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音楽で拡がる輪

JAZZ( A Paris !)

2013年9月 8日 (日)

Lucky People / Moutin Factory Quintet

Lucky_people

お風呂あがり、窓から入る風に洗い髪が冷たく感じる秋の夜。
でも、、もの想うには、、秋の夜はいいよね。
遠くに行きたくなるし、遠くの会えない人とも、、なんだか繋がってる気がするもの。。

秋のジャズ祭りとしては、クリポタファンとしては、トルコのピアニストにクリポタが全面参加してる「Circle of Life」の予定でございました。。これは、思ったより、良かった。
でも、ホランド閣下のまとめびき買いに失敗して落ち込んでたわたしに届いたのがこれなのね。いつもの調子で、ちょいと聴いたら、、とまりません、やめられません、、。

兄弟関係の多い音楽界ですが、フランスのムタン兄弟は、双子です。
兄がベースで弟がドラム。って、反対だっけ?
ようは、肝心要のリズムセクションが兄弟以上に阿吽の呼吸の双子なんです。
ブログにもいくつかあげてるのですが、検索するのが面倒になってしまった。。ので、時間があるときにのせておきます。
今回は、Factoryと銘打って、これまたフランスのアグレッシヴと耽美の両刀遣い美形ピアニストThomas Enhco、エフェクト使ってちょっと変態系のManu Codjia、エモーショナル克つアヴァンギャルドもオッケーなChristophe Monniotと言う、全面フランス仕様♪

オーネットメドレーの他はムタン兄弟のオリジナルです。

オープナーでタイトル曲のLucky People、、お洒落な感じでなんだか欧州的優雅なサウンドと思っていると、、突如、サックスが吠えてギターが歪む、でも、それは一瞬で、メロディアスなベースソロ、浮遊系のギターソロ、そこになじむサックス、、多色使いのシルクスクリーン画のように、背景というか場面というか、、薄く幾重にも重なってル感じ。
ファンキーなベースソロからはじまるDragon Fly。ソプラノとギターの阿吽、隙間にすっとはいる流麗なピアノ。
厳粛な雰囲気を醸し出すベースソロ、優しいメロディを奏でるサックス、、と、透明なピアノがクラシカルに躍るSoul。早弾きになってもしっとりした情感。中盤からのベースソロは心にぐっときます。エモーショナルに絞りだすように歌うサックスとドラムのデュオ部分もすごい。
オーネットメドレーは、兄弟デュオ。ハイライトといっても過言ではないくらいの素晴らしいパフォーマンスです。映像希望の変幻自在のドラムに高速メロディアスなベース。

と、サックスのソロから一気に全員で全力疾走に持ち込むRelativity。お腹の底から煽られるような低音、そして、予定調和を拒むギターの歪み。密な空間をサックスが疾走。各自がはっきりと個性をだしつつ、完璧な一体化。
手に汗握る演奏一転、静謐で美しいピアノの演奏から始まるForgiveness。少し、もの悲しいメロディ、そして、優雅な空間。嘘のように美しいギターと夕暮れの気分。
再び、攻めの態勢A Busy Day。キメの部分はもちろん、ソロが本当にどれも素晴らしい。
互いに絶妙な絡みで進むMoving On。(って、どの曲もそうなんだけどサ。。)
演奏者各自にスポットがあたってるのですが、今回はめちゃエフェクター効かせて宇宙に飛んでいるManu CodjiaのギターからはじまるYou'll Be Fine。この曲も素敵なメロディで、おかげでやってることが難解至極なんだろうけど、そんなことはちっとも思わせないポップな感じ。
最後は、ドスを効かせつつ、各自のインプロを全面的に押し出した感じのConflict。
ピアノがブルージーに饒舌にうたう。ちょっと、フリーキーにサックスがうたう、ドラムが蛸になる、って、気がついたらおしまい。

こうやって、字にしちゃうと、恐ろしげなサウンドを想像してしまいそうなのですが、
各自個性的であって、大変に巧いので、、妙に澄んだ綺麗なサウンドにきこえてきます。
でも、誰に勧めるかと考えると、興味持った方に、としか、、言いようがない。。
自分が興奮した音楽が、誰にも勧められるとは限りませんものね。

1.Lucky People
2.Dragon Fly
3.Soul
4.Otnette's Medley
5.Relativity
6.Forgiveness
7.A Busy Day
8.Moving On
9.You'll Be Fine
10.Conflict

Francois Moutin (b)
Louis Moutin (ds)
Manu Codjia (el-g)
Thomas Enhco (p)
Christophe Monniot (as,ss)

日曜日なのですが、晴れたら、、町内どぶ掃除。。
雨ならば、一週間が過ぎるのが待ち遠しいといっていたダーリンとゆっくり療養かな。。
皆さんの「東京ジャズ」観戦記を楽しみに。。

んじゃ、退散♪


2012年9月 8日 (土)

Kubic's Monk / Pierrick Pédron(Pierrick Pedron)


空が高い。
高く、薄く、彼方にある薄い薄い雲を瞼に思い出しながらみる空色。。

パノニカ婦人に「あらぁ。。セロニアス!あなたは既にその願いをみんな持ってるじゃない!!」と三つの願いついて言われたThelonious Sphere Monk。そう、今年はセロニアスモンクさまの没後30年なのだそうです。
そんなこんなにあわせてか、フランスのアルトサックス奏者Pierrick Pedronがコードレスなサックストリオで挑んだ新譜なのですわ。モンク集をピアノレスで、って、いい企画じゃん。しかも、リーダー作が知的でびっくりしたトランペットのAmbrose Akinmusireがギンギンに吹いてる。。

独特な音の階段で、不気味可愛いメロディは、わたし的例えだと。。
ハイヒールで急いで螺旋階段を駆け上り、思わずヒールを踏み外したときのあのスリル!本当に踏み外したら、したまで落ちちゃうんだけど、、そうでなくて、その一瞬。
恐怖と安堵、そんな大きな感情の振り幅を曲の中で楽しめちゃう感じかなぁ。。

あ、すずっく、ぐだぐだ言ってると、時間がなくなるぞ!よし、さっさと行けっ!!

