対の信用をよせてる。

こどもの頃、クロバーの畑で(昔は空いている畑にはクローバーがいっぱいだった)遊んだ頃を思いだしちゃった。

また、、こんな表情で眠って見たい。。

そんなこんなで「白雪璃事長」は、5月へカレンダーを進めません。(爆)

*** 注意 ***

「白雪璃事長」

「おばさんだけど白雪姫みたいに可憐でかわいい八木ブラザーズコミュの華、璃と葉理事長」 
の略。(ハァ、、息切れ)

**********


1'stSketches / Olivier Antunes Trio

少し、前に、、中年音楽狂さんが、、

「私は欧州ジャズはその地域毎に音楽の特性に違いがよく出ているように考えている。造詣の深い方々には怒られてしまうかもしれないが,誤解を恐れず極めて大雑把に言えば,スウェーデンは透徹,ノルウェーは(エレクトロニクスも取り入れた)ややコンテンポラリーな感じ,英国は完全フリーかモダン.トラッド,フランスはちょっとひねくれた音楽といったところであろうか。その中で,イタリアはラテン系らしい特に管が入ると熱く燃えるハード.バップ的演素が多いように思う。このアルバムも例外ではなく,冒頭から思わず乗せられてしまうような演奏である。大体私が好きなイタリア系ジャズはこの手のものか,Enrico Pieranunzi系美的世界のどちらかである。ということで,このアルバムも私の好みにジャスト.フィットということで非常に楽しめた。」

って、書いていた。
もちろん、どの国だって、これダケッ!って、決めつけることは出来ないけど、彼が言うようにカラーがある。
で、やはり、非常に的えたご発言で、ちょっと笑いながら読んだのでした。
日本で、超人気のイタリアの雄志達。
イタリアンハードバップ、と、呼ばれるだけあって、ストレートにアメリカのよき時代のジャズの王道ハードバップのスタイルをとりながら、自国の哀愁と時代に敏感なんスタイリシュな感覚も持ち合わせた、現代の日本人にはたまらない魅力を持っている。

で、、ここでもう一国、日本に人気の高いジャズを送り出している国があるのです。
北欧は、デンマーク。そう、、あの「Flight to Denmar」のデンマークでーす。
?って思うかも知れないけど、オーソドックなジャズだけど、どこかに目新しサを持ったアルバム多いのです。
よく自分の棚を探すと、結構、お気に入りで持っていると思います。

私が思うに、、どうやら、北欧諸国、緯度が高くなるほど、ジャズに対する「自由度」がマス?「境界線」が薄くなる?傾向があるような気がする。。
と、当てずっぽな推測はさておき、私を含め、多くの清く正しい日本のジャズファンに高い支持をえているデンマークの30代前半のピアニストの作品。
これ、録音が2005年なのですが、流通しあはじめたのが何故か、去年あたりから。
で、私が手に入れたのは今年になって。
1曲目で、はぁとが奪われてしまったのですが、ちょっと、「旅」にでていました。。

デンマークには、Jesper Bodilsen、 Mads Vindingという、二大重鎮ベーシストがいますが、この二人とアルバムを出しているピアニストです。つまり、逸材なんだな。
おおざっぱに、ファンキーなプレイがかっこいいエヴァンス系。(笑)
ユージンパオって、ギターリストのアルバム以来お気に入りで、二年前には「Arching/Olivier Antunes・Jesper Lundgaard 」なんてのをブログに上げました。
そう、この路線のデュオの新譜もでてます。