ペドロンのアルトはじまるThink Of One。ドラムのアグレッシヴなプッシュが効果的に響く。
ピアノレスを忘れる楽しいドラムが終始きけるAsk Me Nowは、速いフレーズを時折決めたり、ペドロンはじめメンバー三人でしっかりモンクの音楽を楽しむ。
豪快に走り抜けるペドロンと力強く、多彩な反応で活躍するアギュロン、アギュロンとはツーカーのブラメリのコンビがかっこいいSkippy。暫く、脳内リーピート。

洗練されたUgly Beauty。やっぱ、エスプリ満載♪
Who Know'sは、アキンムシーレとの高速2管ユニゾンからかっこよくはいる。ペドロンもかっこいいけど、アキンムシーレのテンション高い演奏でドッキリ。
渋くドラムとピチカートのベースのソロからはいるLight Blue。遠くからはいってたんたんと吹き続けるペドロン。この三人の関係もモンクぽくて不思議な魅力に満ちている。
可愛いんだか、なんだか。。Trinkle Tinkle。これもモンクらしいメロディだと思うんですが、一気に吹き倒します。
再び、アキンムシーレはいって、Sixteen。モンクのメロディって、なんだか遠くからユーモア感じて、、靴の裏からくすぐられてるような気がするんだけど、ペットのソロを聴きながら再びそんなことを思ったり。ペドロンは正攻法なソロだと思うなぁ。
三人の息の合ったEvidence、Four In Oneもこれでもかとか、いう感じ。緊張感はあるんですけど、遊び心みたいなものがいっぱい。巧さはどんと感じても、堅苦しさはないですわ。

終演は、アキンムシーレが入ってWe See。シリアスなんだけどダンサンブルなソロを展開し聴かせます。うーん、、それって、表現としては変?でも、そんな感じなのですわ。もちろん、ペドロンもここぞと、対抗。トリオの時と違う緊張感が、アルバム的にはスパイスになってるのかもしれません。後半の一瞬の混沌とした感じでの互いの反応さすが、って、感じで、We See♪

ACTのアルバム的には、かなり真っ当にジャズしてる思います。
このレーベルの好きな民族色がない代わり、モンク色と来たかぁ。。って、感じ。(笑)
3人の阿吽も、素晴らしい。でも、堅苦しもなくて楽しいですよ。
いきいきとしたリズムから来る躍動感が、ピアノレスであっても退屈はさせないと思います。モンク集だけどピアノレスにした冒険?が、すでにクラシックになってきてるモンクの音楽集を新鮮できける。。って、感じですかねぇ。
わたし的には、なんの文句もない感じです。はい。


1.Think Of One
2.Ask Me Now
3.Skippy
4.Ugly Beauty
5.Who Know's
6.Light Blue
7.Trinkle Tinkle
8.Sixteen
9.Evidence
10.Four In One
11.We See

Pierrick Pedron (as)
Thomas Bramerie (b)
Franck Agulhon (ds)

Ambrose Akinmusire (tp #5,8,11)

現在、来日中なんです。仙台のジャズフェスとかでるらしい。
で、なんと、東京ジャズの「The Plaza」に出演なんですねぇ。
9月9日(日) 18:30〜19:15だって。
カノンさんは、このことを言ってたんですわ。
「The Plaza」は、東京フォーラム地上広場、、無料ですわ。。。。
さすがに、トランペットはいないのですが、この演奏を間近で聴いてみたい。


なぜか、、発売前なのに?英の密林で中古で送料入れても1000円足らずで手に入れた、、
土下座して、、おわびしたい気分です。。
ライブ先では、すでに販売してるのかな。

今日のおまけは、気が遠くなるほど美しいUgly Beauty。

Paul Motian (ds) Joe Lovano (ts) Bill Frisell (g)

んじゃ、退散♪

Kubics_monk


Monk


2012年5月19日 (土)

Soul Shelter/ Bojan Z (Bojan Zulfikarpasic)


ECMを続けるつもりが。。。
晴れたり、曇ったり、嵐になったり。。。

セルビアはベオグラード生まれ、20歳からフランスに住んでいるBojan Z。
ブラザー最中さまが以前の彼のアルバムをレビューしたときに、バルカンチックと書いておりましたが、ジャズはもちろん、ロックテイストを感じ、しかもバルカンの哀愁をメロディに潜ませているただならぬお方です。テクニックとそのスタイルはポルタル翁はじめフランスの強面の尖った感じの重鎮に起用されてることで保証付きです。
えっと、このブログでは大好きなポルタルのBailador / Michel Portalで活躍してます。
でもでも、わたしとの相性がドンピシャかと言うと、ちょっと難しいのです。
多少のアヴァンギャルドな面とジャンルの垣根の飛び方ががわたし的には時々微妙だから。でも,このソロアルバムは次々と展開していく彼の音風景にかなりやられてます。
エリントンのOn a Turquoise Cloud以外は全てオリジナル。

あれ?って、思うようなパーカッシヴなサウンドではじまるFull Half Moon。まさに幕開けと言うのに相応しい、シングルノート主体の哀愁、郷愁あるメロディ、ピアノの響きにうっとり、してるまもなく次第に高速フレーズと力強い和音でドラマティックな予感を感じル。次第に彼が全身を使って踊り始める独り舞台に、あっと今にその世界に惹きつけられてしまう。優しく、いくつかの哀しみも秘めてるムードのSweet Shelter of Mine。
一転、お腹の底からダークでブルージィなフィーリングがわき上がってくるようなHometownはフェンダーローズで。ピアノで踊る民族舞踊をみているようなBohemskaは華やかで遊び心も満載。
沈み込むような深い感情が漂うDad's Favorit。この深い藍色はなんなんだろう。ピアノの低音が生々しく胸を突き刺す。電子音もオーバーダヴしたSabayle Bluesも哀愁あるメロディと左手のスパイシーな感覚がメランコリックな気分にさせる。少し、明るい曲調ではじまるNedyalko's Elevenもオーヴァーダヴがされていて、次第に不安感漂う霧中に。見えない大きな空間で、大胆に手足を広げるBojan Z。パーカッシヴなサウンドからはじまるSubwaysはフリーな短いアクセント。こわさを忘れさせるような高音のクラシカルなサウンドからはじまる303、右手左手誰のもの。。わたしBojan Zのもの。フェンダーローズではじまるSizuit Foreverは躍動感ある動きに体が動く。かわいらしい子犬でもみているようですわ。(笑)
最後は、お見事なストライド奏法で、エリントンのOnA aTurquoise Cloud。んもう、まいってしまいます、こういう展開は。エレガントにエリントンのメロディが流れ、そこに影の声が少し重なるあたりが、彼らしい感じかしら。終演。

哀愁を全面的に漂わせながらも、強気の攻めとテクニック、時に電子音をオーヴァーダヴと変幻自在なサウンド。
と、書くと倦厭されそうなのですが、深い情感を漂わせ、次々に展開される音の風景に魅了されます。

興味持った方、是非♪

1. Full Half Moon
2. Sweet Shelter of Mine
3. Hometown
4. Bohemska
5. Dad's Favorit
6. Sabayle Blues
7. Nedyalko's Eleven
8. Subways
9. 303
10. Sizuit Forever
11. OnA aTurquoise Cloud

Bojan Z (p,Fender Rhodes)

Bojan Z のHP

今日のおまけは、その彼のHPにあった、動画です。
「the introduction movie」とありますので堂々とはっつけます。(笑)

出だしの曲、これはオープナーのFull Half Moonなのですが、、
冒頭の哀愁にうっとりして、、叙情に浸ろう、なんて思ってると、ガツンと一発食らいますぜぇ。(笑)

もうすぐ、金管日食ですね。日食めがね買ったもんね。
すずっくは、この週は、アギーレのライブにはいけなくなるわ、、
BNのボッソ、金環日食、BNのフェローシップっていう、スペシャルツアーも駄目になるは、、もう、すげぇ、落ち込んでます。
少女時代は、宇宙少女だったんだぜぇ。。もう、金環日食なんか見れないなぁ。。。

ま、でも、、今更ってこともないので、違う楽しみをみっけます。
んじゃ、退散♪

2011年10月30日 (日)

Threedom /  Pilc Moutin Hoenig


秋の景色に降る雨に、切なさがつのる。。

Jean Michel Pilc、Francois Moutin、 Ari Hoenig で、しかーーもタイトルがThreedom。このメンバーとタイトルをみたときから、一筋縄ではいかないピアノトリを期待しちゃって、めちゃクチャ楽しみにしてました。
予想に違わず、自由な感覚、3人のインタープレイを重視したアルバム。
抽象的で実験的な響きがないでもないんですが、面白さの溢れたクールな作品。

ピアノが右手で、おなじみみんなの好きなNardisを予感させつつ美しい世界を垣間見せ、左手で不安を煽っていく。。ドラム、ベースが先を急ぐように追随しはじめると、緊張感溢れるスリリングなNardisが展開される。あくまで、Nardisなれど、その自由奔放な展開ですぐに独特な世界に引きずりこむ。モンクの.Think of Oneも、バラバラ感と一体感のやりとりは、遊び心満載。
連名のMorningは、美しく流れるような爽やかメロディ、ピアノ透明感、硬質ナ響き、ドラムの細かいサポート。
ガーシュインのA Foggy Day 、まさに霧の中。時折、見せる短いスィンギーなフレージングが不思議と耳に残る。
ベースのピチカートで始まるYou and the Night and the Music、ピアノ、ドラムがなだれ込むと、You and the Night and the Music をモチーフとした3人の世界はスリリング。
3曲、Birth 、Slow 、Touch と連名曲が続く。
美しく静かに、、始まり、、3人の世界は広がる。

トレーンのGiant Stepsでも3人の遊び心はふくらむ。そして、クールなAfro Blueへ。

ここから、5曲、連名曲が続きます。The Grinch Dance、Dusk 、Lily 、Threedom 、Hymn for Her 。3人の丁々発止もあれば、静かな美しい時間も共有する、知的空間が広がります。それぞれの楽器のうまさはもちろんですが、抑えた中での表現力は,やはり、すごいなぁ..と、思います。

エリントンが泣きそうなI'm Beggining to See the Light。(笑)挑戦的なパーカーのConfirmationと続き、終焉はなんとチャップリンのSmile。ドラムが印象的、美しいピアノに送られて、うっとり終わってしまう。。
あぁ。。。やっぱり、こんな甘く切ない演奏もできちゃうんだなぁ。。とか、思わせて、、ずるい。。。

3人の演奏は、既存曲はモチーフ的につかってどれだけ自由な発想ができるかって、感じ。。
18曲はさすがにどうかと思うけど、始めと最後で、ぐっと、、心をつかんで、そのことを忘れさせる、、って、どうよぉ。
興味持った人だけに。


1.Nardis
2.Think of One
3.Morning
4.A Foggy Day
5.You and the Night and the Music
6.Birth
7.Slow
8.Touch
9.Giant Steps
10.Afro Blue
11.The Grinch Dance
12.Dusk
13.Lily
14.Threedom
15.Hymn for Her
16.I'm Beggining to See the Light
17.Confirmation
18.Smile

Jean Michel Pilc  (p)
Francois Moutin  (b)
Ari Hoenig (ds)

日曜日が終わりますね。

と、、連動させるのをやめました。
そーなんです。なんでも、三日坊主でーす。(笑)

んじゃ、退散♪

2011年6月17日 (金)

Songs of Freedom / Nguyen Le


木々の間から見上げる月も綺麗だけど、
雲が漂うビルの谷間から見える月も綺麗。

世界水準とともに、自らのアイデンティティーをしっかり表現してくるミュージシャンを大事にするこのレーベルで、日本では、有名ではないけどグエンレは格別の存在でーす。ロックギターよりに歪んだ音やリズムなんですけど、テクニックと彼が意図するサウンド世界はは唯一無二。
始めて聴いた洋楽(古ッ)アルバムがジェフベックで、口があんぐりメロンメロンだったわたしには、ギター求道士はいいいのだ、好きなのだなぁ。

Youn Sun Nahとグエンレの夢遊病のようなデュオで始まるレノン・マッカトニーのEleanor Rigbyで始まる。意識無意識、行ったり来たり、、天空に色とりどりの絹の羽衣を幾重にも重ねたようなサウンドは、アジアの色彩、エッセンスが融け込んでいてノーボーダーの世界。ギターソロはうねうねと空を自在に飛び回る龍。
曲によって多彩なヴォーカルがフュチャーされているのですが、この曲のYoun Sun Nahは、韓国出身でACTレーベルで活躍する歌姫。クールビューティな姫は、露骨なお色気路線はないのですが、めちゃめちゃなまめかしい。。

スティビーワンダーのI Wish。かけ声?とアフリカンなリズムにのせてDavid Linxのボーカルかっこいいなぁ、、レも余裕だなぁ、なんて思っていると、来ます来ます、グングン。エスニックなフレーズを皮切りに、高速フレーズを挟みながらかっこええ!!