全9曲、2曲をのぞいて彼のオリジナル。
オープナーは、聴いた瞬間心を奪われた、Night Walk。
ちょっと、ビターなメロディも、美しくクリアなピアノタッチも、、透明感もあるけど、スィンギー。
これ、めちゃくちゃかっこよくて、テーマが頭に残ります。
太いしっかりしたベースと、繊細だけど確実に音を埋めてくるドラムと、実に見事な三位一体。
Olli's Olive 、シッカリしたリズムにのって、次々に小粋に流暢に繰り出すフレーズは多彩。
低音をきかせたベースからはじまる、Blue Orange。ミステリアズな雰囲気にも親しみやすい哀愁メロディ。
躍動感あるCut Away。鍵盤の上をはね回っているような軽やかな楽しい曲。
火曜サスペンスのテーマ音楽風、切なくロマンチシズムに満ちた曲。
こういうのは、ヨーロピアンだなぁ、、って、感じます。陰影があって、伏目がちな美女の横顔風。(笑)
ベースソロも効果的。
タップリと叙情豊かに送るAbyssinian Love Affair 。(^_^)v
クラシックな香りもタップリに。優雅に。。
Dave BrubeckのThe Duke。洗練された解釈、演奏。
小気味よいフレーズの連続にゾクゾクします。
ちょっと、早めのテンポで、切れ味よく、スリリングなOffshore Rig。
最後は、My One And Only Love……。
それは、それは、、ゆっくりゆっくり、、しっとりしっとり、、。。。。
恋する乙女の夢見る気持ち。。終演!

奇をてらわず、ストレートに自分たちの才能を信じてできあがった作品かなぁ。。
とても、素晴らしい。
暑く蒸し暑い夜、、この素敵なピアノトリオで、夜を過ごすのはいかがかしら。。


1.Night Walk
2.Olli's Olive
3.Blue Orange
4.Cut Away
5.Turning Yellow
6.Abyssinian Love Affair
7.The Duke
8.Offshore Rig
9.My One And Only Love

Olivier Antunes (p)
Lennart Ginman (b)
Morten Lund (ds)





随分前に、、入院しましたぁ。
珍しい病気ではないのだけどね。
病院のベッドは気弱になるものです。

で、ちゃんと予定通りに退院したんだけど、、
恐がりな私は、、それから、どんなに疲れていても、朝までぐっすり寝ることが出来なくなったのでした。
こういう話は、まぁ、同情を買おうとしてる風にとらわれかねないので、、
おそるおそる、、話をすると、、、同じような人は意外と多いのです。
現代人は、いろんな闇と戦っているのね。
家人に心配をかけないように、じっと、ベッドにいるのですが、、
外の暗闇を感じながら、そっと目を閉じて、朝の光を待つ。。

今年は、キッチンの脇にムーミンカレンダーをかけました。
4月をめくったときに、目が、、釘付け。。

この二人の安らかな眠り。。
まさに私のあこがれなのです。
へそ曲がりのちびミーなのですが、異母兄弟スナフキンには絶対の信用をよせてる。

こどもの頃、クロバーの畑で(昔は空いている畑にはクローバーがいっぱいだった)遊んだ頃を思いだしちゃった。

また、、こんな表情で眠って見たい。。

そんなこんなで「白雪璃事長」は、5月へカレンダーを進めません。(爆)

*** 注意 ***

「白雪璃事長」

「おばさんだけど白雪姫みたいに可憐でかわいい八木ブラザーズコミュの華、璃と葉理事長」 
の略。(ハァ、、息切れ)

**********


2006年11月16日 (木)

The Kingdom/Mads Vinding Trio

デンマークのジャズのベーシストで、現役の重鎮はMads VindingとJesper Lundgaard。
日本のピアノブームにもしかっりのっていて、日本盤でも活躍しています。
で、このおふたり、やはりデンマークのドラマーAlex Rielとそれぞれよく共演していて、それぞれでアルバムも沢山だしてます。
よくあるパターンがピアノトリオなんですが、ピアノをかえて色彩色の違うアルバムを出すって、、やつです。
つまり、、、基本的にいつも居るのは、Alex Riel!
ベースは、Mads VindingかJesper Lundgaardどちらか、、で、ピアノは美味しいとこ、、つまみ食い、みたいな。。(言葉は悪いけど、素敵なピアノが入る、ってこと)

このアルバムが知ってる人の間で話題になっていたのは、、随分前。
なんで、手がでなかったかというと、、、
まずは、話題になってたタイミング。(他のアルバムにぞっこん、添い寝状態だったきがします)
それから、ベース、どちらかというと、Jesper Lundgaardが好き♪
そして、Pieranunziがちょっと、苦手ぇ。。M(__)M
さほど否定的な要素はないのですが、なんとなく、買わなかったのですね。
でも、それから、、ウン年。。ずっと興味があったのは事実です。
随分前にmoguさんにあったとき、沢山CDかしてくれたんだけど、その中にこのアルバムがはいってました。
帰ってきて、早速かけたのですが、とっても良かったのです。
すげぇ、、って。
個人的にはこのMads Vinding、、良いとおもったのですね。。
普段私がなんとなく、マイナス要素みたいに感じてる(言葉であらわせないくらいな微妙なもん)それが、プラスな感じになってる気がしましたぁ。
あと、Pieranunziさまも、これでもか度が、、素直にかっこいい!
っておもったのでありました。

アルバムは、ピエラヌンツィのオリジナル5曲、スタンダード5曲、そしてトリオ名義で、、三人がたぶん、、とっても、お好きなフリーなインプロの世界が一曲。
1曲目、いきなりAlba Primaのメロディの美しさと胸がきゅ~んとなるような情感がこみ上げてくる。
ピエラヌンツィのピアノは透明感があるけど、濃厚な香りに満ちている。。
むせかえるような薔薇の香りを感じる。
アップテンポで、走り抜ける2曲目、、、凄い。
そして、次曲はリスナーの緊張感をみてとったように、、ゆるく、、ゆったりと、、ベースがメロディもとりながら静かに優しく流れていく、、タイトル曲、、The Kingdom。まるで、トラディショナルな曲のように、素朴なメロディが情熱と静寂は背中合わせに存在する事を証明するようなひたすら穏やかに流れゆく雲のように。。。
木訥なベースのフレーズが心に残ります。
のこぎり、、、ぎこぎこ、、びよん、、びよん、、フリーな不協和音をから、ピアノのモールス信号を合図に、突如現れ出るのは、Someday My Prince Will Come 。やるね!ここの流れ、かっこいいっす!問答無用、意味などいらん。
甘さを全く排除して、苦難の道を乗り越えて、、王子は遙か闇夜の国から参上いたします。しかーーも、これでもかの高速走行。。最後は急ブレーキで、、ふんわりと真っ白な絨毯の上に着地。。。着地ポイント、、1ミリも狂わないのが、、やっぱ、ピエラヌンツィでござった。。。
つづく、 My Foolish Heartでは、なぜか、、ピエラヌンツィがイタリアのエヴァンスという異名があったのをおもいだしました。
う~~ん、Mads Vinding Trioとするだけあって、マッズ、いいのですよね。
次のバラード、バーンスタインの「恋は永遠に」でも、テーマをしっとり奏でてベース敢闘賞。
この後3曲、ピエラヌンツィの美しくも気高いオリジナルが続きます。
それぞれ、多才な才能感じる曲、演奏。。。
うっとり、、してると、、10曲目は怪しくうごめく、、3人の世界。
最後は、、ゴルソンの名曲、I Remember Clifford。。。
テーマをかすれような歌声で、、歌うのは、、マッズのベース。。
切なく、、背中を震わせて、、、でも、、男は涙はみせない、、
ピエラヌンツィとの静かなデュオで終演。。。

アルバムは、選曲、曲順、演奏等の緩急の配置が上手く、、
また、場面展開、場面の切り替えの曲を置く場所も凄く上手い。
はじめから、、最後まで、リスナーをきちんと意識した、アルバムです。

確かに、ピエラヌンツィの濃厚な香りがたちこめる作品なのですが、バラード演奏では必ずマッズがテーマを弾き、その存在感を示し、ベースのシンプルで素朴なメロディがくっきりと心に残る演奏でした。
なかなかの、、名盤、、私的マッズさま名盤だった。。な。