Ben Zeppelinは、Dhafer Youssefとレの共作、モスクの奥からきこえてきそうなメロディで、禁断の入り口に誘うような感じ。その禁断の世界が開く4曲目Black Dogは、ご存じレッドツェッペリンの曲。妖しくギター、パーカッション、叫び?の摩訶不思議な世界が展開されていく。全く、違和感なし。途中から、レのギターとパーカッションが狂乱の世界。最後まで濃いお香の煙がたちこめるような異次元空間。

再び、スティビーワンダーの曲で、Pastime Paradise。ちょっと、胸がきゅんとしてしまう前半、優しいハーモニーに聴きほれていると、一転、レの世界へ誘導されていきます。うーーん、、考えたら、スティービーワンダーの曲とイスラム音楽が違和感なく存在するのですよ、こりゃ、聴かなくちゃわかんない世界だよねぇ。

Uncle Ho’s Benzは、グエンレのオリジナル、次曲、ジャニスジョプリンの「ベンツがほしい」への導入曲?Mercedes Benz、強烈な個性のジャニスのアカペラに勝るものはないけど、マリンバやパーカッションで、少しのんびりしたベンツがほしいは、彼のソロから雲行きが妖しくなってきます。ゆったりとしいるけど、どことなく、凶悪な感じがベンツを強奪、って、感じになる。

Over The Rainforestも、レのオリジナル。やはり、これまでの流れから、「ジャニスの祈り」への導入だすねぇ。ジャニスのMove Over。ヴォーカルが、David Linxで、旨優しい声にこういうやり方もありか、と、にんまりしてると、、デビッドベニーが堅い現代フレーズでくり出てきてびっくり。容赦のないジャズ的な世界が一気に拡がります。で、ベトナムの風が吹いておしまい。

ツェッペリンの胸いっぱいの愛。Whole Lotta Love。ヴォーカル、マリンバ、タブラ、エレベ、もう、怒濤混在、口タブラまで入って、奔放自在にその間を駆け抜けル、レのギター。一触即発的な世界。クリティカル・マス。胸いっぱい!
穏やかに美しく、淡々と進んで、気がつけばボブマリーのRedemption Song。砂漠の月が映るオアシスの水のように美しいレのギター。

クリームの名曲、クラプトンのコンサートでも総立ちになってしまうみんなが好きなSunshine of your Love。いろいろな民族音楽のエッセンスをまといながら、進むサンシャインラブ。やはり、レのソロから世界を変えて、うねうねと。
ここまで、並べまくった曲をみながら、、ドンだけ、好きなんじゃ、って、感じで、アイアン・バタフライの In A Gadda da Vida。互いに絡みながらエスニックなサウンド。って、言うしか能のないわたくし。。
レのオリジナルTopkapiは、レノン・マッカートニーのCome Togetherの導入。中近東のリズムでうねうね、原曲とわかるけど、いろんなものが寄り集まった本当にCome Together。あきらかに、Come Togetherなのですが、あきらかに違う世界。

彼が自分の中にあると信じるベトナム音楽、そして、世界のつうか、中近東、アフリカ、インドといわゆる世界を制覇してきた西洋音楽でない世界の音楽。
これと、彼が育ったパリのエッセンス、世界基準、そんものが全部混じり食った世界です。

って、誰にも勧めないです。(爆)
気になった人、買って。
音的な密度は高いのですが、クールな響きをうまく取り入れてるんで、夏向きでもあるんですよ。これからの季節も重宝しますよん。
原曲とのギャップとか悩む人には勧めませんです。丸ごと受け止めてね。


1.    Eleanor Rigby
2.    I Wish
3.    Ben Zeppelin
4.    Black Dog
5.    Pastime Paradise
6.    Uncle Ho’s Benz
7.    Mercedes Benz
8.    Over The Rainforest
9.    Move Over
10.    Whole Lotta Love
11.    Redemption Song
12.    Sunshine of your Love
13.    In A Gadda da Vida
14.    Topkapi
15.    Come Together


HPからのコピペ♪m(__)m
Nguyên Lê / guitars, computer
Illya Amar / vibraphone, marimba, electronics
Linley Marthe / electric bass & vocals
Stéphane Galland / drums

Guests
Youn Sun Nah, Dhafer Youssef, David Linx, Ousman Danedjo, Julia Sarr, Himiko Paganotti, David Binney, Chris Speed, Prabhu Edouard, Stéphane Edouard, Karim Ziad a.o.