1. Alba Prima
2. Lover
3. Kingdom (Where Nobody Dies)
4. Someday My Prince Will Come
5. My Foolish Heart
6. Somewhere
7. New Lands
8. Autumn Song
9. September Waltz
10. Interlude No. 948
11. I Remember Clifford

Mads Vinding (B)
Alex Riel (Ds)
Enrico Pieranunzi (P)

moguさ~ん、、つうことで、、折角、、お会いしたのに、お返しできませんでした。
うむ~、、、買おうかなぁ。。。

クリスマス、、あれから、、、何もこない。。(T_T)
Sugarさんのお勧めのWinter Wonderland/Emilie-Claire Barlowが日本でもでてるはずなのに。。。
むむ。。。


2006年6月26日 (月)

Arching/Olivier Antunes・Jesper Lundgaard

発売をしってず~~と楽しみにしていたアルバム。
北欧はデンマークのベースJesper Lundgaardとユージンパオのアルバムで一目惚れしたOlivier Antunesのデュオのアルバムです。
ところが、到着してすぐかけたものの、なんだか、自分を素通りしていくのです。
そう、、素通り。あれま、って感じ。で、しかたないから、放っておきましたぁ。
それでも、この二人のアルバムを放っておくのは、やはり気になるので、再びトレイに置いたら。。。

と、、、アルバムは実に繊細で透明感あふれており、二人の互いを尊重しあった落ち着いた演奏に、最近、アルバムに強烈な刺激を受けるものが多かったせいもあって自分のほうが何処か麻痺していたのかなぁ~、って感じで、内容はとても良かった。もう少し、聴いてから、って思ったのですが、旬でもあるので。。

丁々発止、とか、スリリング、とか、そういう言葉とは、ちょっと距離を置く感じのアルバム。しかし、互いに互いの音、フレージングをよく聴いて、丁寧に「音やフレージング」を返していきます。綺麗な言葉でしゃべる素敵な会話を聴く感じ。
ルンゴーの正確なピッチで、きっちりとテーマをとると、教科書どおりでございます!みたいなイメージもあるんだけど、ところがどっこい、実はインプロゼイションの積極性や多彩さは、本当にすごいです。
ピアノは、端正で上品な優しさと柔らかでしっとりしたタッチだけど、相手をしっかり聞く耳のすばらしさをもっていて、ルンゴーの意外とくせ者のベースの動きにたいしても、常に的確な返答をかえし、自らも問いかけていく。
もう、エヴァンスを、、ず~~と、繊細にした感じ、、ってのが私のオリビェくんの印象。

聴きようによっては、イージーリスニング、お部屋の芳香剤ともなりかねぬ端正さと気品と、、そして、リリカルな演奏は、なんと、15曲、67:36なのです。
デンマーク民謡、賛美歌、、等から、エリントン、ナットアダレイ、オスカーピータソンなどの曲や枯葉、エスタテ、スピリチュアルソングまで入っていて、散漫になりかねない雰囲気なのですが、アルバムにがっちり統一感を与えてるのはやはり二人の高度で気品ある「性格」とそこから来る会話なのですはないでしょうか。


まるで、ピアノのレッスンでもはじまるような優しく丁寧なデンマーク賛美歌?にはじまり、マイナーな哀愁あるメロディがここにしみるナットアダレイのThe Old Country、4ビートになってからの小気味よいスィング感は、ジャズ心もたっぷりです。
エリントンのCome Sundayでは、ルンゴー弓弾きが曲の優雅さと相まって、心が解放されていく素敵な演奏。一転ミルトジャクソンのReunion Bluesでは、バップ曲をアップテンポでグルーブ感たっぷりに走りきり、ボサノヴァリズムで、切なさにとどめを刺すEstate。。
その後も牧歌的な曲も多く交えて、北欧の叙情豊かに二人の架け橋は続いていきます。
実はJesper Lundgaardは「X-MAS BASS」って、クリスマスアルバムを出していて、そこでも北欧の各地のフォークソング、賛美歌などを、すべて自分でテーマをとっているアルバムを出してるのです。そこで演奏してるものも何曲かあり、親しんできたメロディをとても大切にしている事がよくわかります。
それらに対するOlivier Antunesの解釈も素晴らしく、原曲を損なわずに自分の詩を朗読してるような感じ。
9,10と二曲つづく、デンマークの作曲家 Carl Nielsenの曲も御愛顧のようである。そんな中で、ふと、聞き慣れたメロディが走る。Autumn Leaves。ブルージィでジャージィな仕上がりに、やはり二人の力の高さを感じます。
アルバムは静かな中にも自分たちの国デンマークを強く意識した、デンマーク賛歌てきな感じにもなっているのかもしれません。(オリビェくんはパリ生まれだそうですが。。)

それぞれの立場を交互に入れ替えたり、併走したり、ユニゾンしたり、互いの歌心や演奏にインスパイアされながも、過度にエモーショナルになることもなく、親子ほど歳のはなれた二人のまさに二人三脚な一枚です。親友、まさにインティメイトな関係です。

1.Giv mig Gud en Salmetunge
2.The Old Country
3.Jes ser de Bogelyse Oer
4.Come Sunday
5.Reunion Blues
6.Estate
7.Lad Det Klinge Sodt I Sky
8.It's Me,Oh Lord
9.Mit Hjerte Altid Vanker
10.Tit er Jeg Glad
11.Hjerte Loft Din Glaedes Vinger
12.Autumn Leaves
13.Kirken Den er Et Gammelt Hus
14.Hymn To Freedom
15.I Danmark er jeg fodt

Olivier Antunes (P)
Jesper Lundgaard (B)

なんかね、疲れちゃった人にはお勧め。
荒れてささくれた心を、リフレッシュしてくれる、、、、「かも」
保証はしないけどぉ。。



2006年3月 7日 (火)

Hands / Kasper Villaume

Kasper Villaumeは、以前にラースムラー(なんか、変だけど、本人がいうなら仕方ない)との共演盤がお気に入りなんです、と書いた事がありましたが、今度は今絶好調のサックス奏者Chris Potterとアルバムを録音しました。ベースがドーキー弟、ドラムはAli Jackson。
Kasper VillaumeとChris Potterというだけでも私的に欲しくてたまらない、つうのに、、Chris Minh Doky、Ali Jackson、、、ほぉ、ってかんじです。
なんか、一発やってくれそうな雰囲気ですよね。(^_^)

彼のオリジナルが4曲、ドーキーの曲が1曲、後はモンク、ガーシュイン、ルート66のボビー・トゥループの曲が一曲づつ。
シャンシャンとパーカッションの?の鈴の音(なんつうのこれ?)も楽しそうに始まるモンクの曲でじょじょに熱くなっていきます。ヴィヨームの原子爆弾も投下して、なんとなくダーティで可愛いモンクの魅力をわかりやすく表現してくれます。
とりあえず、お互いのお手並み拝見てきな感じも多少ありますが、全員がかなりのハイテンションな緊張感と、足並みの揃っていることが良く解かります。
1曲目で既にハイテンションな演奏はお約束されたようなものだったのですが、2曲目カークランドに捧げたブルースで、いきなり、全員で全速力状態。走りまくり。松田勇作ならさけぶ。「なんじゃこれぇ」m(__)m
サックスの挑戦的なフレーズからはじまり、ヴィヨームのパーカッシブなピアノから再び帰ってきたときには、ポッターは何故か既に向かうところ敵なしの状態。アリジャクソンのドラムもよかったなぁ。情緒などという甘い言葉はぶち捨てて、失踪するかっこよさ、もの凄いドライブ感。
3曲目もヴィヨームのオリジナルです。ゆったりとしたバラード。
ドーキー弟のソロが光ります。ええです。先ほどまでと違って、一転ゆっくりと気持ちよく揺れ動くリズムにのせて、しっとりとした演奏。
4曲目、もう、ポッターがソプラノで全開、インドの蛇遣いよろしくうねうねふきまくります。切れてる。絶対。
途中であまりの「変」かっこよさに、普通は聴いていて我慢できなくなる。絶対叫びたく。。なら。。ない??みなさん?いかが??
あれ?これって、ガーシュインの曲だったよね。。。再び、お~まいごっどでございます。
タイトル曲のマイナー曲でも、ポッターは凄い。ヴィヨームも凄い。
このままだと、凄い、ってだけで、、終わる。。。
ベースのドーキー弟のスリリングな曲。どうやら、ドーキーはジェームズボンドのファンらしい。。
唯一、ポッターが抜けたスタンダーのバラード。キースのファンでもあるらしい彼のリリカルな一面。そして、バラードで活躍するのが再び、ドーキー弟。あなたは、こんなに素敵だったかしらねぇ。。このソロ、泣けるわ。
アルバムの構成的にも、二つのバラードはかなり効果的。うまいですね。
最後はこれまた彼の好きなピアノらしいチックコリアからの影響された曲らしいのですが、かっこよくキメが入ってダイナミックな展開で最後まで全員の緊張感が切れることなく終焉。素晴らしかった。