因みに今回のACTの大サービスは
ここのHPから1.    Eleanor Rigby と10.Whole Lotta Loveかな。
HPから、一曲丸ごとキケルはずです。音質はあれなんで、ギターの音とがペケペケになってますが、グエン・レの超絶技巧とアルバムのボーダレスな雰囲気はつかんでいただけるかなー。

と、先々週くらいにタンスの引き出しに頬をぶつけて傷ができたんですよ。
それが、かさぶたもとれたんだけど、内出血が残ってる。
治るなおかなぁ。。皮膚科に行った方がいいかなぁ。
お医者さまに行くの、、イヤだなぁ。。

週末ですね。ゆっくり、できますか?
ゆっくり、したいですね。
んじゃ、退散♪

2011年6月 3日 (金)

Five / Prysm

Live at Opera De Lyon


ジミヘンの曲にPurple Haze、って、ありましたよねぇ。
曲名を聞いたときに浮かんだ情景が、このジャケットに近かったです。
イギリスのバンドでDeep Purple、って、ありましたよねぇ。
バンド名を聞いたときに浮かんだ色が、このジャケットに近かったです。
紫には、人の心を惑わす、、いえいえ、惹きつける力が存在しますよねぇ。。

と、どうなんざんしょ。このユニットの人気は昔から仮想空間仲間では非常に高いです。デビューから4枚は、めちゃ凄かったんだけど、その後、10年くらいこのユニットでの活動が停止って、感じなのも伝説的で、、人気が高い理由の一つとしてあるのかもしれません。。
以前は、この方々のアルバムは中古市場で高かった気がしますが、今はどうなんでしょう。
フランスの超絶なピアノトリオで、甘さはないけどフランス的エスプリが詰まっておる。尖った感じもお洒落。楽しみだ、と、ぼやいておりましたが、これも予想に違わず素晴らしい熱い作品でした。予想外だったのは、ユニットで5枚目なのでFiveなのかと思いきや、曲によってゲストが入っておりアルバムには5人の名前がクレジットされてました。しかも、そのうちの1人はあのロザリオジュリアーニだす。ライブで、プリズム的方向から行けば、きっとイケイケのジュリアーニじゃ。

全8曲、再演、初演含めてすべてがメンバーのオリジナル♪
2009年、リオンのオペラ座の夜は如何に。。いけっ!

いきなり来ましたっ!変拍子のタイトな曲で、ジュリーアニと一緒に頭からスイッチオン。フリーキィに雄叫びあげるジュリアーニ、三位一体のベスマン達との攻防に会場もテンションはあがるぅ。ピアノの余韻、叙情、なんてものを、すっぱり捨てて高速に突っ走るベスマン。って、途中からローズになって煽りあげます。決めごとに戻ってからも一筋縄でいかない感じ。うーーん。。凄かった。
Secret Worldは、エノコックがマレットを使って比較的ゆっくりした感じのテンポの中でジュリアーニがうねうねと蛇みたいに絡みついてくる。ベスマンはローズで執拗に絡み返す感じ。これもかっこいいです。はい。
ゲストが抜けて、新生プリズムが姿を現すTemps Dense。4ビートで甘さなど微塵もなく、縦横無尽に鍵盤を動き回るベスマンらの3人のやりとりは聴く方も息継ぎさえできないくらい。。この高速変隊を支えるフランスの誇る超絶ドラマーエノックのドラムソロは圧巻ですぞ。これって、dvdとかないんだろうか。

光の屈折のように美しい輝きを秘めたベスマンのピアノソロでX-Ray Intro。。
そのまま、X-Rayへと導きます。と、ギターのManu Codjiaが参加。不勉強で、お初のギターなんですが、ソリッドギターの音を歪ませて、ベスマンのローズとつかず離れずで進行していくさまは、スペイシー、めちゃ辛口で抽象的な感じなのですが、これもかっこええンです。はい。
今度は、ウォーレムのベースソロでThe Stone Cutter Intro。ビター&ダークな歌い口のベースソロから気がつくとThe Stone Cutterへ。ここにも、ギターが参加。涼しげな綺麗でちょっとメランコリックな曲を端正に速めのフレーズで紡いでいくベスマン、揺らぎと浮遊感あるギターで曲を香りづけるManu Codjiaの心地よさ。

んわぁ、もう、ラストです。最後は、今回絶好調のジュリアーニが加わって4ビートをアップテンポで。ガンガン突き進むジュリアーニにバッシバシ反応しながら最後まで緊張感あるスリリングな演奏が4人で繰り広げられる。。
最後の最後まで、一分の隙もない演奏が押し寄せ圧倒し、昇天させてくれる。

オペラ座は、燃えた。。ねぇ。。
テクニックで圧倒するユニットは面白味がない、って、人もいるわけですが、、
ハイテンションで一気に疾走していくスピード感は、快感。恍惚感さえ感じます。こういう強い個性を聴いてみないのはもったいないものかと。。
再結成したと?と、いうことらしいけど、2009年の録音ということで、すでに2年がたってる訳で、原発おさまったら3人そろって、イヤ、、5人でもいいけど、、あそびに来てくださいっ!
お待ちしてまっす!!

誰に勧めるかな。。ええと、好きな人に。
えらくピンポイントで、、アーティさまに。(笑)


1. Reflexion
2. Secret World
3. Temps Dense
4. X-Ray Intro
5. X-Ray
6. The Stone Cutter Intro
7. The Stone Cutter
8. Un Des Sens

Pierre De Bethmann(p,rhodes)
Christophe Wallemme(b)
Benjamin Henocq(ds)

Rosario Giuliani (as) #1,2,8
Manu Codjia (g) #5,7

週末ですね。
今週は、いろいろ用事があって小遣い稼ぎを二日も休んじゃいました。
再来週は、、いろいろあるんで、来週も休んじゃうかもしれないなぁ。。
ほしいものが沢山あるのになぁ。。

んじゃ、退散♪

2011年2月11日 (金)

Music / Ronnye Lynn Patterson




雪降る夜空を見上げると、雪は銀河のように大きく渦を巻いて落ちてくる。
雪は、小さな小さな星くずなのかもしれなあーい。。(^_^);;

このアルバムはとても手にいれたタイミングがわるくて、あれやこれやと後回しになってしまいました。。
不思議な事に、ブログにあげようとする日はいつも雪。。
後回しになったから、内容が悪いわけではありません。
が、かなり微妙な立場なアルバムかもしれません。
彼を知らずに、この選曲をみてすぐに手がでるひとには、スタイル的にはちょっとはずれてしまうかもしれません。前衛的でも、先進的でもないのですが、凝った演奏という感じでもないのですが、オーソドックスな、と、いうには、硬質でよく動く指、自分に対しての挑戦的なフレージング、、いわゆる唸り!わたし的ピアニストのおうた。。あの偉大な方に結びつくものが多い。でも、なんだ、二番煎じか、で、終わらないんだけどね。
わたし的買いのポイントは、むたん兄弟の参加もそうなんだけど、Blue In Greenかな。べただけど、女の子だもん。(爆)やっぱ、ん十年、好きな曲なので聴いてみたいなあ、、って、おもったのさっ。

オリジナルは無しで、スタンダード中心に8曲。どうも、選曲には彼が好きなミュージシャンへのリスペクとみたいな気持ちもふくまれているようーな感じがします。
まずは、一見普通にはじまるLazy Bird 。が、彼の声とともにヒートアップ。ものすごいドライブ感でぶっ飛ばして行きます。硬質つうか、剛質?兄弟のサポートも常に戦闘態勢ね。
ベースのソロからはじまるMoon And Sand。3人で進行していく感じは、まさに現代ジャズピアノ。風をきるスノーライダーに乗ったような疾走感のあるピアノそろ。ぱきぱききめるむたんべーすのちょっと無機質な感じが、逆にピアノの隠れた叙情を浮かび上がらせる。目覚めよ!といわんばかりのモンクのEvidence。
みんなの好きなAll Bluesは、冒頭の美しいピアノからはじまり、おなじみの曲だときがつにはちょっと時間が。黒っぽ雰囲気がぐっと濃くなって、うたも絶好調なかんじ。(笑)ちょっと、どきどきしちゃうかっこよさ。

オーネットのBlues Connotation。むたんどらむのパーカション的な?演奏、むたんべーすのアクロバティックなソロと、ちょっとねばっこい感じのピアノと、一筋縄でいかない雰囲気がええですわ。.It's Easy To Rememberの美しいメロディは、比較的オーソドックスに。哀愁のあるSummer Night。緊張感の高い演奏が続く。
最後は、氷の溶けたしずくのように美しい音を選んだBlue In Greenの冒頭部分。。
雪は手のひらでとける。
小さな星くずはしらぬ間に胸の奥に入り、心の中でそっととけBlue In Greenとなりました。。

ピアノのとどめをしらず溢れ出るフレーズと、むたんドラムが◎
唸りはなかなかのもです。(爆)うなり駄目なひとはやめたほうがいいかも。
わたしも唸りがすきなわけではないんですが、何もとらわれずぴあのに集中したときに、どうしてもでちゃうものを、、わたくしがはかいじめにしておさえるわけにもいかない気がするんでがまんしまーす。(爆)

1.Lazy Bird
2.Moon And Sand
3.Evidence
4.All Blues
5.Blues Connotation
6.It's Easy To Remember
7.Summer Night
8.Blue In Green

Ronnie Lynn Patterson (p)
Francois Moutin (b)
Louis Moutin (ds)


音楽は(もちろん、、わたしの場合ジャズ)人それぞれの状況にあわせて、その人が自由にたのしめることが一番の魅力だとおもってます。最近、ふと、、そんなことをおもいました。。
なんだか、残念気持ちになったりすることの多い昨今でしたが、、時々、ちいさな幸せが舞い込んで心がふんわりします。そんな時は、めちゃ甘い香りの香水つけて寝る。。本当に幸せな気分になるうだもん。。

んじゃ、退散♪


2011年1月12日 (水)

Follow the White Rabbit / Yaron Herman Trio




わたしが育った関東平野の端っこも、時々、雪は降るのね。
ほんの少しつもっただけで、子供たちは大はしゃぎで雪遊びに霧中になる。
かまくらや大きな雪だるまは、作れないけど、小さな雪うさぎはいくつも作れる。
真っ赤な南天の実を目にしたかわいい雪うさぎ。。並べて、並べて。。。

と、ここからがかなりミステリアス。朝になると、必ず数が足りない。本当にいつもたりない。子供心に本物の白うさぎになって逃げたと思っていたんだけど。。。ずっと、黙っていたのです。
で、、つい最近、、うさぎの数のたりない理由に気がついた。(笑)
そう、大事なことは、なかなか直接聞けないもの。。そう、聞けないものですね。。


イスラエル生まれのYaron Hermanは、バークリーに留学したこともあるそうですが、そこは水があわなかったよーーであります。とっと見切りをつけたのか、哀しみに打ちひしがれて米国をあとにしたのかは、わからないけど、そのあとから現在まで、、彼はずっとパリにすんでいる。メンバー全員が20代。
タイトル、ジャケットから連想させるように、ルイスキャロルの「不思議の国のアリス」で、アリスを不思議の国に誘い込む白ウサギをイメージしたそうなぁ。14曲中8曲が彼のオリジナルでっす。

オープナーはタイトル曲。ミステリアスなムードで始まる即興の曲。が、寒色系だけれどメロディアスできれい。Saturn Returnsはどこかで聴いたことがあるような気がする。。壮大な視野が広がるようなダイナミックな感じを持ち合わせる演奏。3人の息の合った感じが聴き手を惹きつけます。スリリングでシリアスなTrylon。ACTレーベルが期待しているピアニストだけあって、ピアノとてもうまいです。振り幅が大きいというか、一つの曲の中でもいろんな顔が見え隠れする。
ニルヴェーナのHeart Shaped Box。心に渦巻く闇、闇と光、その両方を行き来して人はその日を生きる。ダークで躍動ある演奏。そういえば、The Time/Mozdzer Danielsson Frescoでも、ニルヴェーナの自殺しちゃったカートコバーンの曲を演奏してたな。。ヘルマンとモジュジェルは同じくらいの年代なのかなぁ。
Ein Gediはイスラエルの5.60年代に歌われたポピュラーソングなんだそうですが、透明感ある演奏と優しく美しいメロディに息を呑む。。
The Mountain in G Minorも、三位一体で果敢に攻め登っていく高揚感がたまらない。特にロックテイストが強いドラムがバッチシはまってル。

Cadenzaはソロ。わずか3分の演奏は、果てのない音楽の世界への旅路への決意を感じる。。って、オーバーかなぁ。(笑)