アンコール!!と、叫んでる全国のファンの声がきこえますよね。

ドラムのアリジャクソンは、わりと想像通りの素晴らしい働きはたらきなのですが、意外と健闘賞はドーキー弟!だとおもしましたぁ。
全編でかなり高いグルーヴ感をバンドに提供しまくって、ソロまでかっこよかった。前回のプロディーサーから、演奏側にでてきただけの事はあります。意欲満々。素敵だったわ。

キャスパーヴィヨームは、本当にアメリカに、アメリカのミュージシャンに憧れてるのですね。エネルギッシュなパワープレイは、すべてアメリカ大陸に向かって一直線って感じでした。
多くの演奏が強烈なドライブ感で、ホント気持ちよすぎるチューンの連続であった。まーーーーつぐな、ジャズの秀作ってヤツなのではないのでしょうか。
最近、毎回、わかりやすくストレートなのですが、デンマーク人だって事もお忘れ無く。頼むぜぇ。

で、なんていってもポッターのサックスはサックス好きだけでなくても、失神したくなるような変態フレーズ続出で、フラジオ領域でもぶちちぎれてるとしか思えない演奏もふくめ、ほんと、、馬鹿。サックスお馬鹿です。
言葉は悪いけど、ブレッカーの次は俺だ!って、言いはなってますね。
モンクコンペは弟三位だったけど、時代は俺だ?って感じでございます。

1. Green Chimneys
2. Captain Kirkland
3. Cloudy & Blue
4. Gone
5. Hands
6. The Sniper
7. Meaning of the Blues
8. Groove Street

Kasper Villaume P
Chris Potter Ts,Ss
Chris Minh Doky B
Ali Jackson Ds

今、ジャズは本当に細分化されて、いろいろな音楽との壁もくずれて、
自分も人が聴いたら、これがジャズ?ってようなものまで、愛してやまないのですが、、
こういうストレートに熱い、そして良い演奏って言うのは、何時聴いてもワクワクするし、ドキドキする。


と、このアルバムかなりストレートアヘッドな展開なのですが、ポッターの新譜は、ギターの入って、クレッグティーボーンのフェダーローズ入り。ベースの入らない変態編成で~~す。わぁ~~い。

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追記

Kasper Villaumeは、
6月初旬、テナーサックス奏者、Bob Rockwellのツアーで来日します。
で、、
メンバー、Bob Rockwell(ts),Kasper Villaume(p),Jesper Bodilsen(b),Rasmus Kihlberg(ds)
横浜赤レンガ倉庫ホール、武蔵野スウィングホール、そのほか。

と、、あるのですが、、その他、って、、誰か知ってますか?

ついでに、、Chris Potterは、来日予定はなのでしょうか。。





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