再び、3人に戻ってAirlines。甘さの全くない3人のたたみ掛けるようなやり取りが濃密で緊張感にあふれてる。ドラマチックなムードAladins Psychedelic Lamp。
そして、ロマンチックで柔らかな音色で奏でるはBaby Mine。ディズニー映画、「ダンボ」の曲。母の愛は永遠です。メカニカルにシステマティックにピアノを引き倒すだけでなく、抒情あふれる演奏はシンプルでも聴きこたえがあります。
リズム遊びのようなフリーの曲White Rabbit Robot。Clusterphobicは暗くシリアス、これぞ現代ピアノトリオと言う感じの躍動感。一分にみたないWonderlandは、一転、ご来光ののような希望の台頭。
終演は、メルドーが好きなレディオヘッドからの曲で、No Surprises。心の闇をかかえながらも平凡な幸せを求めるのが人の道。。穏やかな光りで物語はおしまい。

60分で14曲という、、曲数の多さからか、少し、後半は少し散漫な印象もあったりするかなぁ。
でも、そこは、、やはり、その才能の素晴らしさを感じよしとしましょ。
で、アルバムの中で、1,5、10,14がきれいきれいなのですが、特に5,10は必ず手が止まる美しさ。。この後、ジャズ好きや演奏者でもBaby Mineはブームになったりしてね♪そのくらい素敵な曲で演奏でした。

1.Follow The White Rabbit
2.Saturn Returns
3.Trylon
4.Heart Shaped Box
5.Ein Gedi
6.The Mountain in G Minor
7.Cadenza
8.Airlines
9.Aladins Psychedelic Lamp
10.Baby Mine
11.White Rabbit Robot
12.Clusterphobic
13.Wonderland
14.No Surprises

Yaron Herman (p)
Chris Tordini (b)
Tommy Crane (ds)



★今週の金曜日は放し飼い+のライブでーす★

放し飼いトリオ+@オルガンジャズ倶楽部(沼袋)
開場19時 1st 20時 2nd 21時30分
仕方ひろむorg 八木敬之ts 西尾研一ds 八木義之vtb
ゲストヴォーカル 平田志穂子 いぇ~~い!
予約MC\2,200  当日MC\2,500

冬の新潟ジャズストリートは、日程が1日と言うこともあり、放し飼いは参加いたしません。
したがって、来週の、ジャズストリートの前哨戦、、とは、なりませぬが、、
最近、はまっているらしい?「ザヴィヌル」祭りを決行するらしい♪
と、二部には、かわいいけれど、、とっても上手な志穂子歌姫がフューチャーされたソウル放し飼いです。
どなたさまも、週末を放し飼いで楽しくお過ごし下さいね。

んじゃ、退散♪



2010年12月17日 (金)

Bailador / Michel Portal





とても寒い日が続きました。一年ぶりに雪かきを少ししたら、、スッテン、、って、転んじゃった。。
いろいろある前から、次回のCDの感想は、元気なヤツ、って思ってたんです。
で、、★悩んじゃうなぁ。。もうぉ★とか、、言っていたくせに。。。
あとから来た、、このミッシェルポルタル盤にメロメロでござる。
好き好き好き!!!こういうサウンド好き。かっこいいのでござる。

1935年の11/25生まれのポルタルは、、ええと、78歳?幾つだほんとうは??
最近、良い感じに歳を重ねて枯れた感じの演奏にまいっていたのですが、この御方は違いまっせ。
尖ったスリリングな世界を追求しています。このジャケットのようにカラフルでスタイリシュでもあり、ガツンとした自分を押し出してくる。いぇ~~い!!

エディルイスの曲と、ディジョネットの曲以外はポルタルのオリジナル。
ベオグラード生まれ、フランス在住のピアニストBojan ZulfikarpasicことBojan Zがフランス繋がり。
2007年のセロニアス・モンク・インターナショナル・トランペット・コンペティションで優勝したAmbrose Akinmusire、ギターはリオーネルルエケ、ベースはスコットコリー、ドラムはディジョネットというわたくし的豪華版なアメリカンな布陣。

オープナーDolceからわくわくするようなアップテンポで、決め所がバッチリの曲。ユニゾン部分が全員で綺麗に決まりとても気持ちいい。ディジョネットの推進力にのってポルタルが鼓舞します。スリリングで軽快、カラフルでポップな印象。タイトル曲Bailador何処か挑戦的な尖った感覚のある演奏。何がかっこいいって、ポルタルの雄叫び。そして、ディジョネットのドラム。やってることは難解なのだろうけど、サウンド的にはこれも非常に軽快。ソプラノに持ちかてCuba Si, Cuba No。この急速展開なエキゾチックな曲調にトランペットが疾走します。う、、うまい。誰がソロをとっても、決して安易なバッキングなんかですませず、非常に計算しつくされた感じのサウンドが拡がります。ここまで、息もつけぬほどあっという間。素晴らしい!

Ombresは、ちょっと影の薄かったルエケとバスクラでデュオ。
緊張感はあるものの、砂漠でみつけたオアシスのような異空間が拡がります。
元々は結構くせの強いギターなのですが、その辺もちょっとだけだしますが、綺麗にはまっています。

フランスのオルガン奏者エディルイスの曲Citrus Juice。ちょっと民族音楽ポイ雰囲気が漂う。ダークな色合いだけどどことなく哀愁もあるトランペットの吹きプリがええです。ぴりっと辛口Alto Blues。ディジョネットの曲で、リズム陣が活躍するOne On One。しかし、5人の演奏(5,6,7,8はギターは入ってない)とは思えない音の厚さ。途中からフリーな展開。最後の Tutti No Hystériqueも反体制的な感覚で、挑む、って、言葉ぴったり。


きっちりとした構想をしっかり現実化しているサウンドなのだろうけど、緊張感あふれる尖った空間も、多彩な色合いで難解さも感じない。と、無駄のない動きで、ほんとうにあっという間に終わってしまう。
うーーん、かっこいい。って、馬鹿の一つ覚えが口にでるのじゃ。。(-_-);


1. Dolce
2. Bailador
3. Cuba Si, Cuba No
4. Ombres
5. Citrus Juice
6. Alto Blues
7. One On One
8. Tutti No Hystérique

Michel Portal (bcl,ts,ss, arrange)

Ambrose Akinmusire (tp)
Bojan Z (p, key, arrange)
Lionel Loueke (g)
Scott Colley (b)
Jack DeJohnette (ds)

12月の半分過ぎました。皆さまも、飲み会が入ったりしてませんか?
さて、忘年会じゃ。
丘の上で、美味しいものを食べてきますね。

んじゃ、退散♪


2010年8月 7日 (土)

Suite... / Baptiste Trotignon




夏バテ気味で、冷たいものばかりでに手が出るすずっくです。
聴いてる音楽は、そうでも無いんだけど、、いざ文章にと思うと、なんとなく、、ぼんやりしちゃうのでありました。
と、なんとなく、いいタイミングで閣下のところにこのアルバムが記事がアップされました。
わたしのところにも二ヶ月以上前には、届いていたアルバムです。(^_^);;
前作Share/Baptiste Trotignon同様、、洗練されてる上に、、ライブの熱さも加わって、Baptiste Trotignonわたし的には巷で大人気のLive at Smalls / Seamus Blake Quintetより得点は高いかも。
しかし、このジャケットからは、こんなかっこいいサウンドを想像できないんじゃないだろうか。。
アルバムのジャケットみると、男性のジャズファンとか、、「このコじゃれた野郎。。」、なんて、陰口叩かれそうですが、おフランスのイケメンですから致し方ないです。このお方のピアノは、知的でかなりハードボイルドですよ。
メンバーは前回同様アメリカンな人達。しかも、今回はライブ録音なので、メンバーは1-9まで一緒。
ペンマン&.ハーランドという強力なリズム隊です。フロントだけ、トムハレルに変わってペレットということだケド、事故後のターナーも居るという興味あふれるアルバムです。

まずは、ロンドンのライブの組曲でスタート。このまま、一気に8曲目のPart Vまで突き進みます。
Prologue、綺麗な彼のピアノから幕開け。美しいひとときは欧州のナイーヴな感性を感じます。組曲なのでそのまま2管ユンゾンが美しく浮遊するPart Iへ。。後ろのトロティニョンはじめ次第にハーランドの煽りが激しくなって羊の皮を脱ぎ捨てます。ペレットが踊りでる。こういう瞬間恥ずかしながら、叫んでしまうのだ。いぇ~~い!前作はハレルのフリューゲルが何ともいい味って、感じだったのですが、今回はトランペットも踊りまくる。モーダルでアグレッシブなピアノ全開。高揚感あるユニゾンではじまるPart II 、ペンマンのソロはダーク&クール。そのまま続くターナも相変わらずの不思議なフレーズ。淡々と続き大きな波へ。いや、ターナーは切断事故からの復帰は心配ないみたい。かなり熱く高速でとばすPart III でも、ペレットの咆えに負けない怒濤のふきまくり、、これは結構凄いよ。ターナーって、なんつうか吹きまくりを聴いてイライラしちゃうことがあるけど、これは、ストレートな感じに疾走してる。もちろん、トロティニョンは鬼になってます。(爆)

Interlude Iって、ことで、リーダーのソロ。美しさと透明感、、フレーズと音の美しさ。そして、少しの棘と豊かな想像力。力強さと優しさ、静と動。この組曲の持つイメージそのものです。

明るく楽しそうなユニゾンではじまるPart IV 。どの曲もそうなのですが、一つのイメージで終わらない。この曲も時々暗転。(爆)
Interlude II 参加全曲で異様なテンションで煽っていたハーランドのドラムソロ、むしろ抑えめな感じ。でも、それがかえって耳をじっとこらす感じに。リスナー心理を巧く操って、、次第に音が小さくなって、トロティニャンにつなぎ最終章Part V へ。抒情豊かなムードが漂う演奏は何処か夏の終わりのようなセンチな気分に。
美しく重なる柔らかな音の饗宴。このターナーのソロはエモーショナルで哀愁あっていいな。わたし的白眉。
ようは、、とってもわかりやすい。(爆)会場からもヤンヤの拍手。。。

って、えっとね、ここまで50分以上です。凄い、ここまで緊張感が一瞬たりとてとぎれることはないのです。圧巻。いやいや、各パート工夫されていて、巧く繋げられてるので、わたしのようなへなちょこリスナーでもここまで飽きることはないです。すごい。。。

そして、ターナーのサクッスカデンツアから始まるFlow。クークルで何処か他人事のようなサックスプレイが熱い会場をヒートダウン効果。かと思いきや、いきなりテンションがあがってパーカッシブに弾きまくるトロティニョン。元々、コリアとかも好きだろうな、、って、人なのですが、いやいや。。。

最後は、リズム隊だけ変わってパリのライブからスタンダード I Fall In Love To Easily。
これは、ゆったりと気品ある感じにまとめてあります。欧州をイメージする流麗で知的なピアノプレイが堪能できます。と、あまりパーカッシヴなピアノって、好きじゃないのですが、、、彼は音数の多い人なのですが、1音1音がとても綺麗なので五月蠅くならないです。ターナーの後ろで弾いてるフレーズとかめちゃ美しいな。。
と、終演。

熱いけどべたべたの汗ではなく、すかっと爽やかな汗。(爆)
夏バテしてても、大丈夫。(笑)
熱さの中に、凛とした品格を感じる(死語かな?)一枚でござった。

1.Suite Prologue
2.Suite Part I
3.Suite Part II
4.Suite Part III
5.Suite Interlude I
6.Suite Part IV
7.Suite Interlude II
8.Suite Part V
9.Flow
10. I Fall In Love To Easily


Mark Turner (ts)
Jeremy Pelt (tp)
Baptiste Trotignon (p)
Matt Penman (b) except on #10
Eric Harland (ds) except on #10

Thomas Bramerie (b) on #10
Franck Agulhon (ds) on #10


で、これって、前に途中まで書きかけたのですが、なんだか、タイミングがわるくて投げ出してアルバムですが、一気に掻き揚げてみました。
彼のサイトで、音が聴けるみたいです。
Baptiste Trotigno Website
試してみなはれ。

さて、休日は皆さま何をなさいますか?
わたしは地元の無料のイヴェント、万代ジャズフェスには行けませんが、きっと、お家で宴会モードでっす。
って、実は昨日もプチ宴会でした。

んじゃ、退散♪


